2018/10/03 - 2018/10/04
172位(同エリア495件中)
シマちゃんさん
- シマちゃんさんTOP
- 旅行記33冊
- クチコミ35件
- Q&A回答81件
- 254,403アクセス
- フォロワー13人
仕事の多忙やら、家庭の事情やら、家族そろっての旅行はなかなか困難になりつつある昨今です。
10ヶ月ぶりの旅行記は、昨年と同じ団体の “研修親睦旅行” 。今年は越前、加賀を巡る北陸の旅となりました。
おっさんばかりの、観光・温泉・宴会、の旅行ですが(何を “研修” するの?、というツッコミはなしで……^^)、仕事以外では東京から出ることすらままならない現況を考えれば、飛行機や新幹線に乗れるだけで旅情がかき立てられるというものです。
国内ツアー旅行のモデルコースとも云うべき、ベタベタな行程ですが、しばしお付き合いいただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
-
羽田空港に集合し、空路小松から貸切バスで永平寺へ。
永平寺は、学生の頃に一度来て以来。言うまでもなく、曹洞宗の大本山です。
写真にはありませんが、小松空港は初めて。
話には聞いていましたが、ひっきりなしに爆音を轟かせて自衛隊機が行き交います。国防の最前線を実感しました。 -
寺の入口、龍門。
山門はもっと奥にあります。 -
参道の奥にある勅使門。
昔は朝廷の勅使のみが通行を許されたとのこと。
現在くぐることが許されるのは貫首(住職)のみ。 -
こちらの通用門を通り、伽藍へ上がります。
-
境内全景のイラスト。
山の中の寺だけに、最大の寺難は火災。そして、雪。
今年の福井豪雪時の写真がありました。いやぁ、すごかった! 雲水(うんすい=修行僧)という人海戦術要員はいるものの、あれだけ積もると、雪の捨て場に困った、とのこと。 -
傘松閣(さんしょうかく)にある230枚の絵天井。
-
山門前の鐘楼堂。何年かに一度は『ゆく年くる年』に登場しますよね。
山門をくぐれるのは、一部の限られた人の、限られた時だけだそうです。 -
ご存知とは思いますが、永平寺は傾斜地に建立された寺院。仏殿、法堂などへは回廊を登って行きます。
-
一番上にある法堂(はっとう)。
こちらの法堂は、説法がメイン。法要のメインは、この下にある仏殿。 -
法堂内部。説法の場だけあって、広い畳敷きです。
-
案内役の雲水の方に、1時間以上も丁寧にご案内いただきました。
もうしばらくすれば、美しい紅葉の季節を迎えることでしょう。 -
門前町の街なみ。
紅葉シーズン前ということで、境内も含め人出は少なめ。静かにゆっくりと参拝できました。 -
「鉄」は見逃しません! 廃止された京福電鉄の駅跡。
現在は路線バスの発着場になっています。 -
続いて訪れたのは、名勝・東尋坊。
-
♪ジャ、ジャ、ジャーン! ジャ、ジャ、ジャーーン!!、
という音楽と共に刑事・船越英一郎登場??? -
『歩きスマホ厳禁! 命にかかわります!!』という立看板アリ!
当たり前っちゃ、当たり前ですが……。
崖に柵はありません。なまじ柵を設置して、その柵が潮風で腐食すると転落事故に直結するから、という話を聞いたことがあります。
私自身、絶叫マシン大好き、機会あればバンジーもやってみたい人間ですが、それは安全が確保されているからこそ。
恐る恐る崖先に近づいたところ、久しぶりに “足がすくむ” 感覚を味わいました。 -
今夜の宿は、山中温泉『花紫』。噂に違わぬ名旅館。癒されました^^
-
翌日は、まず三国町にある瀧谷寺(たきだんじ)へ。
芦原温泉泊なら行程もスムースなのですが、ちょうど福井国体が開催中。芦原は満室だったそう。 -
真言宗智山派の “知る人ぞ知る” という名刹。
私は存じませんでした。 -
静寂の中、参道を通り、
-
本堂、
-
観音堂、
-
柴田勝家寄進の鐘楼門(山門)。
いずれも国の重要文化財です。
この他、鎮守堂、開山堂も重文。 -
中庭。
宝物殿には、国宝の「金銅毛彫宝相華文磬」(仏具の一種)や重文の地蔵菩薩図像なども所蔵、展示されています。
決して著名ではない寺に、これだけの宝物があることに驚きました。
でも、宝物殿の展示物、ルパン三世ならあっという間に盗み出せそうだったなぁ(笑)
もちろんセキュリティーは万全なのでしょうけど。
4月半ばには、境内の梅と桜が同時に咲き揃うそうです。 -
金沢へ移動し、昼食後、ひがし茶屋街から、
-
兼六園、という定番コース。
-
北陸新幹線開業後から、金沢は “観光バブル” だとか。
中国人観光客も多かった。
奇跡的に人が途切れたワンショット。 -
こちらでも、木々が色づき始めています。
-
帰路は新幹線『かがやき』。
上野まで2時間30分足らず。隔世の感があります。
昔は在来線特急『白山』で6時間半以上。でも、朝上野を発ち、碓井峠で釜めしを食べ、直江津で方向転換し、車窓の日本海や立山連峰を眺める旅もよかったなぁ。
千穐楽は、「鉄」で締めといたします。ベタな旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
永平寺・丸岡(福井) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
29