立石寺と羽黒山の山形へ（１）日本庭園の美しい酒造、雲嶺庵

2018/09/24 - 2018/09/25

山寺ともいわれる立石寺そして出羽三山、ずーっとお参りしたいと思っていました。

そして羽黒山では、国宝五重塔が特別公開中で、もうそんな機会は無いようです。

そんななか、クラブツーリズムのツアーで、「羽黒山五重塔 国宝内部特別公開と全19室・最上川の隠れ宿を貸切 3日間」というのを発見しました。

出羽三山は羽黒山だけになりますが、立石寺もツアーの中に入っており、良い機会なので申し込みました。

移動時間の長いツアーでしたが、それぞれの立ち寄ったところの内容が濃く、宿も良い雰囲気で、とても良いツアーでした。

まずは、このツアーの最初の目的地、福島県喜多方市にある「雲嶺庵（うんれいあん）」へ、

そしてそこから山形県に入り、宿泊地の「湯社 匠味庵 山川」へ。

【写真は、旅の開始、特急サンダーバード５号です】

エリア 喜多方(福島)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 観光バス 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

新大阪駅、これから乗る特急サンダーバード５号が入ってきます。
家を出てすぐ、メインカメラと思っていたＰＥＮを忘れたことに気が付きました。
間に合わないので、今回はすべてサイバーショットでの写真となります。

サンダーバード５号に乗って、旅の開始。

この特急は、湖西線を走ります。
対岸に近江富士が。

金沢駅で、北陸新幹線に乗り換えます。
サンダーバードには、大阪から乗る人、京都から乗る人もいて、このツアー全員が金沢駅で集合します。
催行人数２０人をちょっと超えたくらいの少人数のツアーです。
別の出発日は、ほとんど催行中止になっていたので、このツアーどうなんだろうかと、ちょっと不安が。

はくたか５６０号に乗車します。

上越妙高駅で、はくたかとお別れです。

色んなツアーが、上越妙高駅で降りるようで、ツアー客がどっとホーム上に。

観光バスに乗り、上越妙高駅を離れていきます。
少人数のおかげで、ゆったりとした雰囲気のバスツアーになります。

晴れたら、こちらの方に佐渡島が、とガイドさんの説明が。

黒崎ＰＡで小休止。
このツアー、頸城（くびき）バスです。

北陸自動車道を降りて、会津盆地に近づくと、そば畑がちらほらと。

しばらくたつと、喜多方に向かう道の左前方に磐梯山が。

稲穂は黄金色に。

会津ほまれ 雲嶺庵（うんれいあん）に到着しました。
駐車場からすぐのところに、喜多方の名水が。
飯豊山（いいでさん）系の副水流で、この酒蔵のお酒はこの水で仕込まれています。
とても美味しい水です。

見事なザクロの実。

中に入ります。

中に入ると、まず会津ほまれの歴代のポスターが。

ガラス越しの庭園。
日本庭園の美しい酒造の雲嶺庵とツアーの案内書に。
なるほど美しい。

室内の方は、お酒の試飲と販売所。
庭の方に出れそうなので、そちらに行きます。

庭園に出ていきます。

向こうに磐梯山が。
庭園から磐梯山の山頂が望めることから雲嶺庵との名が付きました。

すごいきれいな水。
これも庭園の美しさを際立たせています。

池の周りを廻って。

水面にきれいに樹形が映ります。

駐車場に戻るところにきれいに菊が咲いています。

アジサイも咲いています。
さあ、バスに乗って今宵の宿へ。

宿の「湯社 匠味庵 山川」にチェックイン後、時間があるので小野川温泉をちょっと散策。
飲泉場が、飲んでみるとけっこうしょっぱい。

小町の休み石です。
承和元年（８３４）小野小町は、父を訪ねて旅に。
この地で病になりこの石に休んだところ、霊泉を発見し入浴して病をいやすことができました。
再び美人になり、小町が発見したこの温泉は、小野川温泉と呼ばれ、この石を小町の休み石といいます。

瑠璃光薬師如来尊への参道。
雰囲気ありますね。

お堂の前には立派な鰐口が。
小野小町の建立といわれる霊験あらたかなお湯の神さまです。

湯社 匠味庵 山川に戻ります。

部屋にはいってテレビをみていると、ちょうど明日お参りする羽黒山三神合祭殿の前で野外コンサートがあったとのニュースが。

夕食は、ハーフバイキング形式。
山形県産黒毛和牛の源泉しゃぶしゃぶです。
美味しいです。
ハーフバイキングという、この形式、なかなか良いですね。

蕎麦もついています。
外は小雨、明日の天気が心配です。

（つづく）