11月上旬、以前から行きたいと思っていた戸隠古道を歩くツアーを見つけて参加して来ました。コースは、初日が妙高高原と苗名滝を巡って斑尾温泉ホテルタングラム宿泊。2日目が戸隠古道ウォークと小布施散策というウォーキングがメインのバスツアーです。<br />横浜ベイクォーターを7時に出発。天気予報は2日間とも雨模様で、東名、関越、上信越道を走る間、雨が降り止みません。しかし、妙高に着く頃になって嬉しいことに空が明るくなってきて、営業期間外の妙高高原スカイケーブルをクラブツーリズムが借り切って運行してくれたゴンドラに乗って山頂駅に着いた時にはすっかり雨はあがってくれました。山頂駅からは眼下に街並みが見下ろせ、遠くの山々もはっきりと見渡せて、青空まで広がってきたのです。間もなく雪が降り、スキー客が大勢訪れるのでしょうが、今は端境期、ブナ林の中や紅葉は終わってしまった散策路を1時間ほど歩き回ってからスカイケーブル（ゴンドラ）でターミナル駅に降りてきました。その間、山の天気は変わりやすいという通り、あっという間にガスが上がってきて30メートル先が見えなくなると、数分後にはさっと視界が開けるなど、山ならではの天気も印象に残りました。<br />次はバスで30分ほど、新潟と長野の県境にある落差55メートルの苗名滝、日本の滝百選にも選ばれている最近人気が出てきたという滝を見にいきました。駐車場から足元の悪い狭い道や階段を登ること15分、悪いことにこの頃はかなりの土砂降りで、途中途中には水たまりの中を歩くようなところもあり、トレッキングシューズでないと靴の中に水が染み込むような状況でした。しかし、滝が見えるようになると雨は上がり、雨具から解放されてゆっくり滝を近くから眺めることができました。水量が多く、地響きするような感じさえ受ける滝のさまは一見の価値があるように思いました。<br />ホテルには16時前に到着。広い部屋でまずまず快適。温泉にゆっくり入り、種類も豊富なバイキング料理を楽しみました。<br />2日目は真っ暗な中早朝5時15分に出発、戸隠古道で杉並木に上る朝日を鑑賞するためですが、天気予報は雨は降らないかもしれないが曇とのこと。立春と立冬の年に2回しか見られない折角の機会も今回はダメかと諦めていたのですが、戸隠に着く頃には空は晴れわたり、隋神門の真上に上った太陽の光を杉木立ごしに浴びることかできたのは幸運であったと言えましょう。その後、奥社に向かい、隣の九頭龍社にも参拝、ただ、奥社まで行くのが思っていたよりもキツかったのは想定外でしたが、杉の大木、古木が続く中、冷たい空気を吸いながら歩くのも気持ちがいいものでした。<br />奥社から隋神門まで戻り、鏡池に向かいました。鏡池越しに戸隠山の全貌が見られると良かったのですが、天気は良かったものの戸隠山の頂上がほとんど雲に隠れて見えなかったのは少し残念でした。また、紅葉も時期が過ぎていましたが、前日は大雨ということでしたから幸いだったというべきでしょう。朝の冷気が満ちる中、落ち葉を踏んで歩く全部て3時間ほどの早朝ウォーキングを案内人の説明を聞きながら行えたのは良い思い出になりました。<br />なお、早朝ゆえホテルでの朝食はなく、奥社参道入り口で配られたおやきを食べただけでしたので、ウォーキングを終えて山口屋で10時に食べた新蕎麦は美味としか言いようがなく、十分に満足できました。<br />その後は小布施に向かい、町歩きを楽しんだ後、一路横浜に向けて帰途に着きました。<br />今回、高所では紅葉の盛りは過ぎていましたが、道道バスの車窓からは、例えば黒姫山の山裾を走っているときなど、見事な紅葉を目の当たりにすることができ、目の保養になりました。<br />天候を心配しながらの戸隠行きでしたが、たいして雨具を使わずに済んだのはありがたかったです。<br />

妙高高原と戸隠古道ウォーキング

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2018/11/06 - 2018/11/07

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はなたろうさん

11月上旬、以前から行きたいと思っていた戸隠古道を歩くツアーを見つけて参加して来ました。コースは、初日が妙高高原と苗名滝を巡って斑尾温泉ホテルタングラム宿泊。2日目が戸隠古道ウォークと小布施散策というウォーキングがメインのバスツアーです。
横浜ベイクォーターを7時に出発。天気予報は2日間とも雨模様で、東名、関越、上信越道を走る間、雨が降り止みません。しかし、妙高に着く頃になって嬉しいことに空が明るくなってきて、営業期間外の妙高高原スカイケーブルをクラブツーリズムが借り切って運行してくれたゴンドラに乗って山頂駅に着いた時にはすっかり雨はあがってくれました。山頂駅からは眼下に街並みが見下ろせ、遠くの山々もはっきりと見渡せて、青空まで広がってきたのです。間もなく雪が降り、スキー客が大勢訪れるのでしょうが、今は端境期、ブナ林の中や紅葉は終わってしまった散策路を1時間ほど歩き回ってからスカイケーブル（ゴンドラ）でターミナル駅に降りてきました。その間、山の天気は変わりやすいという通り、あっという間にガスが上がってきて30メートル先が見えなくなると、数分後にはさっと視界が開けるなど、山ならではの天気も印象に残りました。
次はバスで30分ほど、新潟と長野の県境にある落差55メートルの苗名滝、日本の滝百選にも選ばれている最近人気が出てきたという滝を見にいきました。駐車場から足元の悪い狭い道や階段を登ること15分、悪いことにこの頃はかなりの土砂降りで、途中途中には水たまりの中を歩くようなところもあり、トレッキングシューズでないと靴の中に水が染み込むような状況でした。しかし、滝が見えるようになると雨は上がり、雨具から解放されてゆっくり滝を近くから眺めることができました。水量が多く、地響きするような感じさえ受ける滝のさまは一見の価値があるように思いました。
ホテルには16時前に到着。広い部屋でまずまず快適。温泉にゆっくり入り、種類も豊富なバイキング料理を楽しみました。
2日目は真っ暗な中早朝5時15分に出発、戸隠古道で杉並木に上る朝日を鑑賞するためですが、天気予報は雨は降らないかもしれないが曇とのこと。立春と立冬の年に2回しか見られない折角の機会も今回はダメかと諦めていたのですが、戸隠に着く頃には空は晴れわたり、隋神門の真上に上った太陽の光を杉木立ごしに浴びることかできたのは幸運であったと言えましょう。その後、奥社に向かい、隣の九頭龍社にも参拝、ただ、奥社まで行くのが思っていたよりもキツかったのは想定外でしたが、杉の大木、古木が続く中、冷たい空気を吸いながら歩くのも気持ちがいいものでした。
奥社から隋神門まで戻り、鏡池に向かいました。鏡池越しに戸隠山の全貌が見られると良かったのですが、天気は良かったものの戸隠山の頂上がほとんど雲に隠れて見えなかったのは少し残念でした。また、紅葉も時期が過ぎていましたが、前日は大雨ということでしたから幸いだったというべきでしょう。朝の冷気が満ちる中、落ち葉を踏んで歩く全部て3時間ほどの早朝ウォーキングを案内人の説明を聞きながら行えたのは良い思い出になりました。
なお、早朝ゆえホテルでの朝食はなく、奥社参道入り口で配られたおやきを食べただけでしたので、ウォーキングを終えて山口屋で10時に食べた新蕎麦は美味としか言いようがなく、十分に満足できました。
その後は小布施に向かい、町歩きを楽しんだ後、一路横浜に向けて帰途に着きました。
今回、高所では紅葉の盛りは過ぎていましたが、道道バスの車窓からは、例えば黒姫山の山裾を走っているときなど、見事な紅葉を目の当たりにすることができ、目の保養になりました。
天候を心配しながらの戸隠行きでしたが、たいして雨具を使わずに済んだのはありがたかったです。