2018/05/05 - 2018/05/05
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falcon38さん
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フランスを旅する時に楽しみなのが、各地のワインです。
ワインは実にローカルなもので、フランス各地に点在する銘醸地の数々にそれぞれの特色があります。その土地のワインをいただくシアワセをかみしめる至福の時!
今回はVeltraさんにお願いし、リヨン発ローヌ川北部のワイナリー巡りに行って来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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写真は2017年7月に、ボルドーのラトゥ-ルを訪れた時のものです。
https://4travel.jp/travelogue/11284079
私がお世話になったワイン・スクールの先生はボルドー大学でワインを学び、ご自分で生徒を引き連れワイナリーツアーを企画される方です。 -
ことし新潟大学で日本酒学が開講したとのニュースに関連して、先月テレビ東京の「ゆうがたサテライト」でも取り上げられました。右奥が先生。
おかげで、2015年ブルゴーニュ、2017年ボルドーと2回ワイナリーツアーを経験し、その意義がわかりました。
日本酒ですと「地元で造ってますが、米は兵庫です」なんてこともあり、地方性はさほど強調されませんが、ワインはそうではないんですね。 -
そこで今回は、Veltraさんのこの企画に応募したというわけです。
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リヨンで宿泊したホテルは、ペラーシュ駅近くのAlexandra。
4つ星ですが、狭くてミニバーがない部屋でした(>_<) -
近くまで車が入れるので、ホテルでピックアップしてもらいローヌ川へ。
途中ガイドさんから、コート・デュ・ローヌの説明があります。 -
ベンツのカーナビは、大きくて見やすい(^_^)
ちなみに、ガイドさんは素晴らしい!
ワインの知識が豊富ですし、フランスの諸事情、歴史なんでもよくご存じで、とても積極的にお話してくれました。 -
これがローヌ川に沿ったコート・デュ・ローヌと称される地域。
北部と南部に分かれ、栽培されるブドウ品種も異なります。
今日は、北部の①Côte Rôtieと⑧Hermitageを訪ねます。
南部には、有名どころはChâteauneuf-du-Papeがあります。
ローヌ川右岸は中央山塊(Massif Central)由来の花崗岩地質、左岸はフレンチアルプス由来の石灰岩地質からなります。 -
コート・ロティの丘が見えてきました。
いかにもブドウ畑に適していそうな、日当たりの良い丘です。
コート・ロティとは「焼けた丘」という意味なのです -
スゴい斜面ですから器械は入れません。
人が撒いているのは除草剤ではなく、水です。
左のギガルさんの畑は、薬を少量使用しているため雑草はありません。
一方、右のシャプティエさんの畑はbiodynamieといって無農薬でやっているため雑草が生えています。
どっちがいいということはないそうですが、雑草が多ければ害虫も多いそうです。いずれもブドウは赤ブドウ酒を造るシラーを栽培しています。これらはおそらくはローマ時代からの畑で、石垣は土壌の流出を防ぐ土留めの役割もしているそうです。
両者の違いを動画でご覧ください。
https://youtu.be/SEisUn6LvmU -
コート・ロティのワイナリーへお邪魔します。
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家族経営のワイナリーです。
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このあたりはエスカルゴがたくさん出てくるので、踏まないようにガイドさんから注意がありました。
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ご主人はスカンジナビアに出張中で、研修中の学生さんが案内してくれました。将来のこの地を担う若者です。バカンスのバの字もない生活だそうです(←と、本人は言っていました)
いつも思うのですが、ワイナリーで説明してくれる方はとても丁寧で熱心です。彼らから誠実に労働する素晴らしさと元気をもらいます。
畑の様子を動画でご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=bzTTwxC_Z84&feature=youtu.be -
お昼をいただいた後は、ローヌ川にかかる美しい橋を渡り左岸に移動。
向こうにコート・ロティの丘が見えています。 -
こちらはワイナリーで一緒になったフランス人グループ。
フランスの方も熱心に聞いています。 -
エルミタージュのカーヴ・ドゥ・タンさんにお邪魔します。
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土壌の説明を受けます。
日中は石が太陽の熱を吸収し、温度が下がる夜間に放出するのがこのあたりの土壌の良い点だそうです。 -
こんな感じ。
こちらでは、マルサンヌとルーサンヌという白ワインに使われるブドウが育てられています。 -
どっひぇ~、こんな大きなステンレスタンク、初めて見たよ~(*_*)
説明してくれている青年は奥様が日本の方で、近々日本でワインのお仕事をされるとのことです。
日本の新幹線の切符がヒジョ~にお高いことをよくご存じでした。 -
樽の貯蔵庫も見せてもらいました。
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テイスティング。
やっぱり南仏のワインは「明るい」! -
エルミタージュの丘。たいへん有意義なツアーでした。
いつも感じることですが、ブドウ畑には不思議な魅力があります。
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