CAPE SKY　滝とサファリとジャガランダ　　　　　　③CAPE SKY

2018/10/18 - 2018/10/27

人生７０年と決めている。それまでに2018エルサレム、2019サファリに行きたいと思っていた。そして７０以後も命があれば人生のオマケとして国内を廻りたいと思っている。
トランプのイスラエル贔屓のおかげで中東がきな臭い。一方、旅行社のパンフにあったジャガランダの花の紫に心が反応した。紫は高貴な極みの色、印度より西に有る西方浄土の景色を下見するのも悪くは無い。日々衰える体を勘案し遠くから攻めるのも理に適っている。８０までの生活費を削れば夫婦の旅費１５０万は工面できる。悲壮な理屈付けに勝手に納得し申込んだ。

トラピックスの南部アフリカ浪漫紀行１０日間
１０月１８日　CAビジネスで関空発北京経由ヨハネスブルクへ22時間半
１０月１９日　ヨハネスからリビングストンへ、エレファント･ヒルズ泊
１０月２０日　ボツワナのチョベ国立公園でサファリ
１０月２１日　ビクトリア滝と大橋、バオバブの木、ボマディナー
１０月２２日　ケープタウンへ移動。ガーデンコート・ネルソンマンデラ泊
１０月２３日　市内観光、テーブルマウンテン登頂、ワイナリーで試飲
１０月２４日　ケープ半島・喜望峰観光、ウオーターフロント観光
１０月２５日　プレトリアでジヤガランダ花。サニーサイドパークホテル泊
１０月２６日　CAビジネスクラスでヨハネスブルク発北京へ
１０月２７日　北京乗継関空へ２１時間

飛行時間から勘案してフルフラットのビジネス席でないと腰痛と脳血栓を発症して生きて帰れないと思った。これまでのエコノミー席の最長はヨーロッパ北周り１２時間で時計一周を限度としている。

エリア ケープタウン(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

モーニングブッフェ。ケープタウンへの移動に備えて腹ごしらえ
３日目ともなると選びようが無くなる

夕食用の和食おにぎり弁当。完食

ケープタウン　ガーデンコート・ネルソンマンデラの朝

テーブルマウンテン・ロープウエイ
　朝から快晴。８時にホテル発。山麓駅へ急ぐ。すでに５０メートル程の行列が出来ていたがスムーズに進みゴンドラに乗れた。

　ゴンドラが回転式と聞いていたので撮影向けに窓ガラスのないポジションを確保し、防護柵に腕を絡めカメラを構えた。ゴンドラの回転とともに360度の景色が撮影できるハズだった。でも、ロープを登っていくに従い回転したのは「床」だけで、上半身は窓枠に付き、足元だけが移動するのでコケそうになった。

山頂は岩だらけでもフラット。

　

こんな絶景スポットにくるとガイドの説明を聞くよりコーヒーを飲んでボーッとしたくなる。

ボカープ地区
過去のマレー系奴隷の家。現在のインスタ映えスポット

希望城

市役所

黒人警備員と白人ホームレス？

セントジョージ大聖堂？

お待ちかね試飲

ワイナリー　ニースリングスホフ

ワイナリーでビール？？

ワイナリー
　ヨーロッパと見紛う様な景色でオランダ人の苦労が偲ばれる。試飲だけでヘロヘロになり帰りのバスでは爆睡。

モーニングブッフェ２日目今日は喜望峰行き

　本日も晴天。テーブル山を横目にケープ半島へ。ケープタウンのすぐ近くに岬があり、山を含めて喜望―峰と言うのだと思っていた。一周に半日も掛かるとは

　岬周りは昆布が成長し海から頭を出して、ポカポカ気温に合いまし、辺り一面昆布の匂いがたちこめ、皆は行列を作って記念撮影に勤しんでいた。

旧灯台に登るケーブルカー。Flying Dutchmanと表示。空飛ぶオランダ人？さ迷えるオランダ人→幽霊船・難破船の意味らしい。

想像していた嵐の岩礁の岬とは一致しなかったが、陸一面に岩と草が茂り、少ない低木の幹も枝も山側に傾いている姿から、日頃の強風が伺われた。

チンドン屋
ペンギンのボルダースビーチの坂で見かけた一団。ワイキキで観光客の女のファッションを見れば国籍がわかる。極短パンは中国人、イ・ボミキャップは韓国人、ストローハットは日本人。このケバさは南部中国人かベトナム人か？なぜ、こんな所まで来てるのか？

海鮮ランチ
肉に飽き飽きしてたので烏賊がうまかった

ウオーターフロント
　海への憧れを形にした再開発地区。綺麗な建物、楽しい音楽、心がウキウキ弾みだす港街。スーパーで土産買い、レストランで夕食。給仕の黒人男女はキビキビ働いていた。

テレビのCM
　ホテルでテレビを見ていると、ホンダがひしゃげた様なマークの車のCMが流れた。黒人男と白人女が出会い、しつこく睦み合って子供ができ、黒人男の自慢顔と幸せな家庭をその車が運ぶ。勝者に阿ね、敗者を謗る、根性が透けて見えて反吐が出た。日本では作らないし、流せないCMだと思う。黒人男性はこの車を買いたいと思うのだろうか。