トランジット7時間で香港観光【ニュージーランド12泊15日で横断の旅　最終日】

2018/03/14 - 2018/03/28

ニュージーランドへの旅行の乗り継ぎで香港を経由しました。帰る際にわざと香港に滞在する時間を設け、少しの時間ではありますが香港観光をしました。
滞在時間わずか7時間程度ですが、食べるものを食べ、有名なところだけを観光しました。
香港経由でどこか旅行される方で、自分と同じように香港に一時入国しようか考えている方のプランニングに役立てれば幸いです。

滞在時間は6~7時間ほど。
香港到着は6:30頃。入国手続きなどをしていて、入国完了は8時くらいでしょうか。香港出発は16:15のフライトで、空港で免税品を買いたかったので14時位には戻りました。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

これから短時間で香港のおいしいものを食べ、有名どころだけを回っていきます。
その前に邪魔になる荷物について、少し説明します。
僕達はキャセイパシフィック航空を使い、香港経由となっています。そのため、キャリーバックなどの荷物は預けたままになっているので香港で取り出す必要がありませんでした。また、手荷物や長袖の服など香港では邪魔になるものは、空港第2ターミナル内に荷物預り所があるので、そちらで数人分まとめて預けました。

香港国際空港からメインの香港駅付近まではairport expressという列車が走っています。もちろんこれ以外にもバスなどの移動手段はありますが、時間がない方はこの列車をお勧めします。
何がいいかというと、中心部まで30分足らずで行けるという点、更に一日で空港へ戻るという条件のSAME DAY RETURNという種類があり、本来片道115HKDのところが、往復で115HKDと半額で往復できるのです。切符は自動券売機にて購入することができるので、興味がある方は一度調べてみてください。

写真はその電車からの車窓風景です。どこかはよくわかりません。
電車内は無料wifiもあり、これから行くお店などを調べることもできます。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

これがその切符になります。往復でこの1枚なので途中でなくしたりしないよう注意が必要です。

紙製の切符で、中にコイルが入っており、そこに情報が入っているのだと思います。

時間は朝の9時前くらい。
飛行機で朝食っぽいものが出ましたが、6時ごろだったので、朝食がてらこちらの「蓮香樓」というお店に行きました。ガイドブックにも載っているかもしれない、人気なお店だと思います。airport expressの終点香港駅から歩いて5分ちょっとのところにあります。

蓮香茶室 中華

店内はこんな感じ。時間が悪かったのか、中は現地の人でとても混雑していました。運よく待ち時間はなくすぐに入ることができましたが、すごく目立ちました笑

店員の方は早口で何か言っていましたが、全くわからず、スタンプカードのような伝票を渡されました。「え、どうすればいいの？」と困っていると、同じテーブルの現地の優しそうなおじさんおばさん方がジェスチャーでお茶の入れ方、注文の仕方などを親切に教えてくださいました。

写真には写っていませんが、天津が載った台車を押しているおばさんがくるくる回っているので、近くを通った時に直接見に行って、指で刺しながらでもいいのでこれが欲しいと伝え、スタンプを押してもらいます。また、全然来ないなぁーと思ったら、離れていても歩いて寄っていき、点心をもらうことも可能です。

エビと肉のシュウマイだったかな？アツアツでおいしかったです。

これもエビのなにかです。ぷりっぷりでおいしいです。

写真後方に茶器があります。蓋がついているコップの中に茶葉とお茶が、右のコップにはお茶が入っています。
飲むときは右のコップ、お茶がなくなったら左の蓋つきコップからお茶を注ぎますが、蓋を少しだけずらしその隙間からお茶を入れるのが現地流らしいです。僕たちは下手過ぎて机にこぼしまくりました。現地の人も結構こぼしているので、あまり気にしなくてよさそうです（日本人だからでしょうか、机がびしょびしょなのがすごい気になりました笑）。蓋つきの方からお茶がなくなったら、蓋を開けて待っていれば、2つ前の写真で写っている白い服を着たおじさんがお湯を入れに来てくれます。待っていれば勝手に入れてくれますし、時々勝手に蓋を開けてお湯を入れに来ます。

おいしい点心を食べた後は有名なビクトリアピークへ行きました。
これはお店からビークトラムの駅まで歩いているところです。
すごい近代的な建物が多いと思っていましたが、中国っぽい古き感じがあり、歩いていて楽しかったです。

トラムの駅に到着です。
左の方に入口があります。切符売り場があるのでそこで切符を買います。
ただの往復切符、山頂での建物の展望台へ上がるオプション付きの切符などが売られています。節約のために往復分だけ購入です。

ピークトラム バス系

トラムがやってきました。結構人が多くて、行列でした。
中国語を話していた方が写真に写ってしまいました。

人が多すぎてこの電車には乗れませんでした。
次を待ちます。

ようやくトラムに乗ることができ、山頂まで登っていきます。
信じられないほどの急斜面を上っていきます。立って乗ると結構楽しいと思います笑

このトラム、よく見ると線路の真ん中ぐらいにワイヤーがついており、山頂側から引っ張っているようです。壊れたらどうするんだろうと考えながら、景色を楽しんでいました。

山頂に到着です。
これは今の車両の前にトラムとして使われていたものだそうです。結構ボロボロですね。

そして山頂からの景色。
角度が悪くてあまりいい景色ではないですね。曇ってて遠くまでは見れません。

僕たちは展望台への入場はせず、トラムの山頂駅から歩いて10分ちょい位のところにある盧吉道観景台というところから見ました。それがこちらの写真です。展望台から見るともっと高いところからいい感じに見れるんだと思いますが、僕は摩天楼に近いこちらからの景色の方が好きだと思い、こちらにしました。
google mapでは盧吉道観景台もしくはLugard Rd Lookoutと検索すれば出ると思います。お金をかけずに景色を見るならこちらへどうぞ。

景色を見て楽しんだ後は、ビクトリアハーバーへ向かいました。
トラムで下山し、地下鉄に乗ってビクトリアハーバーの最寄り駅へ移動しました。

その際に歩いていて、見かけたきれいなビルを張っていきます。
よく香港の夜景写真などで格子状に光を放つビルがあると思いますが、それがこのビル。よく見ると斜めのラインが入っていて、格子みたいに見えます。

香港で有名な2階建てバスが来ました（乗っていません）。

このビル、何をコンセプトに作ったのでしょうか。

お目当てのビクトリアハーバーに到着です。さっきはこの景色を真反対から見ていたんだなぁと思いつつ鑑賞です。

夜に見れればもっとよかったのに…と多少後悔しました。行かれる方はぜひ、夜に行ってください。

電車が香港駅発着なので、再び対岸へ移動します。地下鉄で行こうと思ったのですが、どうせならフェリー使おうということできました。結果として、このフェリーの方が圧倒的に安く、時間も8分ほど、香港駅へは遊歩道で直通できるという点で優れていました。お勧めです。また船からの景色も抜群です！

スターフェリー (天星小輪) 船系

船の中。結構広いです。窓際がおすすめ。

船の上からです。徐々に近づいていきます。

ビクトリアハーバーとはまた違った、視界の邪魔になるものがあまりない景色もよかったです。

香港島からの船がたくさん出ています。5分おきとかで出ているので、とても使いやすいです。

さて、香港での最後の食事ということで、ミシュランにも選ばれたことがある添好運点心です（香港には何店舗か、なんと東京にもあるという別にここで食べなくてもいいじゃんと思ってしまうお店）。でも現地で食べたいと思い来ました。
香港駅地下1階にあります。ちょうどお昼時でもあり、30人ぐらいが並んでいましたが回転も結構よく、15分くらい待てば入れました。
先に点心を注文するのですが、追加注文はできないのでほしい分だけしっかり頼んでおきましょう。

写真は酥皮?叉燒包です。
これは牛の角煮を包んだメロンパン？のだったと思います。このお店の名物だそうなので是非味わってください。結構自分は好きでした。

添好運点心専門店 (中環店) 地元の料理

こちらは腸粉（チョンファン）＝ライスロール（米粉の生地にお肉などを巻いて、甘酸っぱいソースをかけて食べる）です。なぜ腸の粉と書くのかは謎です。
これはたぶんチャーシューが入っていたと思います。

同じく腸粉で、エビとニラだったと思います。
初めての味でしたがおいしかったです。

こちらはあるあるですが、古法糯米雞＝チマキです。
ボリュームもあり、中のお肉もじゅーし、コメももちもちで美味でした。

晶瑩鮮蝦餃＝エビの蒸し餃子です。
ぷりっぷりでおいしいです。

鮮蝦韮菜餃＝エビとニラの蒸し餃子だったと思います。

香滑馬拉糕＝マーライコウです。
注文してないのに出てきて、どうしようか迷いましたが、言葉も通じないので食べてしまいました。

このお店は注文シートで商品を選ぶのですが、中国語と英語でしか書いていません。ライスロールの腸粉なんて一瞬何か分かりませんでした。
行かれる場合は事前にメニュー名などは調べてから行くことをお勧めします。

これにて香港観光は終了です。空港へ電車で戻り免税店で買い物をして出国しました。短時間ではありましたが、最低限のことはできたと思っています。同じような計画を立てている方の参考になれば幸いです。

ちなみに、この香港滞在でお金は5000円くらいしか使っていません。