2018年10月　京都　大乗寺の酔芙蓉と東山山頂公園と街歩き&山歩き

2018/10/15 - 2018/10/15

京都山科にある大乗寺の酔芙蓉の花を見に行ってきました。四条河原町から少し街歩きして地下鉄に乗って御陵へ。大乗寺の酔芙蓉を見た後、東山山頂公園、そこから台風の爪痕の残る東山を下って、円山公園、八坂神社へ。半日の街歩き、山歩きです。

エリア 山科(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

10時半、阪急河原町駅から街歩きをスタートします。
天気は、朝方雨が降り、その後曇りから晴れに変わりました。

四条通と木屋町通りの交差点。

♪～別れた人には京都が似合うと初めて気づいた木屋町通り～
中学生の頃、ギターを弾きながらよく歌っていました。

四条大橋を渡るとき、いつも京都にきたんだな～と思います。
そして、橋を渡る途中、北に向かって写真を撮ってしまうのです。

この景色が好きです。
いつもカップルが座っていないか、チェックしてしまいます。
かつて、自分も座ったことがある・・・数十年前の昔のはなしですが。

京都南座とレストラン菊水。
ここの交差点を左に曲がり・・

CACAOMARKET
この天使の羽の真ん中に立って写真を撮っている人の姿をよく見ますが、今日はだれもいない。

大和橋

最近のお気に入りの通りです。白川南通り。
河原町からすぐなのに、人通りが少なくてゆったりしている。
そして、いつも結婚写真を撮っているカップルを見かける。

今日も3組ほど結婚写真撮影中の方をみかけました。
辰巳大明神。

何サギかしら？

この道をまっすぐ行くと知恩院。
華頂通り。

一本橋。
映画のロケなどでよく使われる橋です。
映画「クローズド・ノート」のこの橋のシーンが好きでした。
エリカ様が「別に」発言をしなかったら、「クローズド・ノート」は大ヒットしたと思う。しみじみと心に残る雰囲気のあるよい映画でした。

一本橋を近くで眺める。
行者橋、阿闍梨（あじゃり）橋とも呼ばれるそうです。

白川に沿ったこの通り、静かです。

小さな橋。

土居ノ内橋

三条通にでてきました。

地下鉄東西線東山駅から電車に乗ります。

紫色の座席シート。
高貴な感じがする。

御陵駅着
ずっと「ごりょう」と呼んでいたけれど「みささぎ」と読むんだと初めて知りました。
この地図はわかりやすいです。

一応、グーグルマップで検索して大乗寺までの道順を確認。

階段を上っていく。

グーグルマップを見ながら歩いたのに、迷いました。
そして着いたところは、裏参道のほうでした。

裏参道の階段を上ると、順路とかかれた案内があって、そこを通っていきます。

静かなお寺でした。

こちらが表参道でした。

酔芙蓉の花が咲いています。
少し前、テレビで大乗寺の酔芙蓉（すいふよう）の花のことを知りました。
朝咲き始める頃は白、昼間は淡い紅色、夕方紅色に変わる花。
お酒に酔ったように白から淡いピンク色、紅色に変わることから酔芙蓉というそうです。

本堂にお参りします。

蚊に刺されないようにと、蚊取り線香や団扇が用意されていました。

酔芙蓉を見ながら歩ける通り。

白い色、紅色。

私の他には、5人ほど人を見かけました。
お花を見る順路を何周もしていると言っておられました。
私も２周して、酔芙蓉をゆっくり鑑賞させていいただきました。

白い色、紅色、きれいです。

酔芙蓉観音様

「夏の酷暑の為開花が遅れています。」
蕾がいっぱいあったので、まだしばらくきれいな酔芙蓉が見られそうです。

酔芙蓉の写真が飾ってあります。

酔芙蓉の通り。

白は今日、咲いた花。
これから午後にかけてだんだんピンク色に変わり、やがて赤くなる。
白い花のお隣は、昨日咲いた花。

ずっと眺めていたくなる。

つぼみもいっぱい。

白と紅色がきれい。

句碑
小倉百人一首　第二十八番
山里は冬ぞさびしさまさりける
　　人目も草もかれぬと思へば

句碑
日蓮聖人御和歌
立ちわたる身のうき雲も
　　　晴れぬべし
たえぬ御法の　鷺の山風

「杖をお使い下さい。」
あちこちに心配りされたメッセージがありました。

「休憩所は無料ですから冷茶をどうぞお飲み下さい。」
声を掛けられているようです。

頭上に注意して

石段の段差がきついので手すりを持ちながら降りました。

「酔芙蓉の寺　大乗寺」の説明と「酔芙蓉」について書かれています。

大乗寺　酔芙蓉の寺をあとにして、次は、東山山頂公園に行ってみることにします。
グーグルマップの検索では徒歩36分。

旧東海道なのですね。

途中、こんなものが。
平成9年10月の京都市営地下鉄東西線の開業に伴い廃線となった京阪電車京津線の軌道敷を利用し・・・・とあります。

廃線になった線路跡

しばらく歩くとこんな立看
「粟田口刑場跡」
江戸時代、ここで公開処刑が行われたとか・・・
なんだか怖くなります。

この階段を上って、

東山ドライブウェイにでますが、
途中グーグル先生が教えてくれた近道らしき道をいくと、道なき道でした。

蜘蛛の巣を払いよけ、何か出てくるんではないかと怖い思いをしながら5分ほど歩くと、

ゴミが放置された場所に出て

東山ドライブウェイにでました。
歩いている人など誰もいません。
時々、車がすごいスピードで通り過ぎていくので、こわいです。

天気がすっかり良くなって、暑い！

この階段を上って、

12時15分、東山山頂公園に着きました。

おじさんが6人くらい、腰かけてゆっくりされていました。

なんにもないけれど、気持ちいい。

あっちのほうに人影がみえたので、行ってみました。

木が倒れて、ロープが張ってある。

京都市街が一望できる場所がありました。

京都タワーが見えました。

西山北山の方角。

山頂から下に降りる道はどこにあるのだろう。。
道を探すが見当たらない。
北には将軍塚青龍殿の門が見えました。
ここは行っておくべきでした。
拝観料500円ですが、絶景の見える舞台があるところ。

トレッキング姿のおじさんがここに入っていくのをみて、私も慌ててついていきました。でも、写真をとっていたら、すぐ姿が見えなくなってしまった。

京都一周トレイルの標識
東山22

ここを降りていけば、知恩院か円山公園へ行けそう。

よしよし。標識もしっかりある。

背の高い木が倒れている。

げっ！木が倒れて道をふさいでいる。

あちこち倒木だらけでした。

木の上を跨いだり、くぐったりしながら、本当にここを通っていけるのか不安になる。
立ち止まっていると、前方から若い男性が2人やってきたので、
「この先、通り抜けできますか？」と聞いたら、
「できますよ。でもかなり険しい道です。気を付けてください。」と言われました。
ひぇ！私が無事に通れる道だろうか・・・

新しい標識。きっと大丈夫。下っていけるでしょう。

大きな木が根こそぎ倒れているのを何度も目撃。
道に土砂が流れ込んでいて、両手を使ってなんとか通り抜け。
どこまでこの状態が続くのか・・

また、しばらくいくと、黒い鞄を持った普通の格好をした男性が歩いてきたので、
「こんにちは。この先の道は険しいですか？」と聞くと、「いや、大丈夫。この先はもう危険なところはないですよ。」っと。
ほっ！ああよかった。無事に下っていけそう。

お地蔵さん。
ここまでくればもうすぐ。

知恩院方面　円山公園方面

前方に建物が見えてきたのでもう大丈夫

小さな橋を渡る。

法垂窟

大鐘楼

写真ではわかりにくいけれど、大きな鐘です。

知恩院の方向に行ったつもりが円山公園のほうにでてきました。

13時　東山を望む。
この山の向こうから山を登って降りてきました。
外国人のグループが池のほうを向いて座っていました。

枝垂桜

八坂神社
日本人より外国人のほうが多い。

すっかり晴れて、暑い。青空がきれい！

八坂神社を通り抜け、四条通。

色とりどりの傘を差した人が行列をつくっている。

おなかがすいてきたので、ここでランチを食べることしました。
一人でも入りやすいお店でした。
席数もたくさんあって、「好きな席にどうぞ」と言われたので、奥のほうのソファー席に座りました。

一番安いランチセット　税込み980円。
まず、コーンスープ。

魚のフライと肉の甘辛煮、エビ、ポテトサラダ。
ライスかパンを選べたので、パンを選択。

食後のコーヒーつき。

1916年創業で、店内はレトロモダンな雰囲気。
この100年の間にいろんな人が訪れたのだろうなぁと思う。

レストラン菊水の外観

すぐ横の鴨川を渡り、
今日の京都街歩き＆山歩き終了です。

スマートフォンのヘルスケアのデータ。

約10キロの街歩き＆山歩きでした。

東山の怖かったけれど、2日たつとまた行ってみたくなります。
今度行くときは、整備されていることでしょう。
今年の台風は、すごかったのだなぁと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• ちちぼーさん 2018/10/17 19:51:08

  こんな京都もあるのですね

  tokinotobiraさん、こんにちは。
  
  京都というと街中のお寺というイメージですが、
  こんなところもあるのですね。
  歩いている人もほとんどいなくて、木が倒れていたり急な道だったり。
  ちょっと不安になってしまうところもありますが、
  上からの眺めは絶景ですね。
  
  最近、平地は歩いても登りは全くなので
  私もちょっと登ってみたくなりました。
  
  ちちぼー
  

  tokinoさん からの返信 2018/10/18 20:57:39

  Re: こんな京都もあるのですね

  ちちぼーさん、いつもありがとうございます。
  
  京都は町中のお寺のイメージですね～
  人が多いのを避けて、東山に登ってみたものの、
  一人だと本当に怖かったです。
  台風の災害状況をしっかり把握しておけばよかったです。
  
  
  ちちぼーさんは、いつも登っているイメージですが・・・
  また、ちちぼーさんの歩き回る旅楽しみにしています。
  
  コメントありがとうございます。