2018/09/22 - 2018/09/22
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ちゃんさん
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僕が活動している「持続可能な街づくり研究会」と、「けやきとアートの散歩路」のコラボ企画として、映画「柳川掘割物語」上映会と柳川フィールドワークが開催されました。https://kokucheese.com/event/index/533190/
「柳川掘割物語」は今年2月に死去されたアニメーション映画監督・高畑勲さんが、柳川の堀割をテーマに脚本・監督した、実写のドキュメンタリー映画です。高度経済成長期に計画された掘割の下水道化に担当係長として反対し、市民との協同で堀割を復活させた広松伝氏との出会いをきっかけに作られました。
まずは映画を久留米で鑑賞し、柳川へ電車で移動して川下りを楽しむ秋の1日。主催者側の一人としても、満喫できました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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映画の上映会場は、久留米シティプラザ。この日は六角堂広場で電車・バスフェスタも開かれていましたが、主催者側としては泣く泣くパスせざるを得ませんでした。また来年!
久留米六角堂広場 名所・史跡
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まずは柳川「御花」の経営にも携わり、柳川水の会会長でもある立花民雄さんによる講演から。映画製作の裏話もお聞きすることができました。
続く本編は長いので、休憩を挟んで前後編で上映。ジブリ映画と思って見てしまうとあまりのテイストの違いに戸惑いますが、映像からは「千と千尋」や「もののけ姫」など、後年のジブリ作品へ与えた影響を感じられました。特に祭りや子ども達の描写は、生き生きとした表情の切り取り方が素晴らしいです。
なお今回、一参加者として来場頂いた久留米大学文学部の石橋さんは、ラピュタには南筑後地方の文化に着想を得た部分も多いのではないか…という説を提起されてます⇒https://bit.ly/2Q69HeQ とても面白いです、ぜひご一読をオススメします。
そして市民が力を合わせて、かつての掘割を取り戻すまでの過程は、まさに物語。身近で美しかった頃の掘割という共通イメージがあったからこそ、成しえた奇跡と思います。
精密機械とも評される掘割のシステムも興味深く、アニメで解説されているのはさすがジブリ。「ブラタモリ」が好きな人なら、間違いなく楽しめます。
柳川に行ってから見る映画か?行く前に見る映画か? 長めの硬派な作品なので、個人的にはあらかじめ現地を楽しんだ方が、すんなり入って来るようでオススメです。
なかなか上映の機会もなく、テレビ放映も難しそうな映画ですが、チャンスがあったらぜひご覧ください。 -
90名以上もの盛況になった上映会に対し、午後のフィールドワークは7名(主催側含む)の小所帯。まずは岩田屋に各自移動しました。
午後2時に迫り、お腹も空いたということで昼食へ。10階のレストラン「農家れすとらん 自然の恵」です。デパートの食堂だけあって、展望バッチリ。岩田屋 久留米店 百貨店・デパート
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しかし昔ながらのデパートの大食堂といった雰囲気やメニューではなく、筑後圏のおいしい野菜を使ったお料理が中心。1,000円(税込み)のランチも、野菜が主役でした。日ごろの食生活が肉中心だと、野菜分が体にじわーっと染みます。
「デパートの大食堂」も様変わり、地産地消のレストランです by ちゃんさん農家れすとらん 自然の恵 グルメ・レストラン
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岩田屋のカード会員は、グループ全員にコーヒーサービスということで、「けやき」会長の相伴にあずかりました。こういうの嬉しい。
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岩田屋の2階から、ダイレクトに西鉄久留米駅へ。下りの特急電車で、柳川へと下ります。車だと1時間弱の柳川も、西鉄電車なら20分少々。ひとっとびで、水郷です。
連休とあって、電車はなかなかの混雑。観光に力を入れるなら、京阪みたいな有料指定席の導入も検討してほしいなと、毎度感じます。西鉄久留米駅 駅
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2015年に改築された駅舎も、すっかり板についてきた柳川駅に到着。電車で柳川に来たのは何年かぶりという人も多く、あまりの変わりぶりにびっくりといった面持ちです。僕も3年前は、そうでした。
西鉄柳川駅 駅
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川下りの船着き場までは、駅から歩いても大した距離じゃないのですが、船会社からお迎えのバスを出して頂けるということで甘えました。
川下り舟の会社も6社(非公式含む)がしのぎを削っているとかで、今回は大東エンタープライズさんにお世話になります。 -
近いと言っても駅から船着き場まで600mはあり、車でよかった。
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川面に降りれば、たくさんのどんこ舟。これだけでも、なんだか和んでしまう光景です。
実のところ、通算で29年も筑後圏に住んでいながら、川下り舟は今回初乗船。柳川がいい所なのは知っているけど、身近な場所なので、あえて船に乗る機会もなかったのです。東京の人は東京タワーに登ったことがないという、アレのようなもんです。ゆったり、のんびりの川下りも、競争は激しい?? by ちゃんさん柳川川下り 乗り物
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まずは川を、ゆうゆうと下ります。30度を超える陽気になったこの日、陽射しは強いけど、川面を渡る風は涼やかです。優雅だねえ。
わざわざ柳川まで来ながら、なんで今まで乗らなかったんだろ?精密機械とも称される、掘割のシステムも面白い by ちゃんさん水郷柳川 名所・史跡
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川辺のマンション、いいね。鹿児島だと桜島が見える住宅が高いらしいけど、柳川だと水辺が高いとかあるのかな。
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川を右に折れ、水門をぐぐれば柳川の誇る、堀のネットワークに入ります。ここまでが川下り、ここからは堀下りと、船頭さんがウイットの効いたガイドを挟んでくれます。
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家々には、堀への階段が。洗い物などの雑用水だけでなく、飲み水としても利用されていた時代の名残りです。
堀の水が入れ替わり、濁りが落ち着く夜から朝にかけてが飲用水確保の時間。午前10時までは、子どもが泳ぐことも許されなかったとか。映画から得た知識です(笑)。 -
さして広くない堀、それもゆるやかな流れなので、橋を架けるのは容易だったはずなのに、橋の部分は堀が狭められています。堀の流れをゆるやかにして、適量が「支流」にも分岐できるようにした工夫です。
V字型になった土台は、水量が少ない時は滞留させ、大雨の際にはスムーズに流れるように仕組まれたもの。このあたり、タモリさんも「ツボ」じゃないかな。あるいは先刻ご承知か。 -
My船着き場のある建物もチラホラ。こちらは結婚式場で、神社で式を挙げた夫婦が、船に乗って川上りしてくるんだそうです。
最近は「御花」の式場が人気で、そちらは神社から船で下っていくのだとか。
「門出から下っちゃ、縁起が悪いんじゃ?」
と船頭さんに突っ込んでみれば、御花を少し通り過ぎた場所まで下り、バックして上ってくるとの答えが。突っ込んでみるもんです(笑)。 -
ゆったりした掘割、赤煉瓦の醸造蔵。柳川を象徴する風景です。
ただ映画を見た後だと、家々の裏を毛細血管のように巡る、細い堀にも俄然興味が沸きます。今日は時間がないので、次の機会には歩いて「堀のローカル線」も巡ってみたいな。 -
さすが柳川、「水路課」があるんですね。
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ユニークな水上売店。ドライブスルーの形式で、船頭さんにリクエストすれば立ち寄ってくれます。今日は主催側だったので遠慮したけど、次の機会にはビールでも仕入れてみたいな。
水上売店 一期一会 市場・商店街
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もっとも狭い橋。川下り舟の幅はこの橋が基準に決まり、船頭さんにとっては腕の見せ所でもあります。
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接触することもなく、身をかがめてスムーズに通過。お見事!
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堀の漁で使われた「くもで網」。映画の中の漁では、大漁でした。
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マイ船着き場にマイボート、堀の上のテラスまである住宅。なんて贅沢!
これも、きれいな堀があってこそですね。 -
一旦、大東さんの船着き場に立ち寄り、乗船料を精算します。
ちょうど秋夕(韓国の旧盆)とあって、韓国人の団体さんで大賑わい。船も渋滞気味で、楽しくなります。チョウンヨヘンイデセヨ~(いい旅を!)と、心の中で叫んでおきました。 -
橋をくぐった、御花前の船着き場で下船。約1時間の、のんびり、ゆったりの船旅は、乱れた心のリズムを整えてくれるかのような時間でした。
これで1,.500円ちょっとなら、安いもの。遠方から友人が来たら、観光案内にかこつけてまた乗ってみようっと。 -
船を降りた我々は、御花へ。旧柳川藩主・立花家のお屋敷が一般公開されているだけでなく、料亭や結婚式場としても活用されています。今日も地元高校の大同窓会で、洋館の1階は受付会場になっていて賑やかでした。
戦後、旧華族にも等しく課せられるようになった莫大な固定資産税を納めるため、屋敷を活かした多角経営に乗り出さざるを得なかった…観光客が守る文化遺産 by ちゃんさん柳川藩主立花邸「御花」 名所・史跡
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との解説を頂いたのは、御花の総括マネージャー・中村さん。御花は何度か来ているけど、ガイドさんがいると、やはり理解度がぐっと深まります。
なんとなく見学していた西洋館も、昔の家にあった洋風の応接間が大きくなったものと聞けば、また違った衝撃が加わります。 -
車寄せの上に当たる洋間は、喫煙室だったとか。
今は隅に追いやられがちな喫煙者にやさしい屋敷と見るべきか、当時から分煙が考えられていたことに感心すべきか。 -
大広間は残念ながら同窓会場(!)になっていたため見学がかないませんでしたが、大庭園「松濤園」は上から鑑賞できました。
松島を模したもの…というのはネット上のデマです!と力説されていたので、ここにも記しておきます。 -
立花家史料館は…
立花家史料館 美術館・博物館
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豊富な資料ゆえ、年4回も展示が入れ替わるとか。
三脚、フラッシュさえ使わなければ写真撮影自由というのは画期的です。 -
夕方5時を回り、シャトルバスもなくなったので御花前のバス停へ。お堀を渡る橋の上にあり、西鉄バスの停留所でも一番の風流さではないかなと思います。
バス待ちも風流 by ちゃんさん柳川の柳 自然・景勝地
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延々、佐賀市の早津江から走って来たバスに乗車。がらがらだったバスは、末端区間で観光地の足らしい賑わいを載せました。
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西鉄柳川駅の切符売り場横にあったカフェ「michi9sa」が、8月12日で閉店していたのは残念!特急が30分毎なので、待ち時間にはうってつけだったのですが。
柳川の観光自体もインバウンドで好調に見えるのですが、街の規模からすればまだまだ集客の余地はあるのだとか。来春の西鉄の観光電車「レールキッチン筑後」の運行開始に期待したいところです。
水と人との理想的な関わり方を、もっともっと世界に知ってもらうためにも…西鉄柳川駅 駅
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