中世の香りが漂う街を巡る旅　－ カステルフランコ・ヴェーネト －

2017/06/13 - 2017/06/13

ヴェネチアから４０Km、パドヴァから３０kmにあるカステルフランコ・ヴェーネトを訪ねました。
この付近には城壁都市が点在していて、その中でで駅からも近く、都会の喧騒を逃れるために選びました。

エリア その他の都市(イタリア)

パトヴァからの普通電車は約３０分でカステルフランコ・ヴェーネトに到着します。
と言ってもパトヴァは４トラの都市一覧にもない都市ですが！

運転本数も少ない地方の駅です。

周囲がバリケードに囲まれた無人駅のカステルフランコ・ヴェーネト駅
観光目的の日本人は何人が下車したのでしょうか？

駅前には案内地図が掲示してありました。
ほぼ正方形の城壁が目に入ります。

途中には立派な塔を持つ教会がありました。

ギリシャの神殿を思わせる教会です。

教会を後にして歩きます。
人通りの少ない地方都市の趣です。

やがて堀に囲まれた堀と城壁が見えてきました。

見張りの塔でしょうか？

城壁内には教会、市庁舎が立っています。
この建物は市庁舎です。

Duomo di Castelfranco Veneto
大聖堂です。

Torre Civica
時計塔です。

城壁の外に出ます。

城壁は数百ｍ四方しかない小さな規模です。

この城壁は1211年にトレヴィーゾ市の人々によって築かれた

堀に水を湛えた城は趣があります。
これは日本の城でも同じことが言えます。

城壁と堀と周囲の木立、堀に写る城壁は最高な演出です。

見飽きません
何よりも中国人の団体旅行者がいないのが良いのです。
当然ですがスリを働くお兄さんもここにはいません！

タイトルの中世の香りが漂う街に相応しい光景です。

角を曲がります。

ほぼ正方形の４面を一周周りました。

城壁の外側にはベストウエスタンのホテルもあります。
ここは交通の要所でもあるのです。

露店が多く出店しています。

日用品から骨とう品まで色々な品物が売られています。
私はＴシャツと靴下を購入しました。

城壁は壁を壊すのに手間が掛かるので残されているのがほとんどで、堀は埋められて道路に化しているのが実情です。

いつまでも残してもらいたいと思います。

周囲の道路には像が等間隔で設置されています。

カステルフランコ・ヴェーネトのシンボルである時計塔の周囲はバールが並んでいます。

再度城壁の中へ

時計塔を抜けて帰途に着きます。

再度城壁を見て

地元の方々が羨ましいと思います。

堀には鴨でしょうか？　優雅に泳いでいます。

中世の香りが漂う街カステルフランコ・ヴェーネトを後にします。
駅は無人駅ですが券売機があるので切符は購入できますがクレジットカードは絶対に必要です。