マニラにやってきました。<br /><br />セブへ来たのは5回目ですが、マニラは初めてです。語学学校の先生がたは口をそろえてマニラは危ない街だから気をつけろと言います。旅行者はもちろんのこと、フィリピン人でもねらわれるとのことですが・・・<br /><br />ちょっと緊張しました。<br />表紙はリサール公園前です。

セブ de イングリッシュ♪ (6)：マニラ編

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2018/09/30 - 2018/10/09

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エリア

マニラ(フィリピン)

セブからエアアジアでマニラに向かいます。

国内線なので、以前のマクタン空港の場所です。
セブ出発は定刻通りで、1時間20分でニノイ・アキノ空港に着きました。

国内線ですので第4ターミナルです。Coupon taxiを探します。
語学学校の先生は3人とも、普通のタクシーには乗るなと言っていました。

Feは「ホテルから迎えに来てもらうのが一番いい」と言います。
Eliは「200Pのところを2000Pと言われた」と言っていました。
Coupon taxiのカウンターには、行く先別料金が表示されていました。
カウンターの職員は、私のホテルまでは530Pだと言います。

私はちょうどコインを切らしていて540P渡しますと、
「お釣りがない。10Pはチップでいいか？」と言ってきます。

OKしてしまいましたが、おつりがないはずはありません。
これは小銭をかせぐ常套手段なのでしょう。
このオヤジです。空港の正式職員みたいです。

彼らの日給は10USドルで生活のためにチップを要求すると、タクシーの運転手さんは言っていました。

トラベラーにとっては「そんなの関係ねぇ！」ですが、アジアではよくあるということでしょう。チップを無心するような職員は、はやく消えてほしいです。
運転手さんは宇都宮のパブに半年いたそうで、日本語ができます。
宇都宮よく知ってますが、フィリピンパブたくさんあったな～

「マニラは危ないがガイドをつければ大丈夫」と言ってました。フィリピンの人たちはドゥテルテ大統領が国を良くしてくれるとよく言ってます。「I respect your president」というと喜んでくれます。
「あの人はエクササイズしてるんですよ～、セクササイズじゃないよ～」と日本語でギャグを飛ばしながら走ります。

その手の話をいろいろしてきますのでちょっとウンザリですが、これも風物と聞き流します。
Feが「リュックは前に」と言っていましたが、

たしかに地元の方でも前にしている姿をよく見ました。
今日は日曜日のためか、スイスイ走ります。
マルコス夫妻も使用していたThe Manila Hotelに2泊します。

現在89歳のイメルダは、フィリピンの現役の国会議員だそうです。
ロビーはゴージャスです。

話のタネに泊まりましたが、アジアには安く泊まれるラグジュアリーホテルもあります。
12階の部屋の窓からは、サン・ディエゴ要塞の一部が見えます。

左奥にマニラ大聖堂、右にはリサ―ル公園が見えました。
翌日、Veltraさんで予約したマニラ半日ツアーに参加しました。

日本語ですと85ドルですが、英語ガイドは48ドルです。
8時にホテルでピックアップしてもらいました。

今日は渋滞で、集合場所のフェアモントホテルまで50分かかりました。
渋滞の合間をぬって、物売りが歩いていました。

運転手さんはマニラの危なさについては「Not really, but some bad guys are uncontrolable」と言っていました。
参加者は、アメリカ人7名、フィリピン人2名、日本人1名です。
AYALAという名は、フィリピンの大富豪一族の名前だそうです。

SM（shoemart）とかAyalaの一族は、世界でも指折りのお金持ちとガイドさんが言っていました。中国系が多いそうですね。
ここはマニラでも有名なセレブ通りで、26軒の豪邸があるそうです。

「52」とあるのはイメルダ・マルコス関係の豪邸らしいです。
日本大使公邸もありました。

外国でパスポートをなくした時の対応など、各国の大使館ではいまだに旧態依然とした不親切な対応と聞きます。日本ではインバウンドの増大ばかりホイホイしますが、肝心な日本人への対応は大使館の重要な仕事ですから改善して欲しいです。
マニラでもトランプタワー建設中だそうです。
アメリカ領土のManila American Cemetery and Memorial。

アメリカ本国のアーリントン墓地に次ぐ規模の墓地だそうです。
https://youtu.be/gYwa-gfbsyk
動画にも写っていた建物の中には、太平洋戦争の記録がありました。
フィリピン独立の英雄を記念するリサール公園。

リサールは、ここからわずかの場所で銃殺されました。
マニラ大聖堂。
世界遺産に登録されたサン・オウガスティン教会。

建造当時は中国人商人も多くいたため、ライオンが中国風です。
サン・ティアゴ要塞。

日本占領時代に牢獄として使われた場所があります。
パッシグ川沿いの地下牢では、満潮時に多くの人が亡くなったそうです。
「The memory of all these unknown victims of Japanese atocities will live forever in the hearts and minds of the Filipino people. 」と刻まれています。

マニラ訪問にあたり「地球の歩き方」で読むまで知りませんでした。こういうことはよく調べて日本の教育課程でも教えたほうがいいと思う一方、戦後の日本がODAなどでアジアを援助・補償してきたことも言及してほしいものです。
翌朝、いよいよ帰国です。

エルミタ地区まですぐなので、散歩に行ってみました。
アメリカ大使館の前を過ぎると、左前方がエルミタ地区です。
なので歩道橋を渡ります。
人々の生活を感じる裏道。
セブンイレブンの前にたむろする裸足の子供たち。

別のセブンイレブンで買物をしたら、ついてきてお金をせびられました。
彼らは現地の言葉で話していて、こちらはひたすら日本語対応作戦です。
ノスタルジックです。
帰りの飛行機は、皆さんがよく使われる14時10分発のセブパシです。
空港までregular taxiで300～400P、ホテルの車は1140Pとのこと。

お昼はフィリピンではsiestaで、渋滞は緩和されるということでした。
フィリピンっていまだにsiestaやってんのか(*_*)！ウラヤマシス( ﾟДﾟ)

「Regular taxiは危険と聞いているが」とreceptionで聞くと、「最近は警察がモニターしているのでそうでもないですが、メーターを倒さずに走ることもあってボラれても400～500Pでしょう。出口のボーイにメーターを倒すように言ってください」とのことでした。
運転手は「ターミナル3まで400P」と言いますので、OKしました。
だってあのcoupon taxiは530Pでしたからね。

次回の訪問のために、500Pあげて20P紙幣を2枚もらいました。
60Pのチップですが、いい運転手さんでしたから。
セブパシのカウンターは噂どおり混んでいましたが、

運良く途中からすいている別のカウンターに案内されました。
セブパシのCAさんはかっこいいです。

少し遅れましたが、ほぼ定刻通りに出発しました。
悲しいお知らせ(>_<)

痛い・・・、なくなっていっそう貴重な路線だったことを感じます。
ボホールの空港（←日本が援助）の完成まで、頑張って欲しかったです。
バニラ、夏には復活してくれないかな～

また、訪れたいです。