2018/06/08 - 2018/06/08
13位(同エリア86件中)
れいろんさん
地球の歩き方にも紹介されているザダル(ZADAR)は、その起源が紀元前9世紀にまでさかのぼるという歴史の町。
中世にはベネチア共和国と競うほどの勢力を持っていた港湾都市です。(地球の歩き方から抜粋)
旧市街は岬に築かれ、その付け根と、陸側はがっちりとした城壁が今も残っているようです。もちろんローマ帝国時代の遺跡(私の大好物)も残っています。
ザダルでは2泊し、真ん中の一日を旧市街の観光にあてました。
しかし、この日、不注意からカメラを落として壊してしまいました。
撮影機能には影響がないようなのですが、撮影をするためのレンズが出なくなってしまいました。(単純に物理的な故障ですね。)
まあ、カメラがなくても旅行は続けられますが・・・。
(ちなみにスマートホンは持っていません。)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨日はプリトヴィツェ湖群国立公園からバスでザダルに到着しました。
明けて8日・・・ -
まず、明日のスプリット行のバスの切符を買っておきます。
90クローネ(荷物預け代金別)。 -
朝のバスターミナルのカフェはバスを待つ人達で賑わっていました。
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バスターミナルから建物の間を抜けると・・・
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市内バスのバス停があり、通りの向こうにはKonzum(スーパー)の大型店舗があります。
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旧市街へ行くバス(2番、4番)は15分おきくらいに走っていますね。
市内バス2回券=16クローネ。 -
バスは聖クルシェヴァン門(別名:海の門)のすぐ側に着きます。
では、門を潜って旧市街の中へ。 -
旧市街側から聖クルシェヴァン門を撮影。
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聖クルシェヴァン門から真っ直ぐ歩くと、聖ストシャ大聖堂の高い鐘楼と円筒形の聖ドナド教会がどーんと姿を現しました。
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左側は賑やかなシロカ通りです。
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聖ドナド教会は9世紀に建てられた教会なのですが、ローマ帝国時代の神殿を一部転用していて、その周囲にはローマ時代の遺構が残っています。
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聖ストシャ大聖堂と聖ドナド教会はこんな配置になっていて、
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その向かいには聖マリア教会・修道院が建っています。
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聖ドナド教会の海側は公園のようになっていて、ローマ時代の大理石の柱やその基礎が規則的に並んでいます。
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現在、聖ドナド教会は「教会」ではなく、「遺跡&未術館」として利用されています。
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聖ドナド教会の南側。
ローマ時代のフォーラムの跡ですね。 -
これが「恥の柱」なのかな。
軽犯罪を犯した者を、見せしめのため一定期間(たいてい1日ほど)縛りつけたという恥の柱。 -
「恥の柱」として使用されたのは、ローマ時代ではなくて中世の話。
この柱も立てられた時は、そんな用途に使われるとは思っていなかったに違いない。今はただゆっくりと建っています。 -
その先にも何やら古そうな塀と塀の上の大堰のブロック。
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ここも、やはりローマ時代の遺構なのね。
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発掘時の写真が展示されていましたが、かなり放りっぱなしのエリアです。
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この辺りの狭い範囲にみっちり詰まったローマ遺跡。
見応えがありますね。 -
草地の上に大理石の柱、すぐ隣は民家だったり駐車場だったり。
ローマ時代の遺構の隣(というか、正確には真上)が駐車場なんて! -
はあぁ~、ザダル、すごい!
お腹いっぱいになっちゃったので・・・ -
海を見ながら一休みしましょう。
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日陰のベンチで。海風が気持ちいい。
正面はUgljan島ですね。 -
観光クルーズの船も出ているみたい。
ザダルは夕日の名所だという事なので、夕方、船に乗ってみようかな。 -
小休止して元気が出たので聖ストシャ大聖堂の鐘楼に登りましょう。
入場料は15クローネ。 -
らせん階段を登って行きます。
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円型の聖ドナド教会の屋根、フォーラムなど南側の眺め。
奥の陸地はUgljan島です。 -
真下のシロカ通り。真っ直ぐ岬の先端へ。
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ザダルの旧市街は岬に築かれているので、岬の先端の西側も
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対岸(陸、本土?)に面した北側も海が見えます。
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聖マリア教会・修道院とその手前の考古学博物館の建物。
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階段から内部をのぞき込めば鐘部分。
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街の眺めも十分楽しんだので降りますよ~。
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降り切って鐘楼を見上げると大天使ミカエルの姿がありました。
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では、聖ストシャ大聖堂、本堂へ。
お祭りのなのかな? 聖堂前の広場が賑やかです。 -
まず、内部を見学させてくださいね。
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12世紀に建てられたロマネスク様式の大聖堂。
すっきりシンプルでした。 -
向かって右側の側廊の祭壇。
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入口上のパイプオルガンは大きいです。
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シロカ通りを歩いていくと、なにやら宗教っぽい人たちが。
やはり今日はお祭りなのね? -
子供たちが沢山いて・・・
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バザーのようなお店を出したり・・・
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自由研究のような展示物を並べたり・・・
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更にステージも設けられていて、
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歌や踊りを披露していました。
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ステージがあったのは旧市街のへそ=ナロドゥ二広場でした。
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こちらは出番を待つ少女たち。
可愛らしいえねぇ。 -
さらに直進すると「旧市街のある岬」の付け根の広場に出ました。
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Perta Zoranica 広場。
あの特徴的な柱はなんという名前だろう? -
その先はPerivoj kraljice Jelene Madijevke (Jelena Madijevka 女王の公園)です。
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公園の壁に沿って「Trg 5 bunara(5つの井戸の広場)」があり、古い井戸が並んでいます。
井戸を見るとのぞき込みたくなるのは誰も同じですね。 -
Kapetanova kula (キャプテンの塔)。
登れるようなのですが・・・、修復中だったのかなぁ?
入口がわかりませんでした。残念! -
聖ストシャ大聖堂からPerta Zoranica 広場まで真っ直ぐ歩いてきたので、先ほどちらっと見えていた市場へ行ってみましょうか。
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なんて美しい果物たち。
ただ見るだけのつもりだったのですが・・・ -
やはりさくらんぼや桃などを買ってしまいました。
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無造作にバケツに入れられた花も素敵です。
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野菜も活き活きしています。
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この季節、春のきのこなどもあるのねぇ。
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魚市場ものぞいてみます。
鯵や鰯などの青魚がたくさん並んでいますねぇ。 -
こちらは鯛の仲間かな。
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エイやホウボウなど。
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ムール貝専門店。
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手長海老、美味しそう~。
果物が入ったエコバックを下げているからか、魚市場でも「今日は鰯が良いよ~。持っていきなよ。」などと声をかけられました。 -
ひとまずホテルに戻り、荷物を置いてきましょう。
バスは聖クルシェヴァン門のバス停で折り返すので、ここから乗れば座れます。 -
さて、市場での戦利品は。
これ全部で30クローネです。食べきれるかな? -
そして、スパー(スーパー)でお菓子とシードル、パン屋さんでパンを2つ買ってきました。
これでお昼ご飯にします。 -
昼食後は昼寝をして、クロアチア一美しいとも言われる夕日を見に、再び旧市街へ。
聖クルシェヴァン門そばのバス停で降りて・・・ -
門は潜らず、城壁に登ってみます。
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左側の建物は国立博物館なのですが、私は右側の建物の・・・
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砲弾の跡(※)のようなダメージに目を奪われてしまいました。
※実際の砲弾の跡かは確認していません。
クロアチアは1991年にユーゴスラビア社会主義連邦共和国から独立したものの、独立後も国内で紛争が続いていたんですよね。
いろいろ考えちゃいます。 -
午前中、賑やかだった市場もほとんど終了していました。
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長い橋(Gradski most)で、陸(本土)側とつながっています。
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城壁から見下ろした旧市街の街並み。
ここを行くとナロドゥ二広場に出ます。 -
Muzej antičkog stakla (アンティークガラス博物館)です。
古代のガラス製品(発掘や海から引き揚げられたりしたもの)も展示されているようですが、現代のガラス作家の作品も多く展示されているとかなので・・・う~ん、割愛します。 -
城塞が終わり、自然にたどり着いたのはPerta Zoranica 広場でした。
おっ、お土産屋さんの入口で・・・ -
白黒猫、発見~。
喜んで近づいていったのですが、あまり遊んでくれない仔でした。
写真からも嫌がっている様子が見て取れますね。 -
まあ、仕方ない。
5つの井戸の広場を通って、正門(陸門 Kopnena vrata )を見に行きます。 -
岬の付け根に設けられた正門(陸門 Kopnena vrata )。
重厚な門です。 -
正門(陸門 Kopnena vrata )から旧市街に入ってすぐ右側。
Kapetanova kula (キャプテンの塔)が見えます。 -
そのまま直進。すると、聖マリア教会・修道院の横から聖ドナド教会の南側=フォーラムに出ました。
正門(陸門 Kopnena vrata )真っ直ぐ進むとフォーラムに着くようになっているのですね。 -
ここにも井戸がありました。
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海沿いに旧市街の新名所、「シーオルガン」と「ザダルの太陽」へ向かいます。
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シーオルガン。
沢山の人達が思い思いにくつろいでいました。 -
海風が地面に埋められた装置を鳴らし音楽を奏でるというものらしいのですが、「ボ~」「ボヘェ~」と、くぐもった音が鳴るだけでした。
音色は昔のオルガンっぽいかな? -
ザダルの太陽は日没時に床が七色に光るものらしい。
では、ここでしばらく時間をつぶしましょう。 -
なんと、ここでカメラを地面(石かコンクリート)に落としてしましました。
(この先の2枚はカメラを落とす前に撮影したもの)
うわぁ~!!! しかも、レンズが出てくるタイプのコンデジを、レンズを出した状態で落としたので、ゆがんでしまったのかレンズが引っ込まない? -
力ずくでレンズを収めたところ、今度はどう工夫してもレンズが出てこない!
「レンズに不具合が生じたため、いったん電源を切ります。」とメッセージがでて、電源が落ちてしまうのです。ああぁ、どうしよう~。
別にカメラがなくたって旅行に支障はないのですが、気持ちが萎える~。
新しいカメラを買えばいいのかな? 夕日(どうせ曇りじゃん!)を見るのは諦めて、カメラ屋さんを探しに行きます!!
>>> 続く(かな?)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2018/11/03 18:49:54
- 遺跡がいっぱいの場所なんですね
- こんばんは、れいろんさん
れいろんさんの旅行記を見ていると、
日本では全然有名ではないけれど、世界各国には、いろいろな遺跡が埋まっているんだな、、、って感じることができます。
羅援階段を上がった上から見たまるでフィレンツェのような街並み。
でも、遠くに海が見渡せて、こっちの方がステキ(笑)
ところで、コンデジ☆
私も同じような故障の経験あり、、、
その時は無理やり引っ込めなかったので、
ズームとかできないけれど、短焦点で撮ることができました。
だから、自分が前に行ったり後ろに行ったり、、、(笑)
結局、その後買わなかったなぁ。
一眼レフとコンデジの2つ持ちだったから、一眼だけにしちゃいました。
れいろんさんは、結局買ったのかな?
まだまだ旅が続くのに、撮れないんじゃねー
私たちのためにも買ってくれて正解ですよー♪
たらよろ
- れいろんさん からの返信 2018/11/04 17:26:40
- RE: 遺跡がいっぱいの場所なんですね
- たらよろさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
クロアチアはアドリア海を挟んでイタリアに対峙していて、私見ですが両国はとても似ています。
今ところ、ドゥブロヴニク以外はどの都市も、イタリアほど観光客は多くないようです。
で、デジカメですが、日本に帰ってきたら、何もしていないのにレンズが可動するようになりました。(理由は全く不明なんです。)
今は信用しないで使っています。とりあえず使えています。
スプリットで買ったカメラは電源が単三電池で不便なので。
一眼レフやミラーレス、綺麗な写真が撮りたいなら必携ですよね。
私の場合、「記録」なので、とりあえずこのまま行きま〜す。
たらよろさん(主にたらさんかな)は、いつも食べ物の写真がとても綺麗で、美味しそうなので、一眼レフで正解です。
甘味にあまり興味がない私も、たらよろスウィーツ写真を見ると、いつも美味しそうって思いますから。
れいろん
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