西表島家族旅行：台風の海とジャングルトレッキング！

2018/09/15 - 2018/09/17

シルバーウイークの三連休は家族で西表島へ。
昔ダイビングで通ったお母さんは6回目、旅太郎は2回目、お父さんは初上陸。

台風の影響で海は星砂の浜くらいでしたが、代わりに今回は初めて陸を観光。
昼は亜熱帯のジャングルに分け入って滝壺で泳ぎ、夜はホタルを見て、今まで知らなかった西表島の魅力を堪能して参りました！

2018/9/15　羽田→石垣→西表島
2018/9/16
2018/9/17　西表島→石垣→羽田

チケットはANAのクアラルンプール発券。KL→羽田→石垣→羽田→KLで、大人71,577円、子供52,068円。

エリア 西表島(沖縄)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

1日目：2018年9月15日（土）

06:25羽田→09:20石垣（ANA）
09:40石垣空港→10:10石垣港（カレー観光バス）
早起きしてビューンと石垣へ飛び、石垣港離島ターミナルに到着！

気になるのが台風22号。
直撃は免れたものの海は大シケで、船は欠航続出 (ﾟдﾟlll)
すぐ止まる波照間は当然として、鳩間も欠航、西表も上原行きは昼前から欠航に。
そんな中、旅太郎一家の予約した西表（大原行き）は通常運航！

良かった、行ける～♪

11:00石垣島→11:40西表島（大原）

「え、この船？小さくない？！」
ドン引きする父子はスルーして乗船。
欠航した上原行きの人がこちらにシフトしたため激混みで、クーラー無し船室になってしまい、サウナ状態（＞＜）

そして出航すると・・

窓の高さまで波が打ち付け、揺れる揺れる！

ただし小さな船体が幸いして、揺れは上下にバンバン、ジェットコースターみたく激しく揺れるタイプ。なので、船に弱い母子共にさほど船酔いは無し。
これがうねりに合わせてユラ～ユラ～って揺れだと、完全アウト。

無事西表島に着いたら、お昼ごはん。
ここ大原にはロクに食べる場所などないので、石垣港でお弁当を買っておきました。

ゴーヤーチャンプル、ジューシーご飯、カマボコと沖縄料理狙い打ちのお母さんに対し、父子は「カツ丼ウマそう！」と（-_-;）

初日の午後はレンタカーで島観光。
大原のオリックスレンタカーで、半日で保険などコミコミ8000円くらい。

ペーパードライバーのお父さん、10数年ぶりにハンドルを握ります。大丈夫？

13:30、誰も死なずに星砂の浜に到着！

今や観光客が押し寄せる一大名所って聞いてたけど、台風のせいかガラガラ。
しかもお天気はいいしラッキー♪

波打ち際なら穏やか。いいじゃん！

星砂ある？

ある！

ヤドカリうじゃうじゃ。

沖へ行かなきゃシュノーケリングもOK。
シケのせいで透明度はイマイチですが、魚はたくさん見れました♪

ほぼ貸し切りで星砂の浜を満喫しました！

再びドライブで南へ。
西表島の道は基本1本。名所には必ず標識があるし、迷子になりようがありません。

イリオモテヤマネコの像の先には・・

沖縄No.1の落差を誇る、ピナイサーラの滝。
あそこへ行くトレッキングツアーが大人気らしいですよ。

ヤマネコ看板多し。

推定100匹くらいしかいないのに、毎年毎年轢かれちゃう。。

さっきのレンタカー屋さん前の信号は、何気に日本最南端の信号。
ここを通り過ぎ、しばらくすると・・

日本最南端のバス停！

基本的に波照間にないものは西表が最南端になるようで、あちこちに日本最南端があります。

16:20、島の南側にある南風見田の浜にやって来ました。
「はえみだ」の浜と読みます。難しー

鬱蒼とした小路を通って海へ。
夜なら絶対肝試しできます。てかハブが怖い。

長ーい砂浜に出ました！
海の家もシャワーも売店も何もなく、自然100％。

心なしか、カニも目つきが悪くワイルドな感じ？

きれいな貝や漂流物など、ビーチコーミングに最適とのことだけど・・

海が荒れまくってて、それどころじゃありません！
間もなく干潮時間のはずなのに、高波のせいか砂浜が狭いよー

続いてすぐ近く、忘勿石（わすれないし）へ。
駐車場はここに限らず、どこも空き空きで停め放題。

階段がツライ（T_T）

太平洋戦争中、ここへ強制疎開させられた波照間島の方々がマラリアで亡くなったそうです。それを忘れないようにと建てられた碑。

当時ここはマラリアの汚染地帯だったんだ・・

碑が見つめるずーっと先は波照間島。
お天気良ければ見えるのかな。

17:30、ガソリン満タン返しでドライブ終了。
離島価格でリッター180円。

海外では荷物持ち＆子守り専門のお父さん、今日は大いに家族の役に立ってくれました！

大原の民宿「島時間」にチェックイン。
じゃらんから予約で、1泊朝食付き大人5,500円、子供5,000円。つまり1部屋16,000円。

ツアーがあるのは良かったんですが、やはり大原は上原に比べてお店やビーチがないので、次はいつも通り上原かな。

夕食は近くの食堂「猪狩家(かまいとぅやー)」へ。
http://iriomote-kamai.com/

本日のお刺身（マグロ）と、
島豆腐のワタガラス（カツオの内臓の塩辛）乗せ。

クセのあるワタガラス、父子は臭いかいだだけで凄い顔してNG（^^;

本日お勧めの魚の唐揚げ、もずく酢。

お店の看板料理、イノシシチャンプルー。
これ特に美味しい！！

イノシシは西表産で、ドングリ食べててクセがないのが特徴なんですって。
お店のお兄さんが冗談半分でイベリコイノシシと言ってました。

シークワーサー塩焼きそば。
具だくさん！

ご当地泡盛☆

以上でお会計は6000円くらい。
感じ良くて美味しくて、いいお店でした♪

夜はちょっとお勉強もして、おやすみなさーい。

2日目：2018年9月16日（日）

宿で朝ごはん。
サンドイッチ、島のフルーツなどで美味しい。

本日は終日、宿のシュノーケリング＆トレッキングツアー。
・・のはずが、やっぱり海が荒れててシュノーケリングNGと。
そこで半日トレッキングのツアーに変更しました。大人6,000円、子供5,500円。

ツアーは宿泊者限定で、宿のオーナーさんがガイドさん。
今日は我が家だけだって。ラッキー♪

ポイントへ向かう途中、轢かれてご臨終寸前の鳥を発見。
シロハラクイナちゃん。
来世では車に気を付けてねーと木陰へ移動してあげてました。

10:00、ジャングルトレッキングスタート！
道中に生える植物などの説明を聞きながら、奥地にあるマヤロックの滝を目指します。

所々アップダウンの激しい箇所も。
でもちょうど一ヶ月前、アンコールワットの水中遺跡への山道を歩いたばかりなのでノープロブレム。

「東京住んでたらこんなこと初めてでしょ！」
・・アンコールワットの件は黙っておきました。

地面が掘り返されてるのはイノシシの仕業。
捕まえて食べましょう！！
…と思ったら、猟期は冬に限定されてると。残念。

赤いのはベンケイガニ。
6～7月の満月の夜には、オーストラリアのクリスマス島みたく、産卵のため一斉に海へ移動するとか。それ見たい！

トカゲの仲間。
体温の上がらない午前中はトロく、割と簡単に捕まえられます。

ぎゃー、ミミズの仲間？
これは触りたくない～

きれいな沢に出ました。

・・登ります。

スタートして1時間、小さな滝に出ました！
「気持ちいー」としばし休憩。

旅太郎、秘境感満載の川が気に入ったそうで。

そして再び岩を登り・・

川を遡ると・・

11:30、マヤロックの滝に到着！

滝壺が天然のプールになっていて「ここで気が済むまで滝遊び＆川水浴どうぞ」と。わーい♪

まずは滝に打たれ・・

滝壺へジャンプ！

そしてシュノーケリング。

川魚とエビがたくさん♪

ガッツリ歩いて滝で遊び、達成感を味わえたトレッキングでした！

遅めのランチは星砂の浜にある「ほしずな亭」へ。
一見、古くて入りずらい印象ですが（実際昨日前を通ったけど、営業中とは思わなかった）、お店を営む老夫婦はとても感じ良いです！

お母さんはヘチマチャンプルー。
初めて食べるヘチマ、少しヌルッとしてて味はクセなし。美味しい。

肉好きのお父さんは牛汁。
すごいボリューム。

旅太郎はお勧めの炒飯。

以上でちょうど3000円。
次回星砂の浜来たら、再訪させていただきます！

ツアー後は由布島へ。
牛車往復＋入園料で大人1,720円、子供 860円。
http://yubujima.com/index.html

由布島といえばこれ！

2012年、旅太郎が3歳の時にも来ましたが、記憶にないと（-_-;）

15:15、牛車に乗って由布島へ。
10分もかかりません。何なら歩いても行けます。

由布島、ものすごーく観光地です（^^;
お土産屋も多いし、おめかしした牛ちゃんと記念撮影（強制）＆写真販売（任意）なども。

蝶園もあって、黄金のサナギが見ものとか。
虫嫌いのお母さんには恐ろしいだけの空間（￣д￣lll）

島の東側はマンタの浜。

向こう側に小浜島が見えました♪

足元には、シドニーのビーチで見た毒クラゲ、ブルーボトル！
そういえば売店には「カツオノエボシに注意！」とあったっけ。ちゃんと和名もあったのか。

母子は干潟をお散歩。
ヤドカリや小魚がいます。

クラゲの怖いお父さんは、浜でお留守番。

1時間半ほど滞在し、由布島発17:00の最終便で戻ります。
帰りの牛車を引いてくれるのはゲンキ君。よろしくね。

船頭さん曰く、由布島は石垣からの日帰りツアー客が集中するお昼前が激混みで、その後は徐々に空きだし、夕方はガラガラとか。
確かにこの最終便はうちらともう1組だけでした。

19:00、今日は宿の食堂で夕食。
旅太郎はラフティー定食。

お父さんはいろいろミックス定食みたいの。
どれも美味しい♪

お母さんはオリオンやチューハイで水分補給♪

今日はこれで終わりではなく・・

20:00、宿のナイトツアーに出発！
大人3,000円、子供2,500円。これもうちらだけ♪

月と一緒に写ってるのはフクロウ、リュウキュウアオバズク。

まずは夜のジャングルへ。
写真には写っていませんが、ホタルがいっぱい！
西表のホタルは幼虫から光るということで・・

旅太郎が捕まえて喜んでました(ﾟдﾟlll)
お母さんには無理！

続いて、水辺にたーくさん落ちているのは・・

サガリバナ。
夜に咲き朝には散ってしまう幻の花、夏の風物詩。

一般的にサガリバナを見るツアーは7月中旬まで。なので9月には咲いてないのかと思ったら、そんなことないんですね。

ホタルと花に満足してジャングルを出ると、道路に何かが？

ヤシガニ！

お母さんも持ってみたら、指挟まれて超痛い（＞＜）

続いて日本最南端の神社、大原神社。
上の方からめっちゃ鳴き声が？

コウモリ！
羽を広げると50～60cmにもなるヤエヤマオオコウモリで、ぶらさがってるの以外に飛んでるのがいっぱい。

続いてヤシガニスポットへ行くも見当たらず、代わりにサザエに入った巨大なヤドカリちゃん。

ラストは夜光虫。
海辺をかき混ぜると瞬間的に光るやつ。
お母さんは見慣れてるけど旅太郎には面白いようで、夜中に服のままシュノーケルして泳ぎ回っていました。。

23:00、再びシャワー浴びておやすみなさい！

3日目：2018年9月17日（月）

09:30西表（大原港）→10:10石垣港
今日は大きい船。つまりユラ～リな揺れで母子共に船酔い（￣д￣lll）

石垣着いたら、母子はユーグレナモールを物色。

30箱入りの巨大なやつ買いました！

一方お父さんは「きたうち牧場」のハンバーガー店でランチを調達。
https://krs-beef.jp/hamburger/

10:50石垣港→11:20石垣空港（カレー観光バス）
石垣空港へ着くと、連休最終日に伊丹行き、那覇行き、羽田行きが重なり大混雑！
クアラ発券のチケットのため機械チェックインできず、優先カウンターもなく、大人しく並びました。

ゲート前でお昼ごはん。
極みバーガー1080円。美味しいけど、、高い！

12:35石垣→15:25羽田（ANA）
東京に戻ったら旅太郎は塾へダッシュし、あっという間に日常に戻ったのでした。おしまい。

読んでくださり、ありがとうございました。
次の旅行は10月上旬、イスラエル一人旅です♪

この旅行記へのコメント （2）

• trifoliさん 2018/09/30 09:43:36

  西表島

  やっぱり潜るか、トレッキングツアーですかね？
  冬にまた石垣島行く予定なので、行ったことない西表島まで行ってみたいなあと思ってたけど、アクティブなイメージで。
  最南端？最西端？の温泉泊まってみたいんですよねえ。
  おばあちゃんも一緒だし今回は竹富島くらいかな…
  西表島まで行くのでも結構船酔いします？竹富島の10分でもジェットコースターでうちのびびりちゃんは怯えてたけど、たしかにうねるほうが船酔いにはきますよね。百戦錬磨なお母さんたちが船に弱いのは意外ですが（クルーズとかいってませんでしたっけ）
  
  旅太郎君の勉強への集中力がすばらしくて毎度感心！旅帰り直行の体力もすごいけど、どうやってモチベーション高めてるんでしょうか。教えてほしいー…
  （レベルが違うからあれですが！うちはとりあえずちゃんと宿題やってほしいとかそんな話で）
  

  旅太郎のお母さんさん からの返信 2018/09/30 21:21:30

  RE: 西表島

  trifoliさん
  
  こんにちは。コメントありがとうございました！
  
  西表は、もし温泉（ラティーダですよね？）だけでOKでしたら、
  石垣〜大原〜ラティーダ泊〜大原〜石垣もありかと思います。
  おばあちゃまもご一緒でしたら、移動もストレスなく済むはず。
  ちなみにラティーダは日帰り温泉で寄ろうとしましたが、
  宿泊客のみ温泉に入れるとのことで、断念いたしました。。
  
  で、石垣⇔西表の船は冬ならもれなく揺れると思います！
  小さいあんえい丸ならジェットコースターを40分、
  大きい船ならユラーリユラーリで同じく40分。
  竹富島の10分で怯えてたびびりちゃんには、結構な冒険かも？
  
  西表ファンの私としては、ぜひ泊まってあちこち楽しんで頂きたい
  感じですが、時間がなければ石垣から日帰りでエッセンス満載の
  ツアーがあるので、そちらでもいいかと思います。
  日帰りツアーは、シュノーケリングやトレッキングはないので、
  ハードなことはありませんよ。
  
  旅太郎君の勉強は、、
  同じ学校の子が結構同じ塾に行ってるので、
  塾行って勉強するというより、塾で友達に会うという感じです。
  勉強してー！といつも頭を悩ましております（涙）
  
  
  旅太郎のお母さん