2018/07/25 - 2018/07/25
105位(同エリア926件中)
tenkoさん
- tenkoさんTOP
- 旅行記139冊
- クチコミ47件
- Q&A回答4件
- 248,548アクセス
- フォロワー40人
レンタカーでの涼を求める旅、いよいよ最終日。
平泉に来ました。
1日目の奥入瀬に比べるとかなり暑い!
もはや涼は見当たらず、汗をふきふきの平泉中尊寺、毛越寺となりました。
シニア旅、夏旅なので涼しさが必須。
年と共に体力だけでなく忍耐力さえ失われつつあり、この先どうなることやら・・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
平泉、中尊寺に来ました。
駐車場にある地図を見ると、かなり上に登っていかなければ着かないようです。 -
さっきまでいた乳頭温泉辺りの気温とはだいぶ違い、汗がでます。
さあ、頑張って金色堂まで行きましょう! -
杉の木立が奥へ奥へと人々をいざないます。
-
途中、平泉の景色が望めます。
新幹線、高速道路など今を遠望できます。 -
薬師堂
-
地蔵堂
-
地味ですが彫刻が素晴らしい!
-
中尊寺
中尊寺 寺・神社・教会
-
中尊寺
-
中尊寺本堂
-
大日堂
-
鐘楼
-
阿弥陀堂
-
金色堂
新しい覆堂なので、周りのお堂と違和感があります。中尊寺 寺・神社・教会
-
左へ廻って、お堂の入口は向こう側にあります。
多い参拝者のため、一方通行になっているのですね。
堂内、須弥壇の内に藤原清衡、基衡、秀衡のご遺体と4代目泰衡の首級が安置されています。
天治元年(1124年)造立、現存する唯一の創建遺構。
内陣は螺鈿や蒔絵等の素晴らしい細工が施され、堂全体を金箔で覆って極楽浄土の荘厳さを表わしている。
平安仏教美術の最高峰をなしている。 -
金色堂を出てすぐの所に松尾芭蕉の句碑があります。
「五月雨の 降残してや 光堂」 延亨3年(1746年)建碑
元禄2年(1689年)、芭蕉は48歳の時東北の旅に出た。 -
経蔵
中尊寺経が納められていたお堂。
平安時代の古材を使っての再建。中尊寺 寺・神社・教会
-
旧覆堂
金色堂建立から163年後の1287年、鎌倉幕府により覆い隠されてしまいました。中尊寺 寺・神社・教会
-
旧覆堂の中
屋根の木組みが良く見えます。 -
釈迦堂
-
弁財天堂
-
中尊寺の境内にはたくさんのお堂があります。
それぞれ独特の雰囲気を持っています。
仏の国の再現を願ったのでしょう。 -
当時も参拝の人たちが行き来したんでしょうね。
-
峯薬師堂
-
中尊寺本堂の鐘楼
ちょうど時の鐘を撞いていました。 -
深い杉の根が時代を表わしています。
-
奥州藤原氏の栄華を静かに残している中尊寺。
深い緑は時の流れを感じさせます。 -
月見坂を下り切り、駐車場の所に見つけたポスター。
ここ平泉は前沢牛が美味しい所。
熱々、揚げたてのメンチカツとコロッケをベンチでほうばりました。
美味しかった! -
中尊寺から車で10分ほどで毛越寺に到着。
案内図を見ると、かなり広い範囲に伽藍跡と庭園があります。
日よけのない中、早足になってしまう! -
この先に庭園があります。
毛越寺 寺・神社・教会
-
毛越寺本堂
本尊は薬師如来
脇侍は日光、月光菩薩 -
伽藍の復元図がありました。
色が褪せていて見にくかったですが、当時の大きさ、広さが分かります。
大泉が池を中心にたくさんのお堂が並び、浄土庭園の凄さが想像されます。 -
大泉が池
中島があり、塔山を借景に洲浜、築山、荒磯など池を海に見立てて、趣を出しています。毛越寺 寺・神社・教会
-
湖面は静かに景色を写しています。
しかし、すごーく暑い!
日陰が無いのです。 -
築山
-
説明の中の「作庭記」は日本最古の作庭書
毛越寺の庭園はこの「作庭記」の思想や技法に基づいて作られている。
平安の伽藍様式と浄土庭園を知るうえでとても大切な遺構。
「平泉ー仏国土(浄土)を表わす建築、庭園、及び考古学的遺構群」として平成23年(2011年)に世界文化遺産に登録された。 -
蓮の花がちょうど咲いていました。
-
池をぐるりと回って、山水を池に取り込むための水路。山から平野に流れる川の姿を表現。
水底には玉石を敷きつめ、流れに水切り、水越し横石などの石を配置して、作庭記の技法で作られている。 -
貴族たちが庭園の水に杯を浮かべ、流れに合わせて和歌を詠むという宴。
何と優雅な!!! -
この流れに一句詠んで杯に載せて流していくのですね。
とても素敵な平安の遊び。
でも今やれと言われても・・・・
一句詠めない(悲) -
白い桔梗が咲いていました。
東北の地の花は夏の花と秋の花は一緒に咲いてしまうことがありますね。
その向こうは萩ですね。 -
常行堂
延年の舞が奉納される。
延年の舞とは法会の後に神仏に奉納される歌舞のこと。
跡が多い中、数少ない建物。享保17年(1732年)に再建。
緑の木々にちょっと癒されます。 -
鐘楼
再建されたもの -
伽藍が全てあった頃はそれなりの賑わいがあったのでしょうね!
今は静かです。 -
平安の庭の感じが池を一回りしたら、何となくわかってきた感じがしました。
穏やかで広々していて、平安貴族のおおらかな気質が想像されます。 -
美しい!
あらぁ、平安の人になったような錯覚。
同じ山々、池の水を見ている!!! -
洲浜
海岸の砂州を表現している。柔らかい曲線は入江を表現。
もみじが紅葉している?
異常気象のせい? それともここではいつも? -
出島と池中立石荒磯の風情を表現。
毛越寺庭園の象徴する景色。 -
確かにぼこぼこした石は荒波をかぶる磯に見えます。
「作庭記」すごい! -
方向を変えて見るとこんな感じ。
ちょっと荒さが消えるような。 -
この看板は2011年の東日本大震災の際、立石が約8度傾き修理して元に戻ったこと。
その際池の水を抜いて調査したところ、池底に石が丁寧に敷かれていて、平安時代の作庭の様子がよく分かったと記されている。
8度ってどのくらいの傾き? -
池の中の立石は2.5mあるんだ。
見た目にはそんなに高く見えない。 -
松尾芭蕉の句碑
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
元禄2年(1689年)訪れる
悲運の武将源義経公主従を偲んで詠んだ。 -
毛越寺を最後にシニア男女7人夏物語は終わりました。夏旅だぁ!
青森、秋田、岩手3県約500キロ走行記録。運転の2人に感謝!感謝!
奥入瀬の渓流に心を洗われ、乳頭温泉で俗塵を落とし、平泉で平安貴族のきらびやかさにふれました。
もう前の私たちとは違っているはず!!
帰りの新幹線でお弁当をほうばり、「来年どこ行く~」
あれぇ、全然変わってない!!シニア旅が終わりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
平泉(岩手) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
54