2018/05/15 - 2018/05/16
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chiaki-kさん
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ベルギーの首都、ブリュッセルの旧市街にあるグラン・プラス広場は、17世紀以前には木造の建物で囲まれていたが、太陽王ルイ14世によるフランス軍の攻撃で市庁舎を除いたほとんどの建物が破壊されてしまった。しかし、ベルギーのギルド(各種同業組合)達は集会場を造るという名目で、現在の石造りの建物群を驚くべき早さで再建することに成功、ヴィクトル・ユゴーが”世界で最も美しい広場”と、またジャン・コクトーが”豊饒なる劇場”と賞賛したことで知られる美しい広場となり、1998年にはユネスコの世界遺産に登録された。
表紙の写真はフランス軍の攻撃に耐えた市庁舎だが、15世紀に建てられたゴシック・フランボワイン様式の建物。斜めからの写真だと分かり難いのですが、左右非対称だそうだ。それにしても今日は日差しが強く、Tシャツ1枚で丁度良い陽気だった。
2024/03/08 一部修正
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
5/15
9:00 名残を惜しむように、今日はゆっくり出発。ブルージュよ、さようなら。 -
50分ほど高速道路を走って到着したのはゲント郊外の観光バス専用駐車場。この街も観光バスは旧市街進入禁止となっている。
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最初はこんな運河沿いの道を歩く。
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15分ほど歩いて、聖ヤコブ教会の前を通り過ぎる。以前はここまでバスで入れたそうだ。
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さらに15分ほど歩いてやっと鐘楼が見えてきた。ちなみに20年前はこの辺までバスで入れたそうだ。
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この鐘楼は1300年頃に建てられたもので、本来の目的は非常時に軍隊を招集する為のものだったらしい。なお、手前に隣接する建物は繊維ホールとのこと。
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鐘楼の西側にある教会は聖ニコラス教会。階段を歩いて、降りた場所に無料トイレあり。
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聖ニコラス教会は入場しなかったが、綺麗な教会だ。
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時間調整も兼ねて、TDさんからの提案で街角歩き。ゲントにも運河がたくさんある。
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運河の側道を歩く。右前方に見えてきたのは聖ミヒエル教会。
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この教会へも入場しなかったが、立派な教会だ。おそらくゲントのカトリック信者さん達から多額の寄付があったのだろう。
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そして今日の目的地のひとつ、聖バーフ大聖堂前にやってきた。逆光が残念。
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12世紀に建設が始まり、16世紀に完成した聖バーフ大聖堂には、数々の有名な作品が収蔵されている。これからそれを見に行くのだ。
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このカトリック教会も天井が高い。神様は高い所が好きだからね。
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豪華な説教台。
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祭壇。後ろに聖歌隊の部屋がありそう。
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ステンドグラス1
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東方三博士の礼拝かな。マリアの表情がいいね。
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奥の院に進む。
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「聖バーフの修道院入門」ペーテル・パウル・ルーベンス 1624
バーフということは、この大聖堂と関係があると思われるが、詳細は不明。 -
「神秘の子羊」フーベルト・ファン・エイクandヤン・ファン・エイク 1432 レプリカ中央部
この画は15世紀にフランドル地方のファン・エイク兄弟により作成された、複雑な構成で描かれた非常に大規模な多翼祭壇画。上の部分は左から聖母マリア、イエス・キリスト、洗礼者ヨハネ(異説あり)。下にはメインである「神秘の子羊」などが描かれている。 -
「神秘の子羊」フーベルト・ファン・エイクandヤン・ファン・エイク 1432 レプリカ一部拡大
聖母マリアの表情が良い。 -
「神秘の子羊」フーベルト・ファン・エイクandヤン・ファン・エイク 1432 レプリカ一部拡大
本当にヨハネなの? -
「神秘の子羊」フーベルト・ファン・エイクandヤン・ファン・エイク 1432 レプリカ左翼上部
左上はアダム、右は歌う天使達。 -
「神秘の子羊」フーベルト・ファン・エイクandヤン・ファン・エイク 1432 レプリカ右翼上部
右はイブ、隣は楽器を奏で歌う天使達。 -
「神秘の子羊」フーベルト・ファン・エイクandヤン・ファン・エイク 1432 レプリカ一部拡大
祭壇の上にいる羊の胸からは、下に置かれた聖杯に血が流れている。その廻りには天使達、左上の人々は男性殉教者、右上の人々は女性殉教者。左下の人々は異国・異教の徒、右下には12使徒や聖職者が描かれている。 -
「神秘の子羊」フーベルト・ファン・エイクandヤン・ファン・エイク 1432 レプリカ上部拡大
羊の上の鳩は聖霊を表し、その下の風景はゲントの街だそうだ。 -
扉を閉めると、また違う画が現れる。これは受胎告知だね。
この画のことはほとんど予備知識無しだったが、15世紀半ばに描かれた油絵としては細密で、それぞれの人物も丁寧に描かれており素晴らしい。なお、以上の画はすべてレプリカで、本物は撮影禁止。 -
ステンドグラス2
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ステンドグラス3
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ゲントの観光を終え、再び30分の街歩きを楽しんだ(苦しんだ?)後は高速道路を一路ブリュッセルへ。1時間ほど走ると前方にブリュッセルの街が見えてきた。
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大通りのバス専用駐車場でバスを降り、再びテクシー。
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インド人の団体を追い抜き、緩い坂道を下ると・・・・
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このミニ公園のような場所を右へ行き、すぐ左に曲がるとグラン・プラスなのだが、TDさん、先に小便小僧を見に行きますとのご託宣。
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こんな路地を遠回りして進むと・・・
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はい、”世界3大ガッカリ”と言われる小便小僧の像がある。
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確かに小さい。
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でも、大きければ良いというものでは無いので、これはこれで良いのでは。
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ちなみにチンチンの先っぽはホースでした。(^^;;
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「ボク、何も知らないもん・・・」ってか。
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グランプラス到着。最初に目に入ったのは”王の家”現在は市立博物館。
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次ぎに左側を見ると様々な形の建物がくっついて建っているがパン屋同業組合などギルド組合関係の建物。
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この建物も塗装職人同業組合など。
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イチオシ
屋根の飾り彫刻が良いね。
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ブラバン公爵の館。逆光が残念。
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イチオシ
再掲だが、一番大きな建物は市庁舎。それにしてもグラン・プラス、よくぞここまで修復・保存したものだ。
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広場で一旦解散、フリータイム時間は2時間。まずは有名なパッサージュ、ギャルリー・サン・チュベールへ。
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ノイハウス本店発見。でもチョコレートはブルージュで爆買い済みだったので、覗いただけ、
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そう言えば、お昼はフリーだったので、何かお腹に入れようと立ち寄ったのはTDさんお勧めのワッフル屋。注文したのは一番シンプルなプレーンワッフル。上にクリームやフルーツを載せたものを想像していたので、お味の方は微妙。さらに加えて女性店員さんの態度も、又、アジア人か・・・といった反応が見え見えで、感じ悪かった。
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やや不満の残ったワッフル屋を出て、王宮方面を目指す。これは芸術の丘から見た市庁舎の塔。
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Googleでチェックしていたマグリット美術館到着。ルネ・マグリットはベルギー現代美術を代表する作家で、画を描くときは常にスーツスタイルという風変わりな画家で有名。
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こちらは隣の王立美術館だが、両館のチケットはここで扱っている。予想通り空いていたので入ることを提案したが、カミさん、娘とも拒否! よほどさっきのワッフル屋が気に入らなかったみたいで、どこか静かなところで休みたいとのご託宣。
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ちなみに、こんな作風の作家さんです。
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仕方が無いので、王宮前にあるブリュッセル公園で休憩することにした。写真はベルギー王宮。
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公園で20分ほど休憩するとやっと機嫌も直ってきたみたいなので、静かな場所にあるカフェにでも入ろうと提案。今度はOK。
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知る人ぞ知るサブロン広場へ移動。こんな涼しげなカフェに着陸。
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頼んだのは・・・やはりビール! おつまみにオリーブがついてきたが美味しかった。
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ちなみにここは有名なチョコハウスが集まっている広場なのだが、前述のとおり購入済みだったので、眺めるだけ。
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集合時間15分前に再びグランプラスへ。今度は上手く撮れたブラバン公爵の館。
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市庁舎だが、確かに左右の長さが違う。
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屋根のてっぺんにはこんな像も。
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16:30 グランプラスに別れを告げ、15分ほど歩いてバスに乗り、一路ブリュッセル国際空港を目指す。写真は途中のラナバウトなのだが、交通量が一定の線を越えるとかえって信号機の方が良い場合もある。
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45分ほどで空港到着。バスから降り、スーツケースを転がして、ANAカウンターに荷物預け。(チェックインは夕べのうちにWEBチェックイン済み)、セキュリティー、イミグレをこなし、ゲートへ到着。この間、忙しかったので写真は無し。
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19:30 写真はゲートから見えたNH0232便。往路で乗った787よりすこし古いみたいだが、成田まで、よろしくお願いします。
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時間が余ったので、空港カフェで最後のベルギービール。TDさんから機内で夕食が出るのは24時ころですとの案内があったので、堅いパンに挟んだサンドイッチを食べたが、実際は水平飛行になってすぐに出た。
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21:10 ほぼ定刻でNH0232便はゲートを離れた。水平飛行になってすぐに夕食が配られる。往路と違って復路の座席は前の方だったので、和食をチョイスする。
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夕食後は耳栓、アイマスクを着用して眠り体勢に。時折目を覚ましながらも、疲れから結構眠れたが、気がつくとこんな所を飛んでいた。
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窓の外はすっかり昼間になっており、雲の合間からシベリアの大地が見えた。
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2度目の食事(朝食)はこんな感じ。お粥か、おじやのようなものが出た。
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NH0232便は日本海を横断し、新潟から日本上空へ入り、いわきで右折し、海岸線に沿って成田へ向かう。
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時間調整で鹿島灘上空を一周する。
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水の入った田圃がきれい。欧米人なら絶対感激する瞬間。
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第一滑走路に北側から進入。さくらの里が見える。
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何事も無かったようにNH0232便は第一滑走路に着陸。この後、車を預けたホテルでセルボに乗り換え、圏央道ー関越道ー上信越道をひた走り、21:00頃、無事帰宅。自分にお疲れ様。
エピローグ
今回、初めてオランダ・ベルギーの地を踏んだ感想は、街も、農地も、道路も、乗り物も、そして人々もみな綺麗で何か余裕を感じられたことです。とくに、オランダでは自転車道がおそらく世界一発達していますが、車の使用を減らして、大気を綺麗にしようという意思が感じられます。旅行記中に何度か触れましたが、旧市街地から観光バスを閉め出すことも、静かな街を取り戻したい、という狙いだと思います。飲食店を除いて、一般の小売店などは20時前にほとんど閉まってしまいますが、これもエネルギーを無駄に使用しないことと、人の労働する時間を減らすことを本気で考えてのことでしょう。がむしゃらに働くことや、何でも世界一を目指すことが美徳とされた時代は終わりつつあることを感じさせた旅となりました。
これで、「2018年 オランダ・ベルギー旅行記7:ゲント&ブルュッセル」及び2018オランダ・ベルギー旅行記は終了です。最後まで、ご覧いただきありがとうございます。もし、全巻ご覧いただいた方には最大のダンクユ・ヴェルを差し上げます。
2024/03/08 一部修正 -
OMAKE1
今回の旅行で購入したお土産品の一部です。 -
OMAKE2
美術館等で購入したマグカップと、ハチミツ、ジャム等。 -
OMAKE3
主としてブルージュで購入したチョコレート各種。 -
OMAKE4
ブルージュのスーパーで購入したクノールスープなど。 -
OMAKE5
ブルージュのビール屋とスーパーで購入したベルギービールとワインです。左からドイツワイン、ボルドーワイン、ベルギービール各種です。 -
OMAKE LAST
一番右側のはカミさんが大好きなエルキュール・ポアロのラベルで選びました。STOUTとあるくらいですから、おいしい黒ビールでした。
おしまい。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- aoitomoさん 2018/06/04 14:21:25
- 旅行記お疲れさまでした~
- chiaki-kさん こんにちは~
『ゲント』
聖バーフ大聖堂の祭壇画『神秘の子羊』も観れたのですね。
本物と同時にレプリカもあるのですか?
本物は撮影禁止でもレプリカがあり撮影できるのは助かります。
『ブリュッセル』
小便小僧、世界3大ガッカリとは言え見れるのは素晴らしいことです。
グランプラスも世界遺産ですから国を挙げて維持修復に努めているのでしょうね。
最高の天気でラッキーです。
しかしワッフル屋の店員のせいでマグリット美術館行けなくなりましたね~
奥様と娘さんのご機嫌で方向修正、私と一緒です。(爆)
旅の後半疲れも出ますから公園休憩カフェ休憩正解です。
あれもこれもと動きたいのはchiaki-kさんだけ?!
だとしたら、それも私と一緒です。(爆)
近頃は、観光客観光バスも増えて旧市街の観光スポットから離れた場所から徒歩で移動いうのが増えてますね。
イタリアに旅行した時もそうでした。
往復の移動だけに時間もとられ、その分観光時間も削られてしまい、辛いところです。
無事に旅行も楽しめて何よりです。
旅行記お疲れさまでした~
aoitomo
- chiaki-kさん からの返信 2018/06/05 20:43:26
- もう一回旅行をした気分です
- ・
aoitomoさん、こんばんは。いつもありがとうございます。
> 本物と同時にレプリカもあるのですか?
本物の手前の別室に1/4サイズの複製のものが置いてあり、
ガイドさんがそれを見ながら解説したり、観光客が写真を
撮ったりできるようになっていました。
本物は照明を落とした部屋にあり、係員が張り付いて写真
撮影をしたり、大きな声で話す人に注意していましたが、
想像以上に大きなサイズの画で、見応えがありました。
> グランプラスも世界遺産ですから国を挙げて維持修復に
努めているのでしょうね。
その通りです。まあ、リッチな国だから出来ることですね。
> 奥様と娘さんのご機嫌で方向修正、私と一緒です。(爆)
お仲間がいて心強いです。
> あれもこれもと動きたいのはchiaki-kさんだけ?!
> だとしたら、それも私と一緒です。(爆)
これまた、その通りです。
カミさんは絶対やりませんが、ツアー一人参加は荷物や
列車の時間を気にせず、観光や写真撮影に集中できるので、
結構好きな旅行形態だったりします。
> 無事に旅行も楽しめて何よりです。
> 旅行記お疲れさまでした?
カミさんにはさんざんイヤミを言われながら、いつも
旅行記を作成していますが、私としては、もう一度旅行
をしたような、お得な気分になります。
そして、aoitomoさんをはじめ、多くの皆様からの暖かい
コメントを頂戴するたびに、また、何処かへ出かけて
旅行記をUPしようと企むのが、とても楽しいです。
では、また。
chiaki-k
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