９月１５日から２４日まで９泊１０日（うち機中泊１泊）、家人とふたりでカリフォルニア州ナパバレーとヨセミテ国立公園を訪れました。移動はレンタカーで。１５日からナパに２泊、途中のサリダに１泊した後、１８日からいよいよヨセミテに入ります。ここではヨセミテ観光の前半をアップ致します。天気は連日晴れで、圧倒的な景観を堪能しました。

絶景！　ヨセミテの旅　その①

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2018/09/18 - 2018/09/24

96位(同エリア595件中)

エリア

ヨセミテ国立公園周辺(アメリカ)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.0

グルメ: 3.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 高速・路線バスレンタカー徒歩飛行機

旅行の手配内容: 個別手配

９月１８日、朝９時にサリダを出発。CA-99を南東にモデスト、マーセドとたどる。写真はマーセドからマリポサに向かう1本道（CA-140）。荒野の中をまっすぐな道が2０キロくらい続く。ヨセミテ国立公園には北、西、南の入り口があり、マリポサからは西口と南口に行ける。我々はマリポサから更に南下し、オークハーストを経て、南口から入った。
オークハーストには”VONS"という大きなスーパーがあり、デリも充実していた。我々は出発前サリダを食料を買い込んだが、わかっていればオークハーストで買うべきだった。
ヨセミテ国立公園への入場料は車1台で３５ドルだった。これで7日間有効。我々は公園内で4泊したが、外に泊まるひとはその間の出入りが可能。
最初の見どころ、セコイアの巨木の森、マリポサ・グローブは南の入り口に近い。午後2時すぎここに着いた。
駐車場に車を止め、森の散策路入り口までシャトルバスが送ってくれる。１０分間隔で出るので、ほとんど待たずにすむ。
散策路の入り口。トレイルは長く続いているが、我々はほんのさわり、1時間強、散策した。
倒木の根。巨大。
グリズリー・ジャイアントと名付けられた巨木。
トンネル・ツリー。2メートルほどの穴が開いている。このあたりから周回路を引き返す。
車に戻って、マリポサ・グローブから北上し、国立公園の中心地、ヨセミテ・バレーに向かう。約１時間。
マリポサグローブから峠まで１時間ほど山道を登る。シーニックドライブだが、ところどころ山火事で黒焦げになった林を見かける。峠の１キロほどのトンネルを抜けるとヨセミテ・バレーに入る。写真はトンネルの出口。
トンネルを抜けると、一気に視界が開ける。”トンネルビュー”と呼ばれる展望台があり、U字型の渓谷が一望できる。ヨセミテバレーは氷河が作った深い渓谷。息をのむ絶景！
トンネルビューからの景色。手前左が”エル・キャピタン”、奥に”ハーフドーム”。
トンネルビューからバレーに下ると、左手にエル・キャピタンがそびえる。高さ千メートル、世界最大の花崗岩の一枚岩。ロッククライミングのメッカで、登るのに通常５日前後かかると。トイレとかどうするのだろう。ぶら下がったまま眠る？
手前に見える河はバレーの底を流れるマーセド川。
鹿はよく見かけた。ひとを恐れない。
バレー右手に”ブライダルベール・フォール”。流れ落ちる滝が風で舞って、花嫁がかぶるベールのよう。
ブライダルフォール・ベール。いくらか紅葉が始まっている。
ヨセミテバレー・ロッジに午後４時頃、到着。
ヨセミテ国立公園内にホテルと呼べるものは２ヶ所しかない。”The Majestic Yosemite Hotel”（旧名アワニー）と”Yosemite Valley Lodge”のふたつ。あとは簡易宿泊所みたいなのか、テント泊。
公園内のこれらふたつのホテルを予約するのは困難を極め、我々が予約を入れたのは昨年末。ロッジ３泊とアワニー１泊を取った。公園内に取れぬ場合、公園外周辺の町のホテルに泊まることになる。
写真はロッジのフロント。
ロッジのカフェテリア。スタバもある。売店はかなり貧弱で、買い物にはビジターセンター近くの”ストア”のほうが充実している。
フロント近くにあらいぐまが数匹現れた。
我々が泊ったロッジ。ここに３泊し、そのあとアワニーに１泊した。
バスタブがあったのはありがたい。
ロッジ３泊で８６５ドル、１０万円弱。
ヨセミテ２日目。朝起きると寒く、暖房を入れた。外の気温は６度。
この日はバレーの南側、グレーシァーポイントに向かう。ヨセミテ必須の観光スポットだが、ヨセミテビレッジからは車で１時間ほどかかる。
バレーから西のトンネルビューに戻り、南下してから東進。U字の谷の南側に登って行く。
グレーシァーポイントの展望台から見ると、U字の谷の反対側のハーフドームが目の高さに見える。
タイトルの写真もグレーシアポイントから撮ったハーフドーム。
下からハーフドームに登ると往復１０時間程度かかると。展望台に置かれた双眼鏡で見ると、ハーフドームの頂上、鼻先にひとが１０名ほどいるのが見えた。
遠くの山並みを望む。
グレーシァーポイントから眼下のヨセミテビレッジを覗く。
グレーシァーポイントから車を移動して、タフトポイントに向かう。駐車場から３０分ほど歩く。断崖絶壁の上の展望台。
手すりはあるが、下を覗くと足がすくむ。
タフトポイントからセンティネル・ドームに向かう。お椀を伏せたような岩山。
登る。タフトポイントから２時間ほどかかる。
センティネルドームの頂上。視界をさえぎるものがなく、３６０度のパノラマ。
背後に、谷の反対側のハーフドーム。
駐車場に戻って、来た道をバレーに戻る。約１時間。
バレーに戻って、まだ時間があったので、ミラー・レイク散策に向かう。バレー東側の駐車場に車を止めて、小１時間歩いて、あれ？　着いたの？　湖はどこ？
なんと夏には水が涸れて湖は消えてしまうそうだ。湖があった場所は砂礫のビーチのようになっている。花崗岩が砕けてできた砂礫は保水しないから、雪解け水がなくなると湖は消えてしまう。
ここは周囲を岩山に囲まれており、水がある時は湖面に山並みが３６０度映り、とてもきれいだそうだ。
ミラーレイク。山並みはそれなりにきれいだが．．．
”ヨセミテ・ストア”に立ち寄って、買い物。キャンプする人達のための、肉・野菜などの生鮮品もある。
夕刻、センティネル・ブリッジ上にひとが集まっている。何かと思って見ると、ハーフドームが夕陽に染まっている。ここが絶好のフォトスポットなっているので、ひとが集まるのだ。
カフェテリアでピザとチキン・シーザーを買って、部屋で食事。ビール、ワインがうまい。この日は約３万歩歩いた。
ヨセミテ２日目、終了。
３日目以降、”絶景！ヨセミテの旅　その②”に続く．．．