台湾旅行 高雄　まさかの別行動

2018/10/18 - 2018/10/22

三日目は、「台湾の西湖」とも呼ばれている澄清湖を訪問する予定だったが、家内から別行動をしよう、と提案があった。

鼎泰豊での食事と買い物をゆっくりしたいという理由だ。歩くのが好きな貴方はお好きなように、とのこと。

一日１万歩が限度と言われれば、澄清湖に一緒に行くのは難しい。最寄の駅からホテルまでは、何度も一緒に歩いたので、方向音痴の家内でも問題ないだろう。家内の所持品は、交通カード、現金1000台湾ドル、そしてクレジット・カード。道に迷えば、タクシーでホテルに帰るよう、ホテルの名刺も持った。

鼎泰豊　高雄店は、ショッピング・センターである「漢神巨蛋」の地下1階に入っているので、同じ場所で、食事と買い物ができる。最寄駅は、レッド・ラインの巨蛋駅。

「まあ、いいか」と家内の提案を了承した。困ったら、携帯に連絡が入るだろう。

ところで、糸が切れた凧状態の私はどうしょうか？？

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝4時台の「塩城区」

不意打ちを喰らって、立て直しに時間は掛かりましたが、三日目は、朝4時台から活動を開始です！！

朝4時台の「塩城区」

営業しているゲームセンター。

朝の4時半頃、ホテルを出た理由は、肉まんが美味しいと評判の「興隆居」に行こうと決めたからです。興隆居の営業時間は、3:30-11:00と、夜明け前から店を開け、午前11時に店を閉めます。

朝食はホテルのバイキングを食べるものの、名物の「肉まん」は、どうしても食べたいのです。

勿論、一人で歩いています。ベッドですやすやと眠っている家内を起こすと大変なことになります。

朝4時台の「塩城区」

マクドナルドは24時間営業。

興隆居の肉まんを求めて！

中正橋を渡ります。

興隆居にはまだ行ったことがありませんが、住所とクチコミ情報での「地下鉄市議会駅出口1から徒歩2分」だけを頼りに...。

アナログですが、こういう旅行が好きです。

興隆居の肉まんを求めて！

中正路を通り、地下鉄市議会駅を目指します。

興隆居の肉まんを求めて！

地下鉄市議会駅に着いたようです。交差点の角に24時間営業の店がありました。

バイクが何台か通り過ぎたのですが、ビニール袋に何か入ってました。「こんな時間に買い物？」

そして、写真を撮っている私の左側に地下鉄市議会駅出口1がありました。

バイクが走って来た方向に進めばいい、ということだと確信しました。

肉まんの「興隆居」

24時間営業の店から直ぐです。地下鉄市議会駅出口1から徒歩1～２分と訂正してもいいくらいの距離です。

その一角だけ煌々と輝き、車、バイクが止まっていました。人も結構店の中にいます。

興隆居 地元の料理

肉まんの「興隆居」

肉まんを蒸す蒸気と人の熱気で、夜明け前というのに、この一角だけざわついています。列に並び、肉まん２つを購入しました。

ホテルに持って帰り、家内と一緒に食べるつもりでしたが、熱いうちに食べようと１個に齧り付きました。肉まんなのですが、小籠包のように肉汁が飛び出し、両手が肉汁でベトベトになりました。しかし、口の中の、その旨味は暴れてくれません。大阪が誇る、551の「蓬莱の豚まん」の方が美味しいようです。

三日目の朝食

本日は食パンにしました。コーヒー、ジュース、食パン。いつもの家での朝食と同じです。

高雄港と駁二藝術特区（ばくにげいじゅつとっく）

高雄港大門は、ホテルの正面玄関から見えています。港風景も少し見たかったので、足を運びました。

高雄港と駁二藝術特区（ばくにげいじゅつとっく）

巨大なモニュメントです。変な形のモニュメントですが、なぜか心が癒されます。

高雄港と駁二藝術特区（ばくにげいじゅつとっく）

倉庫群。

高雄港と駁二藝術特区（ばくにげいじゅつとっく）

倉庫群の前のモニュメント。

高雄港と駁二藝術特区（ばくにげいじゅつとっく）

「香蕉碼頭」となっていますが、ホテルでもらった地図では、「漁人碼頭」となっております。どちらも正しいのでしょうか？

香蕉碼頭商城 ショッピングセンター

高雄港と駁二藝術特区（ばくにげいじゅつとっく）

「香蕉碼頭」から見た高雄港。

高雄港と駁二藝術特区（ばくにげいじゅつとっく）

左の島が「旗津島」（キジン）で微かに灯台が見えています。明日家内と一緒に訪問する予定です。

高雄港と駁二藝術特区（ばくにげいじゅつとっく）

戻る途中に、軽鉄の電車とすれ違いました。

歩け、歩け！！

歩きながら街角風景を見るのが好きです。iPASS（IC交通カード）を持っているのですが、昨日行けなかった「自強夜市」と聖馨養生館（最寄駅　三多商圏駅）まで歩いて行ってみようと思いました。途中、愛河沿いの遊歩道も歩きます。

写真は、「歴史博物館」です。

高雄市立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

二二八和平紀念公園

「愛河」沿いにあります。民主化運動である「二二八事件」の詳細は、「歴史博物館」で分かるとのことなので、次回「歴史博物館」を訪問するつもりです。

二二八和平紀念公園

中正橋

また、この橋を渡ります。

愛河 (Love River)沿い

愛河 (Love River)沿い

愛河 (Love River)沿い

高雄観光でよく見掛ける撮影スポットです。早朝なので、観光客はほどんどいません。

愛河 (Love River)沿い

観光船の切符売り場。

愛河 (Love River)沿い

ここから乗船します。

愛河 (Love River)沿い

見える橋は、「五福橋」。

愛河 (Love River)沿い

来た道を振り返ると、「中正橋」が見えました。

愛河 (Love River)沿い

中国の伝説上の動物“鰲(ゴウ)”と呼ばれる動物の大きな彫刻が建っています。頭は龍ですが、尻尾は魚、人魚の龍バージョン。鯉が滝を登って龍になるとの伝説から来ているとのこと。

愛河 (Love River)沿い

本来ならば、ここアンバサダーホテルの「キャントンコート」で飲茶を楽しんでいた筈なのですが...。

「自強夜市」と三多商圏駅へ

「民生二路」の方に折れます。昨日行ったグランド　ハイ-ライ　ホテルに寄ったうえで、「自強夜市」と三多商圏駅へ行きます。

それぞれのホテルが作成した、ホテル近辺の地図を見るのが楽しみで、グランド　ハイ-ライ　ホテルに寄り、一枚無料でいただこうと思い付いたのです。

「自強夜市」と三多商圏駅へ

「民生二路」の街角風景。

「自強夜市」と三多商圏駅へ

「成功一路」を通って、南下しましたが、グランド　ハイ-ライ　ホテルの建物が見えました。

「漢神百貨」

グランド　ハイ-ライ　ホテルには、百貨店である「漢神百貨」が入っています。
（地下3階から8階までが百貨店でその上はグランド　ハイ-ライ　ホテル）

漢神百貨 百貨店・デパート

「漢神百貨」

百貨店玄関脇に鎮座する「獅子の置物」は迫力満点です。芸術作品としても一級品でしょう。圧倒されます！！

グランド　ハイ-ライ　ホテル

ホテル近辺の地図を無料でゲット。それを使って「自強夜市」と三多商圏駅へ行きましたが、金持ちは無料地図にはあまりお金を使わないようです。もっと知恵の詰まった地図を作って！！

「自強夜市」の街並み

「厚得福湯包麺食專賣店」の赤い看板が見えていますが、食事をしようと考えていた店です。提供する料理は、どれも標準以上の味という、オールマイティの店です。

住所： 高雄市苓雅區自強三路156號

自強夜市 (苓雅夜市) 市場

三多商圏駅

地下に潜って、方角の再チェック。目的地は、聖馨養生館。足つぼマッサージの口コミで満点の５を取るというのは、技術だけでなく、接客態度もいいのだろうと推測されます。とりあえず、場所確認だけしておきます。

聖馨養生館

住所：高雄苓雅区四維三路193號

三多商圏駅から少し距離があるかな。また、自強夜市からも少し離れているかな。微妙なロケーションです。

三多商圏駅付近

「興中一路」。この中に「美味しい店」がある筈と感じました。

ショッピング・センターである「漢神巨蛋」

巨蛋駅近くの「正宗周焼肉飯」（裕誠店）で昼ご飯を食べようと巨蛋駅まで来ましたが、写真は「漢神巨蛋」の玄関です。

世の中広いようで、ほんとうに狭いですね。電車から降りた時、私の前を家内が歩いているではないですか。「心配して来てくれたの？」と喜ぶので、否定もせず、一緒に「鼎泰豊」に向かいました。

漢神巨蛋購物広場 百貨店・デパート

ショッピング・センターである「漢神巨蛋」

「鼎泰豊」の店は、この奥にあるのですが、席を求めて、長蛇の列ができておりました。ざっと見たところ、1時間は待たないといけないような列の長さです。

「鼎泰豊」を諦めて、「正宗周焼肉飯」に行こうと言いましたが、家内は待つとのこと。一旦は合流したのですが、また別行動になってしまいました。

巨蛋駅近くの「裕誠路」

懐かしい通りです。昨年「正宗周焼肉飯」を探しながら歩いたときは、まだか、まだかと、苛苛しながら歩きました。

今回は、場所を憶えているので、通りの風景を楽しみながら歩く余裕があります。

巨蛋駅近くの「裕誠路」

「正宗周焼肉飯」（裕誠店）

さあ、食べるぞ！昨年「大感激」をした店です。この店があったから、再度高雄に来たと言っても言い過ぎではありません。それ程のご馳走でした。

「正宗周焼肉飯」（裕誠店）

今回も、同じ「焼肉飯」。ただし、今回は「大」を注文をしました。贅沢ですが、お肉も追加注文をしました。

ところが、今回は「オ・イ・シ・イ！」という言葉が体の中から沸き起こって来ません。注文して、直ぐに料理がでてきたのですが、「作り置き」ではないでしょうか？若干肉が冷めています。ただし、ほんの「ジ・ャ・ッ・カ・ン」です。

不味くはない。美味しいことは美味しいのですが、期待していたので、少しがっかりです。料理はほんとうに微妙なものです。ほんの少し冷めただけで、雲泥の差がでてしまいます。

ついては、次回「正宗周焼肉飯」に行く機会があれば、滅茶苦茶混んでいる時に行くべきでしょう。そうすれば、焼きたての肉を白飯にのせてくれます。

「正宗周焼肉飯」（裕誠店）

スープも注文しましたが、今回は「みそ汁」です。「焼肉飯」には、この「みそ汁」が合いました。

高雄駅　バスターミナル

歩き疲れたのですが、高雄駅のバスターミナルが気になったので、寄ってみました。

高雄駅の地下工事で、バス乗り場がばらばらに分散しています。

美麗島駅

朝の４時半から歩いているので、少し疲れました。ホテルに帰ります。

美麗島駅 駅

ホテル屋上（15階）からの風景

何故ホテルの屋上にいるかというと、恒例の「洗濯」なのです。部屋にバス・ローブがなかったために、持参したTシャツをすべて使い切ってしまったのです。

「洗濯」、「乾燥」それぞれ50台湾ドル。

既に部屋に戻っていた家内にも汚れ物を出すように言い、鼻歌を歌いながら、１時間屋上にいました。

キングシップ ホテル カオション インター コンチネンタル ホテル

ホテル屋上（15階）からの風景

鼎泰豊で家内は大変だったようです。

小籠包４種類に、野菜炒めを含め、アラカルトを３品、そして牛肉麺を注文したのですが、テーブルに並べられたら、その多さに腰を抜かし、慌てて牛肉麺をキャンセルしたとのこと。

それでも、半分食べ切れず、持ち帰りにした。

ホテル屋上（15階）からの風景

家内の可愛くないところは、最初私のために、わざわざ鼎泰豊の小籠包を持ち帰って来たと嘘をついたところ。

私は、「正宗周焼肉飯」で冷めた「焼肉飯」を食べ、がっかりしていたので、断固として「冷めた小籠包」を拒絶した。

ついては、持ち帰った「冷めた小籠包」も家内が食べることになりました！！

参考に、家内が鼎泰豊で支払った金額は、1500台湾ドル！！注文し過ぎ！！

永和小籠湯包

お腹一杯になった家内を足つぼマッサージ店に送り、一人夕食を摂ろうと「永和小籠湯包」を選びました。

私を含め、3組の客がいましたが、すべて日本人でした。

永和小籠湯包 地元の料理

永和小籠湯包

この店で私は一言も言葉を発していません。ということは、注文もしていないのです。しかし、店のおやじは、小籠包を一人前持って来ました。

人気の小籠包ですが、コクが足らないように思いました。近所の「金温州饂飩大王」の小籠包の方が私の好みです。

因みに、小籠包一人前　65台湾ドルでした。

高雄婆婆冰

時間を見計らって、足つぼマッサージ店に家内を迎えに行き、ホテル隣の「高雄婆婆冰」にまたまた寄ってしまいました。

家内は、苺ミルクのかき氷で、私はスイカ・ジュースです。

美味しいものを食べると、子供の頃の顔を覗かせる家内ですが、この時もそういう顔をしていました。