2018/05/04 - 2018/05/07
35位(同エリア132件中)
あっぷるさん
いよいよ三カ国目のマケドニア、最終章です。
「マケドニア共和国」の呼称を「北マケドニア共和国」に改称することがギリシャとマケドニアの両国間で暫定的な合意が締結されたようですね。
行って来たばかりなので、興味深くテレビを見ていました。
そもそもマケドニアとはギリシャの第二の都市テッサロニキを含む北部地域の名前として使っていたもので、この名称を巡ってギリシャとの間で長年論争が続いていたようです。
マケドニア共和国はギリシャ、ブルガリア、アルバニア、セルビア、コソボと接する内陸国です。旧ユーゴスラビア連邦の構成国のひとつで、1992年に独立し、正式には日本やEUでは「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」、他の多くの国では「マケドニア共和国」と呼んでいます。
日本人にはなじみの薄い国なので、首都のスコピエも勿論の知名度はありません。意外ですがマザー・テレサはスコピエ生まれのアルバニア系カトリック教徒ですってね~
街は旧社会主義らしく無機質な巨大建物が建ち並んでいます。
また数々のモニュメントが目を引きます。これは「スコピエ2014」という都心開発プロジェクトによるもので、国にゆかりの偉人、マケドニア紛争の兵士、聖人などの銅像だらけの不思議な街並みになっています。
ランドマーク的存在のマケドニア広場に建つアレクサンドロス大王像はその代表的なものです。馬にまたがる見上げるほど大きな銅像で8頭のライオンに囲まれ、足元には噴水が設置されています。
この大王像の設置に関してもギリシャから怒りを買ったようです。大王の生誕地は古代マケドニアのベラで現在のギリシャなので、自国の英雄として扱うマケドニア共和国への反感です。
余談ですがこの「アレクサンドロス」はギリシャ読みで、英語では「アレキサンダー(アレクサンダー)」です。英語表記で習った世代ゆえ、初めは誰か分かりませんでした。
ギリシャとマケドニアの衝突は他にもあります。独立時に使っていた国旗が、古代マケドニア王国のヴェルギナの太陽をデザインを採用した事で、ギリシャからの猛抗議により現在の国旗に変更されたようです。
今後国名も変更されたら、ギリシャの反対でなかなか実現しなかったマケドニアのEUやNATOへの加盟が実現するだろうと言われています。
物価の安い国ですが、通貨がユーロになったらどうなるのかも気になるところです・・、って結局そっちかい?(笑)
三カ国の首都のみをコンパクトに回ってきましたが、弾丸ですが見たいところはほとんど見たので満足です。そういった意味では前回の未練たっぷりコーカサスと違いますね。次回訪れる時は地方都市に行ってみたいです。
【行程】
行きはANA特典のCクラス、帰りは3月のコーカサスの残りのカタール航空です。
5/4 NH203 HND FRA 00:10 05:20
OS134 FRS VIE 10:50 12:10
OS773 VIE BEG 13:05 14:10
5/6 QR306 SKP DOH 12:45 18:40
5/7 QR806 DOH NRT 02:20 18:40
【レート】
1RSD(セルビア ディナル)=1.2円(クレカ)
1MKD(マケドニア ディナルナール)=2.2円(クレカ)
コソボは手持ちユーロ。
【宿】個室、シャワー付きBooking.com
プレイホステル(ベオグラード) プレイホステル25.5ユーロ(3630円)
モーテルビレッジ(スコピエ)15ユーロ(2026円)
ベオグラード
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11372720/
プリシュティナ
https://4travel.jp/travelogue/11374721/
スコピエ←ここの旅行記
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
コソボの首都プリシュティナの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11374721/
いよいよ2泊4日の旧ユーゴ三カ国周遊旅の最終章です。 -
いよいよスコピエも近づいてきました。雨も上がりました。
16:00-17:15
2時間15分でスコピエ到着。途中の豪雨で少し遅れたのかも。 -
スコピエの中央駅隣接のバスターミナルに到着しました。
また明日の空港行きのバスで立ち寄るかなぁと思って、ターミナル内の散策をしませんでした。結果的にタクシーを利用したため来ることはなくなりました。
ここで両替しておけば良かった。ATMや両替屋さんはあったのかな?
宿はバスターミナルの近くのはず。
maps.meを起動して移動します。
何だか寂しげな道を通って10分弱で宿にチェックイン。
後でわかった事ですが、大通りを通って行けば楽に行けました。 -
モーテルビレッジ。
シングル、シャワー、トイレ付きで2026円です。
マケドニアも物価が安い。
ここはドミもあるようです。有料で朝食も付きますが利用していません。 -
ただねぇ~、カーテンの長さが足りずに持参した輪ゴムで応急処置。
何とか隙間をなくします。 -
早速街歩きを開始します。
これは大通りから宿(緑の柵)を撮ったものですが、草だらけのこの道を通れば大通りに出れるので便利です。
地図からはこの様子は分からなかった。
バスターミナルから来る時は向こう側から入ったので遠回りしたようです。 -
大通りを出ればバス停があります。
今回は1泊なのでバスを利用することはありませんでしたが、数日滞在の時は便利かもね。 -
宿で教えてもらった両替所は、道路挟んだ斜め前のスコピエショッピングセンター内にあるようです。
大き目スーパーもあって便利そう(^^♪
後で買い物に来よう。
両替所で余ったセルビアディナールを全部と、30ユーロをマケドニアディナールに換えます。
30ユーロ=1839MKD
大体1MKD=2.2円
この時点で18時。 -
スコピエ一の大きなショッピングセンターの様です。
中心地から少し離れているけれど、歩いて来れる距離。 -
街の中心はホリディイン・スコピエあたりのよう。
こことバスターミナルから空港バスも発着します。
ただし本数は少ないです。時間が合えばラッキー程度。 -
街はオブジェが目立ちます。
-
目立つというか、銅像やオブジェだらけじゃない?
異様な光景なんだけど・・・
これは「スコピエ2014」という都心開発プロジェクストによるものらしいです。
まだ新しい取り組みなのね。観光客を呼び込むためなのかは知りませんが、本当にこれで良いの?(^-^; -
この日は土曜日。
-
マザー・テレサ記念館は土日は9:00-14:00なので閉館です。
-
月~金は9:00-20:00までで、休館は祝日のみ。
無料です。
セルビア。コソボ、マケドニアと回って、物価は安いし、入場料もあまり取るところもないです。
私は入っていませんが、マケドニア博物館(300MKD)、スコピエ博物館(無料)、自然史博物館(600MKD)。
前回のコーカスの旅行と同じで、滞在費の掛からない場所ですね。 -
明日来ま~す(^^♪
-
マケドニア広場に建つアレキサンドロス大王像。
アレキサンドロスって誰よ!?
アレキサンダー大王の事でした(;´・ω・) -
アレキサンドロスはギリシャ読みで、アレキサンダーは英語読み。
同僚に話すと、「ある時を境に教科書の読み方を当時の読み方に変えた。だからこのような表記ゆれが発生した」と。
そうかぁ、年がばれちゃうね。(笑)
高校は世界史を取っていなかったので、中学の時は英語表記でしたよ。
あなたは前者で習いましたか?後者ですか?
この大王像設置に関してもギリシャの反感を買ったようです。
大王の出生地は古代マケドニアのベラで現在のギリシャなので、自国の英雄として扱うマケドニアに猛反撃。
今後国名が北マケドニアに変更されたら、ギリシャの反対でEUやNATOへの加盟が実現するだろうって言われています。
通貨がユーロになったら物価高くならない?って、そっちの心配かい?!(笑) -
またどなたか分からない銅像です。マケドニア広場。
マケドニアって呼ばれている地域は5割がギリシャ、4割がマケドニア、1割がブルガリアに属しているそうです。
半分がギリシャなら、国名にマケドニアを付けるのに反発するのは分かる気がするね。
最近カタール航空がギリシャのテッサロニキに新規就航しました。
あまり関心がなかったけれど、ここってアテネに次いで第二の都市で、古代マケドニアに位置するらしい。
市内にはアレキサンドロス大王像もあるんだって。
何だか興味が湧いて来たぞ!行ってみたい♪
バスでマケドニアやブルガリアに行けそうね。未訪問国のアルバニアもマケドニアを経由して行けそうだわ。 -
マリオットホテルはマケドニア広場前に建っています。
いつも良い位置を確保してるね、マリオット。 -
ヴェルダル川。
まだまだ観光は終わっていません。
日の長い時期は助かる。 -
メリーゴーランド?
動いてないよ! -
遠くに見えるのが城塞です。
-
修復のため入場は出来なかったらしいけれど、今はどうかしら?
とりあえず行ってみましょう。 -
賑わっている。
ホリディ・イン周辺と、ここあたりが繁華街なんだね。
宿を決めるにあたりバスターミナルに近い方が便利かな?と思ったけれど、今回の市内散策型の弾丸なら、繁華街周辺に宿を取っても良かったね。
私の宿の周辺にはレストランがないのよね。 -
ムスタファ・パシナ・ジャミーヤ。
1942年に建てられたイスラム寺院。
イスラム教徒は国民の3割程度らしい。
マケドニア正教(東方正教会)が7割。 -
美しい建物ですね。
-
さて、城壁には入れるか?!
入れました。修復作業は終わったようです。
これが今のマケドニアの国旗。
2014年のソチ冬季五輪の時に韓国人がネットで「旭日旗に似た国旗であることを猛烈に抗議する」との書き込みがあったようですが、日本の国旗を真似たのではなく、ヴェルギナの太陽を模したものが変化して今のデザインになったんだってよ。 -
独立時に使っていた国旗が古代マケドニアのヴェルギナ太陽をモチーフにしていたことでギリシャの猛攻撃を受け、今の国旗に変更されたという経過があるようです。
見たけれど、あまりデザイン変わらないんだけどね。。。 -
途中小学生の集団と一緒になります。
こんな時間に野外授業?もう19時回っているよ。 -
ここからスコピエ市内が一望できます。
-
こんなところにも不思議なオブジェ。
-
11世紀の城壁跡。
-
小学生の鞄はアナ雪です。
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もう歩き通しで疲れたのでタクシーを使います。
近くの聖スパス教会。
マケドニアの木造建築の最高峰らしいです。 -
閉まっていましたが、運転手がここから撮ればいいとドアを開けてくれました。
18世紀前半の建物。
中は入れませんでしたがイコノスタス(イコンがはめ込まれた壁で、奥が至聖所になっている)があります。 -
今夜の夕食やお土産を買いにスコピエショッピングセンターで下ろしてもらいます。
もう19:20だけど、やっているかな?
営業していました。助かるね。 -
ピザ。60MKD(132円)。
-
このパン4KD(99円)の表面に見えているソーセージは刻んで表面だけに乗っかっている。(-_-;)
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飴やお菓子、ポテチも購入。
眼鏡ケース、安かったので。
全部で446MKD(966円)。クレカが使えました。 -
さて、早めに就寝。
朝フロントのおじさんに空港バスの時間を聞くとPCで調べてくれました。
余り本数がないようで時間が合いません。
タクシーで行くしかなさそう。 -
7:40
チェックアウトして、昨日見られなかったところに行きます。フライトは12:45です。
11時頃までにはここを出たいので3時間程度時間があります。充分、充分!
犬には耳にはマイクロチップのようなものが。持ち主がいるのでしょうね。 -
昨日通った道なので勝手知ったる。
向こうの船のようなものはレストラン。 -
良いなぁ~、こんなところで夕食を食べたかった。
昨日は、帰りが心配でゆっくり出来なかった。 -
何の意味がある?
引き裂かれた家族像。 -
ホリディ・イン周辺。
-
面白オブジェ。
-
メリーゴーランド。
昨日も動いていなかった。 -
何々?
このピンク集団は。 -
マラソン大会があるようです。
道路を渡るのに苦労。
よりによってこんな日に。 -
橋を渡ると小さな公園らしき場所。
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聖デミトリア教会。
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聖デミトリア教会。
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もう交通規制が始まってマケドニア広場には戻れません。
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国立劇場。
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maps.meを立ち上げて、裏道から聖クリメント大聖堂を目指します。
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これは政府関連の建物かな。
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聖クリメント大聖堂。
ユニークな建物ですね。 -
入り口も重厚な感じ。
-
中はイコンが飾られ、華やかです。
天井から日が差し込んで明るい。
そうか、上は窓になっていたんだね。 -
マザー・テレサ記念館に行くのに、道路が封鎖されています。
あそこに行きたい言って、道路を渡らせてもらいます。
早くしないと走者が来そう。 -
マザー・テレサの両足とも、薬指が中指に乗っかっています。
靴がキツカッタのかもしれませんね。
マザー・テレサはスコピエ生まれですが、アルバニア人です。
マケドニアはマケドニア人が半数であとはアルバニア人、トルコ人と続く。 -
9:00
時間ぴったりに開館。
展示は2階。 -
寝室が再現されたもの。
-
実際に被っていたものでしょう。
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3階に礼拝堂もありました。
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礼拝堂の天井には日が差し込んでいます。
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各国の要人との写真が飾られていました。
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コソボにはマザー・テレサ大聖堂があったけれど(コソボは大半がアルバニア人)、きっとアルバニアにもマザー・テレサ関連の施設があるんでしょうね~
ちょっと気になってアルバニアを調べてみたら、空港がいきなり「ティラナ・マザー・テレサ国際空港」でした。市内にはマザー・テレサ広場があるようです。
コソボ、アルバニア、マケドニアはマザー・テレサを自国の人として讃えているんですね(^^♪ -
マラソンはまだ続きます。
タクシーが見つかりません。
マラソンルートを離れて探します。
見つけました。 -
空港まで50分で900MKD(1980円)。
駐車代として5ユーロも取られました(^-^; -
カタール航空でチェックインしますが、JALステータスではラウンジに入れないようです。
プライオリティパスでラウンジへ。 -
帰国後、旅仲間がスコピエのラウンジで飲んだワインが美味しかったと言っていましたが、ここかは分かりません。
-
そうとは知らずに、ビールにしました。
-
搭乗開始です。
機内食はパスタがあれば必ずパスタにしています。 -
いつものドーハに20分も早く到着。
ただでさえ7時間以上も乗り継ぎがあったんです。
このオブジェの近くの乗り継ぎゲートを使うのは初めて。
ラウンジまで距離があります。 -
ドーハもだんだん進化しているね。
いつものビジネスラウンジに。
シャワーを浴びてゆっくり過ごします。
ラウンジ内に仮眠室があるのを見つけました。
何だナンダ、30回以上はここを利用して初めて知りました。
喫煙室の横で分かりにくい場所でした。 -
長い乗り継ぎ時間も仮眠室のおかげでずいぶん体が楽になりました。
またまたパスタ。 -
二回目の機内食。
-
今回の旧ユーゴ3カ国の旅は首都だけを回りましたが、見たいところはほとんど見れたので満足です。
相変わらず地元の料理は味わう時間はありませんでしたが、弾丸は仕方ないですね。
今度は地方都市に行きたいです。
次の旅行は7月のポーランド&モルドバです。ただ今、羽田でフライト待ち。
2泊の弾丸ですが、時間があれば沿ドニエストルにも行きたいですが、どうなるか?!
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この旅行記へのコメント (2)
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- あっぷるさん 2018/07/13 08:56:30
- オフリドですか?
- kana さん
コメントを有り難うございます。
何をおっしゃる!
今なお進化途中のkana さんじゃないですか。
オフリドですか?元々首都しか行けなかったのでノーマークでした。
Kana さんの旅行記を読ませて頂くと、超良さそうじゃないですか?!
今度行ってみます。
高台からながめたオフリド湖は、諏訪湖のよう✨
只今、上海のMUラウンジです。ヌードルがあるのが嬉しい🎵この先は滅多にないビジネスなので控えめにしています。(笑)
あっぷる
-
- kanaさん 2018/07/13 07:36:08
- 素晴らしい♪
- あっぷるさん こんにちわ
相変わらず精力的な旅、まるで昔の自分を見ているようですw
いや、それは失礼ですね、あっぷるさんの方がずっと素晴らしいです(^^)
スコピエは、懐かしいながら、見たことのないところが多いなぁと思い、自分の旅行記を読み返して見たら、実質半日ぐらいしか滞在していませんでした(旅行記もコソボ編に入れてましたし)(^◇^;)
でも、その後のオフリドはとても良かったので、マケドニア再訪の時はおススメです。
あっぷるさんならアルバニアと一緒に行っちゃうかな(^^)
でわでわ
kana
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