夏の柏島ダイビング

2018/08/10 - 2018/08/11

去年の春に潜りに行って以来、ずいぶん久しぶりの柏島。居心地の良さは近場のダイビングポイントでは、やはりピカイチ。真夏のハイシーズンながら、お盆休みを1日ずらしたので、1日目はマンツーマンガイドで、遠慮なく、かなり粘って写真をとり、充実した旅となった。

エリア 土佐清水・大月(高知)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

始発で移動して、11時過ぎに宿に到着。12時出港のため、あたふた準備する。
1本目　民家下北北。
盆休みに近いのに、ボートにはショップの3人組と私のみ。ショップは別で潜るため、なんとマンツーマンガイド。激コミかと思っていたのに、拍子抜け。
写真はスダレヤライシモチ。口内保育中。メスが産んだ卵をオスが口にくわえ孵化するまで口の中で育てるらしい。口をいい具合にあけてくれたので、赤ちゃんがばっちり見えた。

アケボノハゼ。柏島では定番。

オオモンカエルアンコウ２匹。擬態しているため、ガイドに教えてもらわないと見つけられない。手前のやつはかなり大きい。30cmほどあったかな。

ベニヒレイトヒキベラ幼魚。5cmくらいの大きさでおめめパッチリ、ピンクの姿がかわいい。成魚は深場にいるらしい。図鑑を見ると、成魚は美しい姿。是非、一度、野生の現物をみたいもんだ。

アカスジウミタケハゼ。これまた3cmくらいの小さいやつ。サンゴにちょっこり乗かっている。

ヤシャハゼペア。キレイに背びれをあげてくれて感動した。

アジアコショウダイ成魚なりかけ。誰がなんと言おうと、私はこの模様が好きなんで。
1本目はこれで終了。

昼食をとってから2本目へ。昼食は豪華な鯖寿司だった。さすが料理自慢のお母さん。
2本目　後浜3番
ヒトスジギンポ。

ハナヒゲウツボ幼魚。

アオサハギ。これも5cmくらいの小さいサイズ。

ニシキフウライウオ。美しい。

これはセボシウミタケハゼだそう。アカスジウミタケハゼと似てる。

ガンガゼエビ。きれいな色をしているけど、どこが顔で、どこが尻尾なのか、よく分からない。

コケギンポ。いつもいるやつだけど、1cmあるかないかくらいの小さいのが口をパクパクさせているのが好きなんで。

コウイカ卵。赤ちゃんが入っているのがよく分かる。宇宙人の養成所みたい。ハッチアウトが見たかった。
本日はこれにて終了。マンツーマンガイドだったので、ゆっくり魚を見ることができて大満足。

2日目。お盆に入ったが、1本目は早朝（というか朝食前エントリ）なので、まだゲストは私のみ。
ポイント、後浜1番。
まずはジョーフィッシュ。1cmくらいの小さいやつ。顔をきょろきょろさせて、こちらを見返していた。

スケロクウミタケハゼ。オバケのQ太郎みたい。

これなんだー？おもちゃみたいな可愛いエビなんだけど。

ミナミハコフグ幼魚。バックにはミノカサゴ。

タテスジウミシダウバウオ。にょろにょろ君。
1本目はこれで終了。朝食を食べるころからゲストが続々登場。といっても、中年夫婦と中年男性が加わった4人グループだった。

2本目も後浜1番。
カミソリウオペア。海藻に見える。

ウミテングペア。砂地でじっとして動かず。魚らしいが、なんか左手のやつは犬の顔に見える。

ホホスジタルミ幼魚。1cmくらいの小さいやつ。つぶらな瞳がキュート。

これはよく分からないが、きれいに撮れたので、とりあえず。

3本目　勤崎。
5人組のショップが同じボートになり、ちょっと混雑。お盆だからしようがないか。海の中では2本目同様、ベテラン3人とのみ一緒なので、ストレスは全くなし。
写真はスジクロユリハゼ。深場にいるハゼで、勤崎というと、まず、こいつを見に行っていた。。が、今回、初めて背びれを開いたところをしっかり見て感動～こんなにきれいなハゼだったんだ。いやー、これを見るために今回のダイビングは存在したといってもいいくらいの優雅さだったなぁ。

スジクロユリハゼを写真におさめようとするダイバーたち。ここは35mオーバーの深場、みんなDECO・・・

最後に定番　ピグミーシーホースを見ておしまい。
充実したダイビングでした。