2018年ヨーロッパその５、ニース、2軒のミシュラン星付きレストランでディナー

2018/07/11 - 2018/07/13

2018年7月ヨーロッパ旅行その５
フランス・ベジエの視察を終えてバスで移動し、400Km走って、ようやくニースへ夜に到着。フランス国内のスペインに近い街からイタリアに近い街まで横断してきた。
コートダジュール、ニース、名前を聞くとわくわくする憧れの地だ。
到着した夜の食事は、日本のAMEXプラチナデスクから予約したミシュラン1つ星のLe　Bistrot　Gourmand　で夕食。
翌日は、ニース・モナコ観光の後、夜は、またもミシュラン1つ星レストラン　L’Aromate　で夕食。
二日連続でミシュランレストランの食べ比べとなった。

エリア ニース(フランス)

スペイン国境に近いベジエからバスで400Km、５時間かけてニースへ入った。想像したより大きな街だ。20時頃なのに、まだまだ明るい。

ニース、モナコと標識が現れて市内に入る。

旅行社が団体用に取ったホテル、HOTEL GOUNOD。
場所は海岸から徒歩5分の旧市街にあり便利だが、小さな朝食レストランがあるだけの、小さなホテルだ。
フロントにジーンズ姿の気さくなお兄さんが一人でいて、英語で親切に説明してくれる。

グループの仲間に聞くと、各部屋の作りは異なるようだ。
私の部屋は、キングサイズベッド１つ、クロゼット、ドレッサー兼用の机とテーブル、テレビ、浴室、バルコニー付き。

ベッドからバルコニーを見たところ。
備品は、ほとんど無し。スリッパ無し、セーフティーボックス無し。貴重品はフロントに言うと、フロント横のセーフティーボックスの鍵をくれて収納する。
壁紙等は最近リフォームしたようで部屋は綺麗だ。

浴室は無駄に広い。
シャワー付きバスタブ、トイレ、洗面台があり、バルコニーがある。バスタブやトイレは新しく、全体にリフォームされて新しい。

アメニティ類はなく、シャンプー兼ボディウオッシュは壁についていた。
このクラスのホテルに宿泊する際は、家からスリッパやシャンプー類を持ってくると快適だろう。

石鹸は洗面台にあった。

バルコニーから道路を見たところ。雰囲気はフランス風満載。

通りの反対。どれも古い建物を綺麗に手入れしている。

21時に夕食レストランを予約しているので、20時半頃20人のグループで歩いて出発。

21時近いのに明るい。海岸に向かって数分歩くと路地の両側にバーやレストランが並び賑やかになってきた。

ニースの海岸に出た。21時なのに明るく、たくさんの人が歩いている。

道路も広く、車も多い。

宿泊したホテル付近には、小さなホテルが多い。中庭がある雰囲気が良さそうなホテルを発見した。

マセナ広場から路地に入った所のミシュラン１つ星レストラン、Le Bistrot Gourmandに到着。
６テーブル程の小さなレストランだ。我々20人の為に貸し切りとなっている。主人のような年配女性と若い男性のボーイがサービングしてくれる。
日本からAMEXを通じて予約して予めセットメニューからメニューを決めてある。
前菜は車エビ風味のソースのラビオリ、メインはタラのソテー、デザートにコーヒー、ワインは飲み放題で、68ユーロ、通り沿いのカフェで軽い食事とビールを何杯かのむと50ユーロ近くなるヨーロッパの物価を考えると、良心的な価格だ。

まずは食前酒で乾杯。

パンが出てくる。

様々な綺麗なパテが出てパンとワインで前菜を待つ。

前菜のラビオリ。ソースというよりはスープのような、車エビのソースが絶妙に美味しい。ニースは以前はイタリアだったので、イタリア料理とフランス料理のミックスした風味が味わえる。

メインの、焼きトマトに載ったタラのソテー。
結構ボリュームがあり、タラの焼き加減はちょうど良い。
ワインは無くなると次々に注いでくれる。

デザートのチョコレートケーキ。
コーヒーを頂く。
ミシュランのレストランは、小さな家族的レストランであることが多いが、ここも小さなイタリア風のフランス料理店で居心地が良かった。

２３時頃レストランを出て、10分～15分歩いてホテルに帰る。

人通りはあり、23時頃でも全く安全な雰囲気だ。

翌朝、ホテル1階の小さなレストランは朝食だけ営業する。
ビュッフェ朝食のレストランだ。

各種パンとジャム、果物。

チーズにハム、ヨーグルト類。
コンチネンタル式の朝食。量的にも充分だった。

朝食後、散歩する。

ホテルから５分くらい歩くと海岸に出る。

ニースの海岸は、小石の海岸だった。朝8時なのに、もう海に人が出ている。

パラソルの先は、朝からもう海に入った人たちが見える。

東側は山が迫っており、山を超えるとモナコ王国だ。

海岸沿いのプロムナードは朝から多くの人が行き交う。

海岸からホテルに戻って来た。

エズ、モナコ王国を観光した後、夜の夕食。
今日は別の方が、やはりミシュラン１つ星のレストランを予約してくれてあった。
L'aromate　というマセナ広場に近いレストランだ。
メニューは前菜、メイン、デザートだが、メインは肉か魚が選択できる。

こちらは、昨日のLe Bistrot Gourmandより少し大きな30人程度入る店で、インテリアはモダンだ。

照明や壁のデザインが現代的だ。

先ずはアッペタイザー。
ゼリーにふんわりしたクリーム。

ワインは飲み放題だが、みんなでビールで乾杯しようとビールを頼むと、若い女性がわざわざ買いに行って来た。
きっと下品な日本人と思っているだろう。
和風のような器でビールが出てきた。

前菜の登場。

メインの牛肉ステーキ。

デザート

おしゃれなコーヒー。
一日目の家庭的なイタリア風のフレンチ、今日のモダンなレストランでのモダンなフレンチ、二日間ミシュランのレストランを堪能した。