暑かった北欧3都市の旅_2～ストックホルム～

2018/07/08 - 2018/07/18

2つ目の訪問地は、北欧最大の都市ストックホルム。
猛暑を予感させる”すかっぱれ”
美男美女の国スウェーデン。本当にそうでした。人だけではなく街も！！
それにしても男女混合のトイレは・・・

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: その他

７月１１日
朝の散散歩でコペンハーゲン市庁舎などを見て回りましたが、ついでにツーリストインフォメーションの隣にあるLagkagehusetでクロワッサンを購入しSASのラウンジでいただきました。
コペンハーゲンのSASラウンジは立派なのですが、食事などの質が今一？？

SASラウンジ (コペンハーゲン国際空港) 空港ラウンジ

今日はコペンハーゲンからストックホルムに、SASのA320で移動です。多くの方は国際列車（SJ2000）での移動が多いようですが、振り子電車での車酔いが恐ろしくて飛行機にしました。
前日PCでチェックインしたところBordingPassがメール添付でした。そのため2人分を提示するのが面倒（自動回転機能など）で以降は前日チェックインしませんでした。座席予約が購入時に可能なら事前チェックインはしなくても？

コペンハーゲン空港駅 駅

約1時間ほどのフライトでアーランダ空港に到着です。
到着後直ちに72時間アクセスカードを購入しました。紙のバーコード読み取りのカードです。非接触のIC SL Accessカードが希望でしたが、意思が伝わらず紙になりました。結果から言えば、紙のバーコード読み取りでも全く不自由しませんでした。地下鉄とバスで読み取り装置が違っていた気がしますが？？

ストックホルム アーランダ空港 (ARN) 空港

この先がアーランダエクスプレスの乗車ホームになります。
かなり深い所に駅がありました。そして寒い！！

ストックホルム アーランダ空港 (ARN) 空港

アーランダエクスプレスはSLアクセスカード対象外。
事前にWebで”Summer Offerで片道2名”を300SEKで購入。通常は片道280SEK/1名なのでかなりお得です。この写真のようにモバイル提示でチェックを受けました。
購入時のクレジットカードを提示してスキャンされる方法もあるようです。

アーランダーエクスプレス 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

約2０分間の快適な電車旅。静かで揺れず快適にストックホルム中央駅までの旅でした。一般料金は高いので割引制度を利用しないと・・・
車両の断面は四角くて、日本の列車のように丸や台形の断面を持つ車両でなく新鮮でした。その昔大宮ー上野の新幹線リレー号（古！）の185系を思い出させました。もちろん先頭車両は流線型ですが。

ストックホルム中央駅 駅

ストックホルム中央駅です。白い駅舎、素敵ですごく立派です。
駅からホテルまでの移動に苦労しました。
約10分超の移動時間なのですが、Google Mapのストリートビューで事前に確認していましたにもかかわらず・・・

ストックホルム中央駅 駅

SCANDIC GRAND CENTRALホテルに到着しました。
建物は古そうですがリノベーションがしてあり、まずまず。
翌朝、中央駅からホテルまでの簡単な経路を発見。電車から5分ほどで来れるルートがありました。もちろん最終移動日には利用しました。快適！！

Scandic Grand Central ホテル

近道その①
アーランダエクスプレスの到着ホーム。手前から入線します。
このホームの手前側先端に出口があり、ここから簡単にホテル方面に移動できます。
改札のない鉄道の利点ですね。

ストックホルム中央駅 駅

近道その②
ホーム先端のエレベータに移動します。

ストックホルム中央駅 駅

近道その③
２Fに上がると地上の陸橋（？）に出ます。
この駅の大部分が人工地盤に覆われていて、ホームと商業施設が複雑に入り組んでいます。

ストックホルム中央駅 駅

近道その④
エレベータを降り、ドアを開けると地上の歩道に
手前に移動すれば左側にホテルの入り口が！こんなに近くて簡単だったのに？！

ストックホルム中央駅 駅

７月12日
翌朝の”バイキング”？です。
欧米の団体客が多く、団体さんは朝が早いらしく6：30のスタートには列をなしていました。ここでは日本人には遭遇しませんでした。

Scandic Grand Central ホテル

翌朝、写真の川の右岸を散歩しながら先に見えているストックホルム市庁舎に向かいます。ちょうどよい散歩道になります。
ここにも自転車専用レーンがあり、油断できません。
なお、左岸にも右岸より良い散歩道があり最終日の朝に散歩しましたが、ちょっと今一な雰囲気です。

自転車専用レーンと歩行者レーンです。
親子が手をつないでいるピストグラムが書かれています。

左岸に渡るにはこの橋を渡ります。

左岸の木製の通路なんか趣がありますが。

写真の地図のやや右上がこの橋で、ここから右斜め下方向の赤い線が市庁舎への散歩ルート。右下が市庁舎。市庁舎は島の一番右下にある。そんな感じです。
これを見ると先ほど川と書きましたが誤りであることがわかります。

ストックホルム市庁舎です。ホテルからのんびり歩いて10分ほどでした。
中庭に男女別の無料トイレがあります。

ストックホルム市庁舎 建造物

ストックホルム市庁舎のガムラスタン側（海側）。
写真より実際に見るほうが感激します。

ストックホルム市庁舎 建造物

塔のあるほうです。後日、登れることを知りました・・・

ストックホルム市庁舎 建造物

英語のガイドツアーに参加しました。英語は不自由でしたが日本語での説明プリントと写真の美人ガイドさんの一生懸命な説明で内容の少しは理解？できました。
なお、欧米人は言葉をゆっくりと話せない人種らしいと聞いていましたが、この美人ガイドさんははっきり丁寧に話してくれていました。
ガイドツアーの料金は1人110SEKですが、チケット販売の間違いでpensionar（年金受給）x1とstudentx1になっていました？（1人90SEK)。
シニアとアダルトを依頼しましたがどうつたわったのか？
荷物預かりがあるので大きめの荷物は預けたほうが良いと思います。

ストックホルム市庁舎 建造物

市内のバス停です。路線図をよく見ると何番のバスがどのあたりを通過するかがわかります。さらに多くの場合写真のように路線別到着時間が表示されます。これは市庁舎前のバス停のもので、バス間隔も比較的短く頻繁に来るので安心です。ただし、この話は市内線で、郊外線は体験していないので不明です。

ストックホルム市庁舎 建造物

市庁舎前から３番バスでガムラスタン、”貴族の館前”まで移動です。
歩いても時間はそんなにかからなかったと思いますが、公共交通期間を乗る旅なので短い距離でもバスで。乗車時にバーコードを読取らせ乗車しますスムーズに乗車できました。下車時は何もせずに下車します。

貴族の館 建造物

ここからガムラスタンに突入です。

貴族の館 建造物

ガムラスタンでの観光の前にのどの渇きを・・・
チェーン店でしたが結構おいしくいただきました。ジュースはオレンジの生ジュースでした。この後もオレンジをたくさん見ましたが、スウェーデンとオレンジの関係は？

小さな島で、起伏があり、道は狭く曲がりくねっています。
全て石畳で結構歩きにくいのです。

ストックホルム旧市街 (ガムラスタン) 旧市街・古い町並み

いろんな道がありました。

ストックホルム旧市街 (ガムラスタン) 旧市街・古い町並み

ノーベル博物館。この向こう側にストックホルム王宮があります。

ノーベル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

衛兵交代式が１２：１５なので、早めに昼食です。王宮の中庭で食事することに。
サーモンとポテトのオーブン焼きミルフィーユ仕立て？のセット（パン・サラダ・スイカ）とチョコボール、オレンジジュースで253SEK(約3,500円）。
コペンハーゲンに比べれば・・・。
お味は”美味”。オレンジジュースも結構でした。

王宮の衛兵交代式です。ほとんどがスマホで撮影です。身長の低い女性には前を譲ってくれますよ。
王宮の中にはトイレが1か所。この写真の裏側です。男女混合の無料トイレが５個室ほどありますが、衛兵交代の前後は長蛇の列。男女混合ですので・・・。

ガムラスタン駅からSlussen駅に移動。
セーデルマルム島のMariatorgetに向かいます。

Mariatorgetに向かう細い道に入ります。

タイトルバックの市庁舎があるクングスホルメン島をはじめガムラスタンのあるリッダーホルメン島も一望です。こちら側が小高くなっているのでイイ感じの眺望です。

高台から見るストックホルムの圧倒的なビューです。

55番バスでKungstradgardenまで。到着したのが14時過ぎ。
グランドホテル前のユールゴーデン島周遊の水上バスツアーの申し込みに。
直近のツアーは満席状態のため予約したのは16：30。

グランド ホテル ストックホルム ホテル

少し時間があったので、シェップスホルメン島の王冠を見学に。

シェップスホルメン橋 史跡・遺跡

実物はこんな大きさです。
下を通過しているのがツアーのボートです。

シェップスホルメン橋 史跡・遺跡

地下鉄と7番トラムの乗り場のある王立公園です。
公園にカード利用のみの有料トイレがありましたが、利用できませんでした。
非接触と磁器ストライブ対応でしたが、いずれも不可。地元のご婦人もNGでした。

王立公園 広場・公園

少し町中に足を延ばしてルルレモンの店舗に。
3都市で唯一の店舗。残念ながら食指が動きませんでした。

暑さの影響と歩き疲れのためフィーカしようと。
探しましたが結局”JOE & THE JUICE”で冷たいジュースを。このお店もイケメン店員さんでした。ビヨルン・ボルグ（ちと古いか）が町中に！！
ちなみに”JOE & THE JUICE”にはイケメン中のイケメンだけが採用されるそうな。1度は目の保養に！！

ユールゴーデン島周遊ツアーの船です。乗船時間の予約を行わないと時間を無駄にしてしまします。
乗船場の近くにあるトイレは、コンビニとインフォが一体になった建物の中にありました。ここはコイン式の有料。ストックホルムでは、現金は全く両替しなかったのでNG。結局インフォのおじさんに事情を説明し（言葉は理解できなかったと思いますが、切羽詰まった態度で理解してもらえたかと・・）コインをいただきました・・（涙）。

カナル（運河ツアー） アクティビティ・乗り物体験

16：30のユールゴーデン島周遊ツアーに乗船です。
内容的にはコペンハーゲンのキャナル・ツアーに軍配が上がりますが、乗船して損はありません。明日は島の中への観光です。料金は220SEK/人。

全席ヘッドホンがついており、11の言語に対応していますがどうして日本だけが「日本人」なんでしょうね～～～。

7月13日ストックホルム3日目
ユールゴーデン島に向かいます。
レッドラインの一部が運転をしていなかったので、コペンハーゲンに続きやや不安な一日です。T-Centralenから出発です。

ストックホルム中央駅 駅

ブルーライン　T-Centren駅です。ストックホルムの地下は相当深いです。

ストックホルム中央駅 駅

Kungstradgarden駅の移動通路。
岩盤むき出しなら・・・なのでしょが、うまくリカバーしています。

ブルーラインKungstradgarden駅。
ここから7番トラムでユールゴーデン島に向かいます。

7番トラムのNordiska Musseet駅で下車。少し歩いて博物館へ。団体客でにぎわっていましたが個人客はスムースに入場できました。トイレは中に2か所。無料で男女別。

ヴァーサ号博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ヴァーサ号博物館に入ります。
実はそんなに期待していませんでしたが予想を裏切りかなり感動的でした。
木造の軍艦で初期設計にない装備を追加したため、処女航海の出港直後に沈没したとのこと。333年後に引き上げられたのですが、ほぼ当時の状態が保たれていた事。船の大きさ、彫刻などの豪華なつくりなど予想を超える出来。戦果なく沈没した軍艦なのにスウェーデン人の誇りとのこと。肌で感じました。

ヴァーサ号博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ヴァーサ号博物館のあとは再び7番トラムでローゼンタールガーデンに。
御覧のような”快晴”。私たちにとっては絶好の”晴れ”。しかし”ちと暑い”。

ローゼンダールス トレーゴード テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ガーデンのカフェで昼食をいただきます。
オーガニックのパンと野菜を選択し飲み物と合わせて会計します。
スープセットなどもあったようです。無料のトイレがありました。

ローゼンダールス トレーゴード テーマパーク・動物園・水族館・植物園

シナモンロール、パウンドケーキ、オープンサンドにジュース・ミルクとビール。
合わせて236SEK。おいしくて素敵な昼食でした。空気がおいしいと食べ物も！！

ローゼンダールス トレーゴード テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ローゼンタールガーデンを後にして、7番トラムBellmansro駅から乗車です。
トラムの終点がロータリーのようになっています。

7番トラムのLiljevalchsで下車。
ここAllmänna grändからNybrokajen 港までは水上バスを利用します。”公共交通機関を乗りまくれ”ですのであえて水上バスです。

市立図書館のある大通りの１本北側。
VALAND KAFE KONDITORIでフィーカしました。
古き良きカフェ。だいぶ年期の入っている椅子とテーブル。静かな時間です。

Konditori Valand カフェ

PUNSCHRULLE とKokostoppをいただきました。これはおいしい！！
ゆっくり、のんびりするにはちょうどいい空間。今どきのカフェにはない魅力です。

Konditori Valand カフェ

百聞は一見に如かず。ストクホルム市立図書館です。
調べ物をする、本を読む・・・そのためより、”ここに来たい”という衝動に駆られるデザイン空間です。
ここで唯一の問題はトイレが有料だった事。カードの利用装置が不備で利用できなかったことでしょうか。最終手段テールゲート侵入（前の利用者がドアを閉める前に侵入すること）。この方法は現地の方には一般的なようでした。

ストックホルム市立図書館 文化・芸術・歴史

ここで夕食までの間、しばし地下鉄アートを堪能です。
Kungsträdgården駅から乗車してブルーラインのRodhuset駅に到着です。

同じくブルーラインSolna Centrum駅

ブルーラインNackrosen駅①

ブルーラインNackrosen駅②

ブルーラインNackrosen駅③長いエレベータにも工夫が！！

ストックホルム最後の夕食は、エステルマルム・マーケット市場内のLisa Elmquvistです。マーケットは仮店舗のようですが、市場内の店舗には活気があります。
いつも通り前日PCから予約して行きました。

御覧のようにドレスコードがあるようなレストランではありません。
でもでも日本の市場にあるような雑踏感もありません。気軽にでもとことん鮮度と味にこだわったお店でした。
トイレは無料でしたが、3桁の番号入力式でトイレに行く前に掲示してありました。
確か、カフェのEspresso Houseも番号式で、店の人に聞いて入りました。

毎度ですが生ガキは欠かせません。
スパークリングワインと一緒にいただきました。

本日の魚盛り合わせ。供えのジャガイモが抜群でした。

魚介のスープ。他にスタータとビール、グラスワインなど
合計1,450SEK(約20,000円、内25%が税）でした。
やっぱり物価高！！

レッドラインのStadion駅。夕食後、ホテルに戻るため利用しました。
この時間帯はレッドラインは動いていました。
地下鉄アートは素晴らしかった。地下深く岩盤をくりぬいて作った地下鉄。寒いのなんの。半袖では長く持たず、電車が来るのが待ち遠しかった。
何か所かの地下鉄アート巡りで”風邪”を頂戴してしまいました。葛根湯のがぶ飲みで病を悪化させずに済みました。”ありがたやありがたや”

７月１４日、ストックホルム最終日のホテルの朝食。”バイキング”です。
このホテルの朝食には新鮮な果物が豊富でした。

Scandic Grand Central ホテル

朝食後、もう一度ストックホルム市庁舎まで散歩。バス、地下鉄など利用して最後のストックホルムを散策です。何やら市バスには小さな国旗が左右２旗掲揚されていました。

うしても行きたかった”Vete-Katten”。
ホテルからも近いので、市庁舎などを経由しておなかがこなれてから行きました。

ケーキ、紅茶、スムージーなどいただきました。
このお店を最後にストックホルムでの旅を終了しました。
この旅の最終都市ヘルシンキに向かいます。