2018/04/16 - 2018/04/17
97位(同エリア1160件中)
NOAHさん
以前こちらに書きました。
私にとってのDOLCE VITAは旅行放題。
思ったより早く訪れたDOLCE VITA、二度と叶うかわからぬDOLCE VITA。
冒険者のように過ごした31日間でした。
行先は行きたい!を最優先に、そして諸々のバランスを鑑み以下の4国を選びました。
①初めてのエスコート旅フランス
安定のリヴィエラ海岸&地中海、不朽のセンスと美味しさ・パリ。
■4/17 Nice ニース
□4/18 イタリア Sanremo サンレモ & Cervo チェルボ
□4/19 イタリア Bussana Vecchia ブサナヴェッキア & Taggia タッジャ
□4/20 Menton マントン
□4/21 Antibes アンティーブ
□4/22 Valbonne ヴァルボンヌ
□4/23~25 Paris パリ
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②おっかなびっくりモロッコ
写真で見知っていたモロッコと、初めて目にするモロッコと。
Marrakech マラケシュ
Essaouira エッサウィラ
Casablanca カサブランカ
Fes フェズ
Meknes メクネス
③ちまさんのマイフェイバリット・イギリス。
ロンドン、日常に溢れる二次元ロイヤルに大興奮!
桃源郷のようなノースヨークシャー。
London ロンドン
Robin Food's Bay ロビンフッズベイ
Whitby ウィットビー
Staithes ステイス
Goathland ゴースランド
Ilkley イルクリー
Grassington グラッシントン
④やっぱりイタリアが大好き!
どの国もそれぞれの良さ美しさがあってこれからも色んな国を旅したい。
でも最後の旅に選ぶのはきっとイタリア、そんな予感。
Rome ローマ
Perugia ペルージャ
Spello スペッロ
Firenze フィレンツェ
Venezia ヴェネツィア
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
♪プロローグ
①リヴィエラ海岸+パリは15歳年上の(^・ェ・^)と、
その後の②モロッコ③イギリス④イタリアはいつもの相棒ちまさんと旅した今回の旅行、何が大変だったって、それはもうスケジューリング!
三人の予定を調整、交通機関が減便するフランスのパック(イースター)&ゾーン分けされたパック休暇とモロッコのラマダンをかわし、下手すれば週一しかない各国間エアを組合せ、メーデーの過ごし方を考慮と諸々の事情をぬいぬいの上やっとこさ完成したと思ったらSNCFフランス国鉄が三カ月に及ぶストを発表!
幸い被害は少なく微調整。
しかし、その後出発前にエールフランスがストを発表、あえなく往路が予定日につかまる。
例年、大型連休前後はストの季節、政権交代後の今年は大規模にやるのでは?と噂されていたようです。。。
HP上でフライト日の変更を受付けるとの案内が出たが、30日FIXタイプの私の航空券。
日程を削るのは絶対に嫌なので出発日を早めたいが、元々MAX30日の往復で予約していた為前倒しにすると日数をオーバーしてしまうのでは?
エールフランスに問合せたところ前日出発のKLMにギリギリ二席のみ空きがあるとのことで即決しちゃった。
ちなみに日数オーバーに関しては、なぜか往復で31日はOKだとか。
もしだめだとしても、こちらの都合でご迷惑をおかけしているのですから・・・
担当の方は大変恐縮した様子で仰ってくださり、スト大国フランス企業のストに慣れていない日本窓口でお勤めする電話口の向こうのあなたが気の毒でした。
きっと毎日じゃんじゃんワーワーだったのでしょう、おつかれさまです。
ということで急遽一日早くの出国となりました!
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フランスのバカンスは全国一斉の場合と、国内を三つのゾーンに分けゾーンごとに期間をずらす場合があります。
年間バカンススケジュール
https://www.lecalendrier.fr/
ゾーンマップ
http://www.cartesfrance.fr/geographie/cartes-administratives/carte-vacances-scolaires-2015-2018.html -
(^・ェ・^)は初めてのヨーロッパ、海外も云十年ぶり。
彼女とは街歩きの趣味が合い、一緒に京都を歩く仲。
山<海派で街歩き好き、今後遠出のチャンスはあるかな?な家庭事情。
となると、私が選ぶ行き先はイタリアorフランスの二択。
舌の嗜好も同方向!これが決め手でフランスを選びました。
イタリアも捨てきれず+国境を越える楽しさも味わってほしくて、ちょっぴりイタリアも旅程にイン!
写真は出発前時点で発表されていたSNCFとエールフランススト予定日情報。
5日中2日予定されていたSNCFストを、イタリアを組み込むことで全力回避! -
座席により柄違いのクッションと、バイカラーがお洒落なお品書きin復路エールフランス。
ストがあってもやっぱりフランスが好き。
超酔い症で飛行機が怖い私。
関空→アムスは約12時間ベルトサインが一度もつかない出木杉くんで快適でした。
CAのお兄さんのことを、
「なんてイケメン~!あんなんもう彫刻や~ん!」
とキャッキャする大阪のおばちゃんを、可愛いなと楽しく思う余裕もありました。
問題はアムス→ニースの着陸時。
地中海へ向かって南下する飛行機は一度フランスを突っ切り海上で180度旋回、その際振り子のように大きく左右に揺られ、私はMAJIで粗相する5秒前。
ギリギリ持ち堪えたものの、酷い頭痛とストレス胃痛を併発して一発KO、動けまてん。
その後ホテルに着いても横になっても一向におさまらず気持ち悪くて寝られず。
ここまでの体調不良は初めて。
初めておうちに帰りたいよう(/ _ ; )となりました。
1ヶ月旅程の初日に帰りたいなんて/(^o^)\
精神が軟弱なので不吉の兆しを覚えましたが、これが最初で最後のビッグトラブルでした(笑)
ニース空港覚書きメモ
・モンテカルロ杯で錦織選手が南仏に来ていました!
・アムスで入国しているが、パスポートチェックあり。
・ニース到着旅程はもう立てない。 -
深夜眠りにつき朝起きると
無理しなければまぁ歩けなくはないかな?という状態。
旅慣れたちまさんなら一人で観光してきてねーと言えるけれど、(^・ェ・^)にそれはノンノン!
アテンド使命を果たせてよかったー!
ということで普段の三分の一程度の街歩きです。
私の体調不良ですまぬー(><)
と思いきや、15歳年上の彼女にはこれくらいが程よかったようで結果オーライ。
元々ニースを歩く予定はなかったけれど、一日前倒しのおかげのプチ街歩き。
ゆったりでちょっとおざなりなニースです。 -
Cathédrale Orthodoxe Russe St Nicolas
路地の隙間から突如現れるサンニコラロシア正教会。
駅前ホテルから近くてすこーし立ち寄り。
ロシア正教会って非現実的! -
内部は見学不可でしたが、お庭にこうさぎちゃんがぴょこり♪♪♪
-
ニースは駅から旧市街まで少し距離があるけれど、ちょうど中間に行きたいお店があるのでこのまま徒歩で向かいましょう。
年配マダムをアテンドする男性。
彼を見守るおともの瞳がかわいいのです。 -
36 Rue Verdi
バス停Guigliaの筋向いにある、素敵な装飾を纏う建物。
実在しない青バラモチーフがドリーミー。 -
ドアのモザイクもボタニカル。
-
Le Clos de Laure
フランス定番のフォワグラのパテ・テリーヌ、オリーブのタプナードや、南仏らしいフルーツコンフィチュール、薔薇シロップなどなど瓶ものを扱うお店。
おいしそうで、そして可愛い瓶たち。
ラインナップが豊富過ぎて一通り目を通すだけで一仕事!
日本でも一部扱いがある為日本人に慣れているムッシュウが英語で説明してくれます。
ちなみに夏の観光シーズンと共に彼の英語は始まりそして終わるそうで、4月中旬のこの時期はまだ準備中だそうです(笑)
欲しかった薔薇シロップは瓶が大きい(><)
代わりに買ったフランボワーズとチョコのコンフィチュール、フランボワーズの酸味をチョコの包容力がしっかり受け止めてくれて、嗚呼美味~!
上記コンフィチュールとトリュフ&オリーブパテで12.50ユーロ -
美しいドアはたくさん見てきたけれど、これはまた美しい。
ガラスがグリーンアメジストのような顔をしてそこにいる! -
街中でちょっとしたデザインを見つけると、ああ、ヨーロッパに来たな~!と感じます。
(右)花瓶・鳥かご・人形に留まらず軍艦や庭園の模型をも乗っけたヘアスタイルを考案していたというマリーアントワネットさん、だと思われる。アバンギャルド! -
ニースの海ってこんなにミルキーな青なのね!
そしてオフショルブラトップ&ホットパンツのお姉ちゃん、上半身裸のおいちゃんよ。
まだ4月、夏になったらあなたは何着るの!?な人がいっぱい!笑
お天気が良く太陽光は日本の夏並みだから気持ちはわかるけれども。
寒がり日本人は上下ヒートテックです。 -
これから南欧へ行かれる方にお伝えしたい、あちらの体感気温は数字よりお天気が大事!
お天気が良いと数字以上に暑く、陽がないと数字以上にひんやりです。 -
一年ぶり六度目の欧州、何度来てもこんな佇まいに惹かれるなぁ。
二人並んで熱心に写真を撮っていたら、通りかかった女性が私達の写真を撮ってくれました☆ -
ランチのレストランチェックをしながら旧市街を歩きましょう。
-
空の青×鐘楼のピンク×南仏オレンジ=南仏色
-
第一希望のLe Bar des Oiseauxは満席で、次点のこちらへ。
Lou Pistou
こじんまりした店内はギュウギュウでお客さん同士のイスの背が密着、後から来たゲストは何組か断られていた。
Google mapの評価も良いし、ここも人気店なのかな。
南仏家庭の味はこんな感じかな?
想像が膨らむ、素材を生かしたシンプルで優しい味でした。
ごはんの美味しい国はハードルがあがっちゃってお店選びが難しい。
そして私が思うごはんの美味しい国=フランス・イタリア・スペインの中で特に難しいのがフランス。
イタリア・スペインは
美味しいもの+美味しいもの=すーっごく美味しい!
のシンプル設計だけど、フランスは癖のある食材も多くシェフのセンスが好みとマッチするか次第で振れ幅が広いから。
イタリアはふくよかなおばちゃんと陽気なおっちゃんが家族でやってる大雑把でなんかよくわからんけど楽しい大衆食堂へ行きたいが、フランスはどんな田舎でも小憎いほどお洒落なレストランで繊細かつ創意工夫を凝らした美味でシェフのエスプリに弄ばれたい!が私の希望。
でもこの日は胃が弱っていたので優しい味が嬉しかったー+.。゚(○ ノω`o)゚.+:。 -
アイアンの曲線、その影が作る曲線。
曲線好きには二度美味しい。 -
路地を求めて旧市街奥へ。
-
んーッ!いい窓辺!
-
3年前に旅したコリウールが懐かしいな。
茜を吸ったような暖色グラデに反対色の差し色がTHE南仏よね♪ -
高いところがあると登らずにいられない!
旧市街の東側、墓地のある高台に少し登ってみましょう。 -
先のシャトー公園まで行くとニースのビーチを一望できるようだけど、街並み:海=8:2に配されたこの景色が私は好き(*^^*)
-
遠くには雪をかぶったアルプスの一角が。
ちょうどあの上を通ってニースにやって来ました。
飛行機から見下ろすスペクタクルが素晴らしかった。 -
よく見ると、教会手前の屋根上に人ヽ(*゚O゚)ノ !
-
ベンチがカップルシートにショーアップされてる(o*´∇`)
ちょうど真ん中が窪んでハート型♪
でもここ、横向きに成長しちゃうほど風が強いの・・・? -
天使たちが歌うように囁くモチーフがかわいい♪
-
良い路地。
念願のヨーロッパに初めて降り立った(^・ェ・^)はヴォレの並びがたまらないらしく、どの建物を見ても窓がかわいい~!と言っていました。
全30巻のSF歴史超大作があったとします。
既に全巻読了した私が、これから1巻を読み始める人を羨ましく思う気持ち。
その存在に気付いて、少しだけ寂しくなりました。
ちなみに、(^・ェ・^)表記は大好きなトラベラーさんのまねっこです☆
猫が大好きな彼女なので(^・ェ・^) -
三面をマンションのベランダに面した小さな広場。
こんなにも生活のための空間なのに、当たり前に美観を意識してる。 -
わ~フラミンゴ!
絶対オーダーメイド!
いや、もしかしたら自前かも? -
フランス道行くわんこの屈強率は三年前から変化なし。
屈強率高し! -
プロヴァンス地方の特産品というイメージが強い石鹸でしたが、コートダジュールでもよく見かけました。
-
お洒落な帽子屋さん♪
フランスの街歩きは写真集を眺めるような心地にさせてくれる。 -
パッケージも目が気持ち良くて幸せ~!
今回フランス・イギリス・イタリアと欧州三大お洒落の国を巡り、モチーフ・色遣い・雰囲気の違いを実際に見てまわれたのがすごく興味深く楽しかった!
どの国も個性が素晴らしく捨て難いのだけど、インテリアやパッケージに関しては私はやっぱりフランスが好きかなぁ。
このお話はいずれまた。 -
目線で会話する幼馴染関係のようでかわいかったバイクたち♪
予定より早いけれど、体調が芳しくなく観光終了。
ニースではZARAは勿論、フランスを代表する百貨店ギャラリーラファイエットでも犬連れでお買い物できることに目がびっくり!
ドッグフレンドリーなお国柄上、そうであっても不思議でないことは勿論解っていたのです。
でも新宿伊勢丹のような空間美溢れる店内を、ツルリと光沢ある銀毛のワイマラナーが闊歩するシーンは、それはお洒落で素敵でした~(*´ω`)
うちのプードルが私よりヴィトンを着こなすように、銀のワイマラナーは私より遥かにギャラリーラファイエットに溶け込んでいたのですw -
荷物をピックアップしてイタリアのサンレモへ。
ニース18:14→サンレモ19:23
国際列車Thelloで12ユーロ。
普通列車の場合国境の町Ventimigliaで乗換えが必要ですがThelloなら一本、お値段的にも早割利用で普通よりほんの少し安めなのでスケジュールが固まっているなら予約がおすすめかと。
詳細は不明ですが、サンレモ近辺のインペリア県では近年鉄道を敷き直したようで、現在サンレモ駅は町の東にあります。
そしてやけに広い。
地元最寄りだったら絶対に嫌!てくらい広い。
何に備えてるの!?てくらい広い。
巨大で暗くて武骨で人がいなくて、社会主義国の核シェルターってこんな感じかな?と思いながらスーツケースを引きました。
近隣町では町中からかなり離れた場所に新駅を建てたようで、どんな事情でこのような改変を行ったのか大変不思議でした。
つづく
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この旅行記へのコメント (2)
-
- こあひるさん 2018/06/14 12:43:52
- ニースもステキですね
- NOAHさん、こんにちは。
いよいよ本編の始まりですね~。じっくり苦心して練ったプランがさすがだな~という。フランス旅行は、ストが心配だけれど、前もってスケジュールが公示されているんですね?
わたしもかなり乗り物酔いしやすい性質で、薬が欠かせませんが、NOAHさんは遥かに酷そうですね。シャウエンに行くのを諦めた・・・と伺って、え?そんな山道を通って行くの?と知ってギクッとしましたが・・・。
南仏ニースは、海リゾートのイメージが強く、フランスの中ではあまり興味のない街だったけれど、NOAHさんにかかるとどんな街でも行きたくなるから不思議。
フランスの色使いやセンスはどこを切り取ってもポストカードですよね。
こあひる
- NOAHさん からの返信 2018/06/20 00:21:42
- RE: ニースもステキですね
- こあひるさん
こちらでもこんばんは!
いつもありがとうございます(*^^*)
> いよいよ本編の始まりですね?。じっくり苦心して練ったプランがさすがだな?という。フランス旅行は、ストが心配だけれど、前もってスケジュールが公示されているんですね?
モロッコとイタリアはかなり王道を行って楽(?)した感じはありますが、
(王道の街は行き方を日本語でゲットでき、便もたくさんあり楽ちんでした〜♪)
全体のスケジュールを調整するのはかなり大変でした…!
ストの予定日は前もって教えてくれるのですが、当日動くかもしれない、動かないかもしれないなんて博打をするのは嫌で、事前に全てかわす旅程に微調整しました(^^)b
> わたしもかなり乗り物酔いしやすい性質で、薬が欠かせませんが、NOAHさんは遥かに酷そうですね。シャウエンに行くのを諦めた・・・と伺って、え?そんな山道を通って行くの?と知ってギクッとしましたが・・・。
アララそうでしたか、それはご不安にさせてしまいましたね(><)
私は酔い止めが効いたためしがなくもう飲まないレベルですので、欠かせないのでしたら逆に大丈夫だと思います。
ちなみにエッサウィラへ行く際Supratoursバスに乗りましたが、あまりサスペンションはゆるくなく、フランスのバスより乗りやすかったです☆
> 南仏ニースは、海リゾートのイメージが強く、フランスの中ではあまり興味のない街だったけれど、NOAHさんにかかるとどんな街でも行きたくなるから不思議。
わ〜嬉しいありがとうございます(*^^*)
私もニースは経由地としての位置付けでしたが、この日は歩きまわれる体調ではなかったので興奮し過ぎずちょうどよい街歩きでした。
NOAH
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