2018/07/06 - 2018/07/08
3位(同エリア35件中)
鯨の味噌汁さん
- 鯨の味噌汁さんTOP
- 旅行記134冊
- クチコミ100件
- Q&A回答2件
- 273,312アクセス
- フォロワー82人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
今回の旅が、あまりに異様な印象だったので。
帰国してから「ウイグル族 弾圧」と、google先生に聞いてみた。
なんで帰国後かと言えば、中国でそんなワードを検索すると、端末がフリーズするのはまだいい方で、ホテルのドアがノックされ、どこかへ連行されかねないから。
すると。
ホータンは新疆ウイグル自治区で、もっとも苛烈な弾圧が行われている現場だった。
地域の人口が32万5000人。そのうち12万5000人が「収容所」に送られているという。
全人口の3割が収容所送りだと?
にわかには信じられない数字だが、ソースはNewsWeek日本版だ。いい加減なメディアではない。
ワシはそうと知らず、その地を踏んでいた。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 四川航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月6日、金曜。
午前4時に起きだす。今日は5時半の列車でホータンに移動する。
タクシーで駅に向かい、例によって検問を受けてホームへ。
中国は北京時間に統一しているから、西域の5時は夜明け前の漆黒の闇だ。 -
長い汽笛とともに、列車がホームに入ってくる。
だがしかし。あてがわれた席は、寝台の中段だった。日本でいうところのB寝台。
天井が低く、デブにはヒジョーにつらい。この狭い空間に、どうやってこの身を入れろとゆうのか。
窓の外がいくらか明るくなるのを見ながら、体を折り曲げてベッドに押し込み、なんとか眠りに落ちる。
で、目がさめると砂漠だった。
といっても、あのうねるような砂丘ではなく、平らな荒地。並行して車道が走っている。電線もある。なおかつwifiも飛んでいる。
ときどきオアシスの町を通る。さらには雨も降りだす。崑崙山脈の南だから、インド洋からの湿った風が山脈を越え、雨になるんだろう。 -
午前10時、ホータンが近づくと、線路の周りに水田が現れる。
砂漠にたんぼかよ、とびっくりするが、よく考えたらホータンの漢字表記は「和田」なのだ。
「タン」は「たんぼ」の「たん」なんだね。 -
11時、終点・ホータン駅。パラパラと小雨。
大きな荷物を抱えたお客さんたちがぞろぞろと降り、ただっぴろい駅の敷地を抜け、出口の検問に向かう。
長い長い行列ができていた。100メートルくらいはありそうだ。
列の途中で警官が客を左右に「仕分け」している。
右の列は漢族。左はウイグル族。
ウイグル族の列はなかなか進まない。ひとりひとり荷物から何からチェックする。
これもテロ対策に名を借りた、イヤガラセの現場だ。
みんな、かなしそうな顔で黙ってそれに従う。
あたり一面に負のオーラが漂う。 -
ホータンには二泊するが、次の目的地・クチャ(庫車)へのバスチケットを確保せなばならぬ。
バスターミナルは駅のおとなりだ。といっても中国の「おとなり」は遠い。しっかり15分ばかり歩かされる。
入口で例によってボディチェック。あわせパスポートもチェック。担当のオヤジはワシのパスポートをみるなり
「うわーガイジンだ、ついてねー」
って顔になり、例の「外国人台帳」を広げて、あれこれと悩みだす。
オヤジが悩んでるので気の毒になり、代わりに国籍・氏名・パスポート番号などを代筆してあげると、大変感謝される。どうもパスポートの英語が読めないらしい。
台帳を見ると、ワシの前の通過はスペイン人の4人組で7月1日。
その前は日本人で6月27日だった。
つまりは、週に1組とか2組の世界らしい。
世界中どこにでもいるドイツ人バックパッカー・カナダ人バックパッカーも来ないのか。 -
なんとかクチャへの切符を買い、タクシーを拾ってホテルに向かう。
だがしかし、「ここだ」と降ろされた歩道わきにでかい穴が空いていて、見事につまづき、転倒する。
周りのウイグル人がギョッとするのがわかり、非常に恥ずかしい。
一張羅のGパンがドロドロになる。
チェックイン後、シャワールームにGパンを広げ、洗剤をこすりつけて、シャワーを流しながら足で踏む。 -
同じ方法ですすいで、バスタオルにくるくる巻いて、また踏み踏みして水気を抜き、窓に干す。
これ、村上春樹が書いてたやり方で、Gパンも24時間あれば乾く。
それにしてもこんなところで村上春樹の恩恵に預かろうとは。読者でヨカッタわい。
が、乾かない場合、パジャマ替わりのトレパンで過ごすことになる。 -
7月7日、土曜。
朝起きたら、めでたいことにGパンはしっかり乾いていた。さすが「極度乾燥しなさい」の世界だ(関係ないけどね)。
だがしかし。日本人であるワシの粘膜にこの乾燥はキツイらしく、口の中と鼻の奥はいつもカラカラだし、目玉も痛い。
鼻をかむと鼻血がでる。
そのほか、ヘソから下の粘膜系にもただならぬ影響がある模様だが、きょうのところは触れないでおこう。 -
本日はホータン郊外のマリカワト故城に行く。ホータンの古名・于闐国(うてんこく)の遺跡ですね。
40年ほど前のこと。
井上靖はNHK取材班に同行し、このホータンの町にやってきた。。
だが、せっかくホータンに来たのに、玉と絨毯工場の見学、なんて今時のツアーみたいなのに付き合わされてしまう。
ガッカリしてると、中国の当局者に
「ホータンの南25キロに未発掘の遺跡がある。おそらくは于闐国のもの。ジープになるが行くか」
と聞かれ、
「ホータンまでやって来て、絨毯工場だけ見て帰るバカがどこにいる!」
狂喜して、砂漠にトツゲキした。
なにしろ井上靖は「敦煌」も「楼蘭」も、現地を見ないままに小説を書いた西域オタクなのだ。
作家はジープに乗り、砂丘を抜け、ウイグル族の村も抜け、たどり着いた河原べりには、朽ち果てた土塁の群れが建っていた。
周囲には開元通宝が散らばっていたというから、おそらく唐代の遺跡。
中国当局者いわく「まだ何にもわかってないのです」。
それが、おそらくマリカワト故城だった。 -
地球の歩き方によると、交通手段はタクシーのみ、ただし遺跡を知らない若いドライバーもいるとゆう。
フロントのおねいさんに、例によってスマホ翻訳を駆使し、地球の歩き方のページを示しつつ
「マリカワト故城に行きたい、タクシーを呼んでほしい」
おねいさん、ページ覗き込み、首をひねりつつマネージャー氏を呼ぶ。
マネージャー氏は「あーここネ」と頷き、タクシー会社に電話してくれた。
やって来たドライバーは、短髪にして額が広く、三白眼でコワモテの漢族だった。名前は黄さん。
チャーター料金は往復150元で良いという。地球の歩き方の半分の値だ。(コワモテのハゲデブって、実はいいヒトが多いんだよ)
黄さん、走りながらカーオーディオをガチャガチャといじり、いきなり流れて来たのが、女性が歌う中国語版「北国の春」。
さらには、運転しながら歌い出す。
それどころか、ワシに目配せし、歌え歌えと促す。
歌えますよ、歌えますとも、それに嫌いじゃないしー、と、黄さん中国語、ワシ日本語、同時通訳的カラオケ大会になってしまう。
なんだこのカオスな展開は。
「北国の春」が終わると、次は童謡「里の秋」。これも歌える。
でもって次が「時の流れに身を任せ」。
これも歌える。
そこで気づく。
「テレサ・テンだ!!」
すると黄さん、ハンドルにアゴをぶつける勢いでウンウンとうなずくのだった。 -
クルマはホータン郊外を抜け、やがてウイグル族の農村地帯に入る。麦、トウモロコシ、それに果樹園。
井上靖はロバの馬車を追い越したが、現代のロバはオート三輪だ。
ほとんどが親子で乗ってる。きょうは土曜日だ、子供達は農作業のお手伝いなんだろう。
村はずれを走って行くと、道の左側に、高い壁と鉄条網で覆われた、ばかでかい施設が現れた。
監視塔もあるから監獄みたいなものか。内部は4階建てのビルが続いていて、スローガンが赤く書かれていた。
漢族の黄さんにそれを指さすと、苦笑いをして自分の頭を指さし、首を振った。
「頭のおかしい連中さ」
なのか、
「そんなこと考えるんじゃないよ」
なのか。
カメラは当然使えない。
この地を踏む外国人観光客は少ない。ドライバーの黄さんが当局の関係者でない保証はない。 -
大きな砂丘を越え、やがて遠くに河原が見えてきて、小さな村を過ぎると、そこがマリカワト故城の入口だった。
小さな事務所に管理人らしいウイグル族の青年が二人。近所の子供がふたり。
黄さんが時計を指差して、30分で戻ってこい、という。
ここは川沿いに遺構が広範囲にまけてある。
全部見て回るのはどうせムリなんで、OK、とひとりで歩き出す。 -
門を入ると、左手は河原で、右手は大きな砂丘。その間の平地に、塔らしきもの、砦らしきものが、不規則な間隔で並んでいた。
頑張って歩いたけど、最初の砦跡にたどり着いたところで15分が過ぎ、早くも時間切れ。
なんだ、もう引き返すのか。しょうがねえなぁ。
遺跡は貸切で、ワシの他にはトカゲしかいない。
帰りは大回りして、砂丘の方を歩いた。
陶器片があちこちに転がっているが、持ち出しは厳禁だという。
古銭を拾って歓喜した井上靖のときとは時代が違うのだ。 -
遠くに仏塔が見えた。あの近くで男女のミイラが掘り出され、二人は今、ホータン博物館に仲良く並んで眠っている。
砂の盛り上がったところに、白くにょっきり突き出たものがあった。近づいてしげしげと見ると、ヒトの脚に見える骨が砂からのぞいていた。
なるほど、ここはこれから調査されるべき場所であるらしい。
撮影禁止の建前ではあるが、ちょっとだけスマホで写真を撮り、テコテコ歩いて駐車場へ帰っていった。 -
7月8日、日曜。ホータン3日目。
起きてみたら、ノドがイガイガする。バスタオルに水を撒いて寝たんだが湿気が足りなかったらしい。
悪化は避けたいので、起きだして街に出かけ、薬局を探し、身振り手振りで薬をもらい、そのままホテルに戻り、ザラザラと薬を飲んで、ベッドでウトウトする。
今日は21時にクチャ(庫車)行きの寝台バスに乗ることが決まっている。タクラマカン砂漠の横断だ。
チェックアウトギリギリまで寝て、フラフラと町に出る。たちまちにして汗が吹き出す。頭痛も来る。こりゃやばいかもしれん。
熱風の中、ホータン名物、日曜バザールの会場に向かう。西域屈指の集客規模だという。
だがしかし。
汗をかきかきたどり着くと、ここもまた、人かげはまばらなのだった。
いるのは女性と老人ばかりだ。若い連中はどこへ消えたのか。
地球の歩き方の写真は、路地まで人がみっちり埋まってるのに。 -
ふと、郊外に行こう、と思い立つ。
やってきたバスに適当に乗り、西に30分ばかり揺られ、郊外の町で降りてみる。町の名前は知らない。
すると規模はぐっと小さいけど、賑やかな市場がちゃんと立っていた。少しホッとする。 -
ウイグル族の少年がソフトクリーム・マシンの前で店番をしていた。暑いのに「警察」防弾チョッキを付けている。
つまりはここも、相互監視の体制下にある。
少年はテーブルに何かを広げ、一生懸命ペンを走らせる。
のぞきこんだら、数学の問題集だった。
なんだか胸が締め付けられる。
キミにも未来はちゃんとある。
がんばれよ。まけるなよ。 -
郊外に出ると、観光客以外の漢族を見かけなくなる。
漢族は市の中心部にまとまって住んでいるらしい。その周りをぐるっとウイグル族が取り囲んでいる。
二つの民族は地区も別。使う店も別。子供はいっしょに遊ばない。大人もいっしょに歩かない。
道路のあちこちに設けられた検問所は、それぞれの地区の境目にある。
検問を受けるのはウイグル族だ。漢族は顔パス。 -
ここは中国だ。
いろんなことが起こっている気配は感じるし、事実そうなんだろうけど。これじゃあ、うまくいくわけがない。
通りには500メートル置きに「便民警察」の駐屯所がある。民兵組織だろう。
そこではウイグル族の若者が、漢族の警察に教練を受けていた。
ウイグル族は迷彩服で、武器は「棒」。飛び道具は持たせないのだ。
それを指示する警察は黒づくめの漢族で、銃を携行していた。
平和ボケしたワシの頭では受け入れられず、脳が混乱をきたし、リアルに吐き気がする。
本当にこんなことを世界一の経済大国がやるのか。 -
20時、ヨレヨレになってバスターミナルに到着。21時、タクラマカンの北の反対側の町、クチャに向けて出発。
指定された席は、寝台バスの一番前だった。 -
バスは郊外に出ると、川に沿って北上を始める。やがて、砂漠が始まる。夕闇の中、バスは砂の丘を登り、下る。
時々対向車が現れる。対向車のライトが眩しくなって来たことで、日没を知る。砂嵐が来る。その時だけバスのスピードが落ちる。 -
砂漠の入口で1回目の検問。
砂漠の真ん中で2回目の検問。
砂漠の終わりで3回目の検問。
なんもないとこですよ。信じられん。
その度に唯一の外国人であるワシはパスポートを取り上げられ、写真も撮られ、何事かパソコンに打ち込まれ、しかるのちに解放されるのだった。
バスから出るのが一番最初で、戻るのは一番最後だ。道理で、入口に近い席をあてがわれたわけだ。
月の砂漠をはるばると、検問されるために来たようなものなのだった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- ももであさん 2018/08/10 18:24:50
- 東トルキスタン共和国
- 鯨さん お暑うございます。
天竺かと思いきや神出鬼没に今回は新疆ウイグル地区でしたか。
旅先としては本来とてもあこがれの地ですが、異常なまでの
共産党の監視下にあり、ちょっといただけませんね。
‘新疆’って枕詞からして、漢民族の征服欲が伺えます。
お互い言い分はあるにせよ、ウイグル問題、チベット問題、台湾問題
いろんな問題を抱えるのはやはり共産党の激しい弾圧が根底にあると
思わざるを得ません。しかも日本を含めた諸外国や中国本土の
人間が知りえる事実はホンのわずかで、おそらくはナチスと同等か
それ以上の残虐行為が起こっていたのでしょう。
あれだけ大きな国なのに、大らかな気持ちになれないものですかね。
では天竺はぼくが先に偵察してきます(9月半ば~)♪
ももであ
- 鯨の味噌汁さん からの返信 2018/08/11 11:57:10
- RE: 東トルキスタン共和国
- ももさま、
> 鯨さん お暑うございます。
あい。
本日エチゴの実家でございます。
セミしぐれの中のお昼寝敢行中ー。
> 天竺かと思いきや神出鬼没に今回は新疆ウイグル地区でしたか。
そうなんです。
思い立ったが吉日、思い立ったが新疆ウイグル。
おっしゃる通り、飛び込んでみたら完全監視社会。
ウイグルのみならず、旅行者も顔認証システムあるし。
スーパーに入るにもチェックがあるし。
どんどん引っ張られて、収容所に入れられて。
バザールがスカスカになってるし。
こんな中、生きて行くのしんどそうでした。
もう少しワシが若かったら、義憤にかられてなんかはじめちゃったかも、と思いました。
> しかも日本を含めた諸外国や中国本土の
> 人間が知りえる事実はホンのわずかで、おそらくはナチスと同等か
> それ以上の残虐行為が起こっていたのでしょう。
そーだよね、それにお隣の国でこんなことが起こってるのに、日本政府ってだんまり。
こうゆうのって、メディアが騒いでもダメで、国として声明出さんとあかんです。
近代国家のやるこっちゃない。
> では天竺はぼくが先に偵察してきます(9月半ば?)♪
お!
ワシのキップより2ヶ月早い(笑。
さすが、決めたら早いっすね! 楽しみにしてますよ!
-
- 多良さん 2018/08/09 23:43:38
- ウソで固められた国
- 鯨の味噌汁さん、こんばんは~^^
いやはや、と~ってもディープな旅行記でした。
ワタシも興味があって中国へは何度か足を運んでいますが、それはすべて「観光」でして、鯨の味噌汁さんのような「冒険」ではなかった気がします(^_^;)
いや~~~楽しかったです!
また来たいので、勝手にフォローさせていただきます事をお許しください<(_ _)>
自国民でさえ信じていないカノ国が興味の対象だった 多良
- 鯨の味噌汁さん からの返信 2018/08/10 06:20:48
- いやいや、観光です観光旅行です
- 多良様、
どうもどうも、はじめまして。鯨の味噌汁でございます。
コメントとフォロー、ありがとうございます。お楽しみいただけてうれしいです!
冒険は…したくてもすでにこの図体では難しいので、これでもいちおう物見遊山の観光旅行です、ちゃんと見どころも押さえてますしー(汗)。
団体行動苦手なのでツアーに参加できず、かといってバッグパッカーの貧乏旅行もイヤ、とゆう、やや若干、中途半端なわたくしです。
タイトル通り、今回はそれとは知らずに紛れ込んでしまったので、いつものアホバカ道中とはややオモムキの違う旅となっております。もう少しだけ続きますので、お付き合いいただければと。
-
- mistralさん 2018/08/09 23:29:29
- ホータンにて。
- 鯨さん
こんばんは。
どこでもドアを使って?旅する鯨さん
今回はウィグル自治区、ホータンを旅する鯨さん、
いつもと一味もふた味も違う緊迫した雰囲気を感じさせられました。
黄さんとの車中でのデュオの際は和気藹々として楽しそうでしたが
ホータンに近づくにつれて一変していったんですね。
鯨さんもストレスのせい?か、体調も良くないご様子でしたね。
さぞかし過酷な旅だったことでしょう。
日本に暮らしていると、異民族への弾圧など想像もできませんが
一歩外に出たら、沢山の現実に向き合うことになりますね。
そういった中でも、お店番をしながら数学のお勉強をしていた
男の子の笑顔には救われますね。
未来は決して暗いばかりではない、と想われました。
続きの旅行記、楽しみです。
mistral
- 鯨の味噌汁さん からの返信 2018/08/10 06:27:33
- ウイグル人は
- mistralさま、
いつも暖かいコメントありがとうございます。
どこでもドア、今回は開け間違えたんかもしれません。
まさかこげなことになっていようとは。
勉強不足も甚だしいです。この旅のキッカケになった本は、1980年代ー90年代の出版ですから、ワシの中でアップデートできてませんでした。
それにガイドブックにはそんなこと、書いてないんだもん。(→言い訳)
旅しながら、この土地を偏愛していた司馬遼太郎や井上靖が生きていたら、なんと感じたのかな、などと妄想しておりました。
-
- keiさん 2018/08/09 16:28:26
- しーらかば~♪青空みーなみか~ぜ~♪
- タクシーの中のおっさんデュオ、楽しそうー♪
聞くだけならともかく、唄えと催促もされるのかぁ。
お客だろうが外国人だろうが、ワレを優先してしまうのが
中国だわー(;^_^A
でも親交も深まるし、道中も盛り上がっていいね!
今回のウイグルは少し気が引き締まった旅の印象ですね。
至る所に検問があり、何だか行動を監視されているみたい。
うかつに写真を撮ったり、会話の中で中国の政治のことなどに触れると
瞬く間にスパイ扱いされて捕まってしまうかもしれないから
私だったら緊張して旅を楽しめないかも。。。
その緊張は現地のウイグル族の人たちは日常なんだね。
そりゃ若者は爆発するわな。
ビールでいい気分になって街中をフラフラ~なんて、
やっぱできないですか?
- 鯨の味噌汁さん からの返信 2018/08/09 19:00:10
- キツかったよー
- おkeiさん、いつもおてがみありがと~。
黄さん、ワシに体型似てました。デブが二人で車内ディュエット。なんとゆう世界。
でも今回はキツかったっす。シャレにならん。
体調を崩したこともあるけど、「監視されてる感」がずーっとあって、気持ちが悪いの。どこにいてもリラックスできない。だって行くとこ行くとこパスポートをスキャンされるんだもの。こんなにパスポートをチェックされた旅はなかったよー。
それにウイグル族が酷い目にあってるのがありあり分かって、旅しててしんどかった。旅の空ではじめて「もう帰りたい」って思いましたもん。
中国じたいは旅行ブームなんで、漢族の旅行者はそこそこ多いんですよ。でも日本人は、とうとう最後まで会いませんでした。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 厳戒・新疆ウイグル自治区
8
22