2018/11/04 - 2018/11/04
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jilllucaさん
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昨日の仙台市八木山動物公園に続き、本日は秋田市の大森山動物園を訪問します。
お目当てはもちろん7月12日生まれのひなた君、かんた君の双子兄弟です。
ゆりちゃんの出産、育児はこれで2回目、前回のケンタ君、小百合ちゃん兄妹の時もそうだったのですが、ゆりちゃんの母親姿を見ると血統の不思議さと厳粛さを思ってしまいます。
ゆりちゃんの両親の陸ちゃんとユウタ君は相性も良く何度か妊娠、出産の機会い恵まれましたが、その度に残念なアクシデントにより子供が成育することはありませんでした。
そんな流れの中、多くの関係者、ファンが後継者の誕生を諦めていた中、陸ちゃんとユウタ君は奇跡の子・ゆりちゃんをこの世に送り出してくれました。
ゆりちゃんの誕生の翌春、育児中の陸ちゃんは原因不明の下半身麻痺に陥り、そして、半年にも渡る闘病、リハビリ生活の後に天国び旅立ち、時期を同じくしてユウタ君も白内障を患い目が不自由になりました。
ゆりちゃんは陸ちゃんとユウタ君が最後の最後のチャンスを掴んで生まれた奇跡の子・・・そして、ゆりちゃんはこれまで4匹の子宝に恵まれて陸ちゃんとユウタ君が執念で遺してくれた血統を更に次の世代に伝えてくれています。
ゆりちゃんと子供達を見る度にそんな事を思うのです・・・。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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風邪気味につき昨日は早目に秋田入り、きりたんぽ鍋はお二人様からのお店が多かったのできりたんぽ蕎麦なるハイブリッド食べ物で暖まり早目に就寝・・・起きたら風邪はあらかた治っていました。
秋田市大森山動物園へは秋田駅からバスで行けますがJR羽越線新屋駅から歩いても行く事が出来ます。 -
新屋駅から徒歩20分ほどで大森山動物園に到着、行きはずっと登り坂ですのでちょっと大変ですが歩いて行くと気持ちいいです。
大森山動物園の入園料は大人720円です。 -
入園したらまずは今日のイベントをチェック・・・日曜にしてはちょっと少なめ?
レッサーパンダのまんまタイムも今日は午前だけ。 -
入園した時はちょうどカピパラの湯っこが始まった時間でした・・・全員お風呂に集合!!
秋田の冬は寒いからね・・・ちゃんと温まってね。 -
レッサーパンダ舎はカビパラ舎の近くにあります。
前から気になってたんですが大森山のカピ舎にはレッサーらしき絵が描かれているのですが、カピ舎は元々レッサー舎だったのかな? -
お知らせにはケンタ君の高崎への移動と、7月12日に双子ちゃんの誕生が掲示されていました。
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現在、大森山動物園に暮らすレッサーパンダはユウタ君、ゆりちゃん、ケンシン君、小百合ちゃん、そして、今年生まれのおチビちゃん2匹の合計6匹。
ユウタ君はゆりちゃんのお父さんで、小百合ちゃんと今年生まれのおチビちゃん2匹の両親はケンシン君とゆりちゃんです。 -
おチビちゃん2匹の名前はかんた君とひなた君に決まりました!!
今のところ毛色で区別がつきますが、レッサーの毛色は成長に伴い往々にして色見が変わったりします。 -
現在の展示シフト。
屋外放飼場に小百合ちゃん、屋内展示室にケンシン君、出窓にユウタ君。
なんとゆりちゃんと双子兄妹はお留守番・・。 -
さすがにまんまタイムには母子が出てくるとは思うのですが、今日は午後のまんまタイムが無いのでキーパーさんが代番さんの可能性もあり、母子の展示があるのかどうか・・・。
なにせ関西から秋田は遠いのでもし今日会えないと痛手は痛手ですが、動物の健康状態や園のオペレーションに起因する事柄は潔く受け入れるのがファンの心意気ってなもんです・・・後は祈るのみ・・・。 -
屋外放飼場の小百合ちゃん。
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先ほどご紹介しましたがケンシン君とゆりちゃんの第1子です。
どちらかと言うと毛色濃い系のお母さんとお顔が白いお父さんの特徴を受け継いだ秋田美人ちゃんです。 -
まんまタイムが近いのが分かっているのでバックヤードの扉周辺でうろうろ。
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出窓には小百合ちゃんのおじいちゃんのユウタ君。
ユウタ君は千葉市動物公園生まれ、風太君の長男にあたります。
白内障を患い目が見えにくくなったユウタ君に外の風や音を味わってもらうためにこの出窓が作られました。
なお、ユウタ君は時々はキーパーさんと一緒に屋外放飼場に出て外を満喫することもあるそうです。 -
屋内展示室にはケンシン君。
ケンシン君は長野市茶臼山動物園生まれ、お兄ちゃんにシンゲン君(現、釧路市動物園)がいるので弟はケンシン君と名付けられました。 -
ケンシン君の兄弟に大きな黒い目の子が多いですがケンシン君はその中でも一際綺麗な目をしていると思います。
最近の訪問時はケンシン君が屋内の事が多くて・・・たまには外でケンシン君に会いたいものです。 -
まんまタイムの前に園内を一回りします。
コツメカワウソ舎・・・今日は肌寒いですが屋外放飼場&プールをわらびちゃんとキトラ君は元気に駆け回っていました。 -
わらびちゃんとキトラ君が第2回カワウソゥ選挙にダブルエントリー。
結果はわらびちゃん4位、キトラ君7位の好成績!! -
大森山でのコッツーの飼育年月の浅さを考えると4位と7位は特筆すべき成績ですよね、よく頑張ってくれました。
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昨日訪問した仙台市八木山動物園の旅行記にも書きましたが、大森山動物園、八木山動物園、盛岡市立動物園の3園でアフリカゾウの繁殖に関する協定が締結され、まずは大森山の花子さんが八木山に、そして、八木山のリリーさんが大森山に移動となりました。
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リリーさんは屋内にいました。
新天地に早く慣れれたらいいね。 -
トモちゃんが出産!!
4頭の赤ちゃんがすくすく成長中です。 -
アムールトラの午前の担当はヒロシ君。
ドラちゃん(カサンドラちゃん)とのペアリングは進んでるのかな? -
園内を一通り回ってからレッサーパンダ舎に戻り待機。
11時前に小百合ちゃんが寝室に腫瘍されました。
どうやら母子が出てくるようです・・・よかった・・・。 -
まずはゆりママ登場!!
何度か妊娠、出産を経験するものの幾つものトラブルを経験し子宝に恵まれなかった陸ちゃん(すでにお星さま)とユウタ君の奇跡の一人娘・・・ユウタ君は視力を、そして、陸ちゃんは自分の命を賭して最後のチャンスにゆりちゃんをこの世に遺してくれました。
そして、ゆりちゃんは今や4匹のママに。 -
ママに少し遅れておチビちゃんが1匹出てきました!!
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毛色から類推するにこの子がひなた君かな?
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更にもう1匹出てきました。
先ほどの子より薄い毛色・・・やはり先ほどの子がひなた君、この子がかんた君で間違いないようです。
はじめまして!!ひなた君、かんた君。 -
ママはひらりと竹の葉のあるアスレチックの上へ。
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ひなた君とかんた君はママの様にはひらりとアスレチックに上がれず、上を歩くママを追って下でうろうろ。
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キーパーさんが上にあげてくれました!!
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かんた君はもらったリンゴに夢中、ひなた君はママのもとへ。
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双子君は現在離乳中でちょうどリンゴの美味しさを覚えた頃のようです。
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「ママ、僕リンゴ欲しい」byかんた君
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向こうのお客様にもご挨拶にいきます。
なんちゅう可愛い尻尾編隊なんだろう。 -
ママは果汁を残さないよう顔を上げてリンゴ噛み噛み・・・おチビちゃん達にはまだ分からない生活の知恵ですね。
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さっきから観察しているとかんた君のリンゴへの情熱はちびっ子ながらなかなかのもの・・・食べ物に執着心があるのはとてもいい事です。
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一方かんた君はそれほどがつがつはしてませんでした。
なんだかちょっとお上品な感じ。 -
再びレッサーパンダ舎屋がある方に母子が移動してきましたよ。
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よっぽどリンゴが美味しいのでしょうね、前のめりにリンゴを貰いに行くかんた君。
短い体をこれでもかってほど伸ばしてます(笑) -
ひなた君はまだリンゴを上手く食べれないようでリンゴをペロペロ舐めているようです。
早く上手に食べれるようになるといいね。 -
ゆりママによる木登り講座です。
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「ひなた、しっかり食べてる?」
ゆりちゃんにとっては2度目の子育て、しっかりとお母さんしてますね。 -
ひなた君、
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かんた君。
本当に可愛らしい双子兄弟ですね。 -
「ママ、僕も大きなリンゴ食べたい!!」
もちろんゆりちゃんはリンゴを譲る素振り無し(苦笑)
リンゴについては母子と言えど弱肉強食なレッサーの世界なのです。 -
ママは大きいリンゴ、ひなた君とかんた君も最後の細切りリンゴをもらい楽しいまんまタイムは終了です。
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戻って行くキーパーさんを追う母子。
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その後、子供達は2匹で遊びに出掛けました。
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ひとしきり遊んだ後にママの周りに再集結。
兄弟で遊ぶのももちろんたのしいけどやっぱりママのそばが一番いいよね。 -
ユウタおじいちゃんも孫達が気になります。
ユウタ君と陸ちゃんの頑張りのおかげでこの幸せな光景があるんだよ、本当にありがとう。 -
ひょっとして屋内舎もリンゴあるかな?と覗いてみましたがケンシンパパは竹の葉をモグモグ・・・どうやらリンゴは別途給餌されるようですね。
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先ほど園内を一巡した時はお昼寝中だったリヒト君・・・レッサーのまんまタイムの後にもう一度行ってみましたが引き続きお昼寝中でした。
何かリヒト君が楽しめるようなイベントがあれば嬉しいのですが。 -
お母さんが海外血統のリヒト君、出来ることなら海外からお嫁さんを迎えたいですよね。
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リヒト君を見て再びレッサー舎へ。
アスレチックの丸太を登るかんた君。
日に日に出来ることが増えているようです。 -
ママを追って渡り廊下への階段もよちよちと登ります。
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渡り廊下でママに追いついたのですがママは踵を返して放飼場へ。
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双子兄弟は暫く渡り廊下で遊んでいました。
一つ一つが大切な経験です。 -
でも、ママが一番大好き。
ゆりちゃんを追うおチビちゃん2匹・・・今日はほのぼのと心が温まる光景をたくさん見せてきれました。
ありがとう、ひなた君、かんた君、そして、ゆりちゃん。 -
エントランス横のビジターセンターに飾られていた看板・・・今年中にこの看板がJR新屋駅に掲示されるようですよ。
帰りも新屋駅まで歩きJR羽越線で秋田駅へ、秋田駅からはリムジンバスで秋田空港に行き、夕方の全日空で伊丹に戻りました。
今回の東北仔パンダツアーは両日ともにいい天気で元気な双子2組に会えて大満足な旅となりました。
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