2018/08/25 - 2018/08/25
43位(同エリア205件中)
Tomoさん
智頭急行の沿線にある観光スポット、智頭宿・宮本武蔵ゆかりの地・大原宿・湯郷温泉をめぐりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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前から気になっていた「宮本武蔵」へ行く旅を決行。早朝6時台、大阪からJR神戸線の快速電車で姫路へ。途中、踏切の確認で電車が遅れ、スーパーはくとを利用して智頭まで向かいます。(写真はスーパーいなば)
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上郡から智頭急行に入ります。智頭急行は鳥取までの短絡線として造られた、高規格な第三セクター鉄道です。京都・大阪から特急スーパーはくと、岡山からスーパーいなば号が走っています。到着した智頭駅、まだ9時台のためか、駅前はほとんど人がいませんでした。ここで智頭急行のフリーきっぷを購入。
智頭駅 駅
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智頭駅から1kmほどのところには智頭宿があり、今でも古い建物が残っています。塩屋出店は後で訪れる石谷家の分家で、明治30年に再建されたもの。商家風の町家建築で、国登録有形文化財だが、昼時にはランチを楽しむことができます。
旧塩屋出店 名所・史跡
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智頭往来と備前往来が交差する場所に建つ大規模な屋敷が米原家。入母屋造の瓦葺きの建物で、外壁は黒漆喰で塗られた建物です。
米原邸(米原住宅) 名所・史跡
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智頭は江戸時代、参勤交代で江戸へ向かう鳥取藩の最初の宿場町です。藩主が宿泊や休憩する茶屋、奉行所、制札場が置かれていたそうです。
智頭宿 名所・史跡
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智頭には江戸時代から続く諏訪酒造があるためか、杉玉が吊るされた家がたくさん見られました。
智頭宿 名所・史跡
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智頭消防団本町分団屯所です。1941年に建てられた洋風の建物で、正面の屋根中央部が切妻破風になっているのが特徴です。その切妻破風に向かって櫓に続くはしごがあり、付近のランドマークにもなっています。
智頭消防団本町分団屯所 名所・史跡
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智頭宿に残る、石谷家住宅を見学します。貴族院議員であった石谷伝四郎が大正8年から10年をかけて新築した住宅で、近代への建築技術の粋を伝える歴史的建造物として重要文化財に指定されています。
石谷家住宅 名所・史跡
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松の巨木を用いた梁組、14mの吹き抜けという広大な豪農の造りの土間には、一段上がると、囲炉裏の間があり、その奥には主人の間があります。
石谷家住宅 名所・史跡
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精巧な細工が施された江戸座敷には、ハートのような形をしためずらしい障子がありました。
石谷家住宅 名所・史跡
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国登録記念物の池泉式日本庭園もあり、美しい和風建築を堪能することができます。
石谷家住宅 名所・史跡
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中町公民館です。個人病院として建てられ、大正時代は幼稚園としても使用されたそうです。このあたりに智頭宿の本陣があり、建物の横にはその碑が立てられていました。
智頭町 本陣跡 名所・史跡
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智頭から上郡行きの列車に乗って、今回の旅の目的地である宮本武蔵へ向かいます。恋山形では特急列車の通過待ちで7分停車するため、駅を出てみました。
恋山形駅 駅
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恋山形は全国に4つしかない「恋」がつく名前の駅で、駅の入口やホームは鮮やかなピンクに染められています。
恋山形駅 駅
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山奥にぽつんと立つ小さな駅なので、訪れるのは大変ですが、普通列車の停車中でも楽しめます。スタンプと記念の缶バッジを入手して、列車に乗りました。
恋山形駅 駅
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恋山形から30分で到着した宮本武蔵駅は片面ホームの高架駅。大原の中心地から外れた集落に建つ駅で、利用者は少ないようです。駅前には小さいころの宮本武蔵の像が設置されていました。
宮本武蔵駅 駅
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宮本武蔵駅から歩いて、武蔵生誕の地にある名所を巡ることにしました。武蔵史料館の前に位置するのが讃甘神社で、古くは実近山に建っていたそう。
讃甘神社 寺・神社・教会
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本殿は1850年に改築されて現在に至っている。ここで遊んでいた武蔵は、太鼓を打つ有様を見て、二刀流をあみ出したといわれている。
讃甘神社 寺・神社・教会
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宮本武蔵は1584年に武術家の家に生まれた。もともとは大きな茅葺きの家だったそうですが、昭和に火災によって焼失して現在の瓦屋となりましたが、大黒柱の位置は昔から変わらないといいます。
宮本武蔵生家跡 名所・史跡
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町内で最も大きな茅葺きの家が平尾家で、武蔵の姉・おぎんの嫁ぎ先と伝えられています。
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武蔵は1645年に熊本での没後、養子伊織によってこの地・平田家の墓地に分骨されています。この墓地には祖父、父母も眠っており、武蔵のファンがお参りに訪れます。
武蔵神社 寺・神社・教会
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宮本武蔵駅まで戻り、智頭急行で1駅・大原へ。大原は大原町の玄関口で、智頭急行の車両基地が設けられている駅です。特急列車も停車する立派な駅舎ですが、駅前は閑散としていました。
大原駅 駅
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駅から5分ほど歩くと、大原宿の古町町並み保存地区に入ります。播磨と因幡を結ぶ街道は古くから人馬の往来があり、鳥取藩主の参勤交代の道で、大原宿でも本陣・脇本陣・問屋が置かれ、今でもその建物が残っています。
大原本陣 脇本陣 名所・史跡
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地区には美作市で唯一の造り酒屋があり、「武蔵の里」や「白梅」などの清酒を造っている。明治18年に建てられたもので、江戸時代のような雰囲気です。
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通りを流れている水路が美しい大原宿。素晴らしい町並みが残っていますが、残念なことに観光客が少ない・・・
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鳥取藩主の池田侯が中心に利用した本陣も残っています。200年ほど前に再建されたもので、大原宿は脇本陣と両方が残る貴重な町並みです。
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大原から1日数本だけ出ている美作共同バスに乗って、湯郷温泉へやってきました。ここに来ると快晴になり、強い西日が射していました。
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大原から45分で到着した湯郷温泉は美作三湯の1つで、平安時代に慈覚大師が
白鷺に導かれて発見したと伝えられる温泉郷です。
また、日本女子サッカーリーグの岡山湯郷Belleが設立されたことで有名になりました。 -
高台にある竹林そばの露天風呂が楽しめる旅館で日帰り入浴を楽しむことにしました。湯郷温泉はナトリウム、カルシウム塩化物泉で、消化器や皮膚病などに効果があるそうです。
湯郷温泉 やさしさの宿 竹亭 宿・ホテル
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温泉街のなかには、懐かしい昭和の広告看板やブリキのおもちゃ、家電を展示した昭和館があります。他にも娯楽施設や現代玩具博物館・オルゴール夢館が開館しており、見どころが多い温泉街です。
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湯郷温泉から赤磐広域バスに乗ってJR林野駅へ行き、林野から姫新線に乗って、佐用を経て姫路まで向かいます。青春18きっぷシーズンですが、本数が少ないため姫新線の乗客はごくわずかでした。
美作江見駅 駅
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列車の行き違い待ちのため、美作江見で駅舎の外に出てみました。姫新線は木造の歴史ある駅舎が多いのが特徴の1つです。この駅も、ドラマやTVCMのロケ地として使用されたそうです。
美作江見駅 駅
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美作土居~上月間は峠を走るため、勾配と急カーブが連続する区間で、最高速度が25km/hまで抑えられている区間もあります。佐用に着くと姫路行きに乗り換え、姫路から新快速で大阪へ。
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