2018/10/13 - 2018/10/13
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そんごくうさん
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千葉県館山市の伊戸(いと)にある「ボミー」さんにダイビングに行きました。
http://bommie.jp/
ここは元々 地元の漁師さんが、定置網に入ってしまうサメを引っ張り出す苦労と、せっかくかかった魚をサメに食い荒らされる被害に悩んでいたのですが、ボミー代表の塩田氏と漁協が協力し餌付けをすることで、サメが定置網に入らなくなりました。
その結果、ダイバーは大量のサメが見れて楽しい上に、漁師さん側は 年間2000万円ほどあった漁業被害が激減したそうです。
正に「Win-Win」の関係ですね!
そんなステキな海のレポをお届けいたします。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
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約4年ぶりにやってきました、館山市伊戸にあるダイビングショップ「ボミー」さんです。
伊戸ダイビングサービス ボミー 名所・史跡
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午前9時。
書類記入やお着替え・ブリーフィングを済ませ、第1便の船にて出航します。
世界的にもサメやらエイやらと一緒にダイビングが出来るのが珍しく、大変人気のスポットのようで、今回は台湾のショップがツアーで来ていましたよ。
勿論、日本のダイバーさんも満載です。 -
出航からポイントまで3分ほどなので、船酔いしているヒマもありません。
波も無く、海面は穏やかです。
早速エントリーし、潜降ロープを伝って水中へと潜っていきます。
水面付近から海底を見ると、サメ(ドチザメ)の他にエイ(アカエイ)もいっぱいいます。 -
着底しました。
早速アカエイちゃんが砂煙を巻き上げながら御挨拶にやってきてくれました。 -
このようにブイの付け根には黄色いカゴが取り付けてあります。
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中にはエサ用の小魚が入っています。
この魚は、定置網にかかったものの、売り物にならない魚を漁師さんが提供してくれております。 -
ガイドさんがカゴを取り外します。
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「おっ、人間が来たぞー!エサの時間ぢゃぁぁぁー!」と、目ざとく見つけた魚たちが集まってきます。
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「ボクにもエサちょーだい!」とアカエイちゃんもガイドさんにおねだりしています。
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群がる魚たち。
動画でもお楽しみください。
https://youtu.be/LzdKQZv8ATM
動画をご覧いただくと分かるのですが、アカエイちゃんに色々な方向から突進されたり上に覆いかぶされたりして視界を奪われたりするうえ、0:20付近ではヒレで頭をはたかれたり、手を甘噛みされたりするので(笑)、時々カメラがブレております。
何卒ご容赦くださいませ。 -
目の前を横切るアカエイちゃん。
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…と、そのお腹。
↑シャッターを切った瞬間に、カメラに被さってきました(苦笑)。 -
お魚さん、大乱舞です。
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ドチザメも集まってきました。
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エイもサメも ものすごい数です!
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そんな中、我々を横目に悠々と泳ぐヒゲダイさん。
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こっちに方向転換してきました!
目の前10cmくらいです。 -
「なんだ?何か文句あっか?」
…いえ、ありません。
勝手に写真を撮って申し訳ありませんでした…。 -
コブダイさんも睨みを利かせています。
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「お?やんのか?ワシの後ろには舎弟のアカエイもおるんやで?」
いえいえ、大変失礼いたしました。 -
「アカエイ、よく見ておくんやで。無礼な行いをする人間はこうやぞ!パクーっ。」
(注:たまたま写真のアングルで人が食べられているように見えるだけで、実際のコブダイはおとなしい生き物です。念のため。)
とにかく魚たちが皆フレンドリーです。 -
おもしろいポイントなのですが、水深が比較的深い(約-23m位)ので、体内残留窒素的にも いつまでも深場に留まっているわけにはいきません。
デビルスタワー的な山に向います。 -
近寄ってみると、ソフトコーラルがキレイです。
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キンギョハナダイの群れがいました。
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10月も半ばになり、水温が下がってくる(今日は21℃)のと比例して透明度が上がっています。
この日も海外のリゾートのようなキレイな海でした。 -
ボートへ戻る時間が迫ってきました。
-10mくらいまでゆっくり浮上すると、上の方には小魚の大群が! -
小さい点のように見えるのが、全て小魚です!
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そして-5mで安全停止を3分間行います。
がっ!
通常ですと吐いた泡は上に向かって行くのですが、激流の為に真横に流れていきます。 -
しかも大盛況で定員一杯までフル乗船しているため、安全停止ゾーンである-3~-6mに20人くらいがひしめき合っています!
普段だったら経験の浅い人にロープを譲り、その辺の水深で浮かんでいるのですが、この激流ではロープを離したらアッという間に遠くへ流されてしまいます。
なので、-3.1mというギリギリの水深をキープし、3分間経った時点でエキジットしました。 -
船着き場に戻ってきました。
我々はここから休憩に入りますが、入れ替わりで第2便のチームが出航します。 -
約1時間半の休憩後、2本目に向かいます。
気温18℃、現在時刻は11:15。
飛行機搭乗禁止解除まであと10:27です。←今は関係ない。 -
相変わらず厚い雲が空を覆っていますが、気にせず行きましょう!
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2本目、エントリーします。
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水面付近から海底を見ると、エサの入った黄色いカゴの周りには、1本目より数多くのサメやエイが集まっています。
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着底しました。
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ドチザメがウヨウヨいます。
こちらも動画でどうぞ!
https://youtu.be/4bfD7YWYoUI -
次々に生物がやってきます。
ドチザメ… -
クエ…
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ヒゲダイ…
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アカエイ等々。
アカエイの裏側(下側)は、目のように見える部分(鼻)と口で、「ニコちゃんマーク」みたいになっていますよ。 -
体表が結構キズ付いてる個体もいますね。
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またしてもガイドさんがカゴに手をかけます。
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ウツボさん達もスタンバイ完了です!
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魚たちも心得たもので、「野郎共っ、飯の時間だぜぇぃ!」とばかりにワラワラと集まってきます。
私もサメさんたちに交じってエサ場に突入してみました。
動画: https://youtu.be/Tyh7Q4JrBIg
サメさんに「お前人間だろ!俺たちの食事の邪魔するんじゃないよ!」とばかりに体当たりされたり、尻尾ではたかれたり、突つかれたり、0:22付近でアカエイに食べられそうになったりしましたが(笑)。 -
皆さんのお食事風景。
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…と、それを見て 写真を撮ったりして楽しむ人間たち。
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普通のドチザメは臆病なので、人間の姿を見ると逃げてしまいますが、ここでは「人間?関係ないね。」みたいな態度ですね。
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私の前にいるダイバーさんも、この後 サメに尾で頭を叩かれてました(笑)。
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ガイドさんが持つエサ箱に群がる皆さん。
もう何が何だか分かりません(苦笑)。
https://youtu.be/vd0uBERI7Xg -
ガイドさんがエサ箱から離れますが、魚の匂いが染みついているので、まだアカエイに追っかけられております。
生きるために みんな必死です。
https://youtu.be/D12j3hJI98E -
楽しかった時間も もうすぐ終わりです。
水深5mで安全停止です。
またしても激流の為、身体が持って行かれそうになります。 -
私は-4.2m付近で頑張ります。
安全停止終了まで あと32秒です! -
全員無事エキジットし、足場とラダーを引上げ、港に帰ります。
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帰ってきました。
入れ替わりで第4便が出船します。 -
器材やスーツを洗って干し、お着替え・会計等を済ませたら終了です。
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目の前にある「だいぼ」は、伊戸漁港に隣接し、獲れたての魚介類を提供してくれます。
今回は利用しませんでしたが、次回はこちらで食事して帰りたいと思います。
<終>漁港食堂 だいぼ グルメ・レストラン
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