2018/07/15 - 2018/07/22
1位(同エリア11件中)
ないはん男前さん
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マレーシア航空のプロモーションで、ニューデリー行のビジネスクラスが、嘗て無い激安価格で出ていたので、思わずポチリ。チケットを購入したのは良かったのですが、この時期のインドは、雨が多くて蒸し暑そう・・・。パソコンで検索すると、インドにも避暑地が有りました!と言う事で、今回は、ニューデリーから比較的近く、世界遺産の登山鉄道も体験できる、シムラに行く事にしましたぁ。帰りには、世界遺産の建築物が有る、チャンディーガルにも立ち寄る事にしました。シムラは、海抜2千メートル余りの山の上。急な坂道と階段ばっかりの立体的な街で、体力的にきつい街でしたぁぁ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアインディア マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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時々、激安プロモーションを実施するマレーシア航空。お陰様で、私のような庶民でも、プチ贅沢で、時々、ビジネスクラスを利用させて頂いてます。午後バンコクのスワナプーム空港を発ち、クアラルンプールで乗り継ぎ。直行便で行けば僅か4時間余りの距離を、7時間近く掛けて移動ですが、ビジネスクラスなので、ゆったり。
写真は、KLで撮ったニューデリー行の便。クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港
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インド時間の午後10時頃、インディラガンジー空港に到着し、いつものように、空港の到着ロビーで夜を明かし、早朝のエアポートメトロで、ニューデリー駅へ。
ニューデリー7時40分発の特急KALKA SHTBDIで、カルカ=シムラー鉄道 の始発駅がある、カルカまで向かいました。
写真は、早朝のニューデリー駅。ニューデリー駅 駅
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お昼前にカルカに到着。車中で一緒だった西洋人の団体は、そのまま特急KALKA SHTBDIと連絡しているHIMALYAN QUEENに乗り継いで、シムラに向かいましたが、私は、どうせ乗るなら上級の車両(たいして変わりませんが・・・)に乗りたいので、何も無いカルカで、あえて一泊。 翌日の早朝5時に、駅近くのホテルをチェックアウトして、カルカ駅へ。 写真の象さんは、Northern Railwaysのマスコットなのか、他の駅でも見かけました。
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まだ、夜明け前です。 こちらは、普通の列車が発着するホーム。
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登山鉄道のホームには、私が乗るSHIVALK DLX EXPの前(午前5時)に出発するハズの、ボンネットバスのような形をした、1両だけのRAIL MOTORが、まだ、停まっていました。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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そのお隣のプラットホームに、私が乗るSHIVALK DLX EXPが、停まっていました。
私が駅に着いた時は、まだ、客車7両しか並んでいなかったのですが、その後、車庫からディーゼル機関車がやってきて、先頭に連結されました。
時刻表では、午前5時20分発なのですが、ニューデリーからの夜行列車が遅れたのか、この日、実際に発車したのは、予定より1時間近く遅れとなりました。カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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すっかり夜が明けてから、やっと出発。各車両の定員は18人で、私が乗った4両目の客車も、私以外はインド人ばかりで、ほぼ満席でした。遊園地の電車みたいなものなので、各車両は独立しており、車両間の行き来は出来ません。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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カルカの駅を出て暫くすると、緩やかな登りに・・・・。そのまま登りが続き、その内、眼下の狭い平地や山肌に、密集した家々が見えるようになりました。
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山肌を這うように、しょっちゅう左右にカーブしながら、徐々に高度を上げていきます。途中、多数の小さな橋とトンネルを通過します。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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カルカを出て最初の駅、KOTIをゆっくりと通過。
私が乗ったSHIVALK DLX EXPは、一応、直行で、カルカとシムラの間96キロメートルを4時間40分かけて走るので、平均時速は、20キロ余り・・・。カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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通過列車なので、この時間、駅には、駅員以外誰もいません。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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橋を通過・・・。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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山肌をくねくねとカーブしながら、登っていくので、時々、先ほど通った線路が、下に見えたりします。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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山の裾を、くねくね、這うように登って行きます。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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私が乗ったのは、カルカからシムラまでの直行列車なのですが、途中、食事を積み込む為や、対向列車とのすれ違いの為、2ヵ所だけ、停車しました。
この駅では、食事が積み込まれたようです。 乗客の一部も、一旦車両から降りて、体を伸ばしたり・・・。 ホームの屋台で食べ物を買っていたインド人の中には、何の前触れもなく列車が動き出したので、慌てて飛び乗る人も・・・(笑)カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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座席に戻ると、テーブルがセットされ、こんな軽食が置かれていました。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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途中で通過した、結構大きな街。
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丁度、通学の時間帯だったのか、沿線で列車に向かって手を振る、小学生くらいの子供達。
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大きめのカーブでは、窓から顔やカメラを出して、写真を撮る人が・・・。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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結構な高さまで登ってきました。眼下に深い谷間が見えます。
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景色の開けた場所では、車内から身を乗り出して写真撮影。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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下り列車とすれ違う為、一旦、駅に停車。俄雨が降ってきました。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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下り列車が到着。シムラを午前中に出発するのは、HIMALYAN QUEENだけなので、これが、HIMALYAN QUEENなのでしょう。この列車には、普通座席の車両も連結されていました。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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終着駅シムラの一つ手前、SUMMER HILL を通過。
シムラまでは、後10分ほどです。カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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シムラに着く直前の、車窓からの景色。
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やっとシムラに到着。写真は、乗客がほぼ降りた後の、私が乗っていた車両。
因みに、私の座席は、左側最前列の一人席。幸いなことに、向かいは空席でした。カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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シムラ駅のホーム。下車した人達が、それぞれの目的地に向かいます。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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向こう側に車庫。ホームには、ワンコ。
カルカ=シムラー鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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先に出発していたRAIL MOTORは、既に向きを変えて、車庫に入っていました。
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駅の外では、タクシードライバーが大勢客引きをしていましたが、グーグルマップで、ホテルまでの道のりをチェックすると、2キロ程、徒歩で30分程度と表示されたので、急ぐわけでも無いので、ぶらぶら歩いて行くことに・・・・。自称ガイドと言う男性からも声を掛けられ、彼にホテルの場所を聞くと、歩いても行ける・・と言う事でした。(これが、大失敗)
写真は、駅から少し歩いてきたところから見たシムラの街。 -
暫く歩いていると、天候が急変。雨は降りませんでしたが、一気に濃い霧に包まれ、丸で、雲の中を歩いているような感じに・・・。山の天気は移り変わり易いですね。
街中に着くと、狭い通りや階段ばっかりで、グーグルマップは、現在地の表示も結構ズレて、当てにならず。何とか、町の中心、ビューポイントみたいな所に出る事が出来、今登って来た側と反対の斜面を見ると、ネットで見た事のある、予約していたホテルが見えました。丁度、スマホのバッテリーも切れ、もう少しで路頭に迷うところでしたが、何とかセーフ。 狭くて急な坂道を下り、やっとのことで、ホテルに到着。 崖に建っているらしく、広い道路に面した入り口は建物の5階で、4階にロビーが有りました。因みに私の部屋は3階でした。 この日は、夕食に出掛けた以外は、疲れたので、ホテルで休養。 -
翌日ですぅ。
早朝は、ほぼ快晴でした。
写真は、朝食を摂った、ホテルのレストランからの眺め。眼下に谷間、谷を挟んだ両サイドの山肌に家々が建ってる、なかなか雄大な景色。部屋代が高いマウンテンビューの部屋だと、部屋の窓からこの景色が見えるハズです。 -
昨日シムラに着いたばかりですが、翌日のチャンディーガルまでのバスのチケットを買いに、バススタンドに向かいます。シムラには、バススタンドが2ヵ所あり、街中に在るのは、旧バススタンドで、近隣へのバスが出ているようでした。チャンディーガルへのバスは、州を跨ぐので、郊外の新バススタンド発でした。ネットやスマホでもチケット購入できるようでしたが、当方の携帯番号や、クレジットカードのナンバーでは、購入できなかったので、面倒ですが、直接バススタンドまで出向く事にしました。乗りたいバスに空席が有るのは、スマホでチェック済み。
シムラ中心部は、バイクを含め、一般車両の乗り入れが一切禁止されているので、バスが走っている道路まで徒歩で向かいます。
写真は、途中に在った、郵便局。 -
バス道路まで出たのですが、何処がバス停なのか全く解らないので、昨日着いたシムラ駅の近くまでぶらぶら。道路上で客引きしていたタクシードライバーに、ISBT行のバスを尋ねると、何か要領を得ない・・・。近くに駅員さんが居たので、その人に尋ねると、"ちょっと、ここで待て"と言うような返事でした。暫くして、前面の電光掲示板に02の数字と、ヒンズー語で行先表示が出ていた青いバスが来て、駅員さんが、バスを止めてくれ、"これで行ける"と教えてくれました。
車内で運賃を集めに来た車掌さんに、"ISBT"言うと、運賃5ルピーでした。
写真は、郊外の新ISBT。 エアコンVOLVOバスのチケット窓口は、1階の奥の方に有りました。 -
希望していたバスのチケットも無事購入出来、シムラに戻って、やっと観光開始。
写真は、バスを降り、シムラの街に向かう途中にあったGORTON CASTLE。シムラの歴史遺産として登録されているようです。 今は、何かの役所として使われているみたいな感じでした。 -
GORTON CASTLEの敷地から眺めたシムラの街並み。
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街の中心、スキャンダルポイント近くまで辿り着いた所で、レトロな雰囲気な上、結構お客さんが入っていたコーヒーハウスで、ちょっと休憩する事にしました。
このお店、インド・コーヒー協会の経営らしく、次に行ったチャンディーガルにも有りました。 -
店内の様子。独特な制服を着たウェイターが、きびきび働いてます。味は普通でしたが、値段が安いので、次々と客がやってきます。
このお店を出たところで、昨日、シムラ駅を出たところで声を掛けられた自称ガイド氏とバッタリ。 "今回は、日程も短いし、カルカ=シムラ鉄道への乗車が目的"と言う事で、ガイドはお断りしていたのですが、 "何処何処は綺麗から、今度来る時は、是非連絡して欲しい・・・"と、名刺を渡され、またセールスされました。しかし、全く嫌みの無い人で、性格的には、良さそうな人でした。 -
シムラの街は、坂道と急な階段ばっかりなので、所々に、こんな屋根付き休憩所やベンチが置かれています。街中には、僅かなお猿さんと野良犬以外、動物が居ないので、インドらしくないクリーンな街並みです。
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スキャンダルポイントまで戻ってきました。この辺りは気の利いたレストランや観光地が有る為、いつも賑わっています。
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朝は晴れていましたが、お昼前からは、雲が出てきました。
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スキャンダルポイントから更に進み、ザ・リッジと呼ばれている広場のような所では、野良犬さんの群れが、路上で、お昼寝中。 ここの野良犬たち、皆立派な体格をしていますが、大人しい良いやつばっかりです。
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ザ・リッジに面して建つ、右、キリスト教会、中央、図書館、左、ガンジー像(見えにくいですが・・・)
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キリスト教会。
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図書館。
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ガンジー像。
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広場の片隅には、観光客向けのお馬さん。
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ザ・リッジからザ・モール通りへ降りる階段の所で、気持ちよさそうに昼寝中のワンコ。
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ザ・モール通り。インドにしてはお洒落なショッピングストリートです。
ここから、急な階段を下ると、ローワー・バザールと言う、非常に庶民的な商店街が有ります。 -
ローワー・バザールに下る、急な階段。
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ザ・モール通り。
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ザ・モール通りの東にあったビューポイントからの眺め。この近くのベンチに腰かけていると、一人の中年男性が、私の隣に座り、話しかけてきました。内心、"面倒くさいなぁ"と思ったのですが、初めは宗教の話から始まったので、"こんなところで、宗教の勧誘か?"と思ったのですが、実は、悪気の無い普通の人でした。途中で、"ところで、郊外に在る総督府には行った?綺麗な所ですよ"と言われ、 " 行き方が面倒そうなので、行ってない"と言うと、"この通りを真っすぐ行ったところに在る車の発着場から、ミニバスが出てるから、それで行けば20ルピーで行けますよ"と教えてくれました。 そこは、何度か通った事が有るので、あそこからミニバスが出ているのは知っていましたが、それまでは、何処に行ってるのか、どうやって利用するのか、全く知りませんでした。 男性に礼を言い、早速、総督府に向かうことにしました。
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ミニバスの発着場に着くと、いつもは、頻繁に発着しているのに、その時は、なかなか来ませんでした。結構待って、やっと1台やってきたので、ドライバーに、スマホで、総督府の写真を見せ、"ここに行きますか?"と尋ねると、"これはISBT行だから・・・、多分、次にやって来る車が行くかも・・"と言う事でした。ミニバスにもいろいろと行先が有る様でした。次に来たのは、旧ISBT行。3台目がやっと総督府に行くようでした。乗車してからドライバーに再確認すると、周りに座っていた乗客2、3人が、私のスマホの写真を見て、"この車で行けるよ"と教えてくれました。総督府の入り口前では、"着いたから、ここで降りて・・・"と教えてくれました。ここのインド人、結構親切!
入口から建物までは、数百メートルの登り坂。霧雨の降る中、やっと建物が見えました。 -
嘗てインドがイギリス領だった時、総督が居たこの建物は、今、高等学術研究所になっています。 手前にある受付でチケットを買うと、"次のガイドツアーは3時15分からなので、一番の入口に行ってください。"と言われました。
写真は、受付から、総督府の建物に向かう道。濃い霧で、写真撮影には最悪・・・。 -
1番の入口前では、見学にやって来ていたインド人が、珍しく(笑)、列を作って待っていました。内部は、写真撮影禁止なので、残念ながら写真は有りません。
ガイドさんの説明は、ヒンズー語だけでしたが、私には、"何か質問あれば、後で、尋ねて下さい"と、英語で言ってくれました。 この時のガイドツアーで、外人は私一人でした。 -
ガイドツアーが終わった後も、雨は降り続けていましたが、折角なので、傘をさしつつ、建物の前に行き、全景の写真を・・・。
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総統府の正面入り口。
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総督府見学後、再びシムラに戻ってきました。実は、総督府に向かう際、イギリス統治時代の劇場、ガイエティシアターの前を通り掛かった際、劇場の看板を眺めていると、職員の方から内部の見学を誘われたのですが、その時は、"また、後で来ますから・・"と応えたので、律儀に、ガイエティシアターに向かいました。午後5時半まで開館のハズが、まだ4時半頃なのに、何故か、シャッターが閉じられ施錠されていました。
写真は、劇場の手前に在る、タウンホール。 -
劇場の入り口の所には、雨宿りをしている人達と犬が一匹。仕方ないので、暫くその辺りをうろつき、閉館時間直前に再度訪れると、今度は、開いていました。
チケットを買い入場する際、その職員の方が、劇場内迄案内してくれ、この劇場の歴史的意義などを簡単に説明してくれました。その後は、ご自由に見学を・・・と。 -
この、ヴィクトリア・ゴシック様式の劇場は、今では、世界中に6ヵ所しか無い・・・とか。シムラ以外の5ヵ所は、全てイギリスに在り、一つは、グラスゴー、それからXXXX,XXXXと全て説明してくれたのですが、後は、忘れましたぁ。
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これは、ステージ上から、客席を眺めた写真。
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その後、近くのレストランで、早めの夕食を摂り、小さなスーパーで買い物。
雨がしとしとと降る中、ホテルに戻りました。 -
写真は、スキャンダルポイントで警備に当たっている警察官。
午前中は居ないけど、夕方頃から出て来るようです。 -
両側に小さな店が軒を連ねる、この坂道を下って、ホテルに戻ります。
写真は、振り返って取ったモノで、ここをずっと登って行くと、スキャンダルポイントに出ます。 -
翌日ですぅ。
坂と階段ばっかりだけど、涼しかったシムラともこの日でお別れ。
9時45分発のこのバスで、チャンディーガルに移動です。
このバス、実は、チャンディーガル経由ニューデリー行でした。 -
チャンディーガルまでは、ずっとカーブばっかりの下り坂。
バスだと、僅か3時間ほどで着きました。 写真には撮りませんでしたが、シムラを出て暫くすると、右手に、山の上に、山頂部分を削って平らにして造ったような滑走路が見えました。あれが、シムラ空港なんでしょうね。山ばっかりの所に、こんなユニークな滑走路があるなんて・・・。
バスは、チャンディーガルでは、バススタンドに立ち寄らず、市内の何か所かで客を降ろしました。私も、最後に停車したところで降りましたが、自分がどこにいるのかも判らず、リキシャに乗ってホテルまで・・・。
チャンディーガルは、立体的なシムラとは正反対、ベターっと平面で、将棋盤のように区画された、広い街でした。 -
翌日ですぅ。
チャンディーガルでの見どころは、世界遺産にも登録されている、スイス人建築家、ル・コルビュジエ設計の建築物。それらが固まっている、キャピトル・コンプレックスへ向かいました。キャピトル・コンプレックスの見学は、観光案内所が実施している、ガイドツアーでしか出来ないので、朝10時からのツアーに参加する為、9時40分頃、ツーリスト・インフォメーションに到着。 -
10時少し前まで、私一人しか居なかったので、"わ~、ガイドさんとマンツーマンで案内してもらうのかぁ~"とちょっと不安だったのですが、10時前に、ポーランド人の家族連れとインド人の夫婦?がやってきて、内心ホットしました。
参加者6人に、ガイドさん2人、それに警備の女性警察官1人、女性軍人1人が同行しました。 -
先ずは、高等裁判所。
建築に余り関心の無い私なんかは、これの、どの辺が、世界遺産なのか?と思ってしまうのですが、ガイドさんの説明を聞くと、成るほど・・・と納得。素人には解らない、いろんな工夫がなされている建物なんですね。 -
ここのコンプレックスでは、各建物で、緑と黄色と赤の3色が、基本的に使われていました。ガイドさんの説明によれば、?この3色を混ぜ合わせると、殆どの色を創り出すことが出来るので、設計者が、この3色を色んな所に使っている?と言う事だったような・・・。
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高等裁判所。
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敷地内には、建物の他に、モニュメントも幾つか・・・。
これは、オープン・ハンド・モニュメント。
風が吹くと、廻るらしいですが、この日は無風だったので、回転はしてませんでした。 -
これは、建築途中の建物・・・と思っていたのですが、これも、"Tower of Shadows"と呼ばれているモニュメントで、これで完成しているんだそうです。
素人目には、どうみても、工事を途中で止められた建物にしか見えませんが・・Orz. -
次は、州議会の議事堂。 チャンディーガルは、元々、ハリヤーナ州の州都だったようですが、パキスタン独立に伴い、それまでパンジャーブ州の州都だったラホールが、パキスタンになった為、パンジャーブ州も、州都をチャンディーガルに移したので、今では、この街、何故か、二つの州の州都になってるそうです。何か変ですね。
と言う事で、この議事堂には、ハリヤーナ州議会の議事堂と、パンジャーブ州議会の議事堂が同居してます。内部が左右二つの議事堂に分かれています。正面の入口から入れるのは議長だけで、その他の議員は、脇の入口から出入るするそうです。 -
州会議事堂。前面には、四角い人口の池が二つ。
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この日は、議会が開かれていないらしく、私達も、片方の州の議会内を見学する事ができました・・・が、内部は、残念ながら撮影禁止。カメラやスマホは、受付に預けさせられました。 内部も、何十年も前に建てられたとは思えない、ユニークな設計でした。 議場の椅子にも座ることが出来ました。この建物も世界遺産なので、僅かな改修をするにも、ユネスコの許可が必要と言うことで、内部の椅子や机も、当時のまま。
写真は、ハリヤーナ―州議会とパンジャーブ州議会の看板。並んで付けられています。 -
最後の大きな建物、行政庁舎に向かいます。
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ここは、内部を見学するのではなく、屋上から、キャピトル・コンプレックスの全景を見るのが目的のようでした。
マシンガンを持った軍人による厳しい保安検査を受けた後、エレベーターで屋上へ。 -
手前に議事堂、遥か向こうに高等裁判所が見えます。
キャピトル・コンプレックス内は、どの建物に入るにも、警備が非常に厳しいところでした。
一通りの見学には、2時間近く掛かりましたが、これ全て無料です。 -
キャピトル・コンプレックスの見学を終えると、丁度、お昼になりましたが、近くには、レストランも無いので、そのまま、隣に在る(といっても徒歩で10分くらい掛かりましたが・・・)ロックガーデンに行く事にしました。
チャンディーガルは、避暑地のシムラとは異なり、非常に蒸し暑く、ロックガーデンに着いた頃には、フラフラ。 ここは、入場料大人30ルピー(インド人も外国人も同額)と良心的な料金体系でした。 チケットを買って、狭い入り口から入場。 -
途中、人ひとりがやっと通れるような狭い場所が何か所か、それに、大人だと屈んで歩かないと通れない、門のようなモノが何か所も有るので、ここは、太い方には不向きかと・・・。岩だらけの通路を通り抜けると、やや広い場所に滝が設けられており、暑い中、涼感を感じ、ちょっと一息。
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後半部分には、廃材で造られた庭園。
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近付いて観ると、壊れたコンセントのようでした。
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日陰でくつろぐ地元の観光客。
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壊れた陶器の破片?で造られた人の像。
暑い上にお腹が空いていたので、最後の方では、木陰のベンチで休憩しながらの見物となりました。 -
ロックガーデンを出て、近くの屋台でジュースを一気飲み。その後、リキシャではない、バイクの後ろに人の乗れる荷台を取り付け車両で、ホテルに戻り、ブッフェの昼食を摂ったあと、夕方まで部屋で休憩。
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午後6時頃から、夕食と、レーザー・ファウンテン・ショーを観る為、セクター17の商店街に出掛けました。(泊まっていたホテルから、徒歩5分ほど)
写真は、セクター17の商店街前に在る、何かのモニュメント。 -
前日も、ここに在るインド料理のレストランで夕食を食べたのですが、今日は、シムラにも在った、インディアン・コーヒー・ショップで、軽く夕食。ここのお店も、庶民的な値段が受けるのか、大繁盛でした。
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セクター17の商業ビル。こんなのが幾つか整然と建っています。
上の方の階には、インドでの受験競争を象徴するように、塾のような看板が結構見受けられました。 -
夕方からは、人出も増え、広場には、いろんな物売りが店を広げます。
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この広場でのレーザー・ファウンテン・ショーは、この時期、夜7時から7時半、8時から8時半、それに、9時から9時半までの3回行われる様でした。
1回目、7時からのショーは、まだ日も暮れておらず、色が判り難かったです。 -
噴水の前に並べられたスピーカーから流れる音楽に合わせ、噴水が変化します。
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これは、2回目、午後8時からのショー。
暗くなったので、色鮮やか。 -
レーザー・ファウンテン・ショー。
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レーザー・ファウンテン・ショー。
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噴水で出来た水の膜にレーザーを当ててのショー。
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レーザー・ファウンテン・ショー。
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翌日ですぅ。
この日は、チャンディーガル空港から国内線でニューデリーに向かい、夜のマレーシア航空便で、クアラルンプールまで、そこで乗り継いでバンコクに戻ります。
ホテルからリキシャで、セクター17のバススタンドまで。
そこから空港行のバスに乗りました。 -
空港の新しい旅客ターミナルビルまでは、1時間ほど掛かりました。
写真は、チャンディーガル国際空港の新旅客ターミナルビル。
ニューデリーまでは僅か1時間足らず。ニューデリーはあいにくの雨で、乗り継ぎ時間が長かったけど、街中に出掛けるのは止め、空港で暇をつぶしました。
お終いです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ラムロールちゃんさん 2018/07/29 21:10:36
- 同じ写真が!!
- ないはん男前さん、こんばんは☆
早速、お邪魔しました~。
で、で、読ませていただいて、びっくり!!!
同じ写真があるじゃありませんか(*_*)
角度はちょっと違いますが、同じ場所じゃないかと思います。
しかもその写真を、私はトップ写真にしていて…(まだ完成してないのでアップしてないんですが…。その前に1つあるので、完成は、少し先になるかもです)
”ザ・モール通り”と書かれた写真の、1つ前の写真です。
あ、私も、カルカ=シムラー鉄道乗りました!
シムラーからカルカで、逆向きですが。
チャンディーガルは、時間が無くて寄れませんでした…。
インディアンコーヒーハウスにも入りましたよ♪
ラムロール
- ないはん男前さん からの返信 2018/07/30 08:56:22
- RE: 同じ写真が!!
- ラムロールちゃんさん、おはようございますぅ。
同じ写真って、あの、急な階段を見下ろした写真でしょうか?
シムラは、こんな急な階段がいっぱいで、ホント、体力的にきつい街でしたよね。
それにしても、観光名所で、同じような写真を撮る事はよくあるでしょうけど、
こんな、階段の写真が、同じとは・・・・(笑)
実は、カルカ=シムラ―鉄道は、この旅行を計画した時に知ったんですけど、
私の甥っ子(少し鉄ちゃん)は、ちゃんと知っていて、びっくりしました。
いずれにしても、ラムロールちゃんさんのシムラ旅行記、楽しみに待ってますョ!😍
ないはん男前
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