与那国島はやはり遠かった（２）

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2018/06/02 - 2018/06/08

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エリア

与那国島(沖縄)

旅行の満足度: 5.0

小浜島上空待機中はこのような飛行ルートです。

本来であれば、「この空域を通過する」のが一つの目的だったので、この時点で期待以上の成果があったことになります。
何しろ、お目当ての空域をぐるぐる回ってくれたのだから。

この後はどうなるのか？
実は、どう転んでも良い方に繋がることが分かっていたので、この飛行機に乗りました。
ルールを端から端まで使った裏技は、公の場で書くことではないので、今回の結果だけ書くとしますが、気になる人は今度会ったときでも直接聞いてください。
結局飛行機はこの後、与那国空港へのアプローチを諦め、石垣空港に着陸してしまいました。
そして、その後「石垣空港で欠航」となりました。
ここで２つの選択肢が出てきます。（航空会社によってルールは異なる）

１つ目は「後の別便で与那国島へ行く」で、２つ目は「与那国行きを諦め那覇に帰る」です。
魅力的に思えたのは２つ目の案で、那覇から与那国へ行くはずだったのに石垣島へ降ろされてしまったことで、空港のチケットカウンターで私が「与那国島行きは断念します」と宣言すれば、そのまま那覇に帰されて（便は指定されるかも知れないけど）、お金も全額戻ってきます。
そもそも、八重山諸島の島々を空から見るというのが大きな目的の一つだったので、期待以上に達成です。
しかも、お金まで戻ってくるのだから、万々歳です。

しかし、私は２つ目を選びました。
というか、２つ目の希望が通らなかったら、１つ目にしようと思いました。
２つ目は「与那国に行く」のですが、与那国から那覇に帰るチケットも持っています。
与那国⇒那覇の直行便は１日に１便だけです。
もし私が、この便より遅く与那国に到着すれば、どうしてくれるのでしょう？

もっとも常識的に考えれば、「翌日便で那覇に帰る」なのですが、那覇でホテルだって取っているので、与那国宿泊はちょっと躊躇います。
空港チケットカウンターで相談してみました。
「次の便で与那国に行こうと思うのですが、私が与那国に着くと本来私が乗るべき帰りの便は既に那覇に帰ってしまってるのです。どうしましょう？」
実は昨年11月のルール変更で、ＪＡＬ系は欠航や遅延における代替便は「直行便のみ（チケットに書いてあるルートのみ）」とし、別ルート（経由便）の利用を廃止しました。
これは、「今回だけ特別に経由便を認めてほしい」というアピールです。
空港カウンターのお姉さん、バックオフィスに引っ込んで行って何やら上司と相談。
結論として、経由便が認められました。

実はコレ、１つ目の「那覇に戻ってお金を返してもらう」と天秤にかけられるくらい大きな意味が有ります。
というのも、那覇から与那国の日帰りは、直行便を使う限り滞在時間が３時間しか取れません。
これでは、島一周はきついのです。
しかし、帰りに経由便が使えることで、与那国滞在は一気に５時間になります。
かなり観光に余裕が出来ます。
おまけ的なセコイ話しですが、石垣空港で与那国行きの便を待つ（待たされる）ことになったので、（期待通り）食事券が出ました。

石垣島から与那国島へは、
RAC741 10:10発
RAC743 12:25発
RAC745 17:30発
この３便があるのですが、与那国島行きの飛行機が石垣島に降りたのが9時ごろ。
次の与那国島行きが10:10発のRAC741、大半の人はこれに乗って行ったのですが、ちょうど私の一人前で満席。
結果的に「次便まで待たせて申し訳ない」ということで、食事券を貰いました。
前便に乗れたら、与那国島滞在がもう2時間取れたなーと思ったけど、早く着いても与那国はまだ曇っていたし、それに、満席ギリギリの飛行機に何とか乗れたとしても窓側席は無いので、これで良かったんだなぁと思いました。
飛行機は石垣空港を離陸。

竹富島です。
星野リゾートを空から覗き見（笑）
隠れ家になってないぞー！
さっき見た小浜島、もう戻らない。
飛行機は西表島西部へ。
見えるのは、陸路が無い集落『船浮集落』です。
さっきは超えられなかった西表島を通過。
遅れてきて良かったかも。
雨雲が去って良い天気です。
足元に島が見えてきました！