【昼間に普通列車で日本の鉄道を乗りつくす旅】信越編

2016/03/18 - 2016/03/19

日本全国の鉄道を「昼間(日の出～日没)」に「普通列車」で乗り尽くすという旅を、仕事の合間にゆっくりダラダラ続けています。
２０１６年３月時点での進捗率は約８５％、全国にバラバラと残る未乗区間と格闘中です。
３月になり、日も長くなってきたので、金曜日の夕方から土曜日にかけて「えちごトキメキ鉄道」「大糸線」「アルピコ交通」「篠ノ井線」「長野電鉄」などへ、乗りに出かけることにしました。

エリア 長野

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

１週間の仕事を終えて疲れた体にムチを打ち、特急「しなの」で長野までやってきました。疲れているとは言うものの、久し振りの乗り鉄三昧に気分はルンルン(♪♪)です。ビール片手に、暗い車窓に額を押し付けっぱなしの３時間弱でした。

長野駅 (JR東日本) 駅

昨夜は、長野駅前の某ラーメン屋さんで遅めの夕食。東横イン「長野善光寺口」さんにお世話になりました(グッスリ)。
今日は一日で、全く乗ったことのない「妙高高原ー新井間(２１Km)」と、乗ったことはあるんだけど「日中(日の出?日没)には乗ったことがない」か「普通列車では乗ったことがない」５区間２００Ｋｍ弱を乗り尽くします。
まずは、早朝のＪＲ長野駅へ。

長野駅 (長野電鉄) 駅

今日１本目は、しなの鉄道北しなの線、長野駅０６：２６発の妙高高原行です。

長野駅 (JR東日本) 駅

向こうのホームに、飯山線戸狩野沢温泉からの一番列車が到着しました。
まだ、６時２０分過ぎだというのに、数十人単位の下車客。
今日は土曜日、みなさん通勤なのでしょうか？　それともお出掛け？

長野駅 (JR東日本) 駅

妙高高原駅で慌ただしく乗り継ぎ、上越妙高駅までやってきました。
妙高高原－新井間は、残り少なくなった「全くの未乗区間」、かつ二本木駅のスイッチバックなどもあり、キョロキョロしているうちに、上越妙高に到着です。

上越妙高駅 駅

上越妙高駅西口からの眺めです。見事に「ニッポンレンタカー」さんしかありませんね。今後の開発を期待したところです。向こうは「妙高山」に連なる山々でしょうか。

上越妙高駅 駅

同じ西口に「複合商業施設建設予定地」の大きな看板がありました。
いつできるのかな？

上越妙高駅 駅

今度は、東口にやってきました。立派な駅舎と立派な駅前広場です。地元の期待と力の入れ方が伝わってきますね。

上越妙高駅 駅

東口には、地元の英雄「上杉謙信」公の乗馬像が。黄金の兜と右手の軍配、陣羽織の「毘」の文字が印象的です。

上越妙高駅 駅

駅舎の中へやってきました。こちらは、ＪＲの改札口。

上越妙高駅 駅

そしてこちらは、えちごトキメキ鉄道の改札口です。
ＪＲから、単独では維持できない「並行在来線」として分離されているわけですが、改札口が別々にあるというのも、かえって効率が悪いような・・・。

上越妙高駅 駅

続いては、お待ちかねの北陸新幹線「はくたか５５１号」です。
北陸新幹線の「長野－金沢」間は、すでに昨年４月に乗車済みですが、そうは言っても、まだ２回目の乗車、車輛も車窓も気になることばかりです。

上越妙高駅 駅

糸魚川までは、アッという間、たったの１３分で到着です。
従来、直江津で乗り換えて１時間以上かかっていたことを考えると、大幅な時間短縮！
でも、家に帰って時刻表をひっくり返してみると、あのまま「えちごトキメキ鉄道」に乗り続けて、直江津で乗り継いでも、糸魚川から先の大糸線は、同じ列車に接続するのでした(驚)。

糸魚川駅 駅

大糸線の３時間の旅も、南小谷での乗り継ぎ時間が２分しかなく、姫川の流れや白馬の山々(曇っていてあまり見えませんでしたが)に見とれているうちに、松本に到着です。

松本駅 駅

松本駅７番線のアルピコ交通上高地線３０００系。
車輛に詳しくない私でも、元京王井の頭線ということがわかります。それほど、特徴的な車輛ということなのでしょうね。
短い乗り継ぎ時間に、大糸線ホームの「駅そば」いただきました。

松本駅 駅

およそ３０分で、終点「新島々」駅に到着です。
この先で線路が途切れている「終着駅」、曇天の寒空の下では、もののあはれを誘いますね。当駅などは、もともと、さらに先まで線路がつながっていただけに、なおさらです。線名の「上高地」までは、届きませんでしたね。

新島々駅 駅

新島々駅舎とアルピコ交通の路線バスです。
この季節「上高地」は未だ冬眠中と思われ、乗鞍スキー場あたりへ向かう路線でしょうか。

新島々バスターミナル 乗り物

松本へ引き返して、篠ノ井線の普通列車で長野を目指します。
実は、この区間「昼間に普通列車で」乗るのは初めてなんです！
姨捨駅のスイッチバックに心が躍ります(わくわく！)

姨捨駅 駅

姨捨からの信濃平の鳥瞰です。あいにくの天候ですが、春も夏も秋も冬も、朝も昼も夜も、いつ見ても感激する絶景ですね。

姨捨駅 駅

姨捨駅を出発して、いざ、スイッチバックです。
まあ、行き止まり式のホームに突っ込んだ時から、スイッチバックが始まっているとも言えますが、やっぱり、引き上げ線というのでしょうか、側線にウネウネと後退していくところが何とも言えませんねぇ(ごっつぁんです！)

姨捨駅 駅

信濃平の絶景も、姨捨のスイッチバックも堪能して、朝出発した長野に戻ってきました。今日は、もうひとつ「長野電鉄」にも乗ります。

長野駅 (長野電鉄) 駅

長野電鉄の長野駅です。
北陸鉄道(浅野川線)の北鉄金沢駅などと同じく、地方のローカル私鉄には珍しい地下駅ですが、こちらは３つ先の善光寺下駅までは地下線ですから「地下鉄」と言えなくもないのでしょうか。

長野駅 (長野電鉄) 駅

信州中野駅で乗り継いで終点「湯田中」に到着です。
そういえば、この駅も昔は、長い編成だと全部の車両がホームに入りきらずに、一旦、この画面の手前側にある道路を行き過ぎて、スイッチバックしてましたっけ。

湯田中駅 駅

さきほどの「新島々駅」も、ずいぶん昔には名古屋から直通の急行列車が走っていましたが、この「湯田中駅」にも上野から直通の急行がありましたよね。しかも、長野経由ではなく「屋代駅」から乗り入れていたような気がします。上野からの急行列車が乗り入れていた私鉄路線が「廃止」になるなんて・・・。

湯田中駅 駅

今回は、まったく初めて乗った路線は１区間だけでしたが、「昼間に普通列車」で乗り直すことが出来た区間もあり、野望達成へ向けて「０．８％」ぐらい実績が進捗しました。
旅の仕上げは、湯田中駅前温泉「楓の湯」で、ひとっ風呂。あ～ぁ、気持ちよかったぁ～！

湯田中駅前温泉 楓の湯 温泉

この旅行記へのコメント （2）

• アルカロイド ダリルさん 2018/12/11 18:30:02

  訪問ありがとうございます！

  
  こんばんわ～白兎51号さん！
  
  ときどき鉄子のダリルです！ 昔、乗れなかったブルトレを海外で追いかけてます！ 鉄道組合のオフ会出ても、メンバーがナニを言ってんだか、90%わからないオババです！
  
  40年間 乗り鉄を封印していましたが、台湾で郵便車をうっかり撮影してしまい、なぜか鉄道組合に 所属することになりました！
  
  鉄ちゃんたちは、マイ ルールが厳しく、白兎さんは昼間乗りなんですね？ 今月は組合の忘年会を、すでにひとつ こなして来ました！ おバカさ加減の珍獣？の羅列は、、、いつも感心しています！ たぶん一生、、、鉄分補給の依存症なのかな～～？
  
  ゆる鉄ダリル
  
  

  白兎５１号さん からの返信 2018/12/24 22:12:21

  RE: 訪問ありがとうございます！

  アルカロイド　ダリルさんへ
  
  こちらこそ、訪問いただきありがとうございます。フォローいただき、恐縮です。
  ４トラベル初心者のゆる乗り鉄です。よろしくお願いします。
  
  休みの日に、ボチボチ旅行記や口コミ情報をアップしていこうと思いますので、
  よろしければ、またご覧ください。