2018/04/10 - 2018/04/15
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鹿野健太郎さん
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酷暑のタイ正月の連休、ちょうど好きなバイオリニストのコンサートが香港である事を知り、バンコクを脱出しました。英領時代から通算20回ほど訪れている香港ですが、前回は2009年でしたので、何と9年ぶりの訪問となりました。
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バンコクから早朝便で香港へ。エアポートエキスプレスの香港駅に着いてから中環まで荷物を転がして雲呑麺の人気店「沾仔記(Tsim Chai Kee)」で腹ごしらえ。海老がギュッと入った大ぶりの雲呑が美味しかったです。相席当たり前で騒がしい店内でこれを食べると「あぁ香港に着いたなぁ」という実感が湧いてきます。お昼時は周辺のオフィスで働く人たちで行列になるお店、12時少し前に待たずに入る事ができてラッキーでした。
今回の滞在は、少し郊外ですが昔ながらの香港らしさを残す北角に宿泊する事にしました。沾仔記 (威霊頓街店) 中華
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この雲呑麺のお店のお向かいには有名なバリスタのいるコーヒー屋さんCupping Roomがあります。警察官の後ろの窓際の席に座っています。
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半地下のCupping Roomの窓際席から見たさきほどの雲呑麺屋さん
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そろそろホテルにチェックインできる時間です。ここからトラムでのんびり北角を目指すことにします。
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短い滞在だとつい便利な地下鉄を使いがちですが、今回はあえて出来るだけトラムで街並みをのんびり眺めることにします。
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トラムは二階の最前席か最後席を陣取るのがおススメです。
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銅鑼灣を過ぎて東へ進むと下町らしくなってきました。
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まもなく北角です。
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都心部ではかなり満員のトラムも北角に近づくにつれて空いてきます。
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最後に市場の中をノロノロ~っと通過したら北角駅。
春秧街 散歩・街歩き
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ホテルにチェックインを済ませてから、午後は上環を散策。トラムの上環駅正面は、たっぷり時間をかけたらもっと良い写真の撮れそうな眺めでした。
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例えばこんなイメージで…
(引用元) https://hiveminer.com/Tags/tramway%2C%E9%A6%99%E6%B8%AF -
フルーツ盛り合わせ系のデザートでひと休み。
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ビルの谷間にひっそりとある文武廟にお参り
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渦巻き型のお線香がたくさん吊るされています。
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せまい香港島、地図上で歩いてすぐ!と思っても特に南北方向の移動は高低差が激しくてものすごい運動になります。
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有名なサトウキビジュースの老舗、公利でひと休み。
公利真料竹蔗水 スイーツ
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サトウキビは天然の味だと思うのですが、慣れないと青臭さがあるのと、何しろ甘過ぎて一人で完飲は無理でした。亀ゼリーもあったので頼んでみました。ちょっと苦い…昔の人はどうして亀の甲羅を食べてみようと思ったのでしょうか?長寿な動物だからあやかったのでしょうか。
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中環駅近くに戻ってきました。
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日が傾いてきたのでスターフェリーで九龍側に渡って香港島の夕景を眺める事にします。
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スターフェリーもトラムと同様 昔ながらの香港を実感できるアトラクション。旅情があって好きです。今日はサンセットがとても綺麗です。
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九龍サイドに到着しました。
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ここの眺めは写真だとロマンチックなのですが、実際には懐メロカラオケみたいのをすぐ横でやっていて、雰囲気ぶち壊しなのでした。
チムサーチョイ プロムナード (尖沙咀東部海濱公園) 散歩・街歩き
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マジックアワーの香港島夜景で感動したいところですが…
カラオケはますます盛り上がっています。街中でも広東語より普通話(大陸中国語)が当たり前のように聞こえてくるなど、香港全体的に中国化が物凄い勢いで進んでいるのを感じました。中でも特に尖沙咀エリアは酷く、もはや昔の「香港らしさ」は残っていませんでした。入管が香港域内に設置されるという直通の高速鉄道や連絡橋の開通でますます大陸との同化の波が押し寄せるのは避けられそうにありません。 -
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やはり平日はオフィスの灯りが明るくて綺麗です。
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翌日、北角のホテルの目の前にある「鳳城酒家」で遅めの朝食
地元の年配の方が多く観光客はいませんでした。この日常的な時の流れに馴染めるのが心地良いです。今回の宿泊エリアの選択は大正解でした。鳳城酒家(北角店) 地元の料理
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この日は中環や銅鑼灣などをブラブラ
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夜食は北角のローカルなお店Vikingで担々麺
濰京坊 中華
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そしてすぐ並びのデザート屋さんでマンゴータピオカ
翠苑甜品專家 (北角本店) スイーツ
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3日目、早起きをしたので豚肉と皮蛋の入ったお粥を食べました。「海皇粥店」というファストフード風のチェーン店ですが、色んなセットメニューがあって味も文句なしでした。
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ホテルの一本山側の通りはトラムが市場の中を走り抜けるスポット。このトラムは西武鉄道の秩父&川越PR号でした。
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香港トラムに「西武鉄道」ってちょっと可笑しい。
これからディズニー好きの同行者の希望で、香港ディズニーランドへ向かいます。 -
香港ディズニーに開園と同時に到着。大規模な拡張工事がすでにスタートしているようでしたが、現状は小さくてあっという間に一周してしまいました。並び時間はどこも10分以下でスイスイ、でもあっけなさすぎて…もう少し並んだ方が有り難さを実感できるかな。
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スペースマウンテンは東京よりちょっとだけ迫力UPなバージョンです。もう一つモグラだかネズミだかの何とかマウンテンは逆走する部分もあって面白いので2度連続乗りしました。何しろ待ち時間0分だったので…。
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ライオンキングのライブショーはミュージカルとはまた違ってクオリティの高いものでした。
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キャストは香港の人なのでしょうか?歌の上手いフィリピン人アーティストじゃないかな?と思いました。
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人知れず健気に笑顔を振りまいて踊るこの植木鉢さん、応援してあげたくなります。
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工事部分の隠し方や一般従業員たちの接客態度など、東京のように大人でも別の世界に迷い込んだような気持ちになれる「夢の国」クオリティに達するにはまだまだ突っ込みどころがいっぱいな香港ディズニーでした。(入園料は東京以上なのに…)
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市内に戻って来たらだいぶ日が傾いてきました。
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ビクトリアピークまで2階建てバスで登ることにしました。
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ピーク展望台は半分メンテナンスで閉鎖されていたためか、猛烈な景色の奪い合いでした。この景色を目の前に見られるまで30分くらい粘り強く最前列を目指します。
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こんな状況だったんです。ま、この呆れてしまう混み具合を笑って楽しみました。
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ピークの展望台からは退散。…というのも、本当はピークから盧吉道(Lugard Road)という山の中の散歩道を15分ほど西に行ったところからの眺めがお目当てだったんです。
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ピークよりもこちらの方が景色が手に届きそう。周囲も静かなので下の方から街の色んな音がかすかに聞こえて来て臨場感があります。
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下りはケーブルカーで一気に下界へ。
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4日目です。初日にTsim Chai Keeで食べたエビ雲呑麺…実はすぐお向かいにあるこちらの老舗「麥奀雲吞面世家(Mak’s Noodle)」とどちらにしようか悩みました。今日は食べ比べしに戻ってきました。
炸醤麺と雲呑麺…こちらのお店の方が少し高めで、雲呑も小ぶりですが、スープはこちらの方が繊細で美味しかったです。 -
今夜は香港文化中心でチャイコフスキーのバイオリン協奏曲のコンサートです。やはり尖沙咀の中国化した雑踏は好きになれず、文化中心のカフェテリアで時間を潰します。
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チャイコフスキーのバイオリン協奏曲のソリストはラトビア出身のバイオリニスト、バイバ・スクリデさん。厚みのあるダイナミックな演奏をする香港フィルのショスタコビッチも楽しみです。
香港文化センター (香港文化中心) 建造物
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この至近距離で彼女の熱演を聴けて最高でした!バンコクから飛んできた甲斐がありました。
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帰りは普段乗らないルートのスターフェリー最終便で湾仔まで。
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湾仔界隈の眺め。
昔は日系企業のネオンサインが幅を占めていた記憶がありますが、最近は随分変わりました。
1990年代はヒサヤ大黒堂の赤い「ぢ」一文字の看板が際立っていました。 -
夜景の綺麗なルートでしたが、湾仔の船着場から北角へ戻る地下鉄やトラムの駅は結構離れていて不便でした。お天気の悪い日に乗る場合は要注意です。
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5日目、週末ともあってものすごい人出の銅鑼灣で少し買い物をしてから、ちょうど赤柱(スタンリー)行きのミニバスが停まっていたので乗り込みました。
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長いトンネルをくぐって赤柱に到着。
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島の反対側に来ただけで随分リラックスできる雰囲気です。
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ちょっとした手紙などで使えそうな印鑑を作ってもらいました。
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自分用に「健」、母に「恂」。隷書体でお願いしました。
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帰りは2階建てバスで。深い森と高級そうなコンドミニアムを眺めながら北角へ戻ります。2階建てバスはついつい上の席に座りたくなってしまうけれど、山道をグルグル回ったので、普段車には酔わないのに頭がクラクラしました。
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北角に戻ってきました。少しホテルで休んで夕食に備えます。
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トラムの駅とホテルの間に果物屋さんがあって、滞在中ずーっと気になっていたこの果物「麒麟果?」。売れている気配はありませんでしたが、調べてみたらどうもドラゴンフルーツに近いものみたいでした。
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夕食はホテルから歩いてすぐの市場の上階にある人気店「東寶小館」で。予習をしていなかったので、何が美味しいのかなぁなどと困っていたら、なぜかタイ人の従業員さんがいらっしゃいました。救われた、ここでタイ語が通じるとは!
東寶小館 中華
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周りの人たちの頼んでいるものが美味しそうに見えてしまうのは何故でしょう?ブロッコリーのチーズかけや海老の玉子炒め、炒飯、全体的に薄めの味付けでしたが美味しかったです。しかしこうゆうお店はもっと大人数で色んなおかずをつつきたいですね。2人では2-3品が限界の量でした。
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北角は空港まで直通のバスの始発点でもあるので、座ってゆっくり空港までアクセスできて便利です。2階の最前列です。
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空港行きのバスの車窓
遠く都心部のビル群の眺め
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