2018/10/26 - 2018/10/29
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watersportscancunさん
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皆様、こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。今、メキシコシティに出張で来ています。少しずつですが、シティも盛り上がりを見せてきており、連日、テオティワカンや本日はこれよりルチャリブレの観戦ご案内に行ってまいります。
因みに、メキシコのルチャリブレでは、最前列から3列目までのリングサイドの席は、通常の入手ルートでは手に入りません。チケットの販売開始と同時にネットにアクセスしても、まず一列目は出てこない上、金曜日などは3列目までほぼなくなっています。。。過去何度も、トライしていますが、このリングサイド席は買えなくなっていることがほとんどです。もちろん、絶対ではないですが。
と言う事で、今回、店長は、この謎を解明すべく、アレナメヒコ周辺に命がけ?聞き込み調査に行ってきました(笑)
というわけで、店長日記スタートです。
昨晩チェックインしたホテルは、ネタが満載だった。。。ここのところ、シティ出張は、コストを重視して、安宿アタックを続けているボクだが、流石に今回の宿は凄かった。。。
最近のメキシコは、カンクンも含めて物価高について不満の多いボクだが、基本的には、いろいろな宿に滞在する事で、情報やデータを蓄積する事も仕事の一つだと思ってやっている。
ただし、弊社の客層からすると安宿というのは情報にも何にもならないので、これまで避けて来たジャンルではある。ただ、これも考えようで、安宿を知らずに高級な宿ばかりに滞在していても、実態は見えてこない。安い宿の良さ悪さと言うものを知るからこそ、何故、高級ホテルの値段が高く、また良いのかが見えてくるからだ。
まぁ、理由なんてどうでもいいのだけれど、そんなわけで、コスト削減も出来るし、高級宿なんかに滞在してもネタにならないが(高級な方は情報が多いからね)、安宿は、まぁ、これかなりネタになるので、安宿アタックはちと命がけの部分もあるのだが、楽しみながらやっていたりする(笑)
さて、ここまで前置きを書いておきながら、一言付け加えておく。。。
大切な旅行にやってくるハネムーンの方や、安全第一をメインにしていらっしゃるご家族旅行の方にとっては、今回のネタは正直全然、役に立たないので、読み飛ばしてもらっていい。これで、逆にメキシコが怖くなってもらっても困るから。。。逆に、何でもクオリティの高くなっている先進国日本のスタンダードに慣れて、ネットで安いものばかり追いかける人には、一種の警鐘にもなると思うから、是非読んで、メキシコに来たら、日本と同じ感覚でやってきてはいけないよ。。。という事を少しだけ理解してもらえるかもしれないが。。。
さて、空港で弊社ロベルトの車に乗り込み、いつもの流れで「HOTEL ECO」と伝えた。ここの所、安宿ばかりに滞在しているボクだが、それでも、メキシコシティに生まれ育った彼の知らないホテルはほとんどなく、名前だけいえば、阿吽の呼吸で静かに車をスタートさせてくれる。。。
しかし、今回のホテルだけは、どこですかそれ?!
と来た(笑)
お!ロベルトでも知らないホテルか!とちょっとうれしくなる(って何が!)
住所を見せると、一言。。。
ボス、、、こんなところに滞在するんですか。。。ここ、危ないですよ。。。まぁ、日中は大丈夫ですが、夜は絶対出歩いてはダメですよ。。。
という事だった。
実際、メキシコシティの治安はモザイクのようになっている。
例えば、カンクンなら、北のエリアMZ100番より上は、あまり治安がよろしくないとか、街全体の大きな地域の中で、それこそ、北と南というくらいのアバウトさで線引きがされているのだけれど、メキシコシティにいたっては、ブロックごとに治安が交差している。
このブロックは安全だが、次のブロックは危険、で、その先は安全です。。。といった感じで、街の中に危ないといわれるブロックがモザイクのように混ざり合っている。だから、旅行者にとって難しいのは、安全だと思っていたのに、道路を渡った先は危険地帯で、その1ブロックの間にひったくりや強盗に合う。。。なんて事が起こることになる。ここが、シティの難しさであり怖さでもある。。。
ロベルト曰く、今回の宿は危険ブロックに入っていて、そこから北の2ブロックが超危険で、南のブロックはまだ安全だから、出かける際には必ず南から移動するようにということだった。
いつもにこやかなロベルトが真顔で
ボス。。。いいですね。。。絶対に、これから(23時)北にあがってはいけませんよ。というか、今日は、ホテルについたら、部屋から出ないでください。
と言われた。
ホテルに到着し、荷物を降ろしながら、彼がすぐ先に見える建物を指さし
「ボス、、、あそこに見えるあの緑の建物、、、あそこはドラッグディーラーの建物です。麻薬の売人が出入りしていますので、あそこには近づかないようにしてください」
と脅される。先日、テキーラ博物館前の同じような組織の建物で銃撃戦があったばかりなので、ちょっとビビる。ってか、何でお前そんなこと知ってるんだ?(汗)
とはいえ、ホテルの隣は24時間営業の売店だし(もちろん、鉄格子でものものしいが)、南の安全と言われるブロックでは、タコス屋も営業して、家族連れが夜食を楽しんでいる。見た感じ、全然危険な香りはしない。。。
まぁ、とりあえず、荷物をおいたらあそこのタコスでも食べに行くか。。。とチェックインへ。
建物はとても綺麗で清潔感があり、一見なんの変哲もないおしゃれなシティホテルだ。だが、中に入るといきなり、防弾ガラス(5cm防弾。5段階中5の最強防弾ガラス)に囲まれたレセプションに出くわした。偉い分厚い防弾ガラスだなと苦笑いする。。。
応対をする若い兄ちゃんに
「カードじゃなくて、現金でいいか?」 と聞くと
「ウチは現金のみだぜ」との回答。
今時、ホテルでカードが使えないのも凄いと驚きながら、宿代一泊220ペソ(1300円)の二日分440ペソ(2600円)を支払う。
驚くなかれ、一泊1300円だ(笑) 凄いだろ(笑)
ホステルじゃないちゃんとした個室のホテルで鍵もついている。しかも、安宿らしからぬほど、清潔でネットも早いし、メキシコでは珍しい水圧の高い、熱いシャワーもたっぷり出る。口コミ評価もこの手の安宿には珍しいほど高ランクの7.4もあるのもうなずける(笑) 大体、先にも書いたが建物が新しい。
これで一泊1300円。。。うーーん、安すぎる。。。
そんな事を考えながら、ふと、レセプションの後ろに張り出されている注意書きに目が走った。。。
そこには、拳銃をもってソファーに座り込むメキシコ人と路上をうろつく何枚かの写真、更に現在指名手配中につき、注意するようにという文面が躍る。
よくよく写真を見ると、全てこのホテル周辺の写真である(というか、ホテルの防犯映像だった(汗)
おまけに、拳銃持ってソファに座り込んでいるメキシコ人の男がいるのは。。。このホテルのロビーだった(汗)
どうりで従業員は男ばっかりだ(苦笑)色気も何にもないな。。。と思いながら、出された鍵をもって自分の部屋へ。
が、そんなボクの思いはすぐに打ち消された。。。
階段を上がって3階の部屋に行くまでに、男女の夜の営みの激しい喘ぎ声が協奏曲のように響き渡っていたからだ(汗)
アダルトオンリーと書かれていたことを思い出しながら、そういうホテルなんだという事はうすうす予想はしていたが、窓くらい閉めてプレイしなさいと思う。。。
部屋に入る。。。電灯が赤い(汗)
赤い電灯に妖麗に浮かび上がるベットには、何故か白鳥に仕立てたバスタオル。。。こんな所だけおしゃれ(?)なシティホテルを気取らなくても良いと思う。。。
しかし、困ったことにデスクもなにもない、ベットが一台あるだけだ(汗) ネットは快適につながるがデスクがないので、仕事がしにくくて仕方がない。。。
しかも、赤い電球なので、暗くて良く見えない。。。(汗)
ふと、背後に視線を感じて目を向ける。。。
そこはユニットバスのガラスドアだったのだが、人が立っていた!!!
はっと身構えた。。。
ぼんやり暗い部屋に目を凝らしてみると、浮かび上がってきたのは、ガラスドアに描かれたメキシカン・ギャルだった。。。それも等身大の(汗)
心臓に悪いぞ、コレ。。。
その昔、、、ボクがこの手のメキシカン・モーテルに滞在した時、部屋の電話がなり、出るとフロントから、デート嬢の紹介があったことを思い出した。不要だと電話を切ると、また電話が鳴り、とびっきりのいい子がちょうど入ったから是非どうですかと来た(苦笑)再度、不要だと断ったところが、三度目の電話がなり、いい加減にしろと言ったら
「男もいますが。。。」
と恐縮したように言われた(苦笑)
メキシコはディープな世界もあるが、今回は実力行使に出たかと勘違いしたぞ(汗)
手を洗おうと洗面台に立つ。鏡には「避妊具はレセプションで販売しています」のスペイン語。そして、ガラスコップは、サービス品ではないので、持ち帰らないでくださいの文字(笑)
メキシコ人は何でも持って帰ってしまうのは有名だが、それもこういう安宿だと深刻なんだろう(笑)
それにしても、壁が薄い。。。隣の声がダダ漏れだ。。。ただの会話じゃなく、営みの声だから余計に気にかかる。。。一晩中、響き渡る甲高い声音に、あまりよく眠れないまま朝を迎えた(涙) それにしても、メキシコ人一回が長すぎる。。。その元気の源をボクにも教えて欲しい。。。
翌朝。。。ずいぶんと騒がしく賑やかな声に目を覚まされる。。。
朝から、大きな声でうるさいな。。。と、時計をみると良い時間だったので、急いで準備をして出てみると、シンナーの匂いが充満していた(汗)
シンナーくさいな。。。というレベルではなく、完全にシンナーが床一面にまかれて揮発している匂いだ。。。ここでタバコに火をつけたりしたら引火するんじゃないか。。。というくらい。。。しかも、ホテルの中は吹き抜けになっていて地上4階まであるのだが、このホテル全体がシンナー漬けになっている感じだ。。。
騒がしくハイテンションだったのは若いメキシコ人の掃除夫で、消毒をするのが目的なのか、シンナーの原液を床に撒いて拭き掃除をしていた(汗)
そりゃぁ、ハイテンションにもなる(汗) 鼻歌というより、おかしな言葉を口走りながら、イェイイェイいって床を必死に拭きまくっていた。。。
ボクも館内を3階から1階に下りるまでに、頭の中にガツンと一発くらわされたような刺激が抜け、ふらふらしながらホテルを出たのだった。。。なんだか、ちょっと自分のテンションも上がってしまったので、これももしかするとメキシコ一流のサービスなのかもしれないと思いながら。。。
それにしても、凄い体験が出来る宿だ。
何の話だっけ?!
そうだ、シンナーの話でおかしくなってしまったが、ルチャリブレのチケットだ(笑)
ルチャリブレのチケットは、リングサイドと言われるカテゴリーは1~3列目までに設定されている。なので、弊社でも、リングサイド確約プランは、3列目までのチケットを用意する。今回のお客様もVIPプライベートだったので、スタッフに手配を指示していた。
が、今回も販売と同時に手配をかけさせたのだが出てこず(特に金曜の試合は難しい)、チケットブースに直接行ったにもかかわらず売り切れだと言われたらしい。それで、ボクがシティに乗り込むタイミングで、実態を調査に出たわけだが、案の定、チケット売り場もネットも更に悪い席しか残っていない状況だった。。。
アレナメヒコに行くと分かるが、チケットブース前にはダフ屋が常に二、三人うろうろしている。彼らは、良い席のチケットあるよーと声をかけてくるのだが、その一人に「おい、毎回チケットを初日に買いに来て、ネットでも同時に手配をかけるのに、まるっきりいい席が買えないじゃないか、これどうなってんだ?」と聞いて見た。
ら、答えは単純そのもので
「それは俺たちが仕切っているからだよ」とかえってきた。
でも、日本のダフ屋だってちゃんとチケットブースで手に入れているんだぜ? お前らも並んでるのか? と聞くと、何言ってんだ、中のスタッフもグルに決まってるだろ。。。と、メキシコらしい当たり前の顔をされてしまった。
ってことは、ダフ行為で得た利益は折半しているのか?
もちろんそうさ。
元締めとかいるの?
そんなこと聞いてどうするんだ?
いや、単に興味があるだけよ。
こういうチケットってのはな、中っていうのは、チケットブースの係りだけじゃなく、興行の団体も絡んでいるってことなんだよ。あまり、大きな声ではいえないがな、言ってみりゃルチャリブレの団体が元締めなのさ。
分かると思うが、ルチャリブレの試合は、純粋な応援もあれば、ヤラセのサクラ応援もある。大声を上げて、応援しているように見えるのもプロの観客という事だ。これはボク自身が何度も観戦にいって分かったことだけれど、試合の最初の方に大声で応援しているのはいつも同じ顔だ。
もちろん、熱心なファンなのかもしれないが、ほぼ決まって試合の始まりの第一試合から第二試合にかけて、まだ会場が盛り上がっていない場面で大声で応援をし、会場を盛り上げ、メインの試合が始まるころには静かになっているのだから、ちょっと笑える。
売り出し中のルチャドールの名前を連呼して、アピールするのも仕事の一つ。いろいろなスタッフが、ルチャリブレという一大ショーを盛り上げるべく一致協力しているわけだ。
さて、そんなチケットの話だが、ダフ屋のチケットというのは、プログラムによって大きく異なる。例えば、記念イベントのような大きな興行は、当然チケット代も高く設定されているから、その分高くなる。
通常の定期公演だと、チラシにはR1(一番前の席一列目)は420ペソ。だが、当然だが、この価格ではほぼ買うことは出来ない。で、ダフ屋の価格はこれが$1000ペソになる。R3の三列目は$385ペソだが、これが$800ペソだ。大体、2倍と少しの区切りの良い価格になっている。記念興行のチケットになると3000ペソなんて価格にもなったりする。
ダフ行為は世界では禁止行為だが、メキシコでは内部も絡んで組織的にこのチケット転売行為を行っているというのも、なかなかメキシコらしいという事になるのだろうか。
ま、1000ペソと言ったら、6000円。日本でルチャリブレ人気が凄い事になっているが、例えば、新日との共催でやっている日本で本格的なルチャリブレが観戦できるファンタスティカマニアなどリングサイドは3万円していることを考えると、それでも破格ではあるのだが。。。
パンチョというダフ屋と番号交換をし、内部事情が分かったところで、その後は、関係先を周り、日が暮れかかるころ、例の宿へ行ったん戻り、赤い電球の中、急ぎ、仕事をこなすことにした。
それにしても、赤い電球はどうにかならないものなのか? ベットの上に座りPCを開いてメールの返答をこなしていく。お客様には、申し訳ない、、、店長、ラ〇ホから返事を書いています。。。ごめんなさい。。。と心の中で謝る。。。(汗)
相変わらず、周りの部屋はハッスルしている。仕事が手につかない。。。(涙)
がんばって、仕事の目処がついたところで、たまらず外に出掛けた。昼間に少し周りを歩いた感じは全然危険な感じはしなかったし、普通に露店などもやっているので、ロベルトも大げさだよな、、、と気持ちが緩んでいた。
だが、夜の顔はずいぶんと違っていて、いってはいけないと言われた北側にも出かけてみたのだが、様相はガラリと違っていた。そこかしこに、刺激的な衣装?を着た女性たちが客を引いている。といっても、積極的にではなく、ただ立っているだけだ。なので、ボクが歩くそばに話かけられることは特になく、安全に?歩くことが出来た。
それにしても、こういう女性たちにもバックがいるんだろうな、、、などといろいろ考えを巡らしていると、目先の交差点でパトカーがサイレンを一回だけ鳴らして路肩に停車するのが見えた。何かあったのか?と身構えたが、特に、何事もないようなので、そのまま警察車両の横をやり過ごして、ふと振り返ると娼婦たちと話をしている。。。メキシコでも客引き娼婦は違法なので、取り締まりだなとは思ったのだが、なんと、金を渡していた。
しかも、一人だけでなく、何人も。。。これもメキシカンビジネスという奴なのだろう。。。黒幕が警察だっていうのも、これもメキシコだからなのか、、、もちろん、更に組織の上りも必要だろうし、彼女たちには一体いくらの手数料が入るのだろう。
興味が沸いたので、一人の女性に声をかけてみた。
いくら
一晩? それとも一発?
どっちがどんな値段なんだい?
一晩500。一発300よ。ホテル代は別ね。
ペソか??
何、ドルでくれるの。。。と笑う。
それって、相場なのか?
何?値切ろうっての??
いや、そうじゃないがね。。。他の子たちもみんなそんなものなのか?
知らないわよ、やるの?やらないの?
まー、ちょっと回ってから決めるよ。
一瞥もくれずにさっと気のない顔をして彼女は職場?に戻っていった。。。
しかし、300ペソといったら、1800円だぞ。。。500ペソで3000円だ。。。
はっきりいって、いろいろな意味で怖すぎる。。。更に、こんな金額の上前をはねる警察ってどんな存在なんだ?!と、複雑な思いがこみ上げる。
メキシコでは警察官がよく殺害されるのだが、麻薬がらみがほとんどと言われる。考えたら、麻薬組織に目こぼしをして上前をはねている警察は、メキシコではナルコポリスと言われるのだが、そういう連中が殺られているのだとしたら、同じ穴のムジナだ、同情はしなくていい。。。今回の警察も、結局取り締まるという職務を縦に、どういう事情からか夜のビジネスに身を沈めるようになった女性たちを食い物にしているわけで、、、
といって、ではボクに何が出来るのかと問われれば、無力しか感じず、、、このメキシコという国の暗部ではあるけれど、結局、非難をする権利そのものも僕にはないのだ。。。と感じざるを得なかった。
何か見てはいけないものを見てしまったようでもあり、予想していた事がそのまま現実であった脱力感でもあり、、、ただただ、それでも、生きていこうとする人たちの強さを、感じさせられたのだった。ボクも頑張らないとな。。。
こんなところをうろうろしていい事はないので、さっさと引き返すことにした。やばそうな連中が三人ほど、後をつけてくる。。。
とにかく、海外旅行者には絶対に縁のないエリア。面白半分に行くようなところではないのは間違いない。なんとなく、危ない気配を感じたので、その場で身をひるがえして、つけてくるその三人組に向かってまっすぐ歩いた。。。
面食らったように、はっと立ち止まる三人の横を、さっと通り抜けた。
狙いやすいと思われる事が一番危険だ。まー、戻る方向にはさきの警察車両がある事も分かっていたので、いざとなったら、そこに走るつもりでいたのもあるが(その警察も当てになるかは分からないのだが)、この突然の不意打ちで、彼らはそのまま諦めたように道路を渡っていった。
もちろん、襲おうとしていたのかは分からない。もしかすると、自分たちが襲われると思ったか(苦笑) ロベルトの言っていたことは本当だったな。。。と思いながら、また夜の営み激しい安宿へと身を沈めて行ったボクだった。。。
メキシコに来て15年の歳月が流れた。未だに、分からない事も多くある。そして、今回のように、新しく知る事もある。それらすべてが、大切な情報でもある。こうした体を張った?!情報を元に、これからも、安全で楽しい、そして、歴史の深いこのメキシコ合衆国に訪れてくださる沢山のお客様に、素敵なメキシコ旅行のお手伝いを続けていきたいと思う。
ビバメヒコ
日本の皆さまに、この素晴らしいメキシコをこれからもご紹介していけますように。
皆様の素敵な一日を祈って。
さぁ、カンクンに戻ったら、また熱い太陽の下で皆さまのアテンドをしますよーー!
店長吉田でした
-
今回滞在した宿。見た感じはとてもきれいで素敵な?シティホテルの趣だが。。。
-
部屋の中は赤い電灯(苦笑) 机無し、ベットのみ。。。
薄暗く怪しげな雰囲気のベットの上には、タオルで組んだ白鳥が。。。
因みに、セキュリティボックスなどというものはない。連泊するなら、貴重品を部屋に残していくか、持ち出すか、、、これ究極の選択になる。。。 -
コップは持ち帰らないでくださいの注意書き。。。
-
一瞬、霊が出たか、それとも実力行使に来たか。。。と肝を冷やした等身大のメキシカンギャルは、バスとトイレのガラス戸に描かれていた。。。
ちなみに、バスもトイレも丸見えだ(苦笑) -
怪しげな部屋の中で仕事をこなすボク、、、店長吉田。。。
完全に犯罪組織の一員だ?!?! -
ホテル前の朝の様子。いたって、普通のメキシコの一日の始まりだが、夜は様相が異なる。。。
写真奥手が、ロベルトが行ってはいけないという北ブロック。写真中央右手に見える緑の建物が、麻薬組織の建物だと注意された場所。。。 -
リングサイド1列目最前列、中央、ベストの席のチケット。
文中でも紹介しているがこのチケットは通常の方法ではまず手に入れられない。もし、手に入ったらラッキーだと思ってください。
詳細は本分をどうぞ。 -
試合は、アンダーグラウンド王者(現サンソン選手が保持)挑戦権を12人で争うデスマッチ。
川戸選手も出ていて、場外へのトペスイシーダなどをかましましたが、一番最初に敗退してしまいました。。。
しかし、川戸選手のリングネーム、、、KAWATO SANって、衝撃的過ぎないか!! -
12人デスマッチを制してサンソンへの挑戦権を得たのは、何と、ボクが応援していたテンプラリオ選手!
12人のデスマッチは、リング上大混乱で、展開が目まぐるしく動き最後まで誰が勝者になるのか、まるっきり見えなかったぞ! -
ゲレロ・マヤとの最後は一騎打ちに。。。
飛び技が多いイメージのルチャリブレですが、こういうジャベ(関節技)も見どころ一杯です。 -
サンソンとのアンダーワールド王者タイトルに挑む試合は、11月2日、死者の日に行われます。
行きたかったのだが、もうすでにチケット完売。。。しかも、プラチナチケット化してしまい、とても手が出ない価格に。。。ちなみに、ダフ屋に確認したら、最前列は1700ペソだと言っていた(11000円)
が、この試合の模様は、後日ユーチューブに全試合アップされるので、ゆっくり自宅で録画観戦をすることで自分を納得させる(苦笑) -
これは第二試合の、ドラゴンロッホ、ポルボーラ、オカムラ組対、フエゴ、ペガッソの試合。
フエゴ選手の必殺技「ゲラゲッツァ」が出るかと思っていたのですが、残念ながら負けてしまい、見ることは出来ませんでした。が、このフエゴ選手(オレンジ色マスクの選手)は、出自不明の謎のマスクマンという事になっているのですが、前職は歯科助手だったという事はバレている、、、なんともメキシコらしいネタに満ちています(笑)
ドラゴンロッホ選手(写真右側の赤いマスクの選手)は、獣神サンダーライガーと日本で戦い、その獣神サンダーライガーからCMLLミドル級王座を奪取し、5年間も保持し続けた猛者というわけで、鍛え上げた筋肉から打ち出されるパワー系のルードスタイルは実に見ていて迫力があります。 -
メインイベントは、ルーシュ率いる「ラ・インゴベルナブレス」のトリオ対、ルチャリブレの伝説「カリスティコ」の一戦。
それにしても、カリスティコの人気は絶大。大歓声の中入場も格好が良かったのですが、試合中に負傷。。。
試合は、チャント合戦でも圧倒的な支持を得たカリスティコが当然取ることになっているのは見えていたわけですが、負傷した選手を一体どうやって勝たせるんだ?!?!?と肝を冷やしてみていたら。。。
流石は、ルーシュ (写真中央)
マスクを剥ぎ取るという反則負けという幕引きで終了させました。こういう試合の流れを機転を利かせながらアドリブで作り上げていくところに、ルチャリブレの魅力と言うか、面白さというものもあるのでしょうね。 -
11月2日。。。このサンソンが持つタイトルを、テンプラリオは奪取することが出来るのか。。。
いやーー、サンソンも大好きな選手なので、どっちを応援するか、、、迷ってしまうな。。。
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