4回目のシンガポール　旧マレー鉄道跡のグリーンコリドー（レールコリドー）の北側半分　ブキティマ～クランジを歩いてきた。

2018/06/22 - 2018/06/22

グリーンコリドー（レールコリドー）は、かつてマレー鉄道が走っていた跡。
2011年6月まで、ジョホールバルから、25kmほどのシンガポール駅（タンジョンパガー駅）まで、マレー鉄道は走っていたが、その後、コーズウェイを渡ってすぐのウッドランド駅で終点となってしまった。北側はタイのチェンマイまでつながり、戦時中はビルマまでつながっていた。

2年前には、南側区間を歩いている。

この旅行記のすべての写真は、写真を撮影した位置が正確なのを確認しているので、チャレンジされる方は、参考にしてください。

今回は、ANA修行中に、北側半分を踏破するべく訪れた。
修行の様子は↓のURL。
https://4travel.jp/travelogue/11372424/

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

チャンギ空港から、タナメラ、ブギス駅で乗り継いで、ダウンタウン線のキング・アルバート・パーク(King Albert Park)駅へ。
『水を買わなければ』と思っていると、駅の中にキヨスクがあった。Dasaniが1.5lで1.70SGDだった。
駅を出ると、道路の向かいには、コールドストレージ（スーパー）もあった。

駅を出て、左に曲がって、2分も歩けば、2年前にも来た、この橋に到着。

橋の左側には獣道があって、線路に上がることができる。
ココからスタート。

歩き出して間もなく、壁に阻まれる。
看板に従って、左に曲がると、Jln Anak Bukit通りに出る。

この地図を見ると、南側区間は、整備される様子。

工事の壁を右に見ながら、Jln Anak Bukitを進む。

歩いていると、だんだん線路跡（路盤）から離れて言ってしまう。
Hindhede Rdとの交差点から、鉄橋が確認でき、登れそうなので、築堤に再び上がる。

線路跡からは見えないけど、右手は、Hindhede Nature Park。
自然が豊かな区間で、野鳥や大トカゲが出てくる。
大トカゲは、残念ながら、写真を撮る前に逃げられた。
スンゲイブロウにいるような感じではなく、すばしっこかった。

2年前にはなかったと思うけど、キロポストがある。
残りの距離が書いてある。

橋の前後だけ線路が残されている。
この橋の右側は、飲食店が多い。

また、バリケードが現れて、左に行くように書いてある。

近づくと、橋がかかっていない。

2階建てバスを通すために、橋桁を撤去したようだ。
傾斜はたいしたことないので、そのまま、築堤に上ることができる。

日本を走っている　二階建てバスは、高さ3.8mだけど、シンガポールは4.5m。
シンガポールは二階建てバスが当たり前に走る国。　数百メートルごとに止まる、ふつうの路線バス。　二回は立ち席不可。

あるところまで歩くと、ずっと右手にUpper Bukit Timah Rdが見え隠れする。
左は軍隊の施設なので、近づかないこと。

所々、鉄道が走っていた跡がある。

Choa Chu Kang Rdと交差した後、Junction 10というショッピングセンターの裏側の橋で路盤は途切れる。
いったん、Woodlands Rdに出て、橋を渡った後、大型車用の駐車場を抜けて、路盤へ復帰する。

残り1kmの看板の直後、Kranji Rdと交差する部分に、看板があった。
踏切の跡のよう。

横断歩道を渡ると、別の看板がある。

路盤はまだ続いていたので、数百メートル進むと、突然、川の手前で行く手を遮られる。
この先には行く術はなく、地図には何も書いていないので、どんな施設かもわからない。おそらく軍隊の施設だと思う。
川に沿って、フェンスと反対側に進むと、橋がある。橋を渡って、右に進むと、Bef Woodlands Ind Pk Dバス停に到達する。
160,170,178系統に乗れる。歩くと、クランジ駅まで1km。疲れたので、170系統に乗って、クイーンズストリートバスターミナルに戻ることにする。

マレー鉄道跡散策は、途中、スコールに阻まれた30分と小休止を除くと、13.3kmを2.5時間で歩いたことになる。

Bef Woodlands Ind Pk Dから乗った170系統のバスは、マレーシアのジョホールバルから来る。満員だったが、クランジ駅で大半の客が降りて、座れた。
バスは、今回の散策をスタートした駅まで、グリーンコリドーと並行して走る。
バスの車窓に、スタートした橋が見えるこの場所まで、バスでは、たった30分だった。

Queen street bus terminalでバスを降りる。
近所のシンガポールの秋葉原　Sim Lim Squareで物色するも、いいものはなかった。
その後、アルバートフードセンターに行って、プラウンミーを食べるが、イマイチだった。

アルバート センター フードセンター 露店・屋台

口直しに、このエリアで有名なスイーツの店。
阿秋甜品。　（この写真の地図の位置が正確）
Mango sago with pomeloを注文。　上にアイスを載せてもらった。
これは、おいしい。

阿秋甜品のメニュー
この地図の位置は、少し違っている。

阿秋甜品 スイーツ