2017/12/25 - 2018/01/10
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Timho36さん
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昨年年末から今年年始にかけて、ホーチミンシティからクアラルンプールに向かって陸路旅を致しました。
その中で特に鉄道を利用した区間をピックアップして旅行記を作成していきます。
まずはタイ/カンボジア国境のアランヤプテートからバンコクまで普通列車3等車に乗車しました。
乗車データ
乗車日: 2017年12月30日
乗車列車: タイ国鉄東線 普通276列車
乗車区間: アランヤプテート→バーンタップチャン
等級運賃: 3等、45バーツ(約153円)
出発時刻: 13:55(定刻)
到着時刻: 18:58(遅延2分)
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タイ国鉄東線本線の現在のところの終着駅であるアランヤプテート駅。
ここから約6km離れたカンボジアとの国境付近までレールが伸びており、1961年以来途絶えているカンボジアへの再乗り入れに向けて更なる事業が進行中です。
大抵はバンコクからカンボジアを目指すケースがほとんどですが、今回はその逆ルートに乗車します。 -
一応駅舎広場となります。
定刻11:35着下り普通275列車到着時(バンコク5:55発)には大型ソンテウ(国境まで15バーツ)とトゥクトゥク(同じく国境まで1台80バーツ~、しかし、難癖をつけてビザ代書屋へ連れて行こうとするので利用時は要注意!!)がそれぞれ待ち構えており、国境までは容易にアクセスが可能。
しかし、ソンテウは1台しか出ないので乗り遅れに注意!!(満員になり次第すぐに出発!!→しかし、夕方17:35着の普通279列車で到着した場合にはいないのでトゥクトゥク利用1択となります) -
駅切符売場。
窓口は一つしかありません。
この日は年末プラスタイ政府が推進してきた国鉄3等車乗車無料施策が2017年9月一杯で終了したため、切符を求めるお客さんで大行列ができておりました。 -
駅発着時刻表。
出発列車は1日2本。(終着はバンコク)
普通280列車 6:40発→12:05着(気動車)
普通276列車 13:55発→19:40着(客車)
到着列車も1日2本。(始発はバンコク)
普通275列車 5:55発→11:35着(客車→276列車で折り返します。)
普通279列車13:05発→17:35着(気動車→夜間停泊、翌朝の280列車となる。この列車は定刻で着くことはまずないので、これを軸にカンボジアへ越境する場合は入念な下調べを!!) -
当駅から東線各駅への運賃が掲載されております。
終着バンコクまで乗車した場合は48バーツとなります。 -
大行列の中10分程度待たされて切符を購入。
終着バンコクまでではなく、友人が住む最寄り駅のバーンタップチャン駅まで購入。(一応、バンコク都内ですが、スワンナプーム空港の方が断然近い立地です。→エアポートリンクで10分) -
ホーム内の駅名標!!
「アランヤプテート」とデカデカと書かれていますね。 -
駅名標その2。
今のところ終着駅ですが、カンボジアへの乗り入れがなくなった後も一応、一つ先の駅でしばらくの間乗降を行っていた関係なのか、次駅の表記があります。 -
出発を待つ、バンコククルンテープ行き普通276列車。
もうすでに機関車の入れ替え作業は済んでいる様子でした。 -
3等客車!!
ドアはもちろん手動。
エアコンもありません!!
この車体は色から、車内座席はクッションが若干きいた仕様のものがほとんどです。 -
更に出入口付近を拡大してみました。
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この日は別仕様の客車も連結。
車内はガチガチに硬い木の座席でした。 -
行き先サボ。
アランヤプテート~バンコク
普通列車の場合は号車表記はありません。 -
3等車車内。
一応、若干のクッションがきいた仕様のシート。
通路を挟んで片側3x3の向かい合わせ6人掛けと片側2x2の向かい合わせ4人掛け。
もちろん、エアコンはありません。
車内天井についている扇風機と全開に開け放たれた窓から走行中に入り込んでくる風の2点セットで涼を取ります。
10時間を越える長距離の移動はかなりきつい事でしょう。 -
3等車車内の座席回りを少し拡大してみました。
日除け、雨避けの鎧戸がついております。 -
3等車車内その2
出たー。木の座席!!
ずっと座り続けていると痔になっちゃうかも。
バンコク発着以外の地方間を結ぶ普通列車の3等車座席はほぼこれにあたります。 -
車内からアランヤプテート駅プラットホームを撮ってみました。
まもなく出発!! -
駅の鐘が3回なると出発!!
(鐘が2回、そして少し間をおいてもう2回なった場合は該当列車到着5分前を知らせます。そして、鐘が1回のみなった場合は出発1分前を知らせます。)
駅員さんと乗務員が緑の旗を振ります。
(赤い旗が出ている時は停止。) -
出発して写真のようにプラットホームがコンクリート張りになっていない駅に停車するケースがこの東線では多いです。
(タイ国鉄ではこのような駅は駅からワンランク下の「停車場」という扱いになります。
1級駅→2級駅→3級駅→停車場→信号場というランク付けのようです。) -
写真の停車場はまだマシな方で、車両1、2両分しかない箇所も結構あります。
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タイ国鉄名物の車内販売のおばちゃんがやってきました。
果物を売りにきているようですね。 -
あんまり売れ行きは良くないようです。
ガパオ等の食事類からSIMカードまで様々なものを売りにきます。
快速列車、普通列車に乗車した際には必ずお目にかかれます。 -
草原地帯を軽快に走行中。
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少し規模が大きな駅に到着しました。
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一枚前の写真の駅にて、下り列車と行き違い。
バンコク13:05発→アランヤプテート17:35着普通279列車と行き違い。
年末という事もあり、我々が乗車の列車よりも大分混雑していたようです。
恐らく、バンコクから地方へ帰省する方、新年をカンボジアで過ごす出稼ぎの方がほとんどだったようです。 -
駅員常駐の3級駅。
駅犬も出迎え!! -
だんだんバンコクへ近づいております。
再度下り列車との行き違い。 -
下り普通277列車カビンブリー行き(バンコク15:25発→カビンブリー着18:20)と行き違い。
これも年末のためか、いつもよりかなり混雑しておりました。(この列車は基本的にはチャチュンサオ以遠はほぼ空気輸送状態になりますが、この日は座席ワンボックスがぎっちりで、立ち客もいました。) -
謎な駅。
無人駅なのに何故か手入れがされている。 -
バンコクへ向かってほぼ定刻て走行中!!
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まもなくチャチュンサオ分岐駅に到着。
行程の3分の2が終わろうとしています。
ここまでは定刻。
夕暮れも迫っています。 -
夕陽がキレイです。
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まもなく陽がくれます。
とはいっても、年末のタイてす。
これでもまだ夕方6時台です。 -
陽が完全に落ち、夜汽車の様相を呈してきました。
バンコクまでもうひと息!!
いつもよりお客さんが多い!! -
バンコク都内に入ってきました。
下車駅バーンタップチャン駅の2つ手前のフアタケ駅での停車時間を使って撮影しました。
あと約10分でこの列車ともお別れです。 -
下車駅のバーンタップチャン駅の駅舎とプラットホーム。
この日は定刻より2分遅れで到着。
ほぼ定刻通りと言ってもよいでしょう。
友人の住むアパートがこの駅が最寄りとなるため、終着のクルンテープ駅までは行かずにこちらで下車。
ここまでの乗車時間は5時間3分。
走行距離234kmで45バーツ。
やっぱり距離の割りにめちゃくちゃ運賃が安いです!!
ここまで無事に運んでくれてありがとうございました。
この日のこの列車は定刻より5分遅れの19:45に無事にバンコククルンテープ駅に到着したようです。 -
今回下車したバーンタップチャン駅の駅名標です。
バンコク都中心部まではまだ約20キロ離れていますが、エアポートリンクを使えば約15分でアクセスできるので、バンコクのベッドタウンといった意味合いもあるでしょうか?
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
次回はバンコクトンブリー駅からの乗車記をお届け致します。
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