
2018/07/23 - 2018/07/27
1113位(同エリア1611件中)
カナブンさん
9歳の息子と初めての海外二人旅。
飛行機が苦手なのに直行便ではなく乗り継ぎ便で4回も飛行機に乗ったやり遂げた感。
そして、久しぶりの海外はとても興味深かったこと。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
息子が海外旅行に行きたいと言い出して半年。
昔、飛行機が怖くなってから海外旅行から遠ざかっていたけど、
勇気を出して、行き先を探し始めた2018年6月の終わり。
虫や生き物に触れ合えること、自然が多いこと、ビーチがあること、
そして私が行ったことがない場所、ということでコタキナバルを目的地に選びました。
直行便は日程が合わず、表示されるまま全日空の羽田―クアラルンプール便と、乗り継ぎのマリンドエアクアラルンプール-コタキナバル便を往復予約。
そのときはマリンドエアがLCCということも知らず、飛行機の予約ができたということに満足して、当日を迎えました。
行き
羽田発23時30分で出発。飛行機が初めての息子は、映画でドラえもんの最新作を見つけて没頭。怖くて映画を見る気が起きないので、地図を見て耐えます。高度は何フィートか、目的地までどれだけ近づいたのか。そのうち寝落ちて、朝食の時間に起きました。
北緯3度の表示に感動を覚えながら、現地時間の朝6時半頃クアラルンプールに到着。乗り換え約2時間。入国審査委、エアロトレインで移動して、搭乗を待ちます。マリンドエアはカウンターで適当にチェックインしたため、息子と席が離れ離れになってしまいました。言わなくても隣にしてもらえるものと思っていたけど、甘かったのかも。クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港
-
マリンドエア機内
搭乗してすぐ、CAさんに席が何とかならないか相談。後でと言われて放置され、再度お願いしていると、見かねた乗客のご婦人が席を交換してくれて息子と隣になることができました。心からお礼をいい、8時5分出発。乗客に日本人がまったくいないため、この乗り継ぎは何か間違っていたのだろうかと不安になったりしました。本当のところはどうなんだろう?
座席は窓際とその隣の2席。外が見えると怖いので、窓際の席は決して座らないのだけど、今回は仕方ないので耐えました。座席に液晶モニタがついていて、これはLCCには珍しいらしく(後で知った)、息子は私のスマホ用のイヤホンでトムとジェリーなどのアニメを視聴。ヘッドホンはレンタルで90リンギットくらいだったけど借りるのは悔しいので私は窓から雲を見て過ごしました。
離陸してしばらくすると、パンとピザの仲間のような、フワフワの食感で、食べたことのない味のトッピングがかかっている機内食が出ました。おいしくいただきましたが、ベリー味のジュースはやや甘すぎの味でした。機内でのスケジュールは事前に調べていなかったので、食事が出ることも知らず、なすがままに過ごす、旅慣れていない私たちでした。
窓際席だったお陰でボルネオ島が近づいてきたのがよくわかり、わくわくしながらコタキナバル空港到着。いつも通り、着陸のときには怖さから解放されてとても気分がいいのです。
息子はというと、ビデオの見過ぎで不健康な顔つきになっていました。天気は晴れ。暑さは日本並みで、南国に来た感じはあまりしない・・日本が暑すぎるからかもしれません。コタキナバル国際空港 (BKI) 空港
-
空港からはタクシーで市内のホテルに移動して荷物を預けました。タクシー代は30リンギット。これはマーケットプライスとのこと。
日本で初日のテングザルツアーだけは予約しておいたので、ツアーのピックアップの時間までに食事と、翌日以降のツアーの予約をしておこうかと散策開始です。
ガイドブックはまっぷるマレーシアのみ持参の情報弱者の私達。コタキナバルのページは少ししかないけど、マレーシア風の麺料理が好評で、庶民派と紹介されていた「Seng Hing Restaurant」というお店を見つけることができて、昼食をとりました。偏食の息子も、ここのチャーハンと焼きそば(写真を見て赤くない≒辛くないものを注文)はもりもり食べました。
宿泊は市内中心部のローカルチェーンのホテルです。ツアーデスクがないので、街でツアーデスクを探したけれど、センターポイントのツアーデスクは頼みにくい雰囲気だったので諦め、結局、ホテルのカウンターで教えてもらったHISの現地事務所で3日目のキャノピーウォークとポーリン温泉のツアーを申し込みました。
この間、息子が暑い、もう歩けない、とさわぐのを一喝しつつ、粛々と手配。母は疲れます。 -
さて、テングザルと蛍を見るツアー。テングザルはボルネオ島(カリマンタン島)にしか生息していないため、期待が高まります。
ホテルから現地までマイクロバスのような乗り物で約2時間で移動。遠いと思っていたけれど、景色を見たり、他の参加者の人と話したり、爆睡している間に到着。飛行機でよく眠れていなかった息子もここで睡眠をとりかえし、元気になってツアースタートとなりました。
船が出る場所の近くの建物で、バナナフライなどのおやつと紅茶をいただいて一息ついたら、すぐ船に乗ってテングザルツアー開始。
一隻の船にライフジャケットを着用した参加者10数人が乗り込んで一緒にツアーを回ります。運転士さんが別にいるので、ガイドさんは私たちの近くに座って、テングサルのいるポイントや、植物のことを色々説明してくれました。幸い天気が良く、川も穏やか。最初はサルが本当にいるのか不安になるほど森だけだったけど、ツアー後半にはいくつもの群れを見つけることができました。
コンパクトカメラとスマホなので、顔がしっかり撮れたのはカニクイザルだけだったけど、テングザルは遠目で見ることができ、息子ともども大満足でした。→写真よりもっとよく見えました。
敢えて英語ガイドのツアーを選択したけど、ガイドさんはホスピタリティにあふれた方で、言葉もわかりやすくゆっくり話してくれたので、困ることはありませんでした。
後半に続く・・ -
テングザルツアーの途中で木の上にいたトカゲ。
熱帯雨林なのでなんとなく期待していたワニなどはいなかったので、クルーズ中に唯一見ることができた爬虫類でした。
テングザルクルーズの後で、ビュッフェスタイルの夕食をとり、少し暗くなるのを待ってからホタルを見に行きました。
こちらは所要時間30分ほど。先ほどと同じ船に戻り、出発。
ホタルはどこにでもいるわけではなく、ホタルが集まっている木をガイドさんが知り尽くしていて、何か所か立ち寄りながらクルーズするスタイル。大量のホタルがいて、真夏のクリスマスツリーは言い過ぎではないな、と思いました。息子は何匹かホタルを触ることができて、手の中で点滅する様子も観察でき、ホタルの夕べを堪能しました。
月明かりがあっても星はよく見えました。北極星は見えるのだろうか・・ガイドさんに聞きそびれ、調べると「北極星の見える位置は緯度に等しい」ようで、北緯5度では見えるはずもなかったのでした。
この後、ツアーの時間が少し押していたためか、
街に戻るバスがすごいスピードで飛ばしました。ガイドさん=運転手さんなので、疲れていないのかやや心配になりましたが、うとうとしている間に無事に帰還しました。 -
2日目はホテルから20分ほど歩いてジェッセルトンポイントというボート乗り場に行き、ボートのチケットを買ってサピ島に行きました。
この写真の真ん中あたりの入り口の奥に、ぶわーーっとカウンターが並んでいて、交渉して出発時間と帰り時間がちょうどよかった船主さんのところでチケットを購入(大人23RM、子供18RM)。大混雑の雰囲気にのまれ、これが高いのか安いのかわかりません。
船着き場でしばらく待って、ライフジャケットを着てボートに乗り込み出発です。 -
これは私たちが乗ったボートではないけれど、だいたい標準的な大きさ。エンジンはほとんどYAMAHA!なのが意味もなくうれしい。こういうボートが短い間隔で次々島へ出発していきます。
サピ島まで15分、私たちが乗ったボートはものすごいスピードで飛ばします。ちょっと左右に船体をを揺らして、水しぶきがあがるようにしてくれている(ように思えた)。息子が「どんなアトラクションよりドキドキする」と、歓喜していました。 -
サピ島の入り口の建物内のカウンターで、入島税(大人20RM、18歳未満15RM)を払って、いよいよ入島。
-
完全にフリーの私達。どうふるまえばいいのかウロウロしていると、ビーチの奥に複数のテーブルセットが並べられていて、貸し出していることがわかりました。有料でテーブルセットを1台キープして、そこに荷物を置いて、着替えて海へ。
余談ですが、現地での飲み物事情。熱中症が怖いのでポカリ的なものを探したのですが、ガスが入っていたりで適当なものがなく、写真左の蛍光っぽいゲーターレードをセブンで調達して飲んでいました。
写真右の椰子の実ジュースはその場でカットしてくれましたが、ナイフさばきのパフォーマンス代込みなのか、15RMで、日本のスタバ並みの高額商品でした。たっぷり入っているジュースは甘さが控えめのさっぱりした味で、少し瓜のような風味があり、おいしくいただきました。 -
息子は10RMでシュノーケルセットをレンタルして、約5時間シュノーケル三昧でした。私は少し泳いだ後は、仁王立ちで息子の監視。ビーチは遠浅でさほど広くないのですが、おぼれたりしたら怖いので。たまに貝や珊瑚のかけらを拾ったり非日常。
帰港時間を15時に設定してしまったため時間を持て余し、時間を早められないか交渉しましたが、それは船の都合で無理でした。
息子は色々な魚を見るのが楽しいらしく、シュノーケルをやり続け、13時半に空腹で戻ってきたものの、島の飲食店はすでに閉店していて昼食が食べられず、売店で買ったプリングルズもどきを食べて、出航ぎりぎりまで海を楽しみました。
もう少し早く帰る設定にしていたら、午後の時間を使ってロッカウイ・ワイルドライフ・パークに行けたかも。
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