初夏のレッサーパンダ紀行【6】さいたま市大崎公園子供動物園&横浜市野毛山動物園 21歳、おめでとう!!現役最年長のキキ君@大崎 ありがとう、やすらかに・・・看板娘キンタちゃんにお別れを@野毛山
2018/06/17 - 2018/06/17
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jilllucaさん
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明日からの北関東出張の前のりで今日は関東滞在、もちろん、動物園を訪問します。
さて、どこに行きましょうか?
予定作りの段階では、新放飼場への寄付のお礼で入園招待券を頂いた埼玉県こども動物自然公園(SCZ)と、明日18日に21歳の誕生日を向かえる現在日本最高齢のキキ君のいるさいたま市大崎公園のハシゴを考えいろいろと行程を練ったのですが、予約済だったフライト時刻の関係でどうしてもハシゴが出来ず、今日は最高齢のおじいちゃんに敬意を表し大崎公園を訪問することにしました。
そして、そんな最中、横浜市野毛山動物園のキンタちゃんの訃報が・・・。
真ん丸お目目が超絶的にキュートな野毛山、いや、レッサーパンダ界の看板娘が、18歳の高齢になってもそのキュートさは一切変わらないまま天国に旅立ってしまいました。
キンタちゃんにお別れを言いたくて、大崎公園の後に急遽横浜に向かいました。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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明日から北関東への出張と言う事で今日は自費前のり・・・朝のフライトで伊丹空港を出発、羽田空港から京急、JRで浦和駅へ。
浦和駅から路線バスを乗り継いでさいたま市大崎公園へやってきました。
大崎公園の中には入園無料の子供動物園があり、レッサーパンダが暮らしています -
子供動物園n入園すると目の前にどーんと聳えるのがレッサーパンダ舎になります。
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大崎公園には2匹のお年寄りレッサーパンダが暮らしています。
屋内舎でお昼寝中なのはキキ君。 -
キキ君は1997年6月18日長野市茶臼山動物園生まれ、明日で21歳になる国内現役最年長レッサーパンダです・・・日本国内で最年長と言う事はおそらく世界最年長ではないかと思います。
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人間に換算すると105歳。
本当は誕生日当日の明日に来てお祝いしたかったのですが、明日の月曜日は休園日なので今日の訪問にしました。
お誕生日のお祝いは美味しそうなリンゴにしました。 -
21歳のおじいちゃんですから基本は寝てくらしていますが・・・寝ている場所がアスレチックの上と言うのが素晴らしい!!
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まだまだアスレチックに登る気力と体力、筋力があると言う事ですね。
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そして、屋外放飼場にはミクさん。
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ミクさんは1999年7月21日秋吉台自然動物公園サファリランド生まれ、来月19歳になります。
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加齢による白内障で眼は見えませんが鼻、耳、野性の鋭い感性で放飼場を歩き回ること出来ます。
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キキ君とミクさんの見分け方の詳細。
ファンにとってはこの2匹の見分けは容易ですが、普通のお客さんにはこう言う情報は嬉しいですね。
個体名が分かるとより愛着が増しますもんね。 -
キキ君のお部屋はお誕生日の飾り付けがされていました。
幼稚園のお誕生会の様な感じでほのぼのしますね。 -
これは昨年のキキ君&ミクちゃんの合同誕生日会の際に僕が提供させて頂いたミクちゃんとお姉ちゃん達の写真・・・大切に飾って頂いてて嬉しいです。
秋吉台の美人4姉妹・・・お姉ちゃん達は今は天国でミクちゃんの長寿を祝ってくれています。 -
キキ君。
キーパーさんにお伺いしたところ、元気は元気だけどさすがに寝起きから活発に動き出すまでの時間が長くなってきているとの事。
また、展示室のアスレチックもそろそろキキ君の運動能力に合わせて変えて行きたいとのことでした。 -
ミクちゃんも食欲があり元気とのことでしたが、興奮した時に癲癇を起こす頻度が増えているそうで、興奮させないようにブラッシングの回数も減らし気味とのことですた
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器用に縦方向に伸びながらカキカキするミクちゃん、さすがのバランス感覚ですね。
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13時を少し過ぎてお昼ごはんの時間ですよ。
今日は実習生さんがご飯をあげるようです。 -
眼は見えなくても実習生さんが担当だと言うことはもちろん分かっていて、少しだけ警戒気味のミクさん。
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それでも大好きなリンゴの魅力が勝ちました(笑)
定位置の丸太の上でリンゴをもらいます。 -
おいしい!!
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ミクさん、相変わらずの可愛らしさ・・・白内障を除くと受ける印象は若い頃のそれとそんなに変わらないですね。
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リンゴは完食、ペレットは小屋で頂きます。
目が見えていなくても、ちゃんと丸太を降りて小屋の向こう側を回ってきます。 -
後で確認したらペレットも完食していました・・・高齢の子に食欲があるとそれだけで嬉しくなります。
もう竹の葉は食べれないそうで、朝ごはんには竹の葉の粉を混ぜて与えているそうです。 -
続いてキキ君のお昼ごはん。
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バックヤードの雰囲気を察してむっくり起き上がります。
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性格的にはキキ君の方がミクちゃんより気難しいとのことで、まずは正番さんからリンゴをもらって・・・。
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「キキ君、次はあっちだよ」と実習生さんの方に誘導します。
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実習生さんからもリンゴを貰うキキ君・・・お年を召してだいぶん性格は丸くなってるそう。
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ハシゴの昇り降りも難なくこなしますが、そろそろ落下防止(あるいは落下が怪我につながらない)対策がいる頃だと思います・・・まずはウッドチップを敷いて、危険個所にはネットを貼ってはいかがでしょうか?
なんと言ってもキキ君は現在日本最高齢のおじいちゃんパンダですから。 -
ご飯を食べ終わってまったりするミクさん。
幸せそう・・・そして、やっぱめっちゃ可愛らしい!! -
キキ君とミクさんのお昼ご飯を見た後は、路線バスで急いで浦和駅に戻り、JRと京急を乗り継いで日出町駅へ。
野毛山動物園に入園リミット10分前の15時50分に着くことができました。
当初予定では今日は大崎公園だけの訪問だったのですが、キンタちゃんの訃報を聞き、どうしても野毛山に行き、キンタちゃんに感謝の気持ちを伝えたくなったのです。 -
レッサーパンダ舎へ。
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チラっとこっちを見てくれたのはキクちゃん。
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個体紹介は既に賢健君とキクちゃんの2匹のみになっていました。
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そして、キンタちゃんの訃報が・・・。
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レッサーパンダ舎横には献花台が設けられていました。
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お花や大好物のリンゴがいっぱいだね、僕もリンゴを持ってきたよ、キンタちゃん。
まんまるお目々でとってもキュートなキンタちゃん。
レッサーパンダの可愛らしさをぎゅっと凝縮したような特別な存在で、野毛山動物園はもちろんのこと関東の動物園を代表するアイドル。
ポスターやパンフレットなどにも何回も採用され、国内の他園や海外の動物園のレッサーパンダの看板にも写真が採用されたことも度々ある日本の誇るレッサー看板娘でした。 -
6月8日の18歳の誕生日当日に体調を崩し6月11日に天国に旅立ったキンタちゃん。
最期の最期まで年齢を感じさせない可愛らしさで、もう「さすがキンタちゃん!!」と言うしかありません。
もう、キンタちゃんに会えないのはとっても悲しいですが、こんなにも可愛らしく素晴らしいレッサーパンダに出会えたことに感謝しています。 -
キクちゃん・・・キンタちゃんの遺志を引き継ぐべき女の子。
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キクちゃん。
暫くはキンタちゃんがいない大きな喪失感に苛まされることもあると思うけど、きっと賢健君とキクちゃんが新しい世界を見せてくれると思います
賢健君、キクちゃん、がんばっていこう!!
キンタちゃん、ありがとう、やすらかに。
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