2018/07/03 - 2018/07/17
14725位(同エリア47166件中)
ちーばんさん
2018年7月3日から8日まで滞在した四姑娘山で主に海子溝を海子(=湖)を巡った時の記録です。その後行った閬中の写真も数葉あります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
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2018年7月3日 成都茶店子バスターミナル 小金行き 9時13分発車、途中トイレ休憩2回13時10分四姑娘山鎮に到着。バスチケット代=95人民元也。
今回のメインイベントは、四姑娘山の海子溝で4泊野営しながら多くの海子を見ること。
雨にたたられ野営を1日短縮せざるを得なくなり、結果として双海子や石布龙海、八角棚海子へは行くことかなわず。
【旅程】
7月3日 成都茶店子バスターミナル→四姑娘山鎮
7月4日 双橋溝散策
7月5日 海子溝に入り、大海子で露営
7月6日 花海子と犀牛海へ。大海子で露営 (双海子行きを途中で断念し、犀牛海へ行先変更)
7月7日 娃娃海へ。大海子で露営
7月8日 四姑娘山鎮へ下山 -
7月4日、雨模様の中、双橋溝の山々を駆け落ちる何本もの渓流を眺めながら歩く。
双橋溝、長坪溝、海子溝のうち、バスを利用することで体力をあまり要しないこの双橋溝。
バスで終点の紅杉林まで行き、そこから一部車道、主に木道を下りながら花々を楽しむのがおススメ。 -
この時期、一番多く見られる花 プリムラ・シッキメンシス。
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親切なチベット人のおばさんが「この先行けるよ」と柵を開けて中に入れてくれ、また戻っていった。
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7月5日海子溝への4泊5日の旅へ。荷物を馬(名前は小白)に乗せるチベット人ガイドの李老五。
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図左下手から入り、右上にある大海子湖畔のテントで4泊の予定(だった)。多くの中国人が大海子に露営後、2日間かけて四姑娘山大峰登頂を目指す中、当方は海子巡りに専念。
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海子溝入り口から少し登ったところから下を眺める。これは尾根ではないか?なぜこれが中国語で溝、英語でvalley というのか不可解だったが、奥へ行って初めて確かに「溝」であることが分かった。物事はちゃんと奥の奥まで見ないとダメですね。
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悪路が2時間近く続く。これなどまだほんの序の口。6月中旬から8月中旬までの雨季には、膝頭近くまで泥や水に使ってもいいような脚支度が必要です。
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出発後2時間40分歩いて打尖包に到着。売店兼飯屋兼簡易宿泊所で、一泊100人民元(日本円で約1700円)とか。
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打尖包でちょっとひと休み。猫はずっとひと休み。
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老牛圆子のテント設営地。ほとんどの日本人はここのテントに泊まり、四姑娘山大峰や大海子、花海子を目指す。筆者は更に先の大海子まで歩き、そこをベースにした。
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打尖包から更に2時間歩いて大海子へ到着。海抜3836㍍。
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テント設営中の李老五。
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大海子の山小屋。客とガイドが一緒に食事し、またガイドが寝る所。客はテントでお休み。
朝8時くらいからスマホでやり取りできる。中国電信のSIMカードが必要。接続状況はあまり良好ではないが、何とかつながる。中国聯通のSIMカードは全くつながらず、中国移動のも極めてつながりにくいそう。 -
晩御飯で~す。ウインナーソーセージや揚げ豆腐、キノコ、各種野菜の鍋料理がメイン。香辛料の効いたタレが付くのが四川らしい。
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2日目、花海子経由で双海子を目指す。大海子から10分の距離にある花海子。海抜3846㍍。
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道端に実る野イチゴ。小さいけど美味しい。
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海子溝の最深部にある双海子までの遠さと道程のあまりのキツさにギブアップ、行き先を犀牛海子へと変更。犀牛海子から流れ落ちる渓流を遥かに臨む。
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渓流を渡るヤクの群れ。
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上からこう見下ろされると心穏やかならず。「ヤクのいる近くで絶対にオシッコしちゃいかん。塩に飢えているヤクが匂いを嗅ぎつけてやってくるぞ」と山小屋でガイドが若い女の子たちに注意していた。男の子はすぐ走って逃げられるからまだしもネ。
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大海子の山小屋を出発して5時間後に犀牛海子へ到着。海抜4310㍍。双海子を目指したルートを途中変更したので随分時間がかかってしまった。直接ルートだと4時間くらいのはず。
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3日目、娃娃海子を目指す。ガイドも行ったことがない海子なので知り合いに道案内を依頼。ガイドに加え「ガイドのガイド」まで付く形に。
手前が花海子、奥が大海子。この距離でガイドの李老五は「大海子湖畔にいる自分の馬が見える。」と言う。チベット人の視力はとてつもなくいいようだ。 -
食べられる野草を採る李老五。
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好きな花 ステレラカマエヤスメ。
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ツルコケモモという植物でしょうか。尖った口先が愛らしい。
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ブルーポピー=ヒマラヤの青いケシ。気品があります。大きな岩の近くが好きなよう。多分強い風が苦手なんでしょう。
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娃娃海子。海抜4473㍍。ちょうど陽が差してきて、疲れもあり、岩の上でうとうとしていたら「眠ると酸素不足で死ぬよ。」とガイドとガイドのガイドの2人から注意された。ホント?
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知り合いと話す李老五(左)。四川省の省都である成都からバスで4時間足らずのここら辺のチベット人同士は四川訛りの中国語で会話し、チベット人の子供は挨拶程度のチベット語しか話せないそうだ。ただ、ここから更にバスで2~3時間西へ行った丹巴ではチベット語が普通に話されているとのこと。大都市に近いほど漢化が進んでいる。
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漢族の清掃のおばあちゃん。75歳の今も土日も休まず働いているそう。ちょっと見には漢族かチベット族かわかりません。
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日本人の定宿 日月山荘の脇の八百屋で。ここで3~4回果物を買ったが、毎回ササっと計って「はい、7.1元だから7元に負けとくね。」「9.2元ね。9元でいいわよ。」てな感じで、客を得した気分にさせる不思議な能力を持つ店主のおネエさん。
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ヤクの乳でヨーグルトをつくる大海子山小屋の管理人。「さ~て今日も朝からいっちょやったろか~」
これで終わりです。乱文乱筆乱写真 失礼いたしました。 -
帰国日までにまだ日数があったので、成都から高速鉄道で2時間半かけて閬中 に行きました。町中を重慶において揚子江と合流する嘉陵江が悠然と流れています。川幅は200メートルはありそうです。
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三国志の張飛が役人を務めていた町でもあります。
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