2018/04/25 - 2018/04/25
72位(同エリア704件中)
まめ猫さん
新宿から電車で約1時間、東京都の多摩地域北西部に位置する青梅市。
旧青梅街道には、イラストレーター山口マオさんが描いた猫をモチーフとしたシュールな昔の映画看板が飾られていたり、にゃにゃまがりという猫のオブジェが飾られた細い通りがあったり、猫の街とも呼ばれる古き良き昭和の時代を意識した青梅の街にほっこりしました。
昭和を楽しむ三館(青梅赤塚不二夫会館、昭和レトロ商品博物館、昭和幻燈館)も巡って楽しいぶらり散歩ができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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新宿から中央線と青梅線に乗り、約1時間かけて青梅へ。
東京都だけど、青梅は遠い…。 -
ホームと駅舎を結ぶ地下道に飾られた昔の映画看板。
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駅を出て数分歩いたところに「にゃにゃまがり」と書かれた気になる小路があった。
とっても気になるので通ってみましょう。 -
塀には猫のアートが。
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ここは、もともと七つの曲がり角があることから「七曲り」と呼ばれていたそうだ。
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町おこしイベントにより地元のアーティストさん等が猫のオブジェを飾って、「にゃにゃまがり」と名付けたらしい。
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猫が5匹並んで通れるくらいの狭い道。
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窓枠や、壁などのあちこちに猫アート。
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青梅には猫好きさんが多いのかな。なんだか嬉しい。
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統一感がなく適当な感じがなんともいえない。
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手作り感たっぷり。
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残念ながら本物の猫ちゃんはいなかった。
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にゃにゃまがりは不思議な小路だった。
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旧青梅街道にでてみると、至る所に映画看板が飾られている。
平成5年に町おこしとして開催された青梅アートフェスティバルで映画看板絵師の久保板観(ばんかん)さんが街中の看板を手掛けたことがきっかけになっているという。 -
イラストレーター山口マオさんの猫をモチーフとした楽しい看板も。
こちらは「OLDAYS 三丁目のタマ」。 -
自転車店の看板は「ニャジラ」。
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「猫と共に去りぬ」。
この猫達、どこに去っていってしまうの?
猫好きの心をつかみます。 -
西部劇の名作「ニャーン」。
ニャーン、カムバック。 -
ヘアーサロンよしざわさんの建物には「モダンニャイムス」の看板。
ニャールズ・ニャップリンの喜劇映画。 -
ステキな3本立て。
「用心棒猫」、「ニャーマの休日」、「猫はつらいよ」。
人間だけじゃない、猫もつらいんだね。 -
「猫たちの沈黙」のキャストはニャディー・フォスター、ニャンソニー・ホプキンス、テッド・ニャビン。
街はシュールな映画館。 -
古き良き昭和の時代を意識した街並み。
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ニャリリン・モンロー主演の「お熱いのは苦手」。
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平成15年に「赤塚不二夫シネマチックロード」と命名された旧青梅街道。
赤塚不二夫は漫画家になる前、父親の故郷新潟の看板店に勤め、映画看板描きの仕事を手伝っていたそうだ。 -
かつて外科医院だった建物を残して、2003年にオープンした「青梅赤塚不二夫会館」。
青梅とは特に縁がないが、昭和を代表する漫画家ということから赤塚不二夫さんの絵や写真が展示されている。 -
入口の足元にバカボンのパパが。
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駅前の観光案内所でもらった三館共通券(青梅赤塚不二夫会館、昭和レトロ商品博物館、昭和幻燈館)の優待券で中へ。
通常大人1050円が750円で入館できた。 -
おそ松くんやレレレのおじさん等、赤塚不二夫の描いたキャラクターがあちこちに。
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楽しい記念撮影スポット。
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黄色い鳥居のバカ田神社。
赤塚さんの愛猫・菊千代が祀られている。 -
お供えはかつおぶし。
菊千代はバンザイが得意で、CMに引っ張りだこのスター猫ちゃんだったそうだ。
御朱印があったら嬉しかったな。 -
猫を作る生命形態作家もりわじんさんの福猫が展示されていた。
キャラクターがみんな猫になっている。 -
トキワ荘時代の赤塚さんは、極貧で机が買えず漫画を積んだ上に板をおいて机代わりにしていたんだとか。
2階には、漫画原稿や書籍、写真などが展示されていた(撮影禁止)。 -
次はお隣にある「昭和レトロ商品博物館」へ。
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ドアの向こうにレトロな世界が広がる。平成から昭和にタイムスリップ。
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古いテレビも置かれていて、駄菓子屋さんがリアルに再現されている。
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手書きの看板がずらり。
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館内の中央には紙芝居屋の自転車が。
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コカコーラの商品展示コーナー。
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昭和30年から40年代に流行ったゲームや牛乳瓶の蓋なんていうのも展示されていた。
懐かしいデザインが逆にお洒落に見えたりする。 -
階段の脇に「雪女の部屋」と書かれている。
怪しい感じがするがキョンキョンが案内しているので、2階へ上がってみよう。 -
いきなり大きな雪女の絵が!!
部屋には小泉八雲の雪女に関する資料や物語の紙芝居が展示されていた。
雪女の物語は青梅が舞台となっており、伝説の記録が発見されていることから縁の地となっているようだ。
古い香りのするお部屋。 -
突然カメラがおかしくなって、写真が撮れなくなった。
なんだか怖くなったので、慌てて逃げる。
小泉八雲ー小泉今日子。
そうか小泉つながりだったのか…とくだらない事を考えながら階段を下りて博物館を出た。 -
今度は道の反対側にある可愛らしい建物の「昭和幻燈館」へ。
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ここには墨絵作家の有田ひろみさんとぬいぐるみ作家ちゃぼさんの猫作品が展示されている。
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大きなお人形はちゃぼさんと同じ身長なんだとか。
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暗室風の館内に展示されている有田ひろみさんのまんまる猫の絵。
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ハチワレ猫ちゃん。
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ほのぼのする猫の駄菓子屋さん。
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山本高樹さんのジオラマ 青梅宿幻想「猫町通り」は、猫だらけの猫町商店街。
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「cafeまたたび」や「BARみけ」、「お食事たま」、「スナックしっぽ」、「山猫写真館」、「爪研屋」等がある楽しい猫町。
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ねずみ料理のお店。看板も凝っている。
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昭和幻燈館の外にも猫看板があった。
「燃えよニャラゴン」。 -
ジブリ映画にでてきそうな電話BOXと時計のオブジェ。
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怪猫二十面相と第三の猫。
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レトロな待合所がある住吉神社前バス停には、本当に路線バスが停車する。
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バス停のすぐ脇にある住吉神社。
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2つ目の鳥居をくぐると…
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右側に恵比寿猫が鎮座。
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左側には大黒天猫。
さすが猫の街、こんなところまで。 -
77段の急な石段を登りきると素敵な景色が見渡せる。
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手水舎。
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こちらも猫???
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応安2年(1369年)創建。
拝殿天井には江戸後期の青梅の文人、小林天淵の雲龍図が描かれている。
広瀬すず主演の映画ちはやふる【下の句】の決勝大会の会場シーンは、こちらで撮影されたようだ。
【御祭神】
上筒之男命(ウワツツノオノミコト)
中筒之男命(ナカツツノオノミコト)
底筒之男命(ソコツツノオノミコト)
神功皇后(ジングウコウゴウ) -
帰りはなだらかな女坂から。
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まだまだある猫看板。
「極道の猫(にゃあ)たち」。あんたら覚悟しいや!ビビる猫たち。 -
まんまる猫。小さな猫がくっついているのが可愛い。
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イチオシ
気に入ってる看板がこれ。「風邪の姉のニャウシカ」。
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さてこのあたりで休憩を。
古民家をリフォームしたレンタルスペース「Cafeころん」。
リヤカーでシフォンケーキを販売している「ちゃんちき堂」さんが、カフェを開きたい人に場所を提供している。 -
日替わりで様々な店の料理が楽しめる。
この日は「のんびりPAKA」さんの日だった。 -
PAKAはスワヒリ語で「ねこ」という意味で、のんびりとくつろぐねこのように過ごしてほしいと名付けたそうだ。素敵な名前。
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イチオシ
数種類の中から八重桜のシフォンケーキを選択。ふわっふわで美味しかった♪
添えてある自家製レーズンヨーグルトアイスも美味し。 -
飲み物は、青梅のこだわりカフェ「ねじまき雲」さんが焙煎したペルー産の珈琲。
プレスポットで出てきたので、カップ2杯分あった。
この日は、3つのお店(ねじまき雲・ちゃんちき堂・のんびりPAKA)の味を楽しめた。 -
楽しい青梅のぶらり散歩。
写真が多くなってしまったので、続きは次の旅行記で。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (6)
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- ネコパンチさん 2018/08/09 14:25:11
- これもネコノミクス?
- まめ猫さんこんにちは!
青梅といえば奥多摩の玄関口のイメージしかありませんでしたが、
いつの間にか猫の街に変貌を遂げていたんですね!
にゃにゃまがり、ニャーン、ニャウシカ…
猫好きにはたまらないネーミング♪
ジオラマの猫町の爪研屋さんやねずみ料理屋さんも楽しい~
昭和を懐かしみながらのんびり歩くのが良さそうですね。
これで本物の猫との遭遇率が高かったらもっといいのにニャ~
楽しい情報をありがとうございます(=^ェ^=)
ネコパンチ
- まめ猫さん からの返信 2018/08/10 00:19:37
- RE: これもネコノミクス?
- ネコパンチさん
いつもありがとうございます(=^・^=)
青梅は電車を下りた途端から
レトロ感たっぷりで楽しい街です。
街のあちこちにある猫アートに
思わずニンマリしてしまいました。
本物の猫ちゃんと街並みの写真を
撮りたかったのですが
1匹も見つけることができず
残念でした。
今年は戌年ですが、まだ猫ちゃん人気が
続いているようで嬉しいです。
機会がありましたらネコパンチさんも
ゆっくり昭和の街を歩いてみてくださいね。
まだしばらくは暑さが続くと思いますが
くれぐれもご自愛ください。
まめ猫
-
- バモスさん 2018/08/08 09:18:36
- にゃんと!
- まめ猫さんへ
おはようございます
青梅、マラソンぐらいしか知りませんでしたが、
街ぐるみで猫おこしをしてたとは、嬉しいです!!
"猫と共に去りぬ"どこへ行っちゃうのか?
"ニャーン" カムバック!
楽しい旅行記をありがとうございました(=^・^=)
台風が接近してますので、気をつけて下さい。
バモス
- まめ猫さん からの返信 2018/08/08 14:53:00
- RE: にゃんと!
- バモスさん
メッセージありがとうございます。
青梅はにゃんとも楽しい街でした。
どんどん色々なバージョンの猫看板が
でてきてくれるといいなと思っています。
本物の猫ちゃんに出会えなかったのが
残念でした。
看板の影響で名作映画が観たくなり
ニャー・シネマ・パラダイスを観賞しました(=^・^=)
台風が接近し、関東直撃の予報がでているので
明日の朝が心配です(・ω・; ゞ
"猫と共に去りぬ"の猫のように
飛ばされないよう気をつけます。
まめ猫
-
- みみききさん 2018/08/08 02:19:30
- 行ってみたいです~!
- まめ猫さん
こんばんは。
いつも旅行記楽しみにしています。
青梅って楽しい街なんですね。
私はまだ行ったことないのですが、旅行記を見たら行ってみたくなりました。
猫、赤塚不二夫さん、昭和…と昔懐かしのレトロな雰囲気がいいですね~。
昔にタイムスリップしたような感じですよね。
ねこちゃんのイラストが、とってもかわいくて癒されました。
雪女のところでカメラが不調になったのにはびっくりしましたが、やっぱり何かあるんですかね?!
楽しい旅行記をありがとうございました。
みみきき
- まめ猫さん からの返信 2018/08/08 13:51:16
- RE: 行ってみたいです?!
- みみききさん
いつもありがとうございます。
猫町とも言われている事を知らずに
初めて青梅に行きましたが
レトロでゆる〜い感じの面白い町でした。
自然も豊かで1日楽しめます。
昭和レトロ商品博物館の雪女の部屋では
写真が撮れなくなってしまって焦りました(;^_^A
薄暗い部屋だったことが原因かと思いますが…。
きっとそうです。そうだと思いたいです。
みみききさんもぜひ青梅に行って
楽しんできてくださいね。
まめ猫
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