2018/05/03 - 2018/05/05
139位(同エリア420件中)
Galsysさん
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GWに9連休を取り、ブルガリア・ルーマニアを巡る旅へ。
黒海も見たかったので、両国の首都と黒海沿岸の街を鉄道とバスで移動するルートに。
コンスタンツァからは鉄道で最終目的地のブカレストへ。
国民の館への訪問がブカレストでの唯一の目的。なので、泊まるホテルも国民の館が見える部屋に。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
遅延も無く、コンスタンツァ発のIR1582号は15時ちょうどにブカレスト北駅に到着。
北駅は治安が悪い情報があったが、この時はタクシーのお誘いがある以外は特に怪しい感じは無し。ブカレスト ノルド駅 駅
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と言う訳で、ホテルに行く前に一旦外に出て北駅の外観を撮影。
ルーマニアでも北駅はフランスと同じくGARA DE NORD。元が同じラテン語だからなのか、フランス語から借用したのかは不明。ブカレスト ノルド駅 駅
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地下に下りて地下鉄の券売機で10回券購入。20レイ。クレジットカードも利用可能。
ちなみにブカレスト地下鉄も一番安いチケットは2回券(5レイ)で、コンスタンツァ同様、1回券が何故か存在しない模様。ブカレスト ノルド駅 駅
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M1号線に乗って、Piaţa Victoriei駅でM2号線に乗り換えて、Universitate駅で下車。
宿泊するホテル最寄りの出口の案内があったので、それに従って地上へ。 -
地上に出たら宿泊するInterContinental Bucharestがそびえ立っていた。
Grand Hotel Bucharest ホテル
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チェックイン後、10階にある自分の部屋へ。
古いとはいえ流石に高級ホテルの風格ある雰囲気。Grand Hotel Bucharest ホテル
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予約時に国民の館が見える側の部屋をリクエストしていたので、このように街並みの向こうには国民の館が。
高層ホテルには珍しく外に出れるベランダがあるので、窓ガラスの反射を気にせず撮影できる。Grand Hotel Bucharest ホテル
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暫く居心地の良い部屋で休憩した後は街に繰り出し散策開始。
5月上旬にも関わらずこの日の気温は30度。結局ブカレストにいる3日間、快晴なのは良かったが、気温は30度前後と常に暑かった...。Grand Hotel Bucharest ホテル
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ホテルから南西方面に行き、Universitate駅とPiaţa Unirii駅間の西側に位置する旧市街を散策。
こちらは「Cărturesti Carusel」。世界一美しい本屋、との事。 -
世界一かどうかは微妙だが、本からワインに至るまで色々な品々が綺麗に展示されていた。
土産品も結構あり、この時期に来年のカレンダーがあったので購入。 -
こちらはCurtea Veche。ドラキュラ伝説のモデルとなったヴラド3世が建てた旧王宮。
中には入らず、外からヴラド3世像があったので撮影。旧王宮跡 史跡・遺跡
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こちらはStavropoleos Monastery Church。
ブカレストで最も古い正教会。中も少し見学。スタヴロポレオス教会 寺院・教会
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そんなこんなで夕飯時。先程の正教会の近くにあるCaru' cu Bereで。
入り口のテラス席が満員だったので駄目かな、と思って受付に聞いたらあっさりOK。カルク ベレ ステーキ・グリル
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連れてこられたのは店が見渡せる2階の廊下に近い席。
老舗レストランだけあってなかなか趣のある店内。カルク ベレ ステーキ・グリル
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サラダを前菜にして、メインに頂いたのは豚肉のソテー。
焼き具合も上々で柔らかく旨味もたっぷり。ソース無しで美味しく頂けた。カルク ベレ ステーキ・グリル
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デザートにはパブロワというメレンゲとフルーツとクリームで出来た品を。
一緒にコーヒーを頼んだら、当店のおすすめコーヒーとやらを勧められたので、聞いてみたところコーヒーシェーク的な奴だったが、それも注文。
甘いデザートに甘いコーヒーを頂き、もうお腹一杯。カルク ベレ ステーキ・グリル
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デザートを頂いている頃には階下では民族舞踊のショーがあったので、身を乗り出しながら鑑賞したりした後は、お会計して退出。
カルク ベレ ステーキ・グリル
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陽も落ちたブカレスト市内を歩いてホテルへ。
旧市街やこのホテルがあるバルチェスク通りは、観光客も人通りも多く、夜でも全く危ない感じは無かった。Grand Hotel Bucharest ホテル
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ホテルに戻ってしばらく休んだ後1Fのバーに行って、ビール1杯頂いた後に就寝。
ホテルにチェックインした際にビール1杯無料券を頂いていたので、こちらは無料。 -
明けて翌朝はホテルの21階に行き、Club Loungeへ。
自分が泊まったClub Roomは1日1回、無料でこのラウンジが使える。
ラウンジは時間帯によって、朝食が取れたり、アフタヌーンティーが頂けたり、バーになったりするらしいが、自分は朝食で利用する事に。
朝のラウンジは利用者も少なく、非常に落ち着いた雰囲気。 -
朝食メニューも大変豊富。気に入ったのはジャガイモのグラタン的な奴と、オレンジジュース。
酸味が少なくて飲みやすく、2度お替りして美味しく頂いていたら、ラウンジのウェイターから「もう一杯如何ですか」と言われたり。 -
朝食を頂くテーブルからはこのようにブカレストの街並みが一望できる。
朝から贅沢なひとときを過ごす事が出来た。 -
部屋に戻って休憩後、散策開始。
ホテルの近所にある旧共産党本部から。ここではチャウシェスクが政権崩壊直前に民衆に向けて最後の演説をした場所。
その後、チャウシェスク夫妻はこの屋上からヘリコプターで逃亡した。旧共産党本部 建造物
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その前の革命広場にはこちらのモニュメントが。
Memorialul Renasteriiと呼ばれるこのモニュメントは1989年のルーマニア革命を記念したものだが、「爪楊枝が刺さったオリーブ」と揶揄されているとか。Memorialul Renasterii モニュメント・記念碑
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続いて地下鉄に乗ってAviatorilor駅へ行き、歩いて10分程でPalatul Primăveriiへ。
こちらはチャウシェスク一家の私邸跡。現在はガイドツアーのみ見学可能。
Webサイトでは11,13,15,17時からのツアーが予約できる状態だったが、建物自体のオープンは10時からとなっていたので、オープン直後に行ければ、とチャレンジしてみたところ、やはりツアーは11,13,15,17時しかないとの事なので、15時の奴を予約してひとまず退散。 -
続いて、近くにあるルーマニア国営テレビ局へ。
こちらにはルーマニア革命の犠牲者を悼む碑が。 -
さらにAviatorilor駅から逆方向に歩いて10分程で見えてくるのは凱旋門。
パリのそれとは違って、周りは道路や公園だけで、特に観光スポットやお洒落な店が並んでいる訳ではない。
公園の日陰で暫く休憩...。凱旋門 史跡・遺跡
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また地下鉄に乗ってPiaţa Unirii駅へ。
駅を出ると遠目には国民の館が。12時からのガイドツアーを、ホテルにチェックインする前からコンシュルジュとやり取りして予約して貰っていたので、いよいよこの旅の目的地へ向かう事に。 -
先程の撮影地点から、この撮影地点まで比較的早めに歩いて徒歩20分。
やはり世界で2番目にデカい建物は伊達じゃなく、建物は見えるのになかなか辿り着けなかった。国民の館 史跡・遺跡
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国民の館のガイドツアーに参加するための入り口は建物北側にあるこちらから。
先程の撮影地点からさらに10分弱。国民の館 史跡・遺跡
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チケットを入手するまでの流れは、受付で自分の名前を伝え、パスポートを見せてチケット引換券的な物を発行して貰い、隣にある支払い用のブースに行って、ツアー料金(スタンダードツアー35レイ、自分はカメラ撮影権も買ったので追加で30レイ)を支払い(カード可)、チケット入手という感じ。
チケット入手後は入り口付近で待機。
ちなみにスマホでの撮影は撮影権が無くてもOKだし、最近のスマホは画質も綺麗なので拘りが無ければカメラ撮影権は不要だろう。国民の館 史跡・遺跡
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ツアー開始後は、パスポートと引き換えに入場タグ(自分の場合は撮影許可証タグも)を貰い、荷物検査の後に晴れて内部に入場。
まずは美しいホールを見学。国民の館 史跡・遺跡
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現在、国民の館はルーマニア議会の議事堂として使われているので、このように会議室として使われている部屋も。
国民の館 史跡・遺跡
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それにしても広いし、部屋数も大量。
あまりにも部屋数が多すぎて管理できず、一部しか公開もしてないし使われてもいないらしい。
こちらの窓が無く広い部屋は、何やら拍手の音が響きやすいように作った会議室とか。皆で拍手して実感したり。国民の館 史跡・遺跡
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バルコニーからの風景。遠く向こうにある筈の先程居たPiaţa Unirii駅周辺は殆ど見えない。
国民の館の周りは大量に車が駐車している。国民の館 史跡・遺跡
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そんなこんなで1時間ちょっとのツアーもあっという間に終了。
この歴史的な建物内部に入る事が出来て大満足。国民の館 史跡・遺跡
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お昼時はとうに過ぎていたが、朝食もたっぷり頂いたし、暑かったのでランチはパスしてスタバで休憩。
このスタバは古い建物を改修して使っており、アイスの水出しコーヒーとケーキで暫くまったり。 -
その後地下鉄に乗ってAviatorilor駅へ行き、再度チャウシェスクの私邸跡であるPalatul Primăveriiへ。
先程予約した事を伝えてチケット入手。50レイ。 -
ガイドさんの説明を聞きながら、チャウシェスク一家の豪華邸宅を色々見て廻る。
こちらの居間にはニクソン大統領も迎えた事があるとか。
チャウシェスクと言うとその最期から共産主義の独裁者というイメージが強いが、ソ連とは距離を置き、アメリカ含めて西側諸国と親しかった時代もあった。 -
クローゼットには大量に婦人服が。
イメルダ・マルコスの靴みたいなものかな...。 -
プライベートプールも勿論存在。周りのモザイクタイルは地元の子供たちが作ったとか。
敬愛する指導者様の邸宅の建築に関われる嬉しさがあったのか、嫌々作ったのかは不明w -
金持ちの家にありがちな地下シアタールームの壇上にはチャウシェスク一家の写真が沢山。
夫妻は革命で処刑され、子供たちも長男以外は既に鬼籍に入り、革命当時をリアルタイムでテレビで見ていた自分としては感慨深いものを感じる。 -
ツアーは1時間弱で終了。
こちらは邸宅の中庭にて。大層立派なクジャクが飼われていた。 -
流石に歩き疲れたのでホテルに戻って休憩後、Unirea Shopping Centerというショッピングセンターへ。
こちらには地下に大きめのスーパーやルーマニアワインも扱うワインショップがあるのでお買い物。Unirea Shopping Center ショッピングセンター
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その後はブカレスト最後の夕飯を頂くべく旧市街へ。
幾つかの候補の中から行ったお店はLacrimi si Sfinti。 -
ベタなルーマニア料理から、サルマーレというルーマニア版ロールキャベツを選択。
付け合わせには例のママリガ。ロールキャベツが濃い目の味付けだったのでママリガも結構合う感じ。
グラスで頂いたルーマニアワインも美味しく、満足のディナーとなった。 -
翌朝は帰国日。また静かで眺めの良いラウンジで朝食をゆっくり頂いた後は、パッキングしてチェックアウト。
回数券に余りがあったので、1駅南下してPiaţa Unirii駅へ。ここから空港に行く783番のバスが出発している。
時間に余裕もあったのでホテルの前にある停留所ではなく、始発から乗車。
バスチケットは停留所近くにあるチケット小屋で8.60レイ(Multipluカード1.60+運賃7.00)で購入。例によって往復2回乗れるらしいが1回分は放棄。 -
バスに乗車して50分程で、ブカレスト・アンリコアンダ空港に到着。
これから帰国の途へ...。アンリ コアンダ国際空港 (OTP) 空港
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