2018/06/18 - 2018/06/19
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ペコちゃんさん
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1日目は平標山に登り、綺麗な高山植物を楽しんだ後、ニューグリーンピア津南に宿泊して、2日目はいよいよ日本百名山の苗場山です。
長野県と新潟県の県境に跨る、標高2,145mの「苗場山」・・・この山の特長は、一般的な山の山頂のイメージとはかけ離れた広大な湿原です。
昨日の平標山から見えた約4km四方の広く平坦な山頂、その湿原に広がる高山植物・・・一度は登ってみたい苗場山でした。
写真は、青空と白い雲を映す山頂の池塘。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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2日目の早朝。
5時前には外が明るくなったので、ニューグリーンピア津南の周りを散策・・・コテージやキャンプ場があります。 -
少し高い所から見た駐車場とホテル・・・遠くには、雪が残る火打山(標高2,462m)が見えます。
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紅紫色が美しいノアザミ。
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散策から部屋に戻って朝風呂に入り、7時から朝食。
バスで来た中国からの団体客は、昨日の夕食は別のレストランでしたが、朝食は一緒。 -
中国人ツアーのバスがホテル前に停車していたので、ドライバーさんにシャッターを依頼。
話を聞くと、昨日、新潟空港に到着して宿泊し、これから東京・富士山・京都と回り、関空から帰国とのこと。 -
津南町は、中津川や信濃川の豊富な河川水を利用して、大正時代から水力発電所が建設され、日本一の水力発電地帯と言われています。
ニューグリーンピア津南を出発して中津川沿いに国道405号線を走り、登山口に向かう途中、中津川第一発電所の巨大な水圧鉄管が見えます。
山頂にある高野山(こうのやま)ダムからの落差は414.88m・・・迫力があります。 -
長野県栄村へ向かう国道405号線の沿線には、紅葉で有名な「秋山郷」の厳しい山肌が続きます。
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ニューグリーンピア津南を出発して1時間余り、9時過ぎに苗場山の小赤沢三合目にある小赤沢駐車場に到着・・・約100台の広い無料駐車場で、トイレもあります。
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トイレの先には、苗場山からの爽やかな清流が・・・
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関東方面から来る登山者の多くは、東側のかぐらスキー場にある和田小屋から祓川(はらいがわ)コースで登りますが、今回選んだ西側の小赤沢(こあかさわ)コースは三合目まで車で行けるので、苗場山へ登る最短のコース・・・とは言っても、往復9.2kmで標高差835m・・・決して楽ではありません。
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昨日の平標山の疲れが残る中、9時13分に長野側の小赤沢三合目登山口を出発。
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小赤沢コースには、栄村が設置した道標が各合目毎にあるので分かりやすく、登山の励みにもなります。
ここは三合目で標高:1,310m 四合目迄は815mで30分。 -
歩き始めは緩やかですが、すぐに折り返しの急登となり、しばらくは赤土と木の根っこが入り混じる斜面が続きます。
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登山道から見た右手の山にも、雪が残っています。
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ネコヤナギとタニウツギ。
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足元には、ゴゼンタチバナや・・・
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イワカガミ。
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登山口から30分ほどで四合目を通過します。
四合目の標高:1,470m 五合目迄は700m 20分。 -
マイヅルソウ。
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ミツバオウレンの群落もあちこちに。
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オオカメノキ。
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新緑と青空に映えるムラサキヤシオ。
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森の中で、濃い紅紫色のムラサキヤシオは一際目立ちます。
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四合目から五合目にかけて、水捌けの悪い場所に丸太の輪切りが敷かれています。
五合目は標高:1,580m 六合目迄は746mで25分。 -
岩や石の混じった登山道を進むと、沢山のショウジョウバカマが咲いています。
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サンカヨウ。
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ナエバキスミレ。
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雪渓を通り抜けると、冷たい風が心地よい。
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青空と新緑の美しい眺め。
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最初のクサリ場・・・難易度はそれほど高くありません。
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その後も、いくつかのクサリ場が現れます。
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コバイケイソウ。
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登山口から1時間50分ほどで六合目を通過します。
六合目は標高:1,750m 七合目迄は308mで15分。 -
ガレた急登箇所を登ると北西側の展望が広がります。
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雪が残る奥の山は、山頂付近が雲に隠れた妙高山(2,454m・左側)と火打山(2,462m・右側)。
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六合目を過ぎると、岩場にクサリやロープの付いた急登箇所が多くなります。
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七合目の標高:1,810m、八合目迄は265mで30分。
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雪渓と岩場の連続です。
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八合目の標高:1,940m、九合目迄は552mで30分。
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さらにガレた急登の登山道が続きます。
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天気が良いので眺望も素晴らしい。
左奥に見えるのは、妙高山と火打山でしょうか? -
ショウジョウバカマの前方に、坪場の稜線が見えました。
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八合目の標識から10分ほどで、山頂台地の坪場に到着・・・ここまで登って来れば、気分は爽快!
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坪場から山頂までの緩やかな傾斜には、歩きやすい木道が整備されています。
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木道の周りには、満開のチングルマ。
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チングルマとイワイチョウの競演。
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イワカガミも所々に。
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黄色の花は、終わりを迎えたチングルマ。
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湿原の中に点在する池塘。
池塘で有名な尾瀬は、至仏山・燧ヶ岳など2,000m級の山に囲まれた標高1,500m前後の盆地で、東西6km・南北3kmと規模も大きいのですが、標高2,145mの山頂周辺にこれほどの池塘がある苗場山は、何とも不思議で魅力的です。 -
振り返って坪場の湿原を見ると・・・
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残雪と池塘に苗場山の風情を感じます。
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九合目の標高:2,000m、頂上迄は359mで40分・・・この先は樹林帯。
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雪が残る岩場を乗り越えながら、樹林帯を進むと・・・
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小さなタテヤマリンドウが咲いていました。
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最後に山頂手前の残雪を登り・・・
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13時前に栄村・村営の苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)へ到着。
外のベンチで遅い昼食をとり・・・ -
苗場山の山頂へ。
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山頂からの絶景を満喫。
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絵のような池塘の風景。
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約30万年前に形成された、広くて平らな山頂・・・これから夏にかけて、ミヤマホタルイやヤチスゲが青々と繁って、美しい苗代田のような景観が楽しめることでしょう。
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雪が溶けた湿原からは、ミズバショウが咲き始めています。
尾瀬に比べると、小さな可愛いミズバショウでした。 -
苗場山の美しい花々と、独特な池塘の景観に満足!
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往路を引き返して下り始めます。
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チングルマの花言葉は、清楚な花をイメージして名付けた「可憐」。
チングルマは、花が終わった後に長い毛のある種子ができますが、この長く伸びた毛が放射状に広がり、風に吹かれている姿が子供の風車のように見えたことから「稚児車(チングルマ)」という名前が付けられました。 -
雪渓や湿原が広がる山頂台地は、江戸時代後期の塩沢の豪商・鈴木 牧之(1770~1842年)が『北越雪譜』で紹介した景色を想像させます。
” この絶頂は周り一里という。もうもうたる平蕪、高低の所を見ず。山の名に呼ぶ苗揚という所、ここかしこにあり。そのさま人の作りたる田の如き中に、人の植たる様に、苗に似たる草生いたり。苗代を半ば取り残したる様なる所もあり。 ” -
ワタスゲ。
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コバイケイソウ。
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下山の途中で見かけたシラネアオイ。
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下山を始めて1時間あまり・・・苗場山の山頂を見るとガスに包まれています。
平標山と苗場山・・・2日間に亘る越後の花山行も、無事に終わりました。
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