ルーマニア鉄道旅③　シナイアとブカレスト・国民の館

2018/08/19 - 2018/08/20

8月19日　ブラショフからブカレストへ移動。シナイアで途中下車し少しだけ観光する。
ブカレストに昼過ぎに到着し、昼食を食べた後に国民の館まで歩いていく。
事前に予約をしないといけないと、国民の館のホームページにもあったため、中に入るのは諦めていたが…。

エリア シナイア(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.5

8月19日早朝
ブラショフからシナイア途中下車し、ブカレストへ戻る。
ホテルを6時くらいに出て、バス停まで歩く。始発のバスでブラショフ駅まで行く。

ブラショフ駅。

ルーマニア国旗カラーのブラショフ駅の壁。

ブラショフ駅の中。パン屋さんもあり、焼き立てのパンとコーヒーを買って朝食とした。パンはとてもおいしい。

階段の上は待合室のように椅子が並んでいた。2階には売店のようなものはなかった。階段と階段の間を入っていくと半地下のようになり、ホームへは階段で上がる。

生絞りオレンジジュースの自販機。生オレンジから絞ってくれる。
お金を余分に入れすぎて、2杯も出てきた。

おいしかったが、2杯は多すぎた。

シナイア駅前。

駅正面の階段を上っていくと公園があり、そこからシナイア僧院やペレシュ城に行ける。

緑が多くて清々しい。

公園の中にあった建物。CASINOと書いてあった。

シナイア僧院に到着。入場料は5レイくらいだった。

シナイア僧院の大教会。

大教会の内部。

古いほうの教会。

その内部。

手前が古いほうで、奥が大教会。

シナイア僧院からさらに奥に進んでいくと、ペレシュ城がある。お土産物屋の露店が準備していた。

城に近づくにつれ、お土産物屋も多くなった。

民族衣装がたくさん売っていた。

ペレシュ城。

ワンコ発見。

ペレシュ城。ルーマニアで一番綺麗な城というのも頷ける。

空の色と木々の緑に映えるペレシュ城。たくさんの観光客が来ていた。あまりアジア系の人はみかけなかった。今回シナイアは途中下車だけで時間がないため、城の中に入る時間はない。ここまで来て入れないのは、本当に残念。でもルーマニアにはまた来れる気がするので、諦めて駅に戻る。

シナイア駅の有料トイレ。清潔にされている。なんだか昭和を感じた。

荷物預かり所もあった。
電車は予定時刻より少し遅れたが、5分程度の遅れでやって来た。

ブカレスト・ノルド駅に到着。この写真は地下鉄のホーム。ブカレストの地下鉄のホームはなんだか寂れている。でもこの感じが東ヨーロッパぽくて個人的には好き。

時間的なものか、地下鉄のホームは閑散としていた。

地下鉄の車両は新しい。車内にはガードマンが立っているため安全に乗車ができそう。

ホテルにチェックインして、昼食を食べに行く。ホテルの受付でお勧めレストランを女性に聞いてから出かける。ホテルから5分くらいのところにおいしいレストランがあるとのこと。

レストランまでの道で見かけた落書き。

面白い落書きがたくさんある。

ホテルから徒歩5分くらいのレストランVATRA。後で調べたら、某ガイドブックに載っていた。

日曜の昼ということもあり、結構混んでいたが、対応は早かった。

チキンのスープと、レモネード。パンが一つついてきた。パンやスープもみんなうまい。特にスープはイランやトルコのスープに味付けが似ている。

サルマーレ（ロールキャベツ）。ママリガがついている。こちらも満足の味。
ママリガはトウモロコシの粉に牛乳やバターを混ぜたものらしい。一見、マッシュポテトにみえるが、味は全く違う。

お腹いっぱいになったので、散歩がてらにブカレストの町を歩く。地図でみると国民の館も歩ける距離。

日差しがあり暑いが、ブカレストを歩きたかった。

途中、川を越えると公園があった。地下鉄の駅もあった。

存在感のある国民の館。独裁者チャウシェスクが、困窮しているルーマニア国民から巻き上げたお金で建てた巨大な建物。世界で2番目に大きな建物と言われる。

入場の予約はしていないが、入れるところまで入りたかったので、建物の敷地に入って行った。

近づくば近づくほど、この建物の大きさに圧倒される。

チケット売り場があり、ダメ元で聞いてみた。私「中に入りたいのですが…」　受付のおばさん「予約はあるの？してないの？」と顔をしかめ、「パスポートと40レイね」と。
私は「ん？入れるの？」とお金を払う。
ガイドのツアーの集合場所があり、「そこで待ってて、5分後に始まるから」とおばさん。心の中はうれしくて仕方なかった。国民の館の入場は、今回は諦めていたから。

小さな売店もあった。ツアー終了後にコーヒーを飲んだ。

国民の館のロビーはまあまあ広かった。
ガイドツアーの時間になり、出発。まずは、ＩＤチェックとＸ線の荷物検査。一人ずつしっかり行われる。セキュリティー周辺は写真撮影禁止。

ガイドのアレックスさんが英語で建物の歴史やチャウシェスクや妻エレナがどれだけ贅沢な生活をしていたかを説明してくれる。

写真撮影もＯＫ。追加料金なども一切なし。

とにかく広い。そして豪華。シャンデリアや大理石の階段など、贅を尽くした建物。

いろいろ説明してくれる。質疑応答も毎回あった。

ここからテラスに出ることができた。このガイドツアーの目玉のようだ。

パリのシャンゼリゼ通りを真似て作ったという。

ルーマニア国旗とＥＵ国旗が建つ。ルーマニアはＥＵの一員なのだ。

中庭。

国民の館のガイドツアーは2時間近くあり、充実したものだった。これで40レイなら高くない。
外に出て、先ほどテラスからみえたブカレストのシャンゼリゼ通りを歩くことにした。

地下鉄に乗って、凱旋門までやって来た。

以外と大きい。空港から市内、市内から空港に行くときも見えた。上に登ることはできない。

農村博物館へ行く。凱旋門から歩いて行けれる。

ルーマニアの農村の家や農具などが展示されている。屋外博物館のような感じ。

家の中にも入れる。終わりがけにいったからか、日曜日なのにあまり混んでいなかった。

猫がたくさん。

教会もある。

見応えはあるが、だんだん飽きてきた。

私はこっちのほうがいい。

ここにも。

結構中は広く、飽きてしまったのでお土産買って外に出た。

レトロなトラムが走っている。

夕方、大学広場の公園で屋外演奏会が開催されていた。

夕飯は軽くサンドイッチで済ませ、ホテルに帰る。
ルーマニアともそろそろお別れ。明日の朝はイスタンブールに戻る。

8月20日
7時過ぎの空港行きバスに乗り空港へ。プライオリティパスで入れるラウンジがあったので、搭乗時間まで一休み。飲み物や軽食があり、以外とちゃんとしたラウンジだった。

窓からタロム航空がみえた。ルーマニアはとても旅がしやすく、いい所だった。

イスタンブールで一泊し、次はレバノンに向かう。