2018/08/12 - 2018/08/16
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Ushuaiaさん
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4泊5日のブルネイの旅行記第3弾
今年はお盆のど真ん中にしか休みが取れず、エクスペディアで検索を繰り返し、インドやスリランカ、ラオスといった候補もあったが、予算・スケジュールの制約内で行ったことがないところで最終的に残ったのがブルネイ。
ブルネイと言うと、マレーシア観光のついでに立ち寄る人が多く、ほとんどが1,2泊で、コタキナバルから日帰りでの観光プランがあるくらいの扱いである。
観光地らしい観光地はあまりないようだが、他の人より長い時間いれば何か発見があるはず、ということもあり、少し長めの4泊5日でブルネイへ行ってきました。
4日目は、ローカルバスに乗ってマレーシアとの国境近くの街、油田の街セリアまで行ってきました。
ブルネイに4泊5日といっても、リバーサファリに街歩き、ウル・テンブロン国立公園と目ぼしい場所は行ってしまったので、丸一日暇をもて余すことになってしまった。現地旅行会社のパンフレットなどを見ると1日で行けそうなのは、セリア油田のツアーくらい。ホテルのフロントで問い合わせてもらったが、一人参加の場合、ダブルチャージで240ブルネイドル(約20,000円)ほど。
そんな中、フォートラの別の会員さんが、自力でセリア油田に行かれたという旅行記を見つけ、その情報をもとに、セリア油田に行ってみることにした。
8/12 成田(香港航空)→香港(ロイヤルブルネイ航空)→バンダルスリブガワン
8/13 Kianggeh Market、リバークルーズ(カンポン・アイール、リバーサファリ)、ロイヤルレガリア、ガドン
8/14 ウル・テンブロン国立公園ツアー
8/15 セリア油田 ← ここから
8/16 バンダルスリブガワン(ロイヤルブルネイ航空)→香港(香港航空)→成田
ブルネイの飛び地にあるウル・テンブロン国立公園へ。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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-
4日目
2日目の段階で4日目にはセリアに行くことは決めていたので、街歩きの際、事前にバスターミナルの場所とバスの本数などは確認しておいた。しかし、時刻表のようなものは張り出されておらず、いつ出発するのかはよくわからなかったが、だいたい1時間一本くらいはあるというくらいはわかっていた。
そして4日目。
地球の歩き方などのガイドブックによれば、バンダルスリブガワンからセリアまでは2時間だというので、あまり遅い時間に出発できないと思い、9時前くらいにバスターミナルに行ってみると、ちょうどバスが出発するところだった。
ということで、出発前のバスターミナルやらバスの写真はない。
バスといっても、15,6人くらいのマイクロバス(後に写真あり)。
自分以外の乗客は途中で乗り降りしてのべ3,4人くらいだったような気がする。
しかも、セリアまで通しで乗った乗客は自分だけだった。 -
バンダルスリブガワンからセリアまではおよそ100km。
途中の街の市街地で客を拾いながらのろのろ行くのでバスだと2時間かかる。
タクシーや自家用車ならもう少し時間はかからないだろう。
高速道路もなぜか60kmくらいしか出していない。
バスにはシートベルトがついていなかったが、ひょっとするとそれが関係しているのかもしれない。 -
セリアに近づくと、製油所のものと思しき煙突から炎が見える。
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さらにセリア市街地に入るとシェルの石油タンクが建ち並ぶ。
石油の街らしくなってきた。 -
さらにバスは製油所の前も通る。
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バスターミナル到着。
ブルネイを走る路線バスはみんなこのサイズです。
ちなみにバンダルスリブガワン~セリアは6ドル(480円)。
産油国だし、バスのスペックは良くないので、妥当なところだろうか。
他のフォートラ会員さんはこちらでタクシーを拾ったそうだが、タクシーは見当たらず。地図を頼りに歩いて観光をすることに。 -
バスの車窓からも見えたが、バスターミナルから歩いて5分ほどのところに、油井を発見。しかも、稼働中だった。
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湧き上がってくる石油を見ることはできなかったが、とりあえずどういう風に汲み上げられているのかはわかる。
汲み上げられた石油が漏れたりする様子もなく、油臭さやガス臭さといったものは皆無。 -
Oil & Gas Discovery Centreという博物館があるというで、行ってみることに。
バスターミナルから歩いて20分くらいのところにある。 -
なかなか立派な建物なので、期待して行ってみると・・・
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残念ながら改装中とのこと。
ホテルでOil & Gas Discovery Centreはリノベーション中、と言われ、閉まっているのか?と訊いたが、なんとも曖昧な返事だったのでちょっと不安だったが、やっぱり閉まっていた。 -
セリア油田一帯は木々が伐採されて、何もない空地の中に大小の油井がぽつりぽつりある。
油井も遊具に見え、広い公園のよう。 -
また、油井の先には何もない砂浜が広がる。
この一帯にはお店もなければ海水浴客もいない。
お店とかビーチパラソルがあればここでぼんやりするのも悪くない。
石油が枯渇したら、ここはビーチリゾートとして開発されるのだろうか。 -
沖合には海上油井も見える。
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蜃気楼のようにも見える。
海上の油井までパイプがつながっているのだろうか。 -
10億バレル記念のモニュメントに向かってふたたび歩き出すと、またしてもあちらこちらに油井が。
油井はどれもフル稼働しているわけではなかった。 -
Oil & Gas Discovery Centreから海沿いを歩いていくと10億バレルの記念碑にたどり着く。
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記念碑の周囲には古い油井や掘削器機が野外展示されているが、解説などはついていない。
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こちらは古い油井ポンプのようだ。
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こちらが10億バレルのモニュメント。
観光客は自分以外に1,2いたかいないかといったところ。 -
1991年に10億バレルに到達したようだ。
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10億バレルのモニュメントを後にし、街へ戻ることに。
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輸送のパイプはほとんどが地下に潜っているようだが、ところどころ地上に出ている場所もある。
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市街地の西側には油田があり、東側には製油所がある。
市街地に戻ると、製油所の煙突がよく見える。 -
近くまで行ってみると炎を上げる煙突は迫力がある。
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バスターミナルの近くで公設と思われる大きなフードコートを発見。
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完全に地元民向けといった感じである。
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気付けば昼時を過ぎていたので、何か食べることに。とはいえ、英語メニューや写真付きのメニューがあるわけではなかったので、食べたらいいか分からない。とりあえずミーゴレンを作ってもらった。2ドル(約160円)で、まあまあのお味。でも麺は輸入物のインスタントっぽい。
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バスに乗ってバンダルスリブガワンからへ。
ここからまた2時間。 -
ちょうど半分くらいところに少し大きな町がある。
プカン・ツトンというらしい。 -
バンダルスリブガワンに戻り、ホテルで休憩後、少し早めの夕食へ昨晩訪れたフードコートへ。
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本日はカニをいただくことに。
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カニだけでは物足りないので、エビもいただくことに。
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ブルネイローカルのカニのおすすめ食べ方は何かと訊いたら、卵かけ炒めだというので、頼んでみた。
あまり強いスパイスは使っておらず、辛くない。ハーブと卵の白身のクリーミーで易しい味付け。うまい。カニ2匹でもよかったかもしれない。
かに玉、プーパッポンカレーと、カニと卵は相性がいいようだ。 -
こちらはエビのバナナの葉の包み焼き。エビが新鮮なのでおいしい。
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野菜不足気味だったので、ミックスベジタブルの炒め物。
味付けは中華っぽい。
カニ、エビ、野菜で20ドルくらいだったかな。 -
ブルネイ最後の夜なので、スイーツもいただくことに。
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マンゴー、ココナツ、ヤムイモのアイスクリームの三点盛で3.8ドル(約300円)。
バスの運賃を考えると高く感じる。輸入物だろうか。
まあそんなことはどうでもいい。うまい。 -
翌朝、帰国の途へ。
フライトに接続するホテルのシャトルバスは7:00だったので、
ホテルの朝食はほとんど食べなかった。
テンブロン国立公園のツアーも事前のカード払いだったし、セリア油田もローカルバスで行ってしまったので、ブルネイドルをかなり余らせてしまった。
まあ、シンガポールドルと等価だから持っていても困らないだろう。
円高にならないことを祈るのみ。 -
ブルネイ唯一の国際空港といえども、本数はとても少ない。
下手すると1時間に一本あるかないか。 -
ホテルの朝食はほとんど食べていなかったので、空港のレストランで腹ごしらえ。
-
Soto Brunei(ブルネイ風スープ)。
ごはんも一緒にたのもうとと思ったら、中に入れる麺は春雨?かビーフンがいいかと訊かれたので、ごはんの注文はやめた。ビーフンの量が尋常ではない。ご飯はたのまなくて正解。
ブルネイの郷土料理のスープは、唐辛子がピリリと辛いながらもビーフのあっさりしたスープ。 -
ブルネイにはお土産らしいお土産がない。
そこで見つけたのがこちらの高級チョコレート店。
Patchiはドバイの高級チョコレートブランド。
日本未上陸なので、買って帰ることにした。
暑かったので、少し柔らかくなってしまった。 -
30分遅れた挙句、ゲート変更などがあってバタバタしての出発。
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モスクの中には入れなかったものの、なんとなくブルネイの様子もわかったし、4泊で見るべきところ見尽した感があるので、たぶんもう来ることがないような気がする。
マレーシアのミリあたりからバスを乗り継いでいくことはあるかもしれない。 -
ロイヤルブルネイ航空の機内食。悪くないです。
-
香港に到着。
乗り継ぎ時間が1時間あるかないかだったので、香港でもお土産などは買うことはできなかった。 -
香港航空の機内食。そばがついているのはうれしいが、炭水化物のオンパレード。
デザートに豆花がついていたが、日本人だと冷ややっこと勘違いしそうだ。 -
帰りは3時間半ほどで到着。
2時間+3時間半なので、ブルネイは意外に近かかった。
ASEANの中で最もマイナーと思われるブルネイ。
他の国同様に話の種にはなったかな。
あまり観光地らしいところはないので、4泊5日だとちょっと退屈してしまった気がする。
水上タクシーの客引き以外商売っ気がなく、ガツガツしたところがないので、ゆったりと過ごせる。
ホテルはもう少しいいところにすればよかったと後悔。
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