2018/05/19 - 2018/05/19
139位(同エリア503件中)
ニッキーさん
この旅行記のスケジュール
2018/05/19
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ペイジのホテルを出発
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この旅行記スケジュールを元に
3日目の午前中はモニュメントバレーへ行き、バレー・ドライブツアーに参加しました。
私たちのツアーではバレー・ドライブがオプションだったので、最初は申し込んでいない人もいたのですが、ガイドさんが「大迫力の岩を間近に見て西部劇の世界を体験できるドライブツアー、これは絶対お勧めです」と自信を持って勧めたため、結局全員参加することになりました。
ガイドさんが言うとおり、このドライブ体験は素晴らしいものでした。揺れる車の荷台に乗って西部劇の風景の中に入って行くおもしろさ。ビューポイントでは自然が創り出した大迫力のパノラマに心が震えました。
テレビや写真でしか見たことのなかった壮大な自然を自分が現実に目にしているのだと思うと、言葉にできない感動を覚えました。
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<旅行スケジュール>
★印が本旅行記で取り上げた場所
5月17日(木) 羽田15:15発デルタ6便でロサンゼルスへ
サンタモニカ観光
ラスベガスへ
<ラスベガス泊>
5月18日(金) アンテロープキャニオン観光
ホースシューベンド観光
<ペイジ泊>
5月19日(土) ★モニュメントバレー観光
グランドキャニオン ビューポイント観光
<グランドキャニオン泊>
5月20日(日) グランドキャニオン朝日鑑賞
セドナ観光
ルート66ゆかりの街セリグマンに立ち寄り
ラスベガスへ
<ラスベガス泊>
5月21日(月)~22日(火) ロサンゼルス11:02発デルタ7便で帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
-
朝、7時45分にペイジのホテルを出発。
モニュメントバレーへ向けて東へ2時間、約186キロの移動になります。
しばらく行くと、「観音様みたいな岩がありますよ~」とガイドさんから声がかかりました。 -
ホントだ~!
これ、でき過ぎですよね。
見る人により、女神やマリア様に見えるかもしれません。 -
この辺りから奇妙な形の岩が目につくようになりました。
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日本なら、この岩一つでも名所になりそうですが、周りにはこんな岩がたくさんあります。
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さらに1時間行くと、モニュメントバレーらしい雰囲気になってきました。
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ガイドさん、今度は
「フクロウそっくりの岩がありますよ~」。
これ、まさにフクロウですね。 -
さあ、モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パークへやって来ました。
アンテロープキャニオン同様ここもナバホ族の居留地にあり、ナバホ族が管理運営しています。
パーク内の岩には形から連想される名前がいろいろついています。
ガイドさん、「似てないとか言わないで、想像力をたくましくして見てください」。 -
この岩、ガイドさんは「ゾウ」だの「サイ」だのいろいろ動物名を言ってたけれど、想像力を駆使してもあまりわからず。
「ゾウ」はちょっとわかるかな?
左が鼻?
駐車場でバスを降り、ビジターセンターでトイレを済ませ、ドライブツアーのスタート地点に集合です。
そこから見える眺めを見て、みんな仰天しました! -
イチオシ
じゃーん、すごいでしょう?
これを見ただけで感激してしまいます。
数千万年にわたる風化と侵食によって創り出された岩山の奇妙な眺め。
西部劇の世界です。モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園
-
さっきバスの中から見えた岩がここからも見えます。
さっきは「ゾウ」に見えたけど、ここから見ると「サイ」かな?(左が鼻先のツノ)
テーブルのような形の岩はメサ、もっと浸食が進んだ岩はビュートと呼ばれるそうです。 -
10人ずつ2グループに分かれ、ナバホ族のガイドさんが運転する車の荷台席に乗ってバレー・ドライブへ出発です。
ガイドのTさんも助手席に乗ってマイクでガイドをしてくれました。
公平を期すため、ビューポイントで停車するたびに2台の車を行き来。
Tさん、ご苦労さま。
(車の写真は後で撮ったものです) -
イチオシ
いよいよバレー・ドライブのスタートです。
モニュメントバレーで一番有名なこのシーン。
まるで他の惑星へ来たみたいな眺めです。
左から、手袋の形をした「レフトミトン」と「ライトミトン」。
右の岩は「メリックビュート」という名前がついています。
岩の高さはそれぞれ300メートルもあるそうです。
東京タワーを思い浮かべると、高さのイメージがつかめますね。 -
車はこの眺めの中へどんどん入って行きます。
-
メリックビュートの脇を通ったところで道路がカーブします。
道が舗装されていないため、車が揺れる揺れる。
東京ディズニーシーのインディジョーンズのアトラクション並みです。
ガタガタ揺れる程度じゃないんです。
ぐわんぐわん振り回されました。
安全バーもシートベルトも無いし、私は一番前の端の席だったので、転落しないよう常に足を床に突っ張っていました。 -
おまけに他の車とすれ違おうものなら、対向車が巻き上げた砂ぼこりを頭からかぶることになります。
そこでマスクやストールをサングラスの下に挟みこんで、みんな、怪しいことこの上もない格好です。
トラックの荷台にこんな格好をした10人が乗っている様子を想像してみてください。
私たち、この格好ですれ違う車に「イェーイ!」って手を振りあってました。 -
神殿のような岩が見えてきました。
-
車が進むにつれて、岩の形が変わって見えます。
神殿だと思った岩はメサ(テーブル型の岩)の代表みたいな岩でした。 -
テーブル型のメサの左端には3つのビュート。
スリーシスターズ(3人の修道女)と呼ばれているそうです。
ここでも想像力を豊かにして見ます。
真ん中のシスターがとても小さいですけどね。 -
これは上がぎざぎざしたビュート。
キャメル(ラクダ)ビュートです。
道路に穴ぼこが開いた所ではナバホ族のガイドさんが掛け声をかけます。
何と言っていたか忘れましたが、「デロンデロン」みたいな感じの言葉。
たぶん「でっこんぼっこん」とかに相当するナバホ語です。 -
大きな穴ぼこが開いている所ではスピードをぐっと落としてくれるけど、その分車が前後左右にゆっくり揺れるものだから、みんなキャーキャー。
でも、逆にそれが面白かったです。 -
道路脇に側溝のある所もあり、すれ違いの際、側溝にタイヤが落ちて車が横転するのではないかとハラハラしました。
もちろん、ナバホ族のガイドさんはこの道に慣れているので、そんな危険なことはありませんでした。 -
赤い大岩。
そばへ寄ると、大きなノミで荒く削ったような縦模様がすごい。
大迫力です。 -
やがて広場のように見晴らしの良い所で車が停まりました。
車から降りて写真タイムです。 -
砂漠の向こうに尖塔のような岩が何本も立っています。
背の高い岩はなんと高さ250メートルもあるそうで、トーテムポールという名前がついています。
広場にテーブルが並んでいるのはアクセサリーやドリームキャッチャーを売っているのです。 -
美しい岩。
崩れた岩がまわりに積もり、侵食が現在も続いていることがわかります。 -
四角い岩。
横のビュートから落下してきたのでしょうか? -
ひょい。
岩を持ち上げてみました。 -
また車に乗って次のビューポイントへ行きます。
このパークへは、入場料を払えば一般車両も入ることができます。
時々一般車とすれ違いますが、恐る恐る運転している車や、道路脇に停まって追い越してくれと言ってる様子のお年寄りの車もありました。
道の真ん中に大きな穴があったりするので、ここでは4WD車の方が良さそうです。 -
後ろの岩に紛れてわかりにくいのですが、中央のちょっと色の濃い一本の岩が「ザ・サム(親指)」と呼ばれる岩。
立てた親指にも見えるし、私にはコブラの頭のようにも見えます。 -
ガイドさんが「ノースウィンドウですよ~」って。
正面、岩と岩の間が窓のように開いているからノースウィンドウと呼ぶそうです。 -
遠くにさっき見たスリーシスターズが見えます。
-
ノースウィンドウのビューポイントで車を降りて写真タイム。
遊歩道が伸びて、奥の方へ歩けるようになっていました。 -
荒涼とした眺め。
まるで湖が干上がったみたいです。 -
イチオシ
こんな所が地球上にあるとは!
いやー、凄い!
この眺め、私がモニュメントバレーでもっとも印象に残った眺めです。 -
こちらはコンデジで撮った写真です。
ここの駐車場でも手作りのアクセサリーやドリームキャッチャーを売っていて、妹が買ってました。
再び車に乗って最後のビューポイントへ向かいます。
途中、動物の臭いがすると思ったら、馬を飼っている牧場がありました。 -
ジョン・フォードポイントへやって来ました。
「駅馬車」「アパッチ砦」「黄色いリボン」などを撮ったジョン・フォード監督が好んで使った場所だそうです。
ここでまた下車。
奥まで歩き、ジョン・フォード監督が好んだという眺めを見に行きます。ジョンフォード ポイント 砂漠・荒野
-
イチオシ
これは絵になります~。
馬に乗って写真を撮ってもらえるようです。
さっき見た牧場の馬はこういう所で使われているのですね。
暑くて日差しが強く、長時間の撮影は馬にも過酷な条件です。
きっと交替でお仕事しているのでしょう。 -
イチオシ
これは気に入っている写真。
手前に人が入ったため、面白い写真になったと思います。 -
ここからも「スリーシスターズ」がよく見えました。
両側のシスターはそれらしいとして、真ん中のシスターはやっぱりちょっと無理がありますね。 -
ジョン・フォード・ポイント、馬の撮影場所から少し奥へ歩いた所からの眺めは壮観です。
ここでガイドのTさんが、「カメラマンの友人から聞いたんですけど、写真を撮る時は撮りたい物を真ん中に持って来ず、上3分の1か下3分の1に来るように撮った方が遠近感が出るそうですよ」。
3分割構図ですね。
ええ、ええ、知ってます。
私、カメラ教室に通ってましたからね。
で、地面を多くして撮ってみました。
地面の迫力が伝わるでしょうか? -
スマホでも撮ってみました。
地面を多く。 -
今度は空を多くして撮ってみました。
この写真を撮った時には気づかなかったのですが、後で写真を見返したら、正面に写っているのは最初に見たメリックビュートです。
左手にサイみたいな岩や、重なって見にくいけれどレフトミトンも見えます。 -
そう言えば、真ん中を通っている道は来る時に通った道です。
見る場所により岩の配置が変わって見えるので、位置関係がわからなくなっていました。
すごい道を通って来たんだな~。 -
イチオシ
やっぱり私は、空と地面、2分割に近いこれぐらいが好きです。
皆さんはいかがですか? -
馬の撮影ポイントをさっきとは反対側から。
この馬、すごくおとなしい。
されるがままです。
もっとも、おとなしい馬でないと、あんな場所では怖くて乗れませんよね。 -
モニュメントバレーについては、来るまではどんな所なのかあまりイメージが湧かず期待もしていなかったのですが、これは凄い所でした。
この荒涼とした大自然の眺めには感動を覚えました。
ここでは西部劇の他、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart 3」や「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」など、たくさんの映画が撮影されているそうですよ。 -
いやー、良かったです。
圧巻の眺め。
未舗装の道を車の荷台に乗って行くのも面白かったです。
ガイドのTさんからナバホ語の挨拶だけ教えてもらっていました。
ヤーテー(こんにちは)
ハゴネ(さようなら)
アッヒェ(ありがとう)
ナバホ族のガイドさんに「アッヒェ」と言ってチップを渡しました。 -
昼食はパークのすぐ近くにあるグールディングス・ロッジのレストラン。
その名も「ステージコーチ(駅馬車)ダイニングルーム」にて。
窓からはこの眺めです。ゴールディングス ステージコーチ ダイニング ルーム 地元の料理
-
喉が乾いたので、飲み物はレモネードにしました。
好きな映画「マディソン郡の橋」でフランチェスカがロバート・キンケイドにレモネードをごちそうするシーンが出てくるから、アメリカのレモネードをぜひ飲んでみたかったんです。
もう一つ、好きな映画「刑事ジョン・ブック 目撃者」にもヒロインがハリソン・フォード演じるジョン・ブックにレモネードを出すシーンが出てきます。
ジョン・ブックがレモネードを美味しそうに飲み干し、レモネードの滴が汗と共に喉元に流れ落ちる、飲み終わった後のハリソン・フォードのすっぱうまかった~というような顔、このシーンがとてもいいんです。
レモネードってとてもアメリカンな飲み物なんですね。 -
昼食はここの名物、ナバホタコです。
もちっとしたパンの上に豆のチリソース、レタス、トマトなどが乗っています。
チリソースの量がやたら多く、パンは食べ切りましたが、ソースはかなり残してしまいました。 -
デザートはアイスクリーム。
サーティワンアイスクリームみたい。
ごちそうさまでした。
隣のギフトショップにちょっとだけ寄ってから、再びバスに乗り込みました。 -
大自然の雄大さを体感したモニュメントバレー。
今回の旅で、どこが一番良かったかと聞かれたら・・・
どこも良かったけれど、敢えて言うなら私はモニュメントバレーを挙げたいです。
一番印象に残りました。
車に揺られながらのドライブも楽しかったです。
バスはモニュメントバレーを出て南西へ。
いよいよ次はグランドキャニオンの観光です。
その様子は次の旅行記で。
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