2018/09/16 - 2018/09/16
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jilllucaさん
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あくまでも目標で実際にはそうもいかないのですが、毎年、その年に国内で生まれたレッサーにはなるべくその年の内に会いに行くようにしています。
しかし、様々な事情により年内に会えない子もいて、熱川バナナワニ園のこだまちゃんもそんな1匹です。
昨年7月8日に3つ子で産まれたこだまちゃんですが、2匹の兄と比べると成長が遅く、キーパーさんによるバックヤードでの人工哺育となりました。
そんなこだまちゃんですが、1歳を越え体調も安定しこの度展示デビューとなりました!!
そんなこだまちゃんに会いに熱川に足を運びました。
そして、熱川からの帰りには三島の楽寿園へ。
市川市動植物園からの移動後、長らく体調管理のために展示が休止されていたルルちゃんにも久しぶりに会うことが出来ました。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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多摩動物公園、東北サファリと続いた今回の遠征、そのまま北に上がるかと思いきや昨晩は伊東泊まり。
今朝は朝早い電車に乗り熱川バナナワニ園を訪問です。
伊豆熱川駅には8時22分に到着、バナナワニ園は駅から徒歩すぐなので8時30分の開園に間に合います。
写真の本園側で入園券を購入、1500円。
なお、駅の窓口で100円引きの前売り券を買えるのですが、長距離切符のお客さんの対応されており時間が掛かりそうだったので、今日は正札で購入しました。 -
お目当てのレッサーパンダは本園ではなく分園にいるので無料のマイクロバスで移動。
本園、分園間のマイクロバスは決まったダイヤはないようですが臨機応変に頻発してくれます。
乗車3分ほどで分園到着です。 -
分園入ってすぐ右のレッサーパンダ展示場は目隠しがされていました。
閉鎖なのか、あるいは展示を引退した高齢パンダが人目を気にせずのんびり暮らすためなのか・・・後者ならいいのになぁ・・・。
以前は30匹近いレッサーパンダを飼育していた熱川バナナワニ園ですがここ2年ほどで急激に飼育数を減らしています。
天寿を迎えた個体が重なったこともありますが、ネパール系のニシレッサーパンダは日本でここだけの飼育で、どうしても血統管理に偏りが出てしまい生命力の低減に繋がってしまった様にも思えます。 -
こちらがレッサーパンダメイン放飼場。
メインは2面あり、このほかに金網の放飼場がメインを囲むように配置されています。 -
入園口から見て右手のメイン放飼場には、オランダ生まれのペリー君、そして、一昨年生まれの双子姉妹のみつばちゃん&よつばちゃんが同居していました。
みつばちゃん&よつばちゃんはオランダ血統と日本血統のハーフなのでこのWペアが上手く繁殖出来れば、血統的には取り急ぎは一息つけると言ったところ・・・期待のWペアです。 -
3匹は樹上でめいめい寛ぎ中。
放飼場の木の立派さはここのメインは日本のレッサー舎随一ではないでしょうか?
すごく大きく立派な木なのです・・・これに匹敵するのは埼玉県こども動物自然公園くらいかな?
この子はペリー君かな? -
なんせ樹上かなり高い所にいるので個体識別が難しくって・・・雰囲気的にはみつばちゃんと思うのですが、直感での識別の域を出ず。
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お隣の放飼場にも立派な木が植わっています。
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こちらにはシナモン君とオリビアちゃんのご夫婦が暮らしています、このご夫婦は現在7月25日生まれの3つ子を育児中です。
2014年にオランダから身重で来日したオリビアちゃんはその年にくう君を出産、その後、ペアを組んだシナモン君との間でここ3年連続で繁殖に成功しています。 -
こちらシナモン君。
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おチビちゃんとの同居もなんなくこなす超紳士な男の子、繁殖実績も素晴らしい熱川レッサーのエース的存在です。
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そして、後ろ姿ですがオリビアちゃん。
来日して既に9匹を出産したスーパーお母さん。
昨年に引き続いての3つ子を出産なので育児疲れも含めた体調がちょっと心配ではあります・・・血統管理の観点からも同じペアでの多産は避けたいでしょうし、少なくとも来年は繁殖組から外れのんびりして欲しいですね。 -
続いて、金網の放飼場のメンバーをご紹介、先ほどご案内した通りメイン放飼場を囲む様に金網の放飼場が配されており、現在は各ケージに1匹ずつが暮らしていました。
まずは、かがやき君。 -
かがやき君は昨年7月8日生まれの男の子、3つ子で生まれ各々新幹線の列車名を名前にもらいました。
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3つ子兄妹のうち、妹のこだまちゃんが成長に遅れが見られたために早い段階で人工哺育に切り替えられたため、つばさ君と共に切磋琢磨して成長してきましたが今春につばさ君が夭逝・・・現在は1匹で暮らしています。
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そして、かがやき君のお隣のケージに・・・ずっと会いたかったこだまちゃん!!
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ご案内しました通りかがやき君、つばさ君の3つ子の妹ちゃんです。
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成長に遅れが見られたために人工哺育に切り替えられ長く非展示でしたが、1歳を越え体調も安定してきたこともあり、この度、いよいよ展示の舞台に立ちました!!
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こだまちゃんに会えたことで国内の昨年生まれのおチビちゃん全員に会えたことになりました。
会えてとっても嬉しいよ、こだまちゃん!! -
つづいてライチ君。
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今年13歳のライチ君。
正直言いまして過渡期と言う事もありバックヤード組に誰がいるのかを僕は正確に把握できていませんが、ひょっとして今やライチ君が熱川最高齢となるのでしょうか? -
とても13歳とは思えない可愛らしい顔立ちのライチ君です。
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ライチ君のお隣にくう君。
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2014年6月29日熱川生まれですが、お母さんはオランダ生まれのオリビアちゃん、お父さんはオランダの誰か?・・・お父さんがペリー君ではないのは間違いないようですね。
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完全なオランダ血統でまだ4歳と期待のくう君ですが、残念ながら熱川にはくう君とペアを組める女の子がいないのです。
彼のお嫁さんを海外から、しかも一両年中に導入できるかどうか・・・熱川レッサーの永続を考えると来年は一つの勝負時期なのかもしれません。 -
そして、シナモン君の弟のナッツ君。
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子供の頃のケガが原因で後ろ脚に障害を持つナッツ君、彼の展示は海外ファンも巻き込み論争になったりもしました。
その論争のせいで海外から熱川へのニシレッサーの新規導入が御破算になったとの噂も耳にしますが、その真偽は於くとしても、障害を持った個体を人目に付かないように隠す事は許される事ではないと考えます。 -
不自由な後ろ脚を引きずりつつも巧みに使い、園内のどのレッサーアクティブに活動するナッツ君を見る度に彼を展示することの素晴らしさを思うのです。
彼の姿を見て「可哀そうだ」「見るに堪えない」と言うのは簡単ですが、「では、どうすればいいのか?」の答えは「彼を隠す」であっては絶対にいけないのです、
「展示し、説明し、理解してもらう」しかないのです。 -
ナッツ君、元気に歩き、時には走り、飛ぶ君を見る度に僕は嬉しくなり、君を誇らしく思うのです。
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朝ごはんの時間が近いのを察してメイン放飼場のレッサー達がそわそわしだしました。
毛色、毛並からすると手前がみつばちゃん、奥がペリー君かな? -
綺麗な栗毛のこの子はみつばちゃん。
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現在2歳のみつばちゃん&よつばちゃん姉妹、これくらいの年齢の女の子レッサーは元々可愛らしいレッサーの中でも特別に可愛らしいですね。
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モートに降りていくこの子はペリー君。
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今日は双子姉妹と仲のいいシーンは見れませんでしたが冬の恋のシーズンが楽しみですね。
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お隣の放飼場ではシナモン君が木から降りてきました。
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朝ごはんが待ちきれないようで放飼場の下草をむしゃむしゃ。
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続いてオリビアちゃんも降りてきました。
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オリビアちゃんは東屋のお水で喉を潤した後、
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寝室へ。
子供達の様子を見に行ったようですね。
3つ子は7月25日生まれなので、放飼場に出て来るのは早くて10月末頃ですかね? -
キーパーさんが各放飼場に朝ごはんをセット。
よつばちゃんも木から降りてきました。 -
ペリー君、みつばちゃんは東屋に準備してもらったご飯を先に食べましたが、よつばちゃんは竹の葉を先に食べていました。
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オリビアちゃんとシナモン君は2皿準備してもらったのに仲良く同じお皿で朝ごはん・・・と言うか食いしん坊のオリビアちゃんが自分の皿を確保しつつシナモン君のお皿に顔を突っ込んでいます(笑)
そんなオリビアちゃんの我がままも許してあげるシナモン君・・・素敵です。 -
伊豆熱川駅から伊豆急線、伊東線、東海道線を乗り継ぎ三島駅へ、今日はもう一軒、三島市立公園楽寿園をハシゴします。
楽寿園は新幹線・東海道線の三島駅すぐ日本庭園メインの公園、園内には動物広場もあり日本動物園水族館協会にも加盟ています。
入園料は大人300円です。 -
動物広場内のレッサーパンダ舎です。
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屋外放飼場にルルちゃん!!
やっと楽寿園の公式な展示で会うことができました!! -
ルルちゃんは2008年6月21日市川市動植物園生まれ、昨年11月21日に楽寿園にやってきました。
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楽寿園に来園し一旦は展示に入ったルルちゃんですが、体調管理のためにすぐに非展示となり、長い間、バックヤードでの治療をしていました。
バックヤードは屋内展示室の奥にあるために、非展示中もルルちゃんの姿を確認することは出来ましたが、こうしてまた放飼場で会えるのは格別な気分なのです。 -
屋内にはココロちゃん。
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ココロちゃんは2006年6月20日長野市茶臼山動物園生まれ。
楽寿園は一時はレッサーの繁殖を目指した節もあるのですが、ココロちゃんのと一緒に移動してきた妹のルナちゃんが夭逝して以来、繁殖に向けての動きは大幅にトーンダウンしているように思います。
そして、それはけして悪いことではなく単に考え方のベクトルをどちらに向けるか?と言うだけの事だと思っています。
ここ楽寿園やさいたま市の大崎公園等には是非、各園の繁殖適齢期を越えた個体を預かって頂き、若い世代の繁殖を後方支援して欲しいと思います。 -
12歳になっても相変わらずの美貌を誇るココロちゃん、お母さんの星奈さん(すでにお星さま)を彷彿させる我が儘ボディーです。
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一方のルルちゃんはスレンダーボディー、お耳の大きさがとても印象的です。
市川では3年ほどライチ君とのペアリングを経験したルルちゃん、ライチ君との仲はとっても良かったのですが残念ながら子宝には恵まれませんでした。 -
動物広場の他の子達にも会いに行きましょう。
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ケープハイラックスのてちてち君が天国に旅立ってしまいました。
ハイラックス舎はレッサー舎のすぐ横で、レッサーに動きのない時にはよくてちてち君を眺めていました。
ありがとう、てちてち君。
やすらかに。 -
レッサー舎のお向かいのワラビー舎には1匹だけ出ていました。
楽寿園のワラビーは昨年11月生まれのハッピーちゃんとお母さんのみにあちゃんが居るはずで「なぜ、1匹だけ・・・まさか・・・」と心配したのですが、 -
もう1匹はバックヤードにいて安心しました。
親離れ、子離れには少々早いと思うので、バックヤードの子が怪我でもしてて療養中なのかもしれませんね。
ちなみに、現地では上の写真の子がハッピーちゃん、この写真の子がみにあちゃんと思ったのですが、こうして写真で見ると自信が無くなってきました・・・。 -
今年3月にはるばる与那国島からやってきた与那国馬のアウリ君とメリちゃん。
楽寿園の環境にもすっかり慣れ、ちびっ子の乗馬体験のイベントなどもこなしているそうです。 -
13時前にレッサー舎に戻ると、ルルちゃんがそわそわしていました。
キーパーさんがバックヤードに入り交代の準備中で、交代の後にリンゴがもらえるようですね。 -
13時05分、キーパーさん登場で屋内外の交替です。
ルルちゃん収容、 -
そして、交代でココロちゃんが出てきました。
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屋内に入ったルルちゃんはリンゴが待ちきれません。
金網をよじ登ってアピール!! -
「リンゴくださいな」byルルちゃん
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リンゴをたくさんもらえてご満悦なルルちゃん、新しい竹の葉も入れてもらいました。
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体調管理でお休みしていた理由はマズルの腫れでした。
今もマズルは若干腫れているようにも思いますが、ほぼほぼ完治と言ったところでしょうか? -
屋外に出たココロちゃんが階段の上でキーパーさんを待ち受けます。
「ココロ、なんで登ってるの??」・・・普段はこの階段に登らないそうでキーパーさんも初見の事態との事でびっくり!! -
登ったはいいけどなかなか降りれないココロちゃん・・・リンゴに釣られておそるおそる降りてきました(苦笑)
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う~ん、セイナさんの娘だな~、そっくり!!
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もうちょっとダイエットした方が健康のためにいい様にも思うのですが、このふくよかさこそ星奈さんの血統と思うとそれもまた愛おしく感じます。
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東屋の個体案内もココロちゃんに掛け替えてもらいました。
ちなみに、このココロちゃんの個体案内板の裏は天国にいる妹のルナちゃんの個体案内になっています。
けして仲のいい姉妹ではなかったですが、ココロちゃんには若くして旅立ったルナちゃんの分も長生きして欲しいです。 -
食べ終わったらお昼寝・・・これぞ正しいレッサーパンダの暮らし。
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ルルちゃんも。
こっちに顔を向けてくれるあたりがさすがですね。
ココロちゃんもルルちゃんもレッサー人気の高い園で育って来ただけにこの辺りのお客さんの喜ぶツボは自然と心得ているようです。 -
動物園動物は人と言う他種との触れ合いの中で少なからず「人が嬉しいと自分も嬉しい」と言うメンタリティが芽生えているようにも思うのです・・・まあ、種や個体にも大きく依存しますけどね。
「人も動物が幸せだと嬉しい」そして「人が嬉しいと動物も嬉しい」の循環関係を築ければいいですよね、彼ら野性を色濃く残しつつもずっと動物園で暮らしていくのですから。 -
楽寿園をもって今回の遠征は終了、三島停車の「ひかり号」で新大阪に向かいました。
今回の遠征は多摩の李花(リーファ)ちゃん、東北サファリの蘭花(ランファ)ちゃん、熱川のこだまちゃん、楽寿園のルルちゃんに会う事を目標としていました、残念ながら天候の関係で多摩で李花ちゃんには会えませんでしたが、他の3匹の元気な姿を見れて満足な遠征になりました。
10月になりと、今年生まれの仔パンダの展示開始が加速されます・・・次の遠征が楽しみです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ちょんたさん 2018/09/17 00:56:49
- お久しぶり、レッサーパンダちゃんたち!
- jillluca様
お久しぶりです!
大分前に楽寿園に行ったときにいた子が死んでしまってから誰もいなくなったと思っていました。
こんなに可愛い子たちがいるんですね。今度行ってみようかしら。
よく見ると、顔立ちはパンダよりよほどこちらのレッサーパンダの方が可愛いですね。
ちょんた
- jilllucaさん からの返信 2018/09/20 20:43:59
- RE: お久しぶり、レッサーパンダちゃんたち!
- ちょんたさん
こんばんは、ご無沙汰しております。
> 大分前に楽寿園に行ったときにいた子が死んでしまってから誰もいなくなったと思っていました。
> こんなに可愛い子たちがいるんですね。今度行ってみようかしら。
> よく見ると、顔立ちはパンダよりよほどこちらのレッサーパンダの方が可愛いですね。
2匹のレッサーがお待ちしていますので是非行ってみてくださいね。
他にもワラビーのちびっこもかわいいし、元噛みつき猿のラッキーちゃんもいますよ。
楽寿園は駅からすぐなのでとても行きやすくていいですよね!!
jillluca
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