2018/05/04 - 2018/05/05
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falcon38さん
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5月の南仏旅行の途中に、美食の街リヨンに2日間滞在しました。
今回はミシュランガイドを参考に、ホテルとレストランを選んでみました。
表紙の写真は、フルヴィエールの丘からみたリヨンの全景です。
右の方にベルクール広場が見えています。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
小生は昨年まで「ミシュランガイド」には関心がなく、その手のレストランに行こうという気もなかったのです。
ただし、お世話になったワイン・スクールのツアーで2015年にパリのLe 39V(一つ星)、2017年にボルドー郊外のLa Grand'Vigne(二つ星)、バルセロナのVia Veneto(一つ星)に連れて行ってもらったことはあります。
昨年たまたま上の本を読み、その痛快、明快な語り口とともに大変勉強になり、自分でも行ってみようという気になりました。 -
そこで、フランス版ミシュランガイド2017(3477円)と東京版ミシュランガイド2018(3240円)を買ってみました。
東京版には「一皿で、人生はときめく」なんて書いてありますが、フランス版ものぞいてみますと旅行にはなかなか役に立ちそうです。 -
今までのTripadviserのサイトに加え、レストラン選びの新しいネタが増えたというわけです。
おかげで2018年は、ルーアンのL'Odas(一つ星)、パリのRelais Louis XIII(一つ星)、リヨンのLes Trois Dômes(一つ星)に行きました。
三つ星ともなるとかなりの出費になりますし、もう少し修行を積んでからかな?と思いながら、今のところ一つ星で楽しんでいます。 -
ミシュランガイドには、レストランだけでなくホテルも載っています。
そこで今回のリヨン宿泊にあたり、余り高くないAlexandraを選んでみました。
ミシュランガイドに載っているんだから、きっと評判のいいホテルだろう(^_^)というわけです。
解説のフランス語は小生多少は読めますが十分ではありませんので、google翻訳で英訳しますとこうなります。
Between Bellcour and Perrache, a hotel whose decoration gives pride of place to the most beautiful monuments of the city. The rooms are rather cozy, and some of them even offer a nice view of the rooftops of the city. -
日本語では以下のようになります。
「Bellcour(←ベルクール広場のこと)とPerrache(←リヨン・ペラ-シュ駅のこと)の間には、その装飾が街の最も美しいモニュメントに誇れるホテルがあります。 部屋はかなり居心地が良く、その中には街の屋根の素晴らしい景色を楽しめるものもあります。」
今回はわりとまともな訳ですが、日本語だと訳の質が少し下がります。 -
ここがホテルの場所。
駅前のヴィクトル・ユーゴー通りを北に歩けば7分のようです。 -
じつはこのホテル、google mapのstreet viewで見ますと、間口が狭く、ややもすると気付かずに通り過ぎてしまいそうなのです。
-
こちらが実際のヴィクトル・ユーゴー通り。
ホテルは、この先の右側にあるはずです。 -
ありました。
Google mapで目的地を確認しておくと心強いです。 -
4つ星ホテルですが、間口狭っ!
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そこを入ると、receptionは左のドアをあけて2階です。
-
2017に続き2018も、ミシュランガイドに掲載されているようです。
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部屋、狭っ!
スーツケースを広げるのにも一苦労です。 -
ミニバーすなわち冷蔵庫もありません(*_*)
これを冷やしたかったんですけどね~( ゚Д゚)
エレガンス・ダブルルーム・ストリートビューという部屋なんですが、
どこがエレガンス?(>_<) -
窓からは、ヴィクトルユーゴー通りに面したアンペア広場が見えました。
電気で有名なアンペアさんだそうです。 -
こちらは2018年1月に亡くなった偉大なシェフPaul Bocuseさん。
リヨンに来たからにはぜひPaul Bocuseのお店で写真を撮ろうと思っていましたが、receptionの女性がPaul Bocuseの店の場所を知りません。
「確かリヨンの北じゃない?」と私が言うと、「南だと思う」とのこと。 -
って、もう調べてあるんですよ~っ、「北です、き・た!」
この時、隣の女性職員がたまりかねたのか「北よ」と教えに来ました。
この時私は知ったのですが、リヨンの人でもPaul Bocuseの本店を知らない事があるんですね。それともリヨンの人じゃないのかな~?バイト?
それにしても、知らなければ知らないと言ってくれた方がイイです( ゚Д゚)
というわけで、ミシュランガイド掲載ホテルでもイマイチの結果でした。
ただしロケーションは確かにペラ-シュ駅とベルクール広場に近く、とても良かったです。
なお翌日出会うワイナリーツアーのガイドさんのお話では、リヨンは狭いのでこういう部屋はままあるとのことです。
翌日のワイナリーツアーの旅行記はこちらです。
https://4travel.jp/travelogue/11359892
ここでちょっと、リヨンで仕入れた話をご披露します。
あくまでも聞いた話ですが、Paul Bocuseさんには奥様が3人おられ、正妻のお子さんはお嬢さん、2番目の奥様のお子さんが息子さんでスイスで事業をやっておられるそうです。正妻は長らくこの男性を認めなかったのですが立派になった男性にBocuseを名乗ることを許し、この男性はリヨンのチョコレートの老舗ベルナシオンのお嬢さんとご結婚されたそうです。つまり、リヨンの2つのbig nameがくっついたのだという噂です。 -
次は、レストランのお話です。
ミシュランガイド2017年版では、リヨンには三つ星1個、二つ星2個、一つ星が13個あります。三つ星は、もちろんPaul Bocuseです。
この中からホテルから歩けるLes Trois Dômes(一つ星)を選びました。 -
レストランはソフィテルホテルの最上階にあり、内部はかなり広いです。
-
これはレストランのHP。丸でかこった席に案内されました。
窓際の眺めの良い席で、ウレシかったです。 -
こちらは帰りに撮った写真です。
われわれが座った席は、一番左の窓のところ。後ろはすぐローヌ川。 -
本日のムニュ(menu)
110ユーロと125ユーロとありますが、110ユーロにしました(^_^;)
「The Lobster Travel and Season」というのがテーマのようですね。
材料はEuropian North Atlantic Blue 600gとあります。
あとでレシートを見ますと「MENU HOMARD」とありますからオマール海老のことでしょう。
ちなみに125ユーロの方のテーマは「Jardin Secret」。
Oyster, Scallop, Crayfish(伊勢海老)のキュネル、Shellfish(貝), Seaweedなどとあり、チーズ各種が付くようです。
ここには5品書かれていますが、アミューズを含め9品出てきました。
写真をクリックしていただくと大きくなりますが、読みにくいので下に書きます。海老の各部位別に調理するようです。
Chestnut and Tarragon Mousseline, Chestnut Chips
Shell Fish Stock, Red Wine and Cardamom
Coconut Milk Foam, Curry from Madras
Served frozen as "Génépi" Aroma
Served with a Lean Mock Turtle Disc, Tataki Sauce
Candied Kumquat, Yuzu Madeleine Biscuit
Grapefruit Sorbe -
ワインはCrozes-HermitageやCôte-Rôtieのものもあるのですが翌日訪れる予定ですし、ロゼが飲みたかったのでProvenceのChâteau Coussinにしてみました。
私見ですがその土地でその土地のワインと巡り遇うのが旅行の楽しみでして、ここまで来てボルドー、ブルゴーニュという選択はないのです。 -
これがそのワイン。比較的薄い色調です。
爽やかで果実味と芳醇さもあり、お料理に合っていました。 -
あとで調べると、Château Coussinはココにあります。
ロゼはグルナッシュ、シラー、サンソーで造っているようです。
ローヌの南側ですから、グルナッシュは鉄板でしょう。
こういうのを知るのが、また楽しいんです。 -
アミューズその1。手前はサーモンの巻き寿司。
どうして縦に置くのでしょうか? -
アミューズその2。
真ん中の四角いのは鴨のフォアグラです・ -
だんだん暗くなってきました。
-
Chestnut and Tarragon Mousseline, Chestnut Chips
Lobster Saladと名付けられたもの。アントレその1か? -
Shell Fish Stock, Red Wine and Cardamom、アントレその2。
丸く小さく切ったポテトでロブスターを包んでいます。
ソースは赤ワイン。デミグラスソースのようです。 -
ローヌ川に架かる橋にライトが灯りました。
-
Coconut Milk Foam, Curry from Madras
メインその1。これは、素晴らしい!
野菜や海藻をマドラス産のカレー味にしています。
シェフの配球の妙に、空振り三振(^_^;) -
これはアイスクリームです。白い器は氷のように冷やされています。
コレ、なんとオマールのミソの味のしょっぱいアイスなのです(^_^)
星付きレストランでは、シェフが遊び心というか何かサプライズを用意をしていることがあります。
一般のビストロやブションでは経験しにくいことです。
これに客が驚き、微笑み、満足するのでしょう。
実に美味です!
いやいや、ナイスサプライズでした。 -
Served with a Lean Mock Turtle Disc, Tataki Sauce
緑のものはほうれん草に包んだ何かのTatakiだそうですが、わかりません。八角の香りがとても強く残りました。缶詰の器がお茶目。 -
デザートその1。
左はチョコレートアイス、右はフランボワーズ。 -
デザートその2。Candied Kumquat, Yuzu Madeleine Biscuit
Grapefruit Sorbe
真ん中のくるくる巻いたものは、レモン味のペースト。
ソルベはグレープフルーツ味。
フレンチでは、tataki、yuzu、shisoとか日本語が時々使われます。 -
最後にお菓子も出てきましたが、お支払いはリーズナブルでした。
美食の街リヨンで、楽しい一時を過ごしました。 -
ここで突然話が変わります(*_*)
あと3枚、お付き合いお願いします。
今年の3月にAir Chinaでパリに向かう途中、隣の席にニュージーランド旅行からの帰りという可愛いパリジェンヌが座っていました。
私がパリでは一つ星のRelais Lous XIIIに行くと言いましたら、そんな高いところでなくても美味しいレストランを教えると言って、Air ChinaのAirsickness bagにお薦めのお店の名前を書いてくれました( ゚Д゚) -
3月には行けなかったので、今回、帰国前日に行ってみました。
上の写真の3つ目に書いてあるレストランです。
モンパルナス方面の15区のBoucicautというメトロの駅の真ん前にあるLe Murmureという店です。 -
ステーキをいただいてみました。小さい容器に入っているのは、三つ星レストランシェフのベルナールが考案したベルナールソースだそうです。
ソースが実に美味しかったです。
肉は硬かったけど・・( ゚Д゚)
あとで知ったのですが、三つ星レストランのシェフだった彼はミシュランとは別のガイドブックで低い評価を受けたことを苦に、2003年自ら命を絶ったと言われているそうです。しかし、直後に発表されたミシュランガイドでは3つ星を保っていたそうです。
奇しくも今回の旅で、フランス料理の裏話を少しかじりました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 夏への扉さん 2018/06/10 10:37:36
- ミシュラン~
- falcon38さん 、こんにちは。
リヨンのホテルは4☆なのに、あの狭さは残念すぎます。それに、冷蔵庫ぐらいほしいですね。チーズ買ってきてもダメになってしまうじゃないですか。
私はマドリードで4回ぐらい泊ってお気に入りだったホテル、ある時、公式ページに”良い部屋”と表示のある部屋に予約入れたのに、スーツケースも開けない狭いシングルにされて(文句言ったら翌日部屋替えてくれましたが)、それ以来、他のホテルに鞍替えしました。リピーターって分かっているのに!(リピーターは、部屋に果物かごが置かれていて、2度目の時に感激したんです)。
料金で決めて、狭くてもいいと最初から納得している場合は一向に構わないんですが、期待して裏切られるとテンション下がります。逆だとテンションあがりまくり(笑)。
リヨンでミシュラン☆レストランでディナーとは、いいですね♪
素敵なロケーション、眺めのいいテーブルで、素敵な盛り付け+美味しい料理、最高ですね! 十分に楽しまれた様子が伝わってきます。
ちょっと前に、ミシュラン星付レストランのQ&Aに、falcon38さんが回答入れられていましたが、falcon38さんの意見に賛成です!! お客さんが、そこまで気を使わなくてもいいのにと思います。
私のミシュランデビューはパンプローナ。ミシュラン☆のレストランが併設されているけれど、ホテル自体は中級・・に泊まってチェックインの時にディナー予約しました。宿泊者用の安いメニューもあってカジュアルでした。次はデジョンで飛び込みでランチ。飛び込みですから黒いジーパン・T-シャツ、スニーカーです。それでも暖かく迎えてくれました。飲み物は昼間なので”水”ですが、隣りのテーブルでも”水”でした。チーズはワゴンで回ってきてコースに込みでした。
タクシーで行けとか服や靴を細かく書いてくる常連回答者、実はよくわかっていないのかもしれません。「店に直接質問しろ」と、自分は回答入れるのが好きなくせに、Q&Aコーナーを否定するような発言を度々しているのも不思議です。
falcon38さんの旅行記にコメントしているうちに、最後こんなコメントになってしまい失礼しました~
なつ
- falcon38さん からの返信 2018/06/10 15:28:03
- Re: ミシュラン~
- 夏への扉さん、コメントありがとうございます。
ホテルでいい待遇を受けると、本当にうれしいものです。
三つ星でも冷蔵庫があれば水を冷やせるので、暑い時期は助かります。
先日のQ&Aコーナーの質問は「星付きレストランに5人で行く事に問題はないか?」というものでしたが、星付きレストランの質問なのにブラッスリーを推奨する回答もありましたが、それはチョット違うような・・・
「直接聞け」という返事も、確かにそれはそうですがあまり上目目線で言われると引きますし、ご指摘の通り「だったらQ&Aの意味ないじゃん」と思います。
Q&Aコーナーは善良な初心者が多くおられるので、親切に答えてあげたいものです。いつもていねいに答えられている皆さんは素晴らしいですね。
本稿でも述べましたが、シェフも一生懸命やっているわけで、ランチで50前後、ディナーで100+α(一つ星)を出していただくお食事は、一般の店とは違う何かがあると思っています。逆にそれが感じられない場合は、ちょっと残念かも。
じつは私は2016年まで、食事のことを深く考えたことがなかったんです。パリでお土産にフォアグラを買おうとしてどれを買ってよいのかわからず、カレーの缶詰でゴマカシたところ、家内に「パリなのにカレー?(*_*)、しかもイギリス製!(>_<)」と怒られました( ゚Д゚)
2017年のボルドーのワイナリーツアーで女性軍の皆さんに「何であなたは買物をしないのか?」と言われ、ボルディエのバターを紹介され目が醒めたというわけです。以来、バターとチーズ、チョコレート&スイーツには関心を持つようになりました。ディジョンの旅行記、拝見したことありますよ。
ところで本稿の最初にご紹介させていただいた本、昨年読んだ本の中で一番面白かったです。ミシュランの店にまつわるさまざまなこと、日本のミシュランガイドへの疑問などとてもためになりました。
多分ご存じと思いますが、ミシュランのスペインのred bookは2018版が3000円で、もうすぐ2019版が出るみたいですね。スペイン各都市のお店がわかってなかなか面白いのではないかと思います。スペイン語のようですが、夏への扉さんは大丈夫なのでは?「Salidaは去りだ~」はウケました(^_^)
falcon38
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