2018/09/24 - 2018/09/24
73位(同エリア328件中)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん
《Sep.2018》あみんちゅ仕事帰りに歩く旅その壱~石山寺秋月祭~
18:30迄仕事。アフターは…なんて生活を続けていると、直帰するのが普段の生活。別に立ち寄る場所もないし…が常ではあるのですが、今朝新聞に載っていた我が街随一の観光スポット〝石山寺〟に於いて9月23・24日の両日に〝秋月祭〟が行われるとの記事を見つけ、帰りがけに寄ってみようか~と思いました。勿論〝No残業〟が前提にはなりますが今日は定時退社できたため、迷うことなく〝寄り道スイッチ〟ON♪
職場→バス→JR→田舎の赤バスと乗り継いで19:40頃無事石山寺山門前バス停に到着しました。昨年11月の〝あたらやもみじ〟以来となる石山寺。9月24日の中秋の名月は天気が崩れ期待薄と書かれていた予想が外れ、雲が多いものの中秋の名月が時折見せるその姿に、観光バスやマイカーを利用した多くの観光客が訪れていました。
人が多いのは仕方がないこと。ただあたらやもみじの時とは違うこと、拝観料はいつもの場所で支払うようになっており、特に秋月祭の入場券がある訳ではありませんでした。参道には源氏物語の各章が書かれた行燈が並べられ、秋月祭オリジナルの雰囲気を醸し出しています。
入山しまずは本堂へと続く階段を上って行きます。そして登り切ったところに〝The石山寺〟の珪灰石と多宝塔の景色がで~んと聳え、その前の広場にはグラスキャンドルが一面に咲いていました。
蓮如堂にはアートと化した竹灯籠が並び、その芸術的素晴らしさを実感できるようになっていました。三十八社横を過ぎると本堂があり、有名な〝動く紫式部〟の源氏の間。そして本堂内部ではソヘグムとピアノによる楽曲演奏が行われていました。
再び階段を上って行くと国宝である多宝塔があります。いつもならばここがメインとなるのですが、秋月祭の時はその奥にある月見亭がやはりメインとなっています。
本来ならば入場できない月見亭ですが、秋月祭の時には十二単の着付け体験が行われており、参加者は月見亭で着付けをし、そこで写真も撮れるようでした。数十年石山寺を知る私にとっても月見亭に入れることは初めて知り、来年は私も~なんて思ったりなんかもしました(笑)。
撮影ポイントでもある月見亭は多くの人が集まっており、どんなに努力しても人が写り込んでしまう状況でした。まあ新聞記事に掲載されていた写真を見ても同じだったので贅沢は言えません…。ということで人がしっかり写り込んでしまった月見亭と中秋の名月でした。
ここから眺める石山・大津の夜景は知る人ぞ知る有名な〝風景写真〟のはずですが、意外にもその景色にカメラを向けている方がいないことに少しびっくりします。ただ…やはり夜景を撮るのには暗過ぎることもあり、モバイルカメラでの撮影では無理があったようです…。
石山寺の夜間拝観時は、石山の名の由来の如く〝山登り〟的な参拝ルートから足場のことも考えての開放エリアとなっています。そのような理由から今回の秋月祭に於いては、月見亭までのライトアップされたルートであるためこれ以上参拝することはできません。一旦多宝塔まで戻った後鐘楼前を通り、珪灰石前の広場へと戻って来ました。グラスキャンドルが立ち並ぶ様子は変わりありませんが先ほどよりもは写真を撮っている方が少なくなった様子。そんなこともあり今一度〝定番写真〟を再度撮影してみます。ただ…人は写り込まなくても所詮モバイルカメラの機能では…。準備不足を悔やみながら順路に沿って下山します。
順路の周りには宝篋印塔をはじめとする石塔なども並んではいるのですが、なんせその部分はライトアップされていないためカメラに収めても何も写りません。素直に〝石山寺〟と書かれた〝提灯〟が並び、それによって足元を照らしている階段を歩いていきます。そして大湯屋・大黒天横を通り過ぎると出口となり、山門に続く参道に合流します。確か〝あたらやもみじ〟の際には、人がいなくなった参道の写真を撮影しようと多くの観光客がカメラを構えており、この時間だと歩くのも邪魔になるといった状況でしたが、大きく天気に左右される〝秋月祭〟故に人の引きは早いようで、バスで訪れているような団体客は既に帰っていたようでした。ただ撮影機材も持ち合わせていないため、大した写真も撮れずじまいだったこともあり、私自身も目的を達成すると早々に退散します。滞在時間1時間10分で帰り道に立ち寄った〝石山寺秋月祭巡り〟はこれで終わります。
石山寺山門前のタクシー広場、そして山門前のお店なども秋月祭に合わせて入山時にはオープンしていました。しかし入山終了時刻である20:30頃には閉店し、地元の和菓子メーカーである叶匠寿庵の出店が最後の〝みたらし団子〟の売り切りをしているに過ぎませんでした。
あらかたの観光客は車で移動するか、バスで石山駅へと向かいます。しかし地元民は〝駅から来るバス〟に乗って帰路につきます。石山寺でのイベント時にはバスの時間が合わないことも多くあり、待ち時間を考えると歩いて帰る方が良いと判断することがほとんどです。ただ今回に至っては〝仕事帰り〟ということもあり、素直にバスで帰ろうとバス停へと向かいます。ここで変な〝地元意識〟がはたらいてしまいます。最寄りのバス停である石山寺山門前は、山門より少し石山寺駅寄りに設けられています。つまり私にとって帰り道とは逆方向に戻る形になるため、次の大浜バス停へと向かいます。バス代がこのふたつの停留所で違うことも知っており、〝節約旅行〟を心掛ける私の〝余計な知識〟もその判断を後押ししています。しか~し…ここでうっかりしていたことが判明します。大浜バス停に向かうには、バス停横を通り過ぎて京滋バイパス高架手前の横断歩道まで行かなければなりません。田舎とは言え国道422号線、結構交通量はある割には暗いため怪我をするよりもは安全を取ろうと考えます。そして横断歩道の信号待ちをしていたところ…目の前をバスが横切って行きました…(泣)。今日は祝日故に日曜ダイヤ、そのことをすっかり忘れていました。
まあ目の前で起こってしまったことは仕方がないので、25分待つかどうかになりますがこんな時は歩くに限るです。バス通りを外れ、自宅一直線に向かえるルートを取り歩いていきます。道中に最近訪れていないミニストップ大津石山寺3丁目店に立ち寄ります。自宅から『おかずがないから一品もの買って来て』と言われていたため、確かミニストップってイオンのPB商品扱っていたな…と思いつつ店内を歩いていると…ありました。という訳でタバコと飲み物、そしてサラダパックを購入しレジで精算しているとまさかのアラーム音が鳴ります。なんだろうと思っていたら〝賞味期限切れ〟を警告するものだったようです。スーパーなどで人の目によってより分けられているものであっても完全ではなく、しばしクレームに繋がってしまうことの多いケースですが、コンビニではそれを機械でも管理していることを知りました。私のようにあまり深く品物を見ないで購入するものとしてはコンビニの〝絶対管理システム〟の存在を知り、より安心して買い物ができることを知りました。
一服を済ませて今の通学路を辿り、いつも利用するバス停の2つ前のバス停で後続のバスに抜かれます。コンビニでのひと時も含めた上でこの時間ですから、歩いたことは正解です♪ここからまたショートカットルートを辿り、後続のバス利用時に比べ5分の遅れで無事自宅に到着します。ひとっ風呂浴びて食事を摂り、今日一日を纏めていると雨が降ってきたようです。この数時間の天候のずれで実現した〝石山寺秋月祭〟の旅はこれにて終わります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
秋月祭が執り行われている石山寺にやってきました。
-
肉眼ではちゃんと見える〝中秋の名月〟でしたが、カメラに収めるとこんなものです…。
-
石山寺参道。
-
いつものおおつ光ルくん。宝性院入口に立っていますが、宝性院のご本尊って愛染明王様だと思うのですが非公開ではなかったっけ?それじゃお顔を見せておられるのは??
-
こんな形で参道に並ぶ行灯には…。
-
源氏物語の各章が充てられていました。
-
金龍竜王社。
金竜龍王とは大日如来の化身であると同時に石山寺の守護神で除災招福をつかさどるといわれています。江戸中期にその姿を現したとか。 -
一応拝観料の確認も行われています。
-
拝観料600円はここで納めます。
-
くぐり岩、後方には順路を照らす提灯の明かりが見えています。
-
くぐり岩。岩穴をくぐると願いが叶うそうです。
-
手水舎で手を清めて…。
-
本堂へと向かう石段を上ります。
-
結構急ではありますが、足元を照らすべく提灯が点されていました。
-
観音堂。
-
毘沙門堂。
-
珪灰石と多宝塔with グラスキャンドル。
-
珪灰石と多宝塔with グラスキャンドル。観光客の多さがわかる一枚になっています。
-
珪灰石と多宝塔with グラスキャンドル。
-
グラスキャンドル。
-
珪灰石と多宝塔。
-
珪灰石前広場にて。毘沙門堂with グラスキャンドル、そして中秋の名月。
-
蓮如堂では…。
-
竹灯籠が灯されていました。
-
本堂へと向かいます。
-
本堂内の源氏の間と動く紫式部。ちなみに演奏会は撮影禁止(本堂内のため)でした。
-
三十八所権現社。初代神武天皇から第38代天智天皇を祀る古宮だそうです。
-
多宝塔へ向かう階段にて。
-
宝蔵の写真は真っ暗です…。
-
多宝塔へはもう一息。
-
多宝塔下での中秋の名月。
-
源頼朝・亀谷禅尼供養塔。
-
石山寺多宝塔。
-
ライトアップされているので…。
-
何とか撮影はできました。
-
これは多宝塔付近に置かれていた竹灯篭。
-
大友皇子を祀る若宮社。謂れを知る方が少ないようで訪れている者もいないようでした・・・。壬申の乱で敗れた大友皇子(第39代弘文天皇※明治になってから諡号)は諸説あるもののこの場所で自害したと伝わっています。
-
芭蕉庵(手前)と月見亭(奥)。
-
月見亭と中秋の名月。
-
月見亭。
-
大津・石山の夜景。
-
イチオシ
月見亭と中秋の名月。
-
月見亭と中秋の名月。
-
そろそろ下山し始めます。
-
多宝塔withたかティムさん♪
-
グラスキャンドル遠景。
-
グラスキャンドル遠景。
-
グラスキャンドル遠景。
-
鐘楼。
-
御影堂。
-
人の減った珪灰石と多宝塔withグラスキャンドル。
-
人の減った珪灰石と多宝塔withグラスキャンドルそしてたかティムさん♪
-
グラスキャンドルファイナルショット♪。
-
急な石段を下りていきます。
-
こんなにカーブもしていたりしました…。
-
時折のぞく中秋の名月に見送られ…。
-
大湯屋横を通り…。
-
大黒天前を通ると出口です…。
-
源氏物語一章一章に纏わる灯篭…。
-
改めてすごい文学作品だと思います…。
-
閉門(入山終了)した石山寺山門。
-
そんな石山寺山門をバックにたかティムさん♪
-
ついでに顔出し見つけたたかティムさん。
-
石山寺駐車場で中秋の名月を望む…。
-
バスに乗り遅れたので歩いて帰ります。
-
なんとか天気ももった一日でした♪
京阪バス (大津エリア) 乗り物
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
石山寺周辺(滋賀) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 紅葉〜ライトアップ〜
0
66