【乗車メモ】 都電荒川線

2018/05/14 - 2018/05/14

都内に出掛けた機会に 都電荒川線の様子を覗く。
西端の早稲田から 東端の三ノ輪橋に向かいながら、
己のペースで 目に付いた様子を拾う。

都電の乗り心地は、他域の路面電車に比べ、ヘビー。
早稲田から 大塚駅前 辺りまでの 西ゾーンは、
微妙な勾配＆蛇行が続くので、車内が結構 揺れる。
三ノ輪橋から 王子駅前 辺りまでの 東ゾーンは、
平日の昼でも 車内が混むので、降車時が大変。

エリア 王子・十条(東京)

スタートは 西端の早稲田電停
東西線の早稲田から 結構 歩いて 探した末、
新目白通りの真ん中に浮かぶような姿を発見。

単線の両脇を乗車用と降車用のホームで挟むスタイル。

早稲田を出て、面影橋に向かう区間は、
上下 各２車線の新目白通りに挟まれたセンターリザベーション。
阪堺の大道筋の縮小版みたい。

早稲田を出て最初の電停、面影橋。

電停名でもある「面影橋」の由来についての案内書、
諸説あるようで これだという結論を示していない。

でも、近くに架かる この橋が「面影橋」であることは 事実

面影橋 ～ 学習院、右へ曲がりながら、新目白通りから外れる。
車道＆歩道を横切る箇所は 警笛が鳴るだけで遮断機はない。

曲がった先の視界の奥には サンシャイン。
池袋方面へ向かい、鉄橋を渡る。

鉄橋の名は 「高戸橋」

学習院下（早稲田方面の）電停と 軌道脇の花壇

都電と併走する明治通りに アーチ橋が架かっている。
脇から上ってみる。

橋の名称は 「地登世橋」。
上：目白通り、下：明治通り、一般道路同士の立体交差とは珍しい。

隣に架かる千登世小橋から都電を見下ろす。（早稲田方面）
昔の名古屋の お堀電車を思い出すビジュアル。

大塚駅前に接近するゾーンは クランク続き。
キーキー音を立てながら、最徐行で進む。

クネクネ進んで 着いた先の大塚駅前電停は
山手線のガード下に組み込まれている。

飛鳥山を出て、隣の王子駅前までが
都電で唯一の併用軌道区間。

飛鳥山を出て、道路に進入して すぐ信号があるので、
僅かに前進しただけで 道交法に従い、停止

道路進入直後の信号待ちを別角度で

信号が変わって、交差点を通過したら、
王子に向かう右カーブの坂道を下りる。

下りカーブを別角度から。
低速度で慎重に下りる。

逆に 上るときは パワー全開。

長いカーブの坂道を下りたら、王子駅のJR群のガードをくぐって、
王子駅前へ右折進入。専用軌道に戻る。

右折進入の様子を 王子駅前の電停から。
この電停は ホームが長いな～。

王子のガード群を飛鳥山公園から見下ろす。
秋田新幹線を連結した東北新幹線が通過。

荒川車庫前 電停。　ここで乗務員が交代する。
三ノ輪橋方面のホームは この降車用と 向こうの乗車用に分かれる。

降車用ホームと乗車用ホームの間に 左側への分岐がある。

左側分岐先の車庫。

車庫脇の「都電思い出広場」なるスポット。
昭和感が にじみ出る旧車両が２体置かれる。

小台電停から 隣の宮ノ前までの僅かな区間は センターポール。

小台～宮ノ前は かつては併用軌道だったという。
現況は 縁石＆低い柵で仕切っただけの専用軌道。
小池さん・・・ここだけでも、緑化軌道にしたら？

（終点の二つ前）荒川区役所前電停では
前方にスカイツリーが姿を現す。

終点（東端）三ノ輪橋に到着

ここ降車ホームで乗客を降ろした後、向こうの乗車ホームへ

この乗車率だから、乗車用と降車用を分けておいて 正解。

東側の商店街から 三ノ輪橋電停への進入路。

商店街を抜けたら 緑のアーチ門をくぐって 電停へ。

そのアーチ門付近に置かれた日比谷線への乗換案内。
この雑さ（平凡さ）が たまらんね。

こっちは 案内図調で さっきの看板より やや親切。

三ノ輪橋の乗車口手前を飾る 昭和仕様のブリキ看板。

今どき、地方の昔ながらの雑貨屋の壁面にしか見られないよな～。

「何かと 味のある電停だな～」と思いきや・・・　
　三ノ輪橋電停は 「関東の駅百選」に名を連ねる。

（以上、駆け足で巡ってみた。）