ヨーロッパ1ヵ月の旅～15日目（プリトヴィッツェ到着）～

2018/04/01 - 2018/04/29

13時、酔い止め効果により、ほとんど記憶がない状態でプリトヴィッツェへ到着した。公園がある森は非常に広大な土地となり、エントランス1と2が存在し、互いにかなり距離がある。交通は、森林内に大通りが1本あり、私たちが来たスプリット側の入り口と、反対側にあるザグレブという都市側からの入り口がある。ホテルはエントランス2側にあった。私が一番心配したのが、バスの発着位置だった。というのも、エントランス1とエントランス2側の大通り沿い両方にバス停があり、エントランス2のバス停で待っていたが、バスが素通りし乗り逃した、というような旅行記を事前に読んだからだ。私たちがスプリットを発ち、到着したのはエントランス2のバス停だった。出発時のチケットや予約バス情報をどれだけ事前に調べても、エントランス1か2どちらのバス停から出発するか情報がない。バス停近くにバスチケット売場のような小屋があるが、四六時中閉まっていたので活用できなかった。なので、バス情報に関してはプリトヴィッツェが一番、計画段階から心配だった。

到着後、とりあえず水をガブ飲みし、酔い止めの酔いを覚ます。酔い止めを飲みすぎて凄く眠たかったが何とか状況把握。エントランス2のバス停周辺を散策するも、バス情報は無かった。バス停自体も木造の簡易的な小屋のような造りであり、ここが本当にバス停なのかと疑うほど。仕方がないので、先にホテルへチェックインすることにした。プリトヴィッツェでは2泊し、明日は一日中湖群公園内を散歩する予定である。ホテルはプリトヴィッツェ湖群国立公園のオフィシャルホテルである、「Hotel Bellevue」を予約。2名1室朝食付き、2泊で14124円。オフィシャルホテルだが凄く安い。1日目だけ公園入場券を買えば、2日目は無料になるスタンプが貰える特典付き。バス停近くにホテルの案内板が出ており、案内に沿って5分の場所にホテルがあった。レセプションのお姉さんは金髪美人さん。いつも通り書類記入し、チェックインした。部屋は少し年季が入っているが、まぁまぁ綺麗だった。酔い止めのせいでまだ眠気が強く、とりあえずシャワーを浴びた。

16時、少し休み、公園チケットを買いに行く。公園入り口はいくつかあり、それぞれチケットセンターも併設されている。私たちはホテルから一番近いチケットセンターへ行き、ワンデイチケットを2枚チケットを購入した。1枚150クーナ、約2700円。2日目はホテル特典で無料になる。日暮れまでまだ時間があり、エントランス2側の公園入り口の湖だけを観てみることにした。森の中だからか少し肌寒い。空は曇っており、湖は天気のせいでパッとしない雰囲気だったが、何名かの観光客が大きな湖のほとりに座り、静かな時間を過ごしていた。眠気と体のだるさがとれず、妻の助けを得ながらホテルへ戻る。朝から何も食べておらず、お腹が空いていたため、ホテル近くにあるレストラン「Poljana」へ向かう。到着するも、レストランでガッツリという気分がせず、Poljanaと併設されたセルフサービスレストランへ行った。作りおきの料理を自分でチョイスし、合計金額を払うシステム。オランダのキューケンホフ公園レストランと同じ。美味しそうなグラタンがあり、皿を取るも冷たかった。どうやらマカロニサラダらしい。眠くてどうでも良くなり、大きなチーズケーキとコーラも取る。妻は、見た目が完全に鶏の唐揚げのような料理を取るも、実際には小麦粉と何かを混ぜて揚げてあるだけのドーナツ的なものでショックを受けていた。山盛りマカロニサラダを妻にも分け、2人とも大ハズレの食べ物で空腹を満たし、この日は部屋に戻りゆっくり休んだ。

エリア その他の都市(クロアチア)

赤丸＝到達したバス停（エントランス2側バス停）

ホテルやエントランスの案内板

Hotel Bellevue

ずっと閉まっていたバス停横のバスチケット売り場