はじめての高雄～てんわやんわ旅～

2018/10/04 - 2018/10/07

台北には何度か行ったことがあるけど、はじめての南部。
今回は、高雄、台南、関子嶺温泉を旅してきました^_^

今回の反省：バスは使うな
（アプリを過信するな。観光客に手に負えるのは地下鉄までだ）

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 1.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配

《1日目／出発》
18:25セントレア発→20:40高雄空港（LCCタイガーエア）
空港の駅の改札で、ipassを購入し、いざ市内へ
（空港のコンビニでは、ICカードは取扱いしてないと言われました）

高雄国際空港 (KHH) 空港

世界で二番目に綺麗な駅とか。
たくさんの人が写真を撮ってました。

美麗島駅 駅

《宿泊・夕飯》
MRT美麗島駅11番出口すぐのサニーサイドホテルに宿泊
目の前の六合夜市で簡単に夕飯をとりました。
この夜市はコンパクトで人もそんなに多くないので、初心者には使いやすいです。
（以前、台北で行った夜市は巨大で人が多すぎて、楽しめなかった。）

六合夜市 市場

《夕飯》
「方記」の水餃子は、皮がうまい！具はキャベツ多めであっさり。
一人1品はオーダーしないといけないらしく、スーランタンも注文。これは独特の風味があって、日本で食べるものとは若干違うけど、まあまあ。
近くのコンビニでビールを持ち込みました。

ほかの屋台でちょこちょこ食べながら、この日は終了～

六合夜市 市場

《2日目／朝食》
朝5時に「興隆居」に朝ごはんを食べにいきました。
私は、湯包（タンバオ）、具が入った豆乳スープの鹹豆漿（シエントウチャン）、蛋餅を注文。
甘い豆乳はすでにカップに入りがあり、指さしで頼めたのですが、鹹豆漿なく、「辛いの」っていったら、店員さんが「しょっはいの？」と聞き返してくれ、無事に注文できました＾＾；

興隆居 地元の料理

湯包（タンバオ）
この写真では伝わりませんが、汁が垂れるほどジューシーです。
なのに、どうして皮がべちゃべちゃにならないんだろう？
具はきゃべつがちで、あっさり食べられます。

興隆居 地元の料理

《出発》
06:10　高雄駅発→7:30嘉義駅
駅の自動販売機で指定席の切符を買い、いざ嘉義へ！
まるで新幹線のような見た目の特急「自強号」にテンション↑ます。

高雄駅 駅

嘉義駅に到着したものの、関子嶺行きのバス停が分からない！
近くにいたポリスマンに聞いてみたら、駅前の立派なバス停まで連れて行ってくれました。
が、ここじゃないんですよ。
確かにここのバス停に時刻表は貼ってあるものの、ここに関子嶺行きのバスは止まりません。駅を背にして斜め右、通りを渡った先、汚いベンチがあるバス停が正解なのです。
なぜ、正解のバス停に辿り着けたかと言うと、何やら太っちょの怪しげなおじさんが、私達に話しかけてきて身振り手振りでついてこいと言って、正しいバス停に導いてくれました。
バスが来るまで、おじさんのことを疑ってましたが、おじさんがメモしてくれた通り08:05にバスが来ました。ごめんね、親切なおじさん。
（帰りもおじさんはいて、バス停に来る人のお世話をしていたので、バス会社のひとなのかも？私服だけど＾＾；）
持ってた時刻表では、08:10発だったのにですが、この後もバスには悩まされます。


バスのHP 嘉義客運7214
http://wwm.cibus.com.tw/modules/tinyd1/?id=4

台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅

《關子嶺統茂温泉会館》
嘉義駅から、約1時間で関子嶺温泉に到着
念願の泥温泉はというと・・
泥は薄く、カラダに塗る用の泥も桶に補充されていないし、一部の浴槽はお湯もお湯も抜かれてるし、残念でした。
極めつけは、楽しみにしてたドクターフィッシュがいない。貼り紙によると、なにやら死んでしまったようで、代わりに？金魚らしきものがいたんですが、死骸が何匹も浮いてて・・
クチコミ等を参考にして、ここを選んだんですが、失敗です。何が世界三大泥温泉だっ。２時間半近くかけていく意味はないな（同行者いわく、別府温泉の方が全然良いと）

関子嶺温泉 温泉

《昼食》
気を取り直して、温泉から少し坂を上った「竹香園」で鳥の丸焼きでも食べることに。
クワレシダなる怪しげなサラダをすすめられ、注文
これ、美味しいです。アクと粘りのないワラビみたいな感じ。
（本当は炒めをお願いしたんですが、やり手なお姉さん（店長？）がサラダの方を強引に勧めてきて、こちらが折れました＾＾；）

さて、メインの鶏の丸焼き（ハーフ）は、皮がうまい。
チャーハンはどこでも間違いないですね。香ばしい。
あと、サービスでメンマの冷菜、芋天、鶏のスープがついてきました。
映ってないけど、鶏スープが絶品。焼いた時の油が垂らしてあるのか、滋味あふれる味でした。
思ったより、ボリューミーなランチになりましたが、台湾ビールも飲んで３０００円ほどでリーズナブル。

關子嶺竹香園 地元の料理

《観光》
おなかも膨れたので、降りたバス停に戻って、バスで関子嶺→嘉義駅に。
そこから電車で台南駅に行き、市バスで安平樹屋に。（この時はまだバスに懲りていない）
木が家屋を喰ってしまったかのような光景に、ラピュタを思い出しました。
あと、ここに併設されている書道館がちょっと面白かったな。

徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー

さて、次に行くため、まだ懲りずバスを探す＾＾；
バス停はすぐ見つかるものの、バスは来ず、タクシーも争奪戦に負け続けて、たいぶ時間のロスをしてしまいました。

（台湾では、バイクに犬も乗るみたい。ちゃんと前方確認してますね～。）

やっとタクシーを捕まえ、かき氷を。
が、やっぱりマンゴーの季節は終了したらしく、日本語が達者なお店のお姉さんおすすめのものを。マンゴーアイスとソースにリンゴやバナナ、ドラゴンフルーツなど、色々楽しめてこれはこれであり。

裕成水果 スイーツ

日が暮れ、神農街をぶらぶら。
映画に出てきそうな雰囲気、映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」ぽい？
おしゃれな雑貨店などが並び、その間の路地に地元のお社などが見え隠れしていて、不思議な空間でした。

途中、ドリンク飲んだりしながら、次のお店へ向かいます。
ちなみに、この「茶の魔手」って、お店はどこでもあったな・・・
メニュー表を指さしながら、お茶の種類、甘さ、氷の量、サイズなどを選べるので、初心者にもハードルが低くていい。
小で２５元とかなので、気軽だし、日本にもこういう店がそこらじゅうにあればいいのにな。

《夕食》
１５分ほど歩いて、「府城牛肉湯」へ。
牛肉湯と空芯菜の炒め。牛肉湯はほんと優しい味。スープが臭くならないのは、どうしてなのか。

また、ふらふら２０分ほど歩いて、林百貨店でお買い物。
アートっぽいものや、地場産のものがおしゃれに売られていたけど、心惹かれるものもなく、何も買わず。建物は昭和レトロな雰囲気で見ごたえありました。

この後、「再發號」でちまきを食べるはずが、お店にたどり着いたのが閉店時間５分前で、ちょうどシャッターを閉めている時だったので、あきらめて高雄に帰りました。

林百貨店 建造物

《夜食》
また、夜市を物色。フルーツも食べたかったけど、同行者に止められ断念（職場の人がお腹を壊したとか）

六合夜市 市場

ちまきを買って、「度小月」の発祥？の屋台で担仔麺を注文
この屋台のおばあちゃんが優しい。笑顔に癒されました。
ちまき屋のおっちゃんもやる気は感じられませんが、味はサイコーです。
どちらも甘辛目で、優しい味でほんとに美味しかった～

この後、夜市を抜けた先にあるマッサージ屋さんで足つぼマッサージ600元を受けました。
なかなか上手なおじさんでお茶とゼリーのおもてなしがあって、癒されたー。
鄧老師養生館 六合店

六合夜市 市場

《３日目／朝》
ホテルで当り障りのないバイキングを食べ、次のホテルへ向かう途中に、六合夜市入口付近で気になっていたドリンクスタンドへ。

薬草っぽいお茶の専門店で、私は「濃茶」（BITTER)（小）を注文したら、おばちゃんたちに何度も止められました＾＾；
それでもいいといったら、小さなカップで何種類か試飲させてくれ、苦いから無理だ、いや大丈夫だとの攻防戦になりました。やたら「仙草茶」を薦めてくる。
「濃茶」は、確かに苦いですが、飲みやすく、なんだか健康になった気がするお茶でした。ちなみに「薄茶」はまんまミントティーな感じです。

ホテルに到着
陽気なオブジェが迎えてくれます。

ホテル ドゥア ホテル

昨日までのホテルと大違い・・
二人で１泊5000円のと、18,000円程の部屋はここまで違います。
さすがにゆったりできました。

ホテル ドゥア ホテル

《観光》
ホテルに荷物を預け、いざ観光へ。
が、ここでバスにまたしてもやられました。バス停は見つけたものの、バスはなかんか来ず、やっと乗れたと思ったら、なぜか最寄りのバス停には行かず、迂回している…。確かにバス車内には怪しい貼紙があって、「迂回」っぽい文字が書いてあったんですよね。仕方なく、バスを飛び下り、30分ほど歩いてたどり着きましたよ（トホホ）。

が、龍虎塔は楽しかったです。膝ガクガクになりながら、塔の上まで登ると景色も最高です。屋台もたくさん出ていて、賑やかっ。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

塔の前のお寺も豪華絢爛で見ごたえあり。
お寺ではお茶の振る舞いがあったので、遠慮なく飲み干したんですが、ふと目をやると、地面に雑な感じで草が干してあり、それをお茶にしてるような気が・・・

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

お寺の前で「菱の実」50元を購入。別名「悪魔の実」
某漫画ファンの私は、これを一度食べてみたかったです。
茹でであって、味は甘くない栗のよう。
余った実を日本に持ち帰って、ネットで調べたレシピ通り、豚肉とスープにしてみたところ、すごく美味しかった。殻も肝臓にいいそうで、お茶にするとか。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

お寺には犬もいました。台湾では、どの犬も繋がれていないのね。でも、おとなしくて、おりこうさん。
この子は、サマーカットされてるけど、すごいデブ・・・

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

また、懲りずバスを待っていたものの、バスは来ず。
（ちなみにバスアプリを入れており、バスの接近を確認していたんですが、急にバス停を飛び越していってしまう始末。）
バス会社は、バス停に迂回のお知らせを張るべきですよ！
地元の方が私たちの行先を聞いてくれて、ここで間違いないと言ってくれてたんですが、地元民たちも首をかしげながら、ずっとバスを待ってました。

しびれを切らし、タクシーで移動。20分170元くらいで目的地へ着き、快適でした。早くそうすればよかった。
さて、タロイモのカキ氷を求め、張家豪台式功夫甜品へ到着

子供のような机で、タロイモ氷とミルク粥のようなものを食べました。
タロイモは優しい甘さ。
ミルク粥？は・・・

近くの地下鉄駅から、お昼ごはんに向かいます。
高雄の地下鉄はまるちゃんとコラボ中
いろんな場所にまるちゃんたちがいます。

地下鉄 高雄捷運 (高雄MRT) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

《昼食》
鹽埕埔駅周辺の「鴨肉珍」で「鴨肉飯」小と「総合下水」小となぜか青菜炒めを注文。かなりローカルなお店で、とりあえず列に並んでいたものの、地元民たちのよどみのないやりとりに、どうやって注文すればいいんだと困っていたら、店主さんは日本人に慣れているらしく、「鴨ゴハン、スープ？」と日本語で聞いてくれました。青菜も指さしてたから、これも日本人は頼むだろうとあたりをつけてくれたのでしょう。おじさん、謝謝よ。
ここは先に席を取って、番号を伝えると料理を運んできてくれるシステムらしいのですが、勝手のわからない私たちには、ボーイッシュな店員さんが空いた席を見つけ、誘導してくれました。や、優しい。
感動したせいか、余計美味しいよ。甘辛い肉がご飯と合う。下水はモツのことですが、まったく臭みがなく、やさしいスープが絶品でした。

鴨肉珍 地元の料理

お昼も食べ、歩いて駁二芸術特区へ
広い、暑い・・
おしゃれな雑貨を買おうかと思っていたのですが、特にぴんと来ず。
これからなスポットですかね。

駁二芸術特区 博物館・美術館・ギャラリー

《夕飯》
最後の晩餐は、ホテル近くの「就愛餡面食館」でいろいろ注文
この小籠包はお店で注文を受けてから、包み、蒸しあげてくれるので、出来立てでおいしい。
全く日本語は通じませんが、オーダーシートがあるのと、店に料理の写真が貼ってあるので、問題なし。
旅先で、ふらっと入ったお店がいいと嬉しいですよね。

この牛肉ロールもはまる味。
ネギがたっぷり入っていて、甘いソースが具と皮に合う！
急いでコンビニにビールを買いに走りました＾＾；

これも皮がプリンとしてて、美味しい。
ご飯、麺のメニュー欄で炒手って書いてあったので、焼きそばかと思ってたら、これだったけど、美味しいので、大丈夫。

《4日目／朝》
ホテルのバイキングはフツーですが、眺めは最高でした。

ホテル ドゥア ホテル

《お買い物》
今回の1番のお気に入りは、このドリンクホルダー
台湾女子、必携なようです。
フリマでも、200元したけど、旅のテンションが上がったからよし！
日本では使うあてはありませんが^_^;

《お買い物》
我的美麗日記、白花油、タイガーバーム
台湾ビール、鮮味炒手、四物湯の素、茶梅などなど
定番の物をスーパーやドラッグストアで爆買（小さい）

あと、空港でユアンソープを買いました。
ひと昔前は1元3円だったから、安く感じだけど、今の4円だと日本と変わらない物価な感じですね。

《お役立ちもの》
今回、アマゾンでSIMカードを買っていきました。
800円くらいで3Gだったけど、実に良く働いてくれたよ。
グーグルマップと、台鉄のアプリのおかげで、スムーズに目的地に到着できました。
だからこそ、悔やまれるのがバス利用した時間のロス。
大人なので、そろそろお金で解決という手も覚えなきゃいけませんね。
ただ、あの時は20元もしないバス代の安さに目がくらんでた。節約した分で何か食べれると、食い意地が邪魔してね・・(-｡-;）


こんな感じで旅は終了～
色々ありましたが、旅のスキルは上がった感じ。
またいつか、ご飯食べに台湾に行きたいな。

この旅行記へのコメント （2）

• koaraさん 2018/10/13 18:06:48

  11月に行きます～♪

  こんにちは。初めまして！！
  11月に初高雄でホテルも同じドゥアです。
  なんか初めてですけど親しみ感じて思わずコメントしてしまいました（笑）
  とても参考になりました。ありがとうです！！
  
  特にバスは曲者なようなので注意して使えれば使う程度の気持ちで行こうと思いました。
  私も妙なところでケチってしまう癖があるので気を付けます(^-^;
  台北ではバスは快適に使えるけど、高雄は田舎（行ったことないのでイメージです）だから、色々と問題あるのかもしれませんね。
  
  行くまでに予習と復習を兼ねて後数回は訪問してお勉強させて頂きます！！

  たびみささん からの返信 2018/10/13 18:17:52

  Re: 11月に行きます～♪

  コメント、ありがとうございます。
  ドゥアの周りは、ドリンクスタンドか3つもあるし、同じ通り沿いの中華やさんも安くて美味しいかったですよー。
  楽しんできてね。私もまた行きたい！