山全体が紅葉するという、栗駒山の紅葉を見に行ってみました

2017/09/26 - 2017/09/26

山の紅葉を調べていたら、山全体が紅葉してすばらしいと絶賛されている山がありました。
それが宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる栗駒山（標高1,626m）。
一部には、日本一との噂もあり、前年から狙っていました。
ただ、公共交通機関は貧弱でバスの数が少なすぎて、土日は少しだけましですが、平日はとても厳しく、マイカーで行けない人はなかなか困難な状況で、結局一関からレンタカーを借りての訪問となりました。
北と南からの景色を見たかったので、ほんとは南から上って北に下りるルートを取りたかったのですが、レンタカーのため断念。
いわかがみ平から東栗駒コースにて登山開始、栗駒山頂上へ。その後須川コースで昭和湖まで下り、再度頂上に登り返して中央コースで下山しました。
途中、雲に覆われどうなるかと思いましたが、その後天気が回復して、すばらしい紅葉を見ることができました。

エリア 栗駒・栗原(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー

一関でレンタカーを借り、登山口のいわかがみ平に8時頃に到着。
東栗駒コースにて登山開始しました。
天気もよく、紅葉もきれいですばらしい。
ちなみに、一関で借りたタイムズレンタカーが営業開始時間が7時と早くて、とても助かりました。

初めの1時間くらいは、ゴツゴツ岩か、粘土質の土のですべりやすい道で、少し大変でした。

途中、川に出て、道がわからなくなり少し迷いましたが、なんとか登山道を見つけ登っていました。

登り始めて1時間くらいで、ようやく展望が開けてきて、やったーと思っていたのですが、

なぜか、この時間になって雲が広がってきました。

雲が晴れるを期待して、少し待ってみることにしたのですが、風も出てきて、寒い。
風よけにレインウェアを着ようと思ったのですが、なぜか、ない。。。
車の中に置いてきてしまったようです。。。

ほかに防寒着がなく、なんとか風よけできないかと、駅でもらった観光パンフを服の間の胸のところに入れ、後ろリュックはおろさず、防寒としました。

しばらく待っても、天気も回復しないので、寒いし帰ろうかと思ったのですが、登ってきた道にとてもすべりやすい場所があり、来た道を戻るのではなく中央コースの合流点まで登り、そこから下山しようとトボトボ歩き始めると、少しずつ雲が取れ始めてきました。

雲の間に青空も見え始め、日も射すようになり、

合流点につく前には、

青空が戻って来ました。

そのため、予定通り頂上に向かうことにしました。

方向によっては、まだ雲も広がっていましたが、青空も広がってきて、

頂上に到着。

頂上からは、すばらしい眺め。

確かに紅葉もきれいでしたが、でもまだ期待した景色に出会えていません。
途中、雲待ち、天気待ちで、少し時間が押してしまいましたが、北側の須川コースで昭和湖まで下ることにします。

天気が回復したからか、こちらの紅葉はすばらしかったです。

おお。

この景色が見たかった。
すばらしい。。。

下界の景色もすばらしい。

下りつつ、時々山頂方向を振り返ります。

すばらしい紅葉です。

まだら模様の紅葉も。

何度も足を止めてしまいます。

そして、昭和湖には13時頃に到着。

ベンチや近くにトイレもあり、

ここで昼食としました。

そして、また来た道を登り返します。
来るときに、さんざん写真を撮ったのに、シャッターを切るのがやめられない。。。

山頂方向。
すばらしい。

下界方向。
これもすばらしい。

そして2度目の山頂到着。

中央コースで下山します。
振り返って。

こちらから見る紅葉も普通にすばらしかったですが、

やはり北側のほうが、真っ赤のような気がします。
ただし、中央コースはとても歩きやすい道。
でも、長かった。。。

ようやく、いわかがみ平の駐車場が見えてきました。

駐車場に到着（16時過ぎ）。
（中央の山は栗駒山ではありません、栗駒山は向かって左方向で、山頂は見えないです）

少し時間があったので、駅でもらった観光案内にあった世界谷地湿原へ寄ってみました。

ほかに誰もいなくて、遊歩道もほとんど工事中で途中で行き止まりとなっていたり、整備がいまひとつでした。
この後、日帰り入浴にかんぽの宿に寄った後、レンタカー返却（到着18:45頃）、帰路につきました。
一時は、どうなることかと思った栗駒山の紅葉ですが、すばらしい景色を見ることができました。