2018/09/25 - 2018/09/28
35位(同エリア308件中)
fox123さん
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もともと近代史に興味がありました。
最近映画ラストエンペラーを見て
旧満州国へ行きたいという思いが強くなり
ついに一人で突入してきました。
旧満州国の遺産、現在の中国の発展、複雑な対日感情も垣間見れて
すごく勉強になる旅でした。
1日目:NH925 成田→瀋陽 遼寧賓館(旧ヤマトホテル)泊
2日目:中山広場、中山路の満州国時代の建築物
瀋陽故宮、張氏師府、9.18歴史博物館
瀋陽北駅から高速鉄道で長春へ 長春シャングリラホテル泊
次→https://4travel.jp/travelogue/11412830
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅立ち
スカイライナーで成田に向かいます
この旅の必需品
1ポケットWi-Fi チャイナデータというところのやつです。
ややこしい設定をしなくてもラインやgoogleなど中国で規制されているツールが使えます。
2百度地図というアプリ
グーグルは中国を追い出されているため中国の地図は適当なので
中国版googleの百度の地図が必要です。 -
中国といえばキャッシュレス社会が急激に進行
それを体験したいと考え色々調べたところ
2大QR決済ツールのウィーチャットペイ、アリペイとも基本的にアプリをダウンロードしクレジットカードで実名確認をすれば登録はできるが中国の銀行口座がないとチャージができない。例外的にウィーチャットペイはポケットチェンジという国際空港などにおいてある機械を用いてチャージできるとのこと。ポケットチェンジは成田第一ターミナルには到着階の北、南の中間にあります。
4000円分ほどチャージしてみました。
QRコードがついたレシートが出てくるのでそれを読み取り
指示通りに操作すればチャージ完了!
夜は瀋陽空港の両替所が開いていない情報もあり16000円人民元に両替
空港レート悪い・・・ -
NH925 18時50分発
この路線はエアバスA320neo新型です。
出発が早い中国南方航空も考えましたが
値段がそこまで変わらないので結局安定のANAで行くことにしました
予約が遅かったので7万5千円ほど・・・ -
機内食はカレーか親子丼か
カレーを選択スパイシーでなかなかうまいぞ
普段JAL派だがANAの方がおいしい・・・ -
空港に到着。道路を挟んでタクシー乗り場へ
ここでいきなりトラブル発生。前に並んでいたおばさんが何やら揉めていた
その後ろのタクシーに乗り込んでホテルのメモを見せると
若い運転手のあんちゃんはOKと。するとそのすぐ後におばさんが運転手に話しかけて乗り込んできた。相乗りになるようだ。
中国ではよく相乗りをするらしいがトラブルのもとになるので避けようと
ガイドブックに書いてあったが、どうしようもなく出発。
おばさんがスマホ翻訳で前のタクシーに距離が短いから乗車拒否された
方向が同じだから相乗りよろしく。みたいな
タクシーはビュンビュンスピードを出す。
ウインカーなんか出さない。他の車も おまえらレースでもしてるのかという感じ
運転手のあんちゃんはタバコをスパスパ吸って窓から投げ捨てる
後部座席はシートベルトなんてないよ怖い怖い いきなりカオス状態
途中でおばさんは下車自分の距離の料金だけ払っていった。
その後5分ほどでホテルに到着。空港から35分くらいだった。
75元と思ったより安くお釣りもくれた
ぼったくりも多いという情報があったので安心
最初のホテルは旧奉天ヤマトホテルの遼寧賓館リャオニン ホテル ホテル
-
大和旅館旧址のプレートがあります
-
時刻は夜10時20分頃
静まり返ったロビー。中央にピアノがあります。 -
右にはカフェスペース
歴史を感じることができる
チェックイン。デポジットとして500元
マスターカードで払った。受付のお姉さんが機械の操作で手間取っていたが
無事に手続き終了。ちなみに日本語はもちろん英語も通じません
翻訳アプリが非常に役に立ちます -
部屋は3階
エレベーターホールも趣がある -
螺旋階段。美しい
不思議な感覚に陥ります -
部屋は古くてぼろいが広さは十分
wifiもあります。パスワードは机の上のルーターに書いてました。 -
少しだけ外に出てみました。
気温は10度くらいで肌寒い
中山広場全体がライトアップされています。
毛沢東の存在感がすごい
この日はこれで終了 -
朝7時にホテル周辺の散策に出ます
中山広場の前の道路はすでに交通量が多くなかなか渡れない・・・
地元の人は車の間を器用に避けていきます。
地元の人の陰に隠れながら一緒に歩く作戦で無事広場へ出れました -
旧奉天ヤマトホテルは工事中でした
-
満州国時代の奉天ヤマトホテル
-
横浜正金銀行奉天支店 (三菱UFJ銀行)
現、中国工商銀行 -
横浜正金銀行奉天支店 満州国時代
-
奉天警察署
現、瀋陽市公安局 -
奉天警察署 満州国時代
-
旧奉天三井ビル
-
奉天三井ビル 満州国時代
-
朝鮮銀行奉天支店
現 華夏銀行 -
朝鮮銀行奉天支店
満州国時代 -
朝鮮銀行の隣には旧赤十字支部があります
-
東洋拓殖株式会社奉天支店
現瀋陽商工会 -
東洋拓殖株式会社奉天支店
満州国時代 -
満州医科大学病院
現中国医科大学第一医院 -
北京に向けて立つ毛沢東像
満州国時代は日露戦争で戦死した日本人の記念碑が立ってました -
毛沢東語録を掲げた人民に支えられています
毛沢東は革命家としては一流だったと思いますが
大躍進政策、文化大革命といった失策でとんでもない数の犠牲者を出したことを考えると為政者としては・・・
日本軍の残虐行為ばかり強調されるが
それ以上に毛沢東の失政で大量の人が死んだってことを
中国国民は知っているのだろうか -
中山路を瀋陽駅に向かいます
途中右に入り東亜勧業株式会社跡をみます。
取り壊される予定らしい
同?北街4号 -
東亜勧業株式会社
-
中山路に戻り瀋陽駅方面へ右手に洋風の建物
藤田洋行本店
現 秋林公司 -
藤田洋行本店 満州国時代
-
進んでいくと奉天郵便局が見えます。
現在も郵便局です。
歩道橋の上から撮影 -
郵便局の手前を右に曲がり進むと
奉天自動電話交換局
今も通信系の会社が入っていますね
太原北街34号 -
奉天自動電話交換局 満州国時代
-
さらに進むと武田薬品奉天支店
太原北街20号 -
武田薬品奉天支店 満州国時代
昔は3階建て -
中山路に戻ります。
奉天郵便局 -
中山路を挟んで左手に大東亜出版社跡
取り壊されそうな雰囲気 -
大東亜出版 満州国時代
-
郵便局からさらに瀋陽駅方面へ
右手に浪速交番跡 -
満州国時代
奉天郵便局付近の中山路の様子 -
少し歩くと右手に小さな塔のような建物
大國ホテル跡
中山路38 -
大國ホテル 満州国時代
-
左側に
七福屋百貨店
中山路25号 -
七福屋百貨店 満州国時代
-
瀋陽駅に着きました
-
東京駅と設計者が同じか同門からしく似ています。
立派な建物で中国人も記念撮影していました -
戦前の奉天駅
-
終戦直前に満州国に攻め込んだソ連軍戦死者のモニュメント
満州のソ連軍といえば日本人からすると条約を破り攻め込んできて
開拓団の婦女子に対して暴虐の限りをつくし、男をシベリアへ連行して奴隷にした憎むべき敵というイメージですが
中国人からすると解放者です。 -
中山路へ戻ります
一昔と比べるとだいぶ改善しているのだろうけど
やはり空気が悪い。喫煙者も多く
のどが痛くなり痰が出る
中国人はあちこちで痰を吐きまくってるけど
この空気の悪さがかなり関係しているなこりゃ -
戦前の写真
今と変わりないですね
もと来た道を戻ります。
途中コンビニでウーロン茶をウィーチャットペイを使って買ってみました。
QRコードを出してスキャンしてもらうだけ。本当に一瞬便利だ・・・
支払方法は2種類ある。
主にチェーン店では店員に自分のQRコードをスキャンしてもらう
もう一つは店にあるQRコードを読み取り金額を入れて店員にみせ
パスワードをいれて決済するというやり方。こちらの方が圧倒的に多かった
パスワードをいれる分少し手間 -
ホテルに戻り1階の朝食会場に行ってみると
朝食付きじゃないプランなのでフロントで朝食券を貰えと
フロントで20元払いゲット。
内容は微妙なビュッフェ
朝食会場隣のホールを見物 -
李香蘭がたった舞台。
すごくいい雰囲気
このホテルは歴史好きは感動すること間違いなしなので
お勧めです! -
チェックアウト後ホテルのすぐ前でタクシーを拾い
瀋陽故宮へ 清が華北に攻め込む前の宮殿
門をくぐります。なんとなく首里城の門に似てるなあ -
チケットを60元でゲット
中国の観光地はチケットを買うときパスポートが必要です
中国人も身分証を出してました
入口になる大清門 -
最初に出てくるのは崇政殿
皇帝が政務を行った場所とのこと
親切にも日本語の説明文があります -
玉座 龍の彫刻が見事
中華圏では龍は皇帝の象徴とか -
日時計
-
八旗という清の軍制の説明
-
明の鉄砲、鉄兜
-
太政殿がある東側に出ました。
工事中という前情報があり諦めてましたが
工事終わっている!!うれしい誤算
瀋陽故宮のランドマーク的な建物なのでぜひ見たかったので良かった
太政殿を中心に左右対称に建物が配置されています。
八旗の長や大臣の詰め所だそうです。瀋陽故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー
-
太政殿
皇帝が式典を行う場所
瀋陽故宮でも古い時代の建物
修復されたばかりでピカピカ
色鮮やかです。彫刻が素晴らしい!! -
八角形と独特な形をしています。
中国人の女の子2人組にお願いして2人の写真を撮る代わりに
自分の写真も撮ってもらいました。
セルフィって好きじゃないんですよね
自分がでかく写るし
かわいい子だったな・・・ -
鳳凰殿 皇帝が宴会を催したところ太政殿と並ぶ瀋陽故宮を代表する建物
しかし北京の故宮の1/12と小さいと聞いていたが
十分広いぞ・・・中国という国のスケールの大きさには感嘆する -
綺麗な装飾品
展示物は大したことないという情報でしたが
十分見ごたえあります。
瀋陽故宮 太政殿が見れたのもあり大満足で終了 -
昼食に故宮から歩いて10分くらいの老辺餃子館へ
11時すぎだったのでまだ空いています
2階が客席です。
席に着いたらメニューが書いた紙を渡されます。
それに個数を書いて渡すシステム。
100年餃子24元とコーラ5元を頼んだら
店員写真付きメニューを持って料理を勧めてくる
お勧めという48元もする肉料理を注文してしまった・・・ -
100年餃子
蒸し餃子ですね
肉汁たっぷりでおいしい
これだけで結構腹に溜まります老辺餃子館 (本店) 中華
-
少し時間がかかってきました。
伝統鍋包肉みたいな名前
中国独特の調味料か何かか 癖が強い・・・
俺には全く合わなかったので半分残してしまいました。
地元の人も頼んでいたので地元では人気料理みたいですが
失敗したな・・・店員の口車に乗らずもう一つ餃子頼みゃよかった -
歩いて張氏師府博物館へ向かいます
途中に旧満鉄奉天事務所があります
他の満鉄関連の建物と比べて中国風になっています
天井に草が生えている・・・ -
チケット60元
張学良の銅像が入口にあります。
西安事件により国共内戦を停止させ抗日戦争に集中させた英雄とされており
中国人からの崇拝されています
当時追い詰められていた共産党にとっては大恩人 -
大青楼
張作霖、学良親子の政務に使われていたと
洋風の立派な屋敷
当時の軍閥の長の権力が垣間見えます
張作霖には複数の妻がいたとか。皇帝みたい張氏帥府博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
小青楼
張作霖の側室の家
張作霖爆殺事件の際ここに運び込まれ死亡したと
張氏師府博物館は日本語の説明がないこともあり
かなり飛ばし気味に見学。1時間もせずに終了 -
近くに瀋陽金融博物館があります
もともとは張作霖が作った辺業銀行です。
洋風の立派な建物
東北王といわれた張作霖の権力をここでも感じることができます。
外観のみ見学 -
タクシーで9.18歴史博物館へ
日本軍が満鉄の線路を爆破し、それを中国軍のせいだと言いがかりをつけ
攻撃、満州全土を制圧した満州事変勃発の地
この旅の目的の一つ。激しい反日感情の素を自分の目で確かめに行きます。
道路の反対車線にあるので降車したところから歩道橋を渡ります。
休館のモニュメント
何やら軍服を着た学生の集団が・・・
見た目から軍隊学校の生徒ではないとわかるが
政府系の学校とかかな?
巻き込まれないうちに早めに新館に行きましたが結局巻き込まれました -
日本が建てた柳条湖事件爆破地点の碑が倒されて展示してあります
この他にも日本に関連する記念碑が
倒されて展示してあります。 -
当時の様子
-
土地を追われ難民になる人々の像
-
新館
-
見学は無料です。綺麗、無料ということは共産党が力を入れてる証拠
パスポートチェックが必要らしいが
受付の人がいないのでそのまま入場
入るといきなり空気が変わります。
緊張感に包まれます -
9.18歴史陳列
-
日本語の説明文があるのでありがたい
日本は軍国主義のもと大陸進出政策を進め
日清戦争日露戦争を通じて南満州に侵略の基盤を築いたと
日清戦争から日本の侵略が始まったと
いきなり日本人の歴史認識とズレがありますね
日清戦争は朝鮮利権の争い
日露戦争は南下するロシアに対する防衛戦争というのが
日本では一般的ですが、、、
立場によって見方は変わります -
その後満州事変に至る流れ、日本の蛮行が説明されます
日本軍は至るところで暴虐の限りをつくし
焼いたり殺したり略奪したりした
東北住民は一家離散、放浪、宿無しになったと -
さらし首や犬の餌にされる人民達
俺はネットに慣れているので
グロ画像に耐性があるのでそんなにショックは受けませんが
純粋な学生がみたらショック受けるんだろうな
それが日本への怒り、憎しみに変わります -
拷問用の台
-
それを深刻そうな顔で見学する学生たち
-
次に満州国時代の説明
日本の血に汚れた支配 -
溥儀の即位詔書
-
満州国の勲章
-
逆らうものは斬首
-
揺り籠という拷問器具
無実の人民を拷問したと -
血で汚れた日本刀
-
まだまだ日本の悪行が続きます
続いて平頂山事件の説明
3000人の村人が虐殺されたとされる事件
犠牲者の遺骨のレプリカ
撫順の平頂山事件博物館には本物の犠牲者の遺骨が展示されている
撫順炭鉱を抗日ゲリラが襲撃して日本の民間人5人が惨殺されたことに対して村がゲリラと通じていたと見なした日本軍による報復だった
そういう情報の説明はありません
どんな理由があれ虐殺を擁護することはできませんが・・・ -
殺されて埋められた村人の遺品
-
民衆弾圧を繰り返す日本軍の図
-
さらし首にされる抗日烈士達
-
捕らえられ虐殺される抗日烈士
-
731部隊コーナーもあります
実験体にされた捕虜、通称マルタを使って人体実験をする日本軍の人形 -
防毒マスクやピンセットなど
-
実験用のネズミ
ハルビンの731部隊の博物館にも行ってみたいが
反日感情がかなり強いところらしいので怖い・・・ -
満蒙開拓団も説明されていました。
侵略の手先の武装移民だと
国に騙されて送り込まれ
終戦時に報復により凄惨な犠牲を出したということは
もちろん説明がありません。
開拓団の遺品
これらを持っていた人は無事日本に帰れたのだろうか・・・ -
後半は共産党の大活躍の宣伝が始まります
共産党は国民党の無抵抗に反対し抗日を指導したと
国民党は無能で戦っていないとされています -
中国共産党の指導により
10個余りの遊撃軍が創建されさらに
共産党中央統一指導部により
人民革命軍が組織され
抗日武装闘争の中核となった -
人民革命軍の将軍達
-
人民革命軍は力をつけ
東北抗日総軍へと組織を変更し
日本軍と長期にわたる凄惨な闘争を頑強に展開し
日本軍と傀儡政府軍の保持していた大量の兵力を消滅させ
鮮血をもって中国抗戦史上における最も悲壮な1ページを書き残した
ここはかなり??
太平洋戦線の戦況悪化により中核戦力を抜かれ
かなり弱体化した関東軍を相手に大きな損害なんて与えられてない
散発的なゲリラ攻撃が精一杯だったのに
まるで自分たちが関東軍や満州国軍を打倒したみたいな書き方
ある程度の活躍はあったかもしれないですが、明らかに誇張していますね
-
中国国家 義勇行進曲の説明
抗日をテーマにした映画に使われていた曲
かっこいいし好きですが
抗日の曲ってのは少し複雑・・・ -
東北の解放と侵略者の最期
-
1945年8月8日ソ連対日宣戦布告
8月12日八路軍、新四軍が東北に進行
関東軍と満州国軍を滅ぼし東北を解放したと
ここでも主役が共産党のような書き方 -
原爆のことはサラッと2行くらいでした
日本を打倒に一番活躍したアメリカの記述はほとんどありません
日本の戦争犯罪人は歴史の審判台にたたされ人民の正義の審判により
裁かれることとなったと -
歴史を鑑として平和を待ち望み
日本軍国主義の復活を警戒する -
日本軍国主義を警戒せよと
中日関係100年のうち前半50年はひたすら日本が侵略
後半50年は中日両国民が友好へ努力してきた歴史である
しかし日本の右翼勢力が猛威をふるい
侵略を否定し教科書を歪曲し中国とアジア人民の抗議にもかかわらず
頑固に靖国神社に参拝している
私たちは中日友好の強化に力を入れるとともに
常に日本軍国主義復活を警戒しなければならない
これは中日両国民の歴史的義務であると
平和な日本に住んでいる身からすると軍国主義が復活するとか言われても?????ですが
中国からすると警戒しないといけない状態だそうです
ここも認識のズレが大きいですね -
小泉元首相や石原元都知事が非難されています。
靖国や尖閣諸島が問題視されているようです。
個人的には国の指導部が靖国に参拝するのには反対です
日本を誤った道へ導き、他国へ被害を与え自国を破滅させた
軍首脳が合祀されている靖国を参拝するのは
戦争責任者達を崇拝していると捉えられても反論できません
戦争で犠牲になった英霊に祈りをささげたいという気持ちはわかるのですが
日本に被害を与えられた国の人々からすると完全にアウトと思うでしょう -
展示館を出ていくとき中国人ならおそらく
誰でもふつふつと心から血が流れ
頭から次々と疑問が起こるだろう
なぜ日本軍国主義は大胆にも堂々たる大国である我が国に対して
凶刃を向けたか?ここにある写真はすべて揺るぎない事実であるのに
なぜ今に至って歴史を直視せず、ひいてはそれを歪曲し改ざんしているものがいるのか?立ち遅れれば食いものにされるといわれるがなぜ立ち遅れたのか?ここに展示されている犠牲者たちの生前の写真は大声で叫んでいるような気がする。何を叫んでいるのか?国民が英雄を忘れたとき国が亡びるとか、過去の苦難を忘れ去ったら苦難は再び訪れてくるとか、自分で努力せよ今から努力せよとか、中華の振興に関しては一人ひとりに責任がある
というようなことを教えているのではないだろうか? -
メッセージを残す場所がありました
愛国や歴史を忘れないというメッセージがありますが
やはり反日メッセージが目につきます
小日本を打ち殺せ -
日本滅亡
中国必強
日本製品不買
国に忠誠を誓う
とりあえず歴史を直視する、日中友好と書いときました -
9.18を忘れるな
江沢民
過去に日本が犯した罪を直視して反省することは重要だし
日本人は歴史に興味がなさすぎるというのは俺も感じます
満州事変のことはもちろん、自分達がどこと戦争をしたということすら
知らない同世代はたくさんいます。それは問題だと思います。
また、過去の戦争を美化する勢力がいることも確かでそれも問題です。
しかし中国人にも知ってほしい。
日本人が贖罪のために中国に金銭、技術面において巨大な支援をしたこと、空襲や原爆で女子供含め数十万人が無慈悲に焼き殺されたこと
満蒙開拓団の人々がソ連の攻撃や中国人の報復、飢えや病気で20万人も死んだこと、日本が戦後1回も戦争をしていないことを
この博物館がいいたいことは日本がいかに悪だったということや
それを打倒したのは共産党の功績であるということ、
日本は反省せず軍国主義復活を企んでいるので
共産党のもとで一致団結して強国を作らなければならない。
こういうことだと思います
真に平和のためには戦後の日本に関してのフォローを入れてほしかった
これでは若い世代に憎しみを植え付けるだけで終わってしまう。
中国の若者が過去のことで日本の若者を恨んで攻撃する
これほど無益で不幸なことはない
江沢民という人物は嫌いです。
憎しみを植え付ける教育を始めてしまった
それが変わらない限り中国の人は永久に日本人を恨み続ける
それは日中両国民にとって大変な不幸だと俺は思います -
最期に旧館の写真をとります
カレンダーをモチーフにしたモニュメントです。
日本人の俺にとっては複雑な場所ですが来てよかった
すごく勉強になりました。
タクシー拾えるか不安でしたが
意外に簡単に拾えます
長春に移動する高速鉄道に乗るために瀋陽北駅に移動。
反日の場所を見学した後で気が重かったですが
周りを見ると日本車が多く走っています。
不幸な歴史がある街ですが、ありがたいことに
あえて日本車を買ってくれる人がたくさんいる。少しだけ安心した気分になりました。 -
瀋陽北駅に着きました。
切符売り場です
列に並んでいると急いでいるのでいれてくれと割込みされました。
でも係員はそれをみていて追い払います
Ctripというサイトで予め高速鉄道の予約をしています
スマホで予約番号の画面を見せてパスポートを出すだけで
一瞬で発券されました。
これはかなり便利です! -
時間があったので
瀋陽北駅から歩いて10分ほどの
硬貨型のビル方円大厦
世界醜い建築物何位かに選ばれたとかでしたが
醜いかな?面白いデザインでいいと思います -
駅に戻ってきて駅構内に入ります
中国高速鉄道に乗るにはまずパスポートチェックが必要です
機械のところはよくわからないので有人のレーンを通りました。
その奥で手荷物検査があります。
X線装置があり空港と同じような感じですがザーッと通っていきます。
本当にチェックできてるのかな? -
エスカレーターで上がるとどでかい待合室
空港みたい -
切符にホームが書いていますが
電光掲示板でも確認します
ホーム、改札口の番号が書いています
発車の20分ほど前ぐらいから改札が開きホームに降りれるようになり、3分前には改札が閉まるそうです -
出発15分前くらいに改札が開きました
G781 哈爾浜西駅行きです。 -
中国高速鉄道 CRH3
ドイツ製の車両をもとに開発されました。かっこいい! -
特別車という一番グレードのいい席にしました
4200円くらい
一等車に比べて1000円ほど高くなっています
一等車と同じ車両ですがドアで隔たれています -
1列 通路 2列の配置です
乗客は俺ともう一人のおっさんだけ
しばらくすると駅員が切符のチェックに来ました
電子化が進んでるからないと思ってた・・・ -
切符をチェックした後
なんかくれました -
中身はこんな感じあんま食えるものなかった・・・
-
1時間20分ほどで長春西駅に到着
タクシー乗り場でシャングリラと中国語で書いたメモをみせたら乗れと
出発した後中国語で何やら訴えてくる
わからんとジェスチャーしたら停車してなんか言ってくる
翻訳アプリによると目的地は?と
わかってなかったんかい!
もう一度メモをみせシャングリラというと分かった様子
俺の発音がおかしかったのか爆笑してシャングリルァと巻き舌にしろみたいなことを言ってた
運転はメチャメチャ荒いクラクションならしまくる
信号で停車中にバカでかい安全地帯でラジコンを爆走させる若者を見かけた
長春、、、瀋陽以上にカオスだぞ -
長春シャングリラホテル
英語が通じるのでチェックインがスムーズ
やはり500元デポジットとられます -
夕食はホテル2階の香宮 ミシュラン2つ星だそうで
予約なしでも楽勝で入れました
客は俺ともう2組だけ
店員は英語を話せる人がいます -
バーベキュープレートみたいのを頼もうとしたらデカいと
マカオ風ポークソテー55元を注文
うーん独特な味
中国の香辛料かなあ -
揚州炒飯 50元くらい
パラパラで美味しい!!これが本場か
しかし量が滅茶苦茶多い 5人前くらいある
半分くらいでギブアップ
デザートにフルーツが出てきたけど
少ししか食えず・・・
非常に濃密な一日が終了
バスタブがあったのでゆっくり入浴して就寝
翌日は長春観光
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この旅行記へのコメント (2)
-
- palさん 2018/10/20 18:08:51
- 奉天
- fox123さん、こんにちは。
ラストエンペラーは、公開時に映画館で見ましたよ。。。
古い写真と現在の姿の対比、凄いです。
よく調べて訪れましたね。
若い頃に満州在住だった我がおばあちゃんが見たら、さぞかし懐かしがっていたでしょう。そして、現在の姿にびっくりしていたでしょう。
数年前に長寿をまっとうして、旅だってしまいましたが。。。
30年近く前、中国旅行を計画したことがあって、初めて地球の歩き方を買いました。
その時の地球の歩き方の瀋陽のページには、瀋陽(奉天)駅の写真でした。
結局その時は中国に行きませんでしたが。。。
その頃60歳を過ぎたおばあちゃんは、瀋陽駅の写真を一目見て、
私、ここ、行きましたわ。
と、つぶやきました。
それが奉天駅だと一瞬で当時の記憶が戻って来たようです。
きっと何度も訪れて、見たんでしょうね。
新婚ほやほやで、満州に旅だったようです。。。
私が瀋陽を出張で訪れたのは、2014~2016年の数回です。
瀋陽(奉天)駅を初めて目にした時には、
あの世に旅だったおばあちゃんに、孫もついに来たぞーと、、、
残念ながら、出張なので観光はほとんどできませんでした。
(タクシーで1時間ほどの郊外に巨大工業団地があって、各国企業の工場があります。なので、外国人も多いのです。)
古そうな建物を見ては、きっと満州国時代かの建築かなぁ。と仕事後に街を散歩したぐらいです。
プライベートで訪れて、おばあちゃんの行った長春などなどにも行ってみたいですねぇ。
fox123さんの過去現在の対比の写真は貴重です。
2月の夜の瀋陽は、寒いですよ。
私が体験したのはマイナス15度近くでした。。。
凍えるというか、凍ります(-_-)
すぐ死ねます。。。
pal
- fox123さん からの返信 2018/10/26 22:46:26
- Re: 奉天
- palさん コメントありがとうございます
ラストエンペラーは30年も前の映画ですが、近年の映画と比べてもその完成度の高さには驚かされました。紫禁城で撮影されたシーンは圧巻でしたね
奉天駅の立派な駅舎はインパクトがありました。
palさんの御婆様にも強く印象に残ったんでしょうね・・・
中国の発展は凄まじく、昔の建物が壊される前にと訪れましたが
瀋陽長春とも予想以上にたくさん残っており、非常に興味深かったです。
是非観光で訪れてみてください(^^)
もちろん春以降に(笑)
マイナス15度ですか、、、想像するだけで恐ろしい・・・
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