秋晴れの清水港を散策する！

2018/10/12 - 2018/10/12

清水港紹介シリーズの第3弾として、今日は秋晴れの天気がよいので、清水港の日の出埠頭を散策して、港と海と富士山の景色を眺める。

ちょうど埠頭には、富士山を背景にホーランド・アメリカ・ライン社の客船・ウエステルダム号が接岸していたので見物する。

本日はカメラが重いので携帯電話を片手に持ち、写真はすべて携帯のカメラ機能で撮影したものです。

エリア 清水(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

清水港の歴史的港湾荷役施設のテルファー・クレーン。

以前はヨットハーバーの水深がもっと深く、沖に停泊する大型貨物船から輸入物資をダルマ船に積み込み、岸壁に接岸してテルファー・クレーンでこの脇にあった「清水港線」から国鉄・清水駅まで運搬して、貨車に転載して各地に送りました。

港内のヨットハーバー。

上空には秋のうろこ雲。

入港する大型船の水先案内をする「パイロット船」。

エスパルス・ドリームプラザ（S-Pulse Dream Plaza）は、複合商業施設のショッピングモールです。

富士山の頭は雲の上。

船越しに眺める富士山。

タグボート・YAMATO号。

船の前には郵便ポストが・・・

ドリ・プラ（略称）の観覧車。

駿河湾の向こうに富士山の姿。

対岸は興津埠頭です。
右側に見える黒い装置は、地球深部探査船「ちきゅう」の巨大な船上掘削櫓であり、「ちきゅう」の目印は120mある高い掘削櫓です。

さらに「ちきゅう」は、今月から南海トラフ大地震の震源域である紀州半島の沖にて長期間にわたり海底探査をして、地震の発生メカニズムを検証する活動をします。

沖合から、２隻の小型船が接近する。
☆ 右側 ＝駿河湾から帰港する釣り船
☆ 左側 ＝江尻漁港往復のフェリー船

このまま進行すれば、２隻は衝突します！

海事法の海上衝突予防法では、「他の船を右に見る船は、他の船の進路を避ける」と定めているので、右側の釣り船に衝突回避義務があります。

ホーランド・アメリカ・ラインの「ウエステルダム号」の入港案内板。
今月は観光シーズンのため清水港へ寄港予定の外国の大型クルーズ客船は８隻で、船客もおよそ１万人ほどが訪問するなど過去最多の盛況です。

2009年６月には、ＨＡＬ社最大のユーロダム号（86,273ﾄﾝ・2671人）に乗船して、バルト海６ヵ国のクルーズの旅に行きましたのでとくに愛着を感じます。

ＨＡＬ社 とは ・・・
ホーランド・アメリカ・ライン（ Holland America Line ）は、 他のカジュアルクルーズとは一線を画し、船名にオランダの地名をつけたり、船内のアート・コレクションﾝは美術館のような雰囲気など、格調高いクルーズ会社として運航しています。 HAL社の船名には､オランダの地名（ﾀﾞﾑ：dam)を命名しており、船体の濃紺に白線のカラーリングが特徴です。
ＨＡＬのフラッグ・シップ級客船。
☆ ユーロダム（Eurodam）号
☆ ニュー・アムステルダム（Nieuw Amsterdam）号

秋の空は急変するので、富士山が次第に雲に覆われてきました。

本年８月に就航した、ＨＡＬ社・ クルーズ客船の新造船情報。
船名　　 　ニュー・スタテンダム号
総トン数 99,500t ：全長 284.9m ：全幅 32.3m
旅客定員 　2,650 人 （ウエステルダム号は1,916人）
クルーズ客船は最近大型化していますが、８万～10万ﾄﾝ前後の客船が船内生活、アクティビティ＆イベントの参加などには適しています。

埠頭には、船客を地元観光地に案内するタクシーが待機する。

船客の老夫婦が記念撮影。

船客の殆どが観光のため下船しているので、オーシャンビューの船室には人影がありません。

さらに見物人も平日のため、ほとんどいません。

設置された「風見鶏」が、風力で回転する。